最新更新日:2024/04/26
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

大人になるための勉強 敬語について

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 今日の集会では,大人になるための勉強の一つとして,敬語について話をしました。

 今日は衣替え完了の日。全員が冬服で登校しました。こんなところにも季節の移ろいを感じます。これから寒くなっていきますが,風邪などひかないよう,体調には十分気をつけて欲しいものです。
 さて,中学校時代は,大人になるための勉強の期間です。教科の授業や各種行事,様々な体験,友達や先生たちとのふれ合いなどを通して大人になるための勉強をします。具体的にはどのような内容なのでしょうか。そこで,3年生6名に聞いてみました。
 人とのコミュニケーションや関わり方,社会に出てからきちんと働けるように,等々。こういったことを答えてくれました。さすがに3年生です。なるほど,と思わせてくれる内容ばかりでした。
 私の考える大人になるための勉強もいろいろあります。3年生が答えてくれたことと随分関係が深いのですが,ちょっと視点を変えて・・・。それは,「敬語」です。敬語については,国語の授業で学習しますが,既に授業で行ったかを聞いてみたところ,2・3年生がさっと手を挙げてくれました。1年生以外は知っていることかも知れませんが,改めて敬語について話をしました。
 敬語には3種類あります。「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」です。
 「丁寧語」とは,丁寧に言う言葉遣いです。中学生だ→中学生です
 「尊敬語」とは,相手を高めて言う言葉遣いです。食べる→召し上がる
 「謙譲語」とは,自分を下げて言う言葉遣いです。食べる→いただく
 敬語を,時と場所,相手を考えて使いこなすのはなかなか難しいものです。丁寧語なら割合簡単にできそうですが,尊敬語と謙譲語については,使い方を間違えている人を時々見かけます。よくある間違いが,「いただく」の使い方。これは謙譲語なのですが,尊敬語として使ってしまう場合です。相手に対して,「このお菓子をいただいてください」といった使い方。正しくは,「このお菓子を召し上がってください」ですね。
 敬語は表現です。相手を敬い,思いやる気持ちの表現です。大人でも敬語を使えない人,使おうとさえしない人がいます。そういった人を見ると,大人として「?」が付いてしまいます。もう子どもじゃないんだから,と思ってしまいます。一方,実に流暢で自然に敬語を使いこなしている人がいます。素晴らしいと思うと同時に,かっこいいとさえ思います。日本語の美しさも感じます。その人の品格がにじみ出るようです。私も是非使いこなしたいと思うのですが,なかなか難しいのが現実です。
 敬語も,親しい友人との会話やくだけた雰囲気の中で使いすぎると,かえって嫌みになったりよそよそしくなったりします。やはり,時と場所,相手を考えて使うべきでしょう。それが使いこなすということです。ネットで「敬語」を調べてみると,いろいろな情報が出てきます。授業での内容はもちろん,こんな方法でも敬語について知識を深め,敬語を使いこなせる素敵な大人になってください。
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学校行事
4/1 学年末休業日 6日まで
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瀬戸市立品野中学校
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