最新更新日:2024/09/24 | |
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大臣からのメッセージ
今回の大震災に関して,総理大臣と文部科学省の大臣から,全国の小中学生と高校生に向けてメッセージが発信されました。
昨日11日の集会では,そのメッセージを読み上げました。その内容を要約すると・・・。 災害にあわなかった地域の皆さんには,避難してきた仲間たちを温かく迎えて欲しい。また,日本をどのように立て直していくのかを考えたい。 東北が生んだ宮沢賢治は,東北地方の農民を少しでも幸せにしようと考え,一生を捧げた。「銀河鉄道の夜」にはこんな言葉がある。「僕,もうあんな暗(やみ)の中だってこわくない。きっとみんなほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでも僕たち一緒に進んでいこう」 賢治の言う「ほんとうのさいわい」とは何か。この大きな災害と混乱の中で考えて欲しい。そして,それを目指して一緒に進んでいって欲しい。その先にはもっと素晴らしい日本の姿があるはず。 原発の事故に対して,危険をかえりみずに立ち向かう消防士などの人たちの姿や,被災地で救命活動にあたった医療関係者などの人たちの姿を忘れないで欲しい。そして,皆さんも,もっともっと身体を鍛え,判断力を養い,優しい心を育んで,他人のために働ける人になって欲しい。 日本の未来は皆さんの双肩にかかっている。 このメッセージを読んだ後,生徒には,中学生としてやるべきことをきちんとやることが,被災地の人たちの支援につながり,ひいては日本の復興につながるということを話しました。 現在,被災地では,少しずつですが復興に向けて動き始めています。しかし,元の生活を取り戻すには,何年もかかると思います。また,原発の事故による今後の影響も懸念されます。日本の物作りも大きな打撃を受けています。これは被災地だけの問題ではなく,日本全体の問題です。だからこそ,生徒たちが,今を一生懸命生き,中学生としてやるべきことをきちんとやり,将来立派な大人として,社会人として成長することが,日本の復興につながると思います。 入学式・始業式
昨日7日は,入学式と始業式を行いました。
入学式の式辞では,新1年生の中学校生活の始まりに当たり,「心を鍛えよう,育てよう」と呼びかけました。これは,私が日頃から,中学生には是非とも心がけて欲しいと思っていることです。 また,始業式の式辞では,「心を鍛えよう,育てよう」と併せて,「自分の周りの人同士で,互いにいいところを見つけ,伝えよう」と呼びかけました。始業式で述べた式辞の要約を次に載せさせていただきます。 2年生,3年生の皆さん,初めまして。1年生の皆さん,品野中学校にようこそ。 私は,4月1日に品野中学校にきましたが,皆さんに会えるのを,心待ちにしていました。先ほどからの皆さんの様子を見ていますと,暖かく,落ち着いた雰囲気で,しかも,話を聞くときはしっかりと相手の方を見て,真剣な態度であり,素晴らしい,の一言です。 皆さんもよく知っているように,今からおよそ1ヶ月前,3月11日に,東北地方を中心に大きな災害が起こりました。テレビや新聞などで,地震や津波の様子,被災された地域の様子などが報道されていますが,その大変さには目を覆うばかりです。戦後最大の危機と言われていますが,まさにその通りだと思います。お亡くなりになった方々には,心からのお悔やみを申し上げたい。そして,被災された方々には,一日も早い復興と,平和で落ち着いた日常を取り戻していただきたいと願わずにいられません。 私たちに今できることは何か,それを考え,実行したいものです。 さて,今日から新しい学年が始まりました。1年生は中学校生活のスタートです。そこで,皆さんに心がけて欲しいことを二つお話ししたいと思います。 一つは,入学式でお話ししたことで,1年生の皆さんはすでに聞いていることですが,それは,心を鍛え,育てて欲しいということです。多少苦しいことがあっても,頑張ってやり抜く。また,善悪の判断をきちんとし,悪いことは絶対にしないという強い心。美しいものや自然のすばらしさに感動する,感性豊かな心。人を思いやる優しい心。このような心を,鍛え,育てて欲しい。例えば,心の弱い人は,つい誘惑に負けて,安易な方に流れたり悪いことをしてしまったりするように,人が行動したり話をしたりするときに,その基になるものが,その人の心です。ですから,人が成長するということは,心が成長するということなのです。だからこそ,心を鍛え,育てて欲しいと願うのです。品野中学校での授業や部活動,行事などのいろいろな活動を通して,是非とも心を成長させていってください。 それからもう一つは,自分の周りの人や友達同士で,互いにいいところを見つけ,伝えて欲しいということです。人は他人の欠点にはよく気がつくものです。しかし,よい面にはなかなか気がつかないことが多いと思います。ですから,よいところを探すつもりで周りの人や友達と接して欲しいと思います。このことは,よりよい人間関係を作ることにつながります。さらに,学級や学年のきずなを広げたり深めたりすることにもつながります。 以上,心を鍛え,育てて欲しい,ということと,自分の周りの人や友達同士で,互いにいいところを見つけ,伝えて欲しいということ,この二つを心がけて学校生活を送ってください。 最後になりましたが,昨日は,3年生の皆さんが,入学式の準備で,春休みにもかかわらず学校に来て準備を一生懸命やってくれました。おかげでとても素晴らしい入学式を行うことができました。本当にありがとう。1年生の皆さんは,3年生も2年生も含めて,こんなにいい先輩たちがいることも心にとめておいてください。 はじめまして
はじめまして
この春の異動で,春日井市立高蔵寺中学校から品野中学校に参りました,八槇直幸です。珍しい名字なので,なかなか読んでもらえないのですが,「やまき なおゆき」と申します。 私は,元々は生まれも育ちも瀬戸で,中学校は祖東中学校に通っていました。春日井でお世話になる前は,瀬戸での教員生活が長く,久しぶりに古巣に戻った感じがしています。 本日,着任式があり,自己紹介を生徒たちにしました。「やまき」というと,「山木」と書くと思われることがとても多いのですが,「やま」「き」ではなく,「や」「まき」と分けて書くと言いました。そして,「や」は漢数字の「八」,「まき」は槇の木の「槇」,あるいは歌手の「槇原敬之」や元ジャイアンツの「槇原」投手の「槇」であると自己紹介しました。しかし,生徒たちにはピンとこなかったようです。考えてみれば,今の中学生は,嵐やAKB48の世代です。よくわからないのも当然だと,改めて世代の違いを実感しました。 本日行った始業式の式辞の冒頭で,生徒たちには話しましたが,生徒たちの雰囲気が実にいい。笑顔が多くみられ,暖かく,落ち着いた雰囲気でした。しかも,話を聞くときはしっかりと相手の方を見て,真剣な態度です。ゴソゴソ動く生徒は一人もいませんでした。こんな品野中の生徒を見て,彼らのことが大好きになりました。これから始まる1年に,どのような素晴らしい姿を見せてくれるのか,大きな期待を寄せています。 この1年,精一杯がんばりますので,どうぞよろしくお願いします。 |
瀬戸市立品野中学校
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