最新更新日:2024/09/25 | |
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おはようございます朝食はバイキング。しっかり食べて、今日も元気に活動してほしいと思っています。 無事乗車今日は少し霞んでいます。富士山は見えるでしょうか。 もうすぐ出発コミュニケーションこれから私が言うことを心の中でかいてみてください。 「山をかいてください」「木をかいてください」「月をかいてください」 どのような反応をしたのか聞いてみたところ,何をしたらいいのか分からなかった生徒が1名,山,木,月という文字を書いた生徒が3分の2,山,木,月の絵を書いた生徒が3分の1でした。 一つの指示に対して,いろんな反応がありました。私が何を書いて欲しかったのかはさておき,このように,相手も分かっているものと思っていても,必ずしもそうとは限りません。みなさんもこれまでに,自分はそんなつもりではなかったのにと,何となく人間関係がギクシャクした経験があるのではないでしょうか。 「以心伝心」という四字熟語があります。心をもって心を伝える。文字や言葉を使わなくても,お互いの心と心で通じ合う,といった意味です。日本ではこれが美徳とされることがあります。確かに,言葉を交わさなくても,お互いの心が通じ合うのは素晴らしいことです。しかし,周りにいるのは,心が通じ合っている人ばかりではありません。自分が何を考えているのか,相手は何を考えているのか,しっかりコミュニケーションをとることが大切です。 伝える側として,まずは「正しく伝わりにくい」ということを念頭に置くことです。また,自分の伝えたい内容が,曖昧でなく,明確に表現できているかということが大切です。始めの「山をかいてください」といった指示も,文字をかくのか絵をかくのか曖昧です。そして,伝える側の日頃の言動が影響することもあります。オオカミ少年では,誰も真剣に耳を傾けようとはしません。 受け取る側にも気をつけたい点があります。曖昧な表現に対しては,何が伝えたいのか,やはりきちんと聞き直すことが大切です。曖昧なままでは正しく伝わってきません。また,受け取る側の態度にも気をつけたいです。相手が一生懸命伝えようとしているのに,そっぽを向いたり,何の反応も示さなかったりするようでは,伝わるものも伝わらなくなってしまいます。 コミュニケーションは,人が生きていく上で,なくてはならないものの一つです。多くの企業が,新入社員にコミュニケーション能力を求めていることからも,その大切さが分かります。 時には,日頃の何気ない会話の中でも,コミュニケーションについて考えてみてください。 朝の登校そんな中を、生徒たちは今日も元気に登校してきます。 木漏れ日見ると、そのときの太陽の形をしています。こんなところにも自然現象の不思議を感じます。 1枚の紙は薄っぺらなものだが・・・ここに数百枚の紙があります。何枚ぐらいあるでしょうか。 このような問いかけで,今日の集会講話を始めました。 紙を提示した後,演台の陰で1枚を抜き,再度提示して,紙の枚数がどうなったのかを聞きました。数百枚の中から1枚抜いても,紙が減ったことは当然分かりません。 このように,紙を1枚抜いた程度では,紙が減ったことは分かりません。しかし,1日に1枚抜き,それを毎日繰り返していくと,やがて紙が減っていることに気が付きます。逆に,紙を1枚増やしたぐらいでは,その違いは分かりません。減らしたときと同じように,1日に1枚増やしていくと,やがて紙が増えていることに気が付きます。 人の怠けや努力もそれとよく似ています。1日のほんのわずかな怠けや努力が,結果として目に見えることはありません。しかし,それが毎日繰り返されると,違いが結果として現れたり自分や周りがその変化に気が付いたりします。 さて,1年生も,部活動に正式に入部し,本格的に部活動がスタートしました。そこで,まずは運動部の人たちに言いたいことは,「勝負にこだわって欲しい」ということです。大会で勝って欲しい,ということです。勝負にこだわるということは,みんなで勝利を目指し,勝つためのあらゆる努力をするということです。もちろん,その種目を行うこと自体を楽しむのも大切ですが,勝利を目指すことによって,目標がより具体的で明確になります。そして,努力すべき中身がはっきりし,努力の質が変わります。 文化部の人たちには,まずは自分の納得のいく作品を創って欲しいと思います。そして,是非とも,コンクールなどに応募し,入選して欲しいと思っています。これは,運動部で言う「勝負にこだわる」と同様のことです。 世の中には,努力もせず,結果だけにこだわる人がいます。努力しない人に限って,結果だけを気にする傾向が強いような気もします。生徒の皆さんには,運動部,文化部を問わず,結果にこだわるのではなく,勝負にこだわって欲しいと思います。 日々の怠けや努力は,紙1枚のように,ほんの薄っぺらなものかも知れません。今日1日ぐらい怠けても,あるいは少しぐらい努力したところで何も変わらない,と思うかも知れません。しかし,これが繰り返され,積み重なることによって,大きな変化となり,結果として現れてきます。 今後の皆さんの頑張りに期待しています。 一つの方向
今日の集会では,まずはじめに各クラスの室長さんに,自分のクラスの学級目標を発表してもらいました。
11組 「最後まで あきらめず 清く 正しく 美しく がんばる」 12組 「何事にも感謝! チャレンジ」 13組 「30/30=燦組(さんくみ) 〜何事にも全力!〜」 A組 「元気よく」 21組 「ソーラーパネル」 22組 「雑草魂」 23組 「一番星」 31組 「風林火山」 32組 「鍵 〜仲間とひらく輝く扉〜」 33組 「絆 インフィニティ 〜共に未来を切り開く〜」 それぞれのクラスの思いが込められた素晴らしい目標を決めてくれました。しかし,学級目標は,ただ決めるだけでは意味がありません。各自が,目標とするようなクラスになるようにしていくことが大切です。 例えば,大きな物を4人で運ぶ場面を考えてみましょう。その大きな物に4本のロープを結び,4人がそれぞれロープを引っ張って動かします。このとき,ある人は東の方向に,ある人は西の方向に,南に,北に,といったように,バラバラの方向に引っ張っても動きません。そこで「東の方向に運ぼう」と,4人が同じ方向に引っ張れば,その大きな物は東に動いていきます。この「東の方向に運ぼう」というものが,学級目標にあたります。ですから,この例のように,クラスの人がバラバラの方向を目指しても,学級目標のようなクラスにはなりません。クラスの全員が,学級目標という同じ目標を目指すことによって,その目標を実現することができるのです。 実は今年度,我々教員も,一つのことをみんなでやっていこうと決めました。それは,「授業に話し合いを取り入れる」ということです。話し合いの中には「教え合い」も含まれます。これは,すでに何人かの教員で取り組んでいたのですが,今年度はそれを全員でやっていこうということです。みんなで取り組むことによって,より効果を上げようと考えました。ここで言う効果,つまり目的は,品中生の学力やコミュニケーション能力を高めることです。 話し合いは,まさに言葉によるコミュニケーションです。授業に話し合いを取り入れ,コミュニケーションの機会を増やし,その能力を高めていこうということです。そして,話し合いを通して,「そういう考え方もあるのか」「意見としては分かるが,自分は違うな」「よし分かった」といった経験を積み重ね,考えを深めたり広げたりしながら学力を高めていって欲しいと思っています。 昨年度も,何度か品野中のいろいろな先生が授業を見にみえたと思いますが,今年度は,さらにその機会が増えます。互いに授業を見合い,互いに授業を高めていこうと考えています。生徒の皆さんは,先生方がみえたからといって,特に意識する必要はありません。普段通り,一生懸命授業に集中すればいいです。 一つの方向に向かってみんなで力を合わせる。これは,集団で何かを成し遂げたり集団の力を高めたりする場合,とても大切な態度です。これは,生徒の皆さんが将来を見すえたときにも,是非とも身につけておきたい態度です。我々教員も,よりよい授業を目指して頑張りますので,生徒の皆さんも,学級目標の実現を目指して頑張って欲しいと思います。 |
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