最新更新日:2024/04/26
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瀬戸のすべての子どもたちが「瀬戸で学んでよかった」 瀬戸のすべての親たちが「我が子を瀬戸で育ててよかった」 瀬戸のすべての市民が「瀬戸で生きてよかった」

全校集会

9月9日(月),台風15号の影響が心配されていましたが,よく晴れた残暑の厳しい日になりました。

朝,今学期,最初の全校集会を開きました。

はじめに,8月下旬に行われたソフトテニスの大会で入賞した生徒の伝達表彰をしました。ともに1年生の部で3位に入賞した,S・Y君とY・K君,I・TさんとY・Kさんのペアです。

校長講話では,今週末に開催されるせともの祭にちなんで,陶器と磁器の茶碗を見せながら,次のような話をしました。

「『せともの祭』は,『加藤民吉』という人をまつる窯神神社のお祭りを起源にしています。窯神神社のお祭りに合わせて,せともののバーゲンセールをやったところ,大人気になりました。その後,窯神神社のお祭りにせともの市が定着し,『せともの祭』と呼ばれるようになりました。

加藤民吉という人がどんなことをした人か,知っていますか。瀬戸のせともの作りを盛んにした人です。

せとものは大きく分けると,『陶器』と『磁器』に分けられます。磁器は陶器よりも薄くて丈夫で白く,鮮やかで繊細な絵をつけることができます。瀬戸では伝統的に陶器を作ってきたのですが,磁器が九州で作られるようになると,瀬戸の焼き物作りが衰退していきました。江戸時代のことです。瀬戸でも磁器を作ろうとしたのでが,どうしても九州のような磁器を作ることができませんでした。そのため,九州に行って,その技法を学んでくるしかありませんでした。そこで,九州に出かけて磁器の作り方を学んできたのが,加藤民吉という人です。

民吉は,九州から持ち帰った磁器の作り方の技術を瀬戸で広め,瀬戸の焼き物作りを再び盛んにしました。せともの祭は,のちに『磁祖』としてあがめられるようになった民吉をたたえるお祭りです。せともの祭に多くの人が出かけると思いますが,そういうことも知っておいてください」

校長講話のあと,各委員会からの連絡がありました。生徒会からは,エコキャップの回収運動を行うという話がありました。詳しくは,改めてお伝えします。
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