最新更新日:2024/09/25 | |
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マラソン大会試走
マラソン大会まであと5日となりました。
今日の放課後,希望者によるマラソン大会の試走をおこないました。主に,部活を引退して運動量が落ちている3年生を対象にしています。一部の部活動も参加しました。 下校後,国道でランニングしているジャージ姿の品中生を見かけます。長距離を走ることは難儀なことですが,ぜひ困難を乗り越えたうれしさを味わってほしいと思います。本番を迎えるまで,そして本番で,精一杯のがんばりを期待しています。 まるっとフェスタ・作品展 出品作品
11月中旬に文化センターと瀬戸蔵で開催された,「まるっとせとっ子フェスタ」の陶芸展,美術展,技術・家庭科展に出品された作品が学校に返却され,現在,職員室前の廊下に展示してあります。
今週末のPTA料理教室や来週の個人懇談会で学校にお越しになる際に,ぜひご覧ください。 スクールセミナー
12月5日(木),「スクールセミナー」を実施しました。瀬戸市内の各小中学校で隔年でおこなわれている教職員の授業のための研修です。
5時間目,M教諭の2年生の理科の授業を全教職員で参観しました。校外から,瀬戸市教委の先生と他の中学校の先生が助言者として参加してもらいました。学区の小学校の先生も参加されました。 理科の授業は,本校で昨年度から進めてきた「学び合い」の授業でした。 班隊形で教科書をもとに重要語句をまとめたあと,発展的な課題に取り組みました。その後,机を「コの字」にして,全体で話し合いをしました。 授業後,会議室で,参観した授業について,そして本校で進めている学び合いについて,協議をしました。 学び合いにかかる時間をどのように生み出すか,生徒に提示する課題をどのように設定するか,評価をどのようにするかなどを話し合いました。 ラジオサンキュー 出演
12月4日(水),地元FM局「ラジオサンキュー」に出演しました。
15時50分から16時までの「学校大好き」という番組です。3年の生徒8名が出演しました。取材は校長室でおこないました。 取材の内容は,来週おこなう校内マラソン大会にかける意気込みを聞くというものです。 「部活動が夏に終わって体力が落ちているけど,一生懸命走りたいです」 「昼の放課や下校後,しっかり練習をして本番を迎えたいです」 「去年の順位よりは少しでも上げたいと思います」 などとこたえていました。 どの生徒もとても上手に受けこたえをしていて,ラジオ局の人たちも感心してみえました。12月7日(土)の10時00分から再放送があります。 庭木の剪定
今日は朝から,瀬戸市のシルバー人材センターの方8名に来ていただき,校内にある庭木の剪定をしていただいています。毎年,晩秋のこの時期,センターの方に剪定をしていただいています。あさっての金曜日にも来ていただきます。
おかげで,クロマツもタマツゲも見違えるようにきれいになりました。新年が近づいてきたなあと感じます。 読書週間
11月29日(金)から12月13日(金)までの2週間を,本に親しむ期間としています。始業前の8時15分から35分までの20分間,学級で読書をしています。生徒それぞれが選んだ本を静かに読んでいます。
家庭でも,この機会にテレビやゲームなどに使っている時間を読書にあて,読書の楽しさを味わってほしいと思います。 Sテスト(3年)
今日は,3年生が,瀬戸市内全中学校で実施している「瀬戸学力検査」を実施しています。「瀬戸」の頭文字をとって,通称「Sテスト」とよばれています。
公立高校の入学試験にあわせて,国・数・社・理・英の順で,1時間目から5時間目まで行われます。 中学校入学以来学習した内容が出題範囲になっているので,中学校で身につけた実力が試されます。 この結果は,今学期末以降の進路決定の際の資料の1つになります。実力を出し切ってほしいと思います。 行く秋
舎窓から望む三国山やそれにつながる品野の山々です。
もう12月。品野に冬が訪れつつあります。 山の木々,品野中の校庭の木々が,「最後の輝き」を見せてくれています。 大きなかぶ皆さんは「大きなかぶ」という物語を知っていますか? 次のようなお話です。 おじいさんは甘くて大きなかぶを作ろうと畑に種を蒔いて育てました。そうすると,一株の大きな大きなかぶができました。「うんとこしょ,どっこいしょ」 おじいさんはかぶを収穫しようとしましたが,大きすぎて一人では抜くことができません。そこでおじいさんはおばあさんを呼んできて,手伝ってもらうことにしました。「うんとこしょ,どっこいしょ」 かぶをおじいさんが引っぱって,おじいさんをおばあさんが引っぱって,それでもかぶは抜けません。そこでおばあさんは孫娘を呼んできて,手伝ってもらうことにしました。「うんとこしょ,どっこいしょ」 それでもかぶは抜けません。そこで孫娘はいぬを呼んできて,いぬはねこを呼んできて,手伝ってもらうことにしました。「うんとこしょ,どっこいしょ」「うんとこしょ,どっこいしょ」 かぶをおじいさんが,おじいさんをおばあさんが,おばあさんを孫娘が,孫娘をいぬが,いぬをねこが後ろから引っぱって,一列になって抜こうとしますが,それでもかぶは抜けません。それでいよいよ最後にはねこがねずみを呼んできて,手伝ってもらうことにしました。「うんとこしょ,どっこいしょ,うんとこしょ,どっこいしょ」 そうしてようやくかぶを抜くことができました。【Wikipediaより】 このお話から,皆さんは,どのようなことを感じますか? 一人ではとても難しいことでも,みんなで協力することによって成し遂げることができる。こんなことを思った人も多いのではないでしょうか。確かにその通りです。ただ,もう少し深く考えて,登場する人や動物に注目してみましょう。ここに出てくるのは,おじいさん,おばあさん,孫娘,いぬ,ねこ,そしてねずみ,です。これらの人や動物の中には,例えばお父さんやゾウ,といった力の強い者は出てきません。みな力の弱い者ばかりです。さらに,いぬとねこは,仲が良くないと言われています。また,ねことねずみも,仲が良くないどころか,ねずみがねこの餌になってしまうこともあります。 このように,非力で普段は仲が良くない者同士でも,力を合わせることで,何かを成し遂げることができるのです。 さて,今週は人権週間です。「人権」とは,人が幸せに安心して生活する,幸せになる権利のことで,誰もが持っており,誰もそれを侵してはなりません。また,「人権」には,優劣や軽重もありません。どの人にも同じように「人権」があります。 ところで皆さんは学校生活において人権は守られていますか? 誰かに,あるいは集団で,暴力を受けたり嫌なことをされたり言われたり,無視されたり,そんなことはありませんか? もしもそんなことがあるようなら,「人権」が守られているとは決して言えません。安心して学校生活を送ることはできません。誰もが安心して学校生活を送るには,もちろん,一人一人が気をつけなければなりませんが,学校や学年,学級の雰囲気,風土といったものが大切です。その雰囲気とは,「大きなかぶ」の物語のように,普段は仲が良くないかも知れない者同士が,互いに認め合い,力を合わせて協力しようとする,そういった雰囲気です。 私は,これまでの皆さんの様子を見ていると,品野中にはこのような雰囲気はあるのではないか,と思っています。しかし,常にあるかというと,少し疑問に思うこともあります。皆さんはどう思いますか。人権週間のこの機会に,是非考えてみてください。 マラソン大会に向けて
12月12日(木)の2・3時間目に,校内マラソン大会を開催します。今年で53回目となる伝統行事です。広之田・北丘方面の道路を走ります。男子は4.3km,女子は3.2kmを走ります。
本校の北側を通る道が濡れている時滑りやすいということで,昨年,コースの見直しをしました。北丘からもう一度広之田に戻り,国号248号を南下するコースになりました。距離は,過去の距離と同じになるように,校内の運動場を走る距離で調整します。 12月12日に向けて,期末テスト明けから,体育の授業で長距離走の練習が始まりました。昼の放課も自主的に運動場を走る生徒が多くなってきました。 今日は,岩巣山・三国山のきれいな景色をバックに,気持ちのよい汗をかきました。 12月・1月の行事予定
〔12月〕
2日(月)人権週間開始 1年救命講習 3日(火)3年Sテスト 4日(水)マラソン大会事前検診 5日(木)スクールセミナー *午後部活なし 6日(金)A組スポーツ交流会 9日(月)進路指導委員会 2年「マナー講座」 10日(火)保育実習(3年1組) 11日(水)〜13日(木)個人懇談 12日(木)マラソン大会 13日(金)マラソン大会予備日 16日(月)委員会 17日(火)大掃除 教室ワックスがけ 18日(水)廊下・階段ワックスがけ 19日(木)給食最終 20日(金)終業式 24日(月)冬季休業開始 *1月6日(月)まで 27日(金)仕事納め 〔1月〕 6日(月)仕事始め 7日(火)始業式 8日(水)給食開始 9日(木)避難訓練(火災) 15日(水)〜17日(金)3年学年末テスト 15日(水)1・2年学力テスト 20日(月)委員会 26日(日)A組卒業生と語る会 27日(月)A組代日休業日 進路指導委員会 29日(水)〜31日(金)2年職場体験 3年個人懇談 ※年末は12月27日(金)まで,年始は1月6日(月)から日直の職員がいます。12月29日(日)から1月3日(金)までが,部活動停止期間です。 ※12月・1月の部活動終了時刻は,16時30分です。最終下校は,16時45分です。 A組交流会
11月27日(水),今日は本校の特別支援学級のA組に,2名の友達がやってきてくれました。水野中学校の特別支援学級の1年生の2人が,本校で,本校のA組の4人といっしょにすごしました。
いつもよりもにぎやかに勉強したり,給食を食べたりしていました。 落ち葉
下の左の写真は,今週月曜日の朝,生徒が登校する前のスロープの様子です。土曜日・日曜日が穏やかな天気だったので,落ち葉が風に飛ばされず,雪のように積もっていました。
月曜日の午後の激しい風雨で,落ち葉が吹き飛ばされてしまいました。 そして今日。期末テストが終わり,5日ぶりにそうじがありました。スロープそうじの生徒たちは,たくさんの落ち葉が溝にたまっていたりしてたいへんそうでしたが,一生懸命落ち葉集めをしてくれていました。 期末テスト 終了!写真は,3時間目の数学のテストが終わり,テストを提出して,「礼」が終わった後の3年生の様子です。 テストが終わった後の解放感は,それまで一生懸命がんばった人ほど大きいものです。 さっそく明日からテストが返ってきます。がんばりに応じた結果が出ているといいと思います。 期末テスト 2日目
今日は期末テストの2日目。各学年1時間目は5教科の授業,2・3時間目は実技4教科の授業でした。
5教科のテストは50分間で,実技教科のテストは40分間でおこなっています。 成績がすべてでも,テストの結果がすべてでもありません。しかし,テストにむけて一生懸命努力すること,自分を律してやるべきことにきちんと取り組めることは,人生を送る中でとても大切なことだと思います。 テスト勉強,そして受験勉強は,そんな鍛錬の場といえるかもしれません。 期末テスト 1日目
今日から2学期の期末テストが始まりました。
今日は,1年生が社会・技術家庭・数学,2年生が国語・美術・理科,3年生が理科・音楽・国語でした。 明日は,1年生が英語・美術・保健体育,2年生が社会・保健体育・音楽,3年生が社会・保健体育・技術家庭です。 今までの努力の成果をしっかり発揮してほしいと思います。 下校
秋もずい分深まってきました。生徒たちが真っ赤に色づいたカエデの下を下校していきます。
月曜日からいよいよ2学期の期末テストが始まります。特に3年生にとっては,進路選択を左右する大切なテストになります。 この週末精一杯勉強をして,月曜日は意気揚々とこの坂を上ってきてほしいと思います。 それぞれの生徒にとって実りの秋になりますように。 ケータイ安全教室
11月20日(水)の6時間目,「ケータイ安全教室」を開催しました。当初は,1年生のみを対象に開催する予定でした。しかし,最近,マスコミでよく取り上げられる,LINEなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の問題は,本校の生徒たちにとっても無縁ではないだろうと考え,全校生徒を対象に実施することにしました。講師は,NTTドコモのインストラクターの方です。保護者の方にも参観していただきました。
動画を交えながら,「迷惑メール」「出会い系サイト」「個人情報の流出」「ケータイ依存」などの問題とその対処法をわかりやすく話していただきました。 「安全に正しく使えない人は,ケータイ・スマホを持つべきではない」という言葉が印象的でした。 家庭の授業からこの日は,着色料が使ってある食品を観察し,資料をもとにして着色料について考える授業でした。 着色料はあった方がいいのか,なくてもよいのか,意見の発表から授業に入りました。あった方がいい,については,おいしそうに見える,ないと変,といった意見。なくてもよい,については,味が変わらないならなくてもいい,本来の色がなくなる,危険が高まる,といった意見。発言のときに,「〜と同じですが」「〜と反対で」というつなぎ言葉が多く聞かれ,人の意見をよく聞き,自分の意見との関係をよく把握している様子がうかがえます。 次に,透明なペットボトルに入った水を,赤と緑に着色する実験を先生が示しました。ほとんどの生徒が違和感を感じたようでした。そこで,先生が,菓子に着色料が使ってあったらどうかを発問したところ,「イメージ通りならいい」「いい場合とダメな場合の両方ある」といった意見が出されました。 机を班隊形にし,着色料が使ってあるチョコレートを2種類(食品1,2)観察し,資料をもとに,着色料について班ごとで意見をまとめました。資料の内容は,着色料の一覧と,危険性がまとめてあるものです。 班での活動では,次のような姿が見られたり声が聞こえたりしました。チョコと資料を見ながら考えている。においをかいでいる。色を見てどんな着色料かを調べ,危険性も調べている。プリントにまとめている。持参した食品の箱を見て「あっ,これ着色料ないよ」。「色が濃いなあ」。「これ危ないんでしょ?」「でも比べたら危険性は低いよ」。「これ危ないなあ」。「チョコが茶色の固まりだとちょっとなあ」。「1個の中でも色が違う」。「水は変だけどチョコならおいしそう」。 とにかく,何も活動をしていない生徒,他ごとをしている生徒はいません。 次に,机をコの字隊形にし,全体で意見交換をしました。食品2の方が危険と考えた生徒が多数おり,その理由を発表し合いました。「外国の輸入品が多く,日本の安全基準を通っていないかも」「タール系や二酸化チタン系の着色料が多い」という意見。さらに,「食品2の方が色が濃い」「同じチョコでも色が違う」といった意見も出されました。その他の意見としては,「1の方は日本のチョコで,危険なものがない」「水に色が付くと嫌だけど,チョコならおいしそう」「植物から作られる着色料は危険が少ない」 先生は,日本に入ってくる外国製品も,安全基準を満たしているかどうかのチェックは行われていることを確認しました。そして,実際には食品の何を見て選んでいるのかを発問したところ,「入れ物」「値段」「絵」といった発言がありました。最後に,食品を選ぶときに大切なことは何かを発問し,意見をまとめて授業を終えました。 生徒たちは,初めに着色料についてのイメージを共有し,その後実際に水を着色する様子を見て感想を持ちました。そして,着色料が使ってある食品を観察しながら,資料をもとに意見をまとめました。これらの活動は,全て生徒の発言によって進められたのですが,生徒は実によく動き,しっかりと自分の意見を持ち,それを出し合いました。人の発言を聞くことによって,自分の気づかなかったことにまで考えを広げることができたように思います。この授業を行った先生に確認していませんが,目標は,おそらく,着色料について知り,自分の考えを持ち,食品を選ぶときの参考にしようとする態度を養う,といったものでしょう。授業を参観していてこのように思いました。授業を参観してその授業の目標がよく分かる場合は,生徒が目標を達成した,と言ってよいのではないでしょうか。 美術の授業からこの日は鑑賞の授業でした。ギリシャ・ローマ,中世,ルネサンスそれぞれの時代に作られた彫刻作品などを見てそれらの特徴に気づき,なぜルネサンス(再生)と呼ばれる革命的な文化活動へと発展したのかを考える,という内容でした。 授業開始から机はコの字隊形です。先生は,(1)中世,(2)ルネサンス,(3)ギリシャ・ローマ,それぞれの時代の代表作を大型画面で提示しました。ただし,どの作品がどの時代かは知らせていません。「それぞれどんな表現がされているか見よう」という投げかけが先生からあり,相談が始まりました。数分後に終了し,気づいたことを発表しました。その内容は,(2)(3)は筋肉質。(1)は肌が出ていない。(2)(3)は体にふくらみがある。(2)(3)は肉体美。(2)(3)は筋肉の質感がある。といったものです。先生は生徒の発言を言い直すことはせず,生徒の言葉がそのまま伝わるような配慮を感じました。 次にこれらの作品を時代順に並べ,プリントに記入しました。(1)(3)(2)と(3)(1)(2)の二つの意見に分かれました。それぞれの理由は,(1)(3)(2)については「(3)は鮮明だから最新だと思った」,(3)(1)(2)については「(2)の作品がルネサンスであることは社会で習った」「(3)は壊れているから古いと思った」といったものです。正解は(3)(1)(2)です。 先生はギリシャ・ローマ,中世それぞれの時代の文化や宗教などについて少し説明しました。そして,ルネサンスの意味が再生であることを確認し,「なぜこれを再生と言うのか」と発問し,グループで話し合うように指示しました。ここからは班隊形です。 相談はここでも活発です。「キリスト教」「人間」「何を再生?」といった声が聞こえてきます。ここで先生はヒントとしてプリントを配付しました。そこには,ギリシャ・ローマ,中世,ルネサンスそれぞれの時代の美術作品の特徴がまとめられています。先生は「中世はリアルじゃない,平面的とみんなも言ったが,どうしてだと思う?」と発問。すると「偶像崇拝は良くない」「偶像崇拝って分かる?」「○○」「○○」「それがなぜダメなの?」「本当は目に見えない神を人間の形として拝むのはダメ」「なぜリアルじゃないの?」「現実味をなくすから」「他の人どう?」。こんなやりとりの後,「三つの時代の関係を考えてみよう」と改めてヒントとなる発問をしました。 班で相談しながら,なぜ再生と言うのかについての考えをまとめ,その後,コの字隊形に戻り,発表です。多くは「ギリシャ・ローマ時代は自由に個性的に作品を作れたが,中世はそれがダメになった。そしてルネサンスでまた自由に作れるようになった」「自由を取り戻したから再生」という考えでした。しかし,「ギリシャ・ローマ時代と中世をまじえてルネサンスになった」という考えも出されました。 先生のわずかな説明の時間以外は全て学び合いが見られた授業でした。その間,他ごとをしたりボーッと何もしなかったりする生徒はいません。他の生徒と話し合ったりプリントに記入したりする姿ばかりでした。このように,他ごとをしない,全ての生徒が何らかの活動をしている姿は,一つの,あくまでも一つの理想でしょう。この授業でこれが実現できたのは,やはり学び合いがあるからだと思います。学び合いの副産物(?)がこんなところにも現れます。 では,何を学び合ったのでしょう。様々な答えが考えられるような発問に対しては,その答えであるし,そのような結果に至った理由や考え方でしょう。また,選択を迫るような発問に対しては,やはりその理由や考え方でしょう。さらに,言葉遣いや表現の仕方も学び合ったものに含まれるのではないでしょうか。 授業の最後の場面で異なった考えが発表されました。この授業では時間がなくてそれをていねいに扱うことはできませんでした。考えや意見の違い,あるいは困った状況などは,学び合いを通して生徒たちの理解を深めたり考え方を広げたりする絶好の機会です。先生の司会で,全体の場で話し合わせたいものです。学び合いの質を高める一つの方向がここにあるように思います。 |
瀬戸市立品野中学校
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