最新更新日:2024/04/26
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

あすなろ交流会

今日は,瀬戸市内のすべての特別支援学級の小学生・中学生が,瀬戸市体育館に集まり,「あすなろ交流会」を開催しました。

本校からもA組の4人の生徒が元気に参加しました。

「仲良しタイム」「わくわくタイム」「ドキドキタイム」の3つのプログラムで,ゲームや踊りなどを楽しみながら,交流しました。

中学生らしく小学生の面倒をよくみてくれました。
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1年生の合唱練習

体育祭が終わり,生徒の学級の次の目標は合唱コンクールです。

現在は,音楽の時間を中心に,学活や総合の時間を使って練習をしています。

1年生は,まだ中学校の合唱コンクールを経験をしたことがないので,練習も手探りのような状態です。

応援合戦と同じように,本番の盛り上がりに驚く1年生もきっと多いことでしょう。「合唱」は,品中のすばらしい伝統のひとつです。2・3年生は,1年生にそのすばらしさを引き継げるようにがんばってほしいと思います。
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10月・11月の予定

10月・11月の行事予定をお知らせします。

〔10月〕
9日(水)A組あすなろ交流会
10日(木)・11日(金)中間テスト *7日(月)から部活動停止。
15日(火)市内の各校の教員の研修会 
     *生徒は15時に下校。顧問が在校する部活のみ活動可。
16日(水)2年「いのちの教室」
17日(木)生徒会役員選挙
24日(木)学校公開日 5限NHK学校訪問
26日(土)PTA品野歴史探訪ウォークラリー
28日(月)進路説明会
30日(木)職員会議 *部活なし。

〔11月〕
1日(金)文化祭 *部活動なし
5日(火)〜7日(木)3年個人懇談
11日(月)委員会 3年面接練習
13日(水)学校保健委員会
14日(木)瀬戸市英語スピーチコンテスト
15日(金)小中学校音楽会 *3年生が参加
16日(土)・17日(日)まるっと・せとっ子・フェスタ
18日(月)2年職業講座
20日(水)A組学習交流会 携帯電話マナー講座
25日(月)〜27日(水)期末テスト *18日(月)から部活動停止
28日(木)職員会議 *午後部活なし
29日(金)保育実習(3年2組)


※部活動終了時刻は,各部新人戦までが17時15分,新人戦以降は16時45分になります。11月は,16時30分になります。

読書のススメ

 今日の集会では,読書のメリットについて話しました。

 先日国語の授業を見せてもらいました。授業の中で作文を書く場面がありましたが,すらすらと書いている生徒もいれば,なかなか進まない生徒もいました。私が中学生だった頃,作文が大の苦手で,読書感想文や行事の後の作文はなかなか書けませんでした。原稿用紙半分を埋めるのに四苦八苦で,友達がたくさん書いているのを見て,不思議でもあり,うらやましくもありました。文章を書けないというのは文字を知らないということではなく,書く内容が頭に浮かばないということです。日本語は,ひらがなさえ書ければ頭に浮かんだ言葉は書くことができるのですから。
 頭に何かが浮かぶためには,やはり,想像力や思考力,感性などが必要だと思います。
 今から50年ほど前,テレビが世に出て普及し始めた頃でしょうか,ある人が「テレビばかり見ていると,人の想像力や思考力を低下させてしまう」という意味のことを発言していたようです。テレビは,音や言葉,映像などで情報を伝えます。ですから,想像力や思考力をあまり働かせなくても内容が伝わってきますので,その人の言うことも一理あるように思います。ラジオだと映像がないため,聞いた言葉や音楽から想像力や思考力を働かせないと伝わってきません。したがって,テレビよりはラジオの方が,こういった力を養うためには有効でしょう。しかし,ラジオよりももっと優れているものが読書です。
 読書は,ラジオのように場面に応じた音楽や声の抑揚が耳から伝わってくるわけではありません。全てが読み手である自分の判断で,情景や登場人物の心などを想像します。だからこそ,想像力や思考力が鍛えられるのです。
 さらに読書には,これ以外にも様々な効果があります。
 まず,言葉や漢字,表現が覚えられます。いくつかの言葉や漢字が組み合わさって一つの文章が成り立っています。そして,作者は様々な表現を用いて情景や心情を伝えようとします。こういった文章を読むわけですから,言葉や漢字,表現が覚えられるのは当然です。
 次に,人の気持ちや考え方が分かるようになります。物語の登場人物は,一人一人感じ方や考え方が違います。いろいろな会話や出来事から様々に心が動き,考えます。それを読書を通して体験できるのです。
 ある大学の研究によりますと,6分間の読書で,ストレスの3分の2が解消するとの結果が出ています。音楽を聴いたり仲の良い友達と会話するよりもストレスを解消する効果は高いそうです。ですから,読書はストレス解消にも役立つようです。
 さらに,読書によって集中力を高めることができます。集中しないで読書をしても,内容はなかなか理解できません。読書することによって,また,内容を理解しようとすることによって,知らず知らずのうちに集中しているのです。
 ざっと挙げただけでも,読書にはこれだけ良いところがあります。まだまだ他にもあるような気がします。なんと言っても,自分の好きなときや空いた時間を使って読書することができますから,時間を有効に使うことにもつながります。
 読書の効果を期待するのではなく,とにかく気に入った本を読んでみましょう。そして,楽しく本とつきあっていければ最高です。秋の夜長に読書もいいものです。ただし,睡眠時間には気をつけて・・・。

PTA歴史探訪ウォークラリー

品野中学校PTAでは,10月26日(土)の午後,今年度のみの特別企画として「品野歴史探訪ウォークラリー」を開催します。

すでに,50名を越える皆さんの申し込みがありました。愛日大会等を含めて部活動の練習日程が流動的でしたので,参加申し込みを見合わせていた方もみえたようです。

10月4日(金)が申し込み期日でしたが,人数的にまだ余裕がありますので,11日(金)まで申し込みを受け付けたいと思います。

品野の歴史を知るには,絶好の機会になると思います。ぜひご参加ください。

国語の授業から

 1年生の国語の授業を見せてもらいました。
 新旧2枚の自分の書写作品を鑑賞し,よさを鑑賞文として書く授業でした。
 初めに,自分の成長を見るために作品を客観的に鑑賞し,それを伝えるために文を書こう,と先生が投げかけました。そして,プリントを配付し,2枚の書写作品を見せながら見方のポイントを説明しました。
 グループになり,まずは他生徒の作品のよさをプリントに記入するように指示。思った以上にたくさん書いている生徒が目立ちます。内容は,バランス,丁寧さ,きれいさ,トメ・ハネ・ハライなどの観点がほとんどで,中には,「力強い」と書く生徒もいます。やはり,作品から伝わってくる印象よりも,見た目についての方が書きやすいのでしょう。
 次に,他生徒からの意見を参考に,自分の作品を鑑賞し意見を書きました。
 そして,先生が鑑賞文の書き出しや文体の説明をしたり,他クラスの鑑賞文を紹介したりした後,自分の作品に対する自分や他生徒からの意見を元に,鑑賞文を書く活動に入りました。そして,書き終わった段階で再度グループになり,互いに鑑賞文を発表し合いました。このとき拍手の起きたグループがあり,とても微笑ましい雰囲気でした。
 鑑賞文をすらすらと書く生徒もいれば,なかなか進まない生徒もいます。この違いは何でしょう。いろいろな要素があるでしょうが,一つは生徒のこれまでの言語活動の量や質によるのではないでしょうか。読書量やコミュニケーションの量,そして,それに応じて身に付けている語彙の量や観点の豊富さ,感性,表現力など。
 ここで改めて思いました。それまでに培ってきた生徒一人一人が持っている観点や感性,表現力などを補うものが学び合いではないでしょうか。ですから,今回の授業は,学び合いがあればこそ成立したような気がします。
 最後の場面で生徒たちは互いの鑑賞文を紹介し合い,学び合いました。ただもう少し時間があれば,もっとじっくりと聞き合い,互いの文章を味わい,その表現からもっと深く学び合えたかなと思います。さらに,聞き合った感想を書くと,他生徒の表現から学んだことを意識し,確認することができます。
 この文章の内容には,この授業をした先生と私との話し合いの中で気づいたことも多数あります。授業を見ただけでは気づかなかったことが,話し合うことによって新たな気づきを生みました。まさに学び合いです。やはり学び合いは楽しい。そして,その内容は記憶に残ります。

ALT研究授業

瀬戸市内の中学校のALTの先生とその派遣会社の方が研修をするために,本校で授業研究をしました。

本校のALTのシャーン先生が3年1組で授業をしました。

‘I do not knouw what you mean.' を基本文型にして,‘What time is it?'‘Where dose he live?'などの疑問文を,‘I knouw 〜.'や,‘I don't knouw 〜.'につなげる勉強をしました。

英文の書かれたカードをもとにペアになる相手を探したり,すごろくをしながら英文をつなげる練習をしたりして,楽しく勉強をしました。

授業後,授業のよかったところ,改善が必要なところなどを,話し合いました。
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秋の午後

今日は職員会議があるため,部活動がなく,全員が5時間授業で下校しました。

花壇には,用務員さんが大切に育てたマリーゴールドやサルビア,日々草,コスモスが咲いています。
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体育祭

9月29日(日),体育祭を開催しました。

好天に恵まれ,たくさんの来賓・保護者・地域の方々にお越しいただき,盛大に実施することができました。

新学期が始まってからクラスで力を合わせて練習してきた競技種目。夏休み中から3年生の応援団員を中心に取り組んできた応援合戦。どの種目からも生徒の一生懸命さが伝わってきました。

勝敗はついてしまいましたが,すべての生徒のがんばりに拍手を送りたいと思います。
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体育祭 無事終了

秋晴れのもと,体育祭が無事終了ました。

たいへん多くの皆様にご参観いただきました。ありがとうございました。

来週,思い出の写真をホームページにアップしたいと思います。


忘れ物がありました。写真用のミニ三脚,日傘,タオルが届いています。お心当たりのある方は,品野中学校までご連絡ください。
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体育祭 予行練習・会場準備

体育祭まであと2日となりました。あさってが体育祭です。

今日は,2時間目に予行練習,3・4時間目に応援合戦の練習,5時間目に会場準備をしました。

今年の9月は晴天が多く,順調に練習をこなしてきました。といっても,生徒にとっては,3年生は3年生として,2年生は2年生として,1年生は1年生として,それぞれの苦労があったことと思います。

1つ上のステージをめざして,みんなで力を合わせて階段を1つ上がる。体育祭をそれぞれが成長する機会としてほしいと思います。

開会は8時50分,注目の応援合戦は13時からの予定です。

天気はよさそうです。全ての生徒の心に残る体育祭になることを祈っています。
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応援団旗

体育祭の応援団の応援旗ができ上がりました。夏休みから,応援団の係の生徒が製作してきました。

赤組は虎(トラ),青組は狼(オオカミ)をモチーフにデザインされています。

この2つの旗が,応援合戦,そして体育祭全体を盛り上げてくれることでしょう。
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真っ青な空

今日は,秋の澄み切った青空が広がりました。雲一つない快晴です。

4時間目,運動場では,1年生とA組の生徒が3日後にせまった体育祭の練習をしています。
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体育祭 全体練習

今日の午後も体育祭の全体練習をおこないました。

生徒会役員が指示して,今日は,男女別の種目の,「棒引き」と「騎馬戦」の入退場,整列の練習をしました。

生徒会役員・議員の生徒は,きのうの放課後,今日の全体練習のための練習をしていました。生徒が自分たちで行事をおこなうことは,事前の準備がたいへんになりますが,生徒の達成感は高くなります。生徒会の役員・議員の生徒のがんばりに期待をしています。
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体育祭合同練習

いよいよ今週末が体育祭となりました。

今日は,全校で,体育祭の練習をしました。今日は,開会式と大縄跳び,大綱引きの入退場の練習をしました。

体育祭まで間近になり,本番ムードも高まってきました。今のところ,天気はまずまずの予報です。
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消化のしくみ(2年理科)

2年生の理科で,「動物のからだのつくりとはたらき」の勉強しています。

今日は,小腸の消化のしくみの勉強をしました。食物に含まれていた栄養分が,どのようにして小腸から吸収されるのかを考えました。

演示として,次のような実験をしました。

アルカリ性にした青いBTB溶液をいっぱいに入れたびんを2つ用意します。塩酸を入れたビンを2つ用意し,1つはビニルの膜でふたをし,もう1つはセロファンの膜でふたをします。

塩酸のビンを逆さにして,BTB溶液と接触させた時,BTB溶液がどう変化するかを見ます。

ビニルの膜のほうは何も変化が起きませんが,セロファンの膜のほうはBTB溶液がだんだんと黄色く変化していきました。塩酸がセロファンを通り抜けて,BTB溶液と混じったことがわかりました。

この実験をもとに,小さく分解された栄養分が,小腸の壁から吸収されるしくみを考えていきました。
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今日の給食

今日の給食の献立は,炊き込みご飯,里芋コロッケ,切り干し大根,牛乳,プリンでした。

生徒たちには,パンよりもご飯が人気のようで,今日の炊き込みご飯は,ほとんどのクラスで完食となりました。

午前中,暑い中で体育祭の練習などがあり,冷えた牛乳がよりおいしく感じられたことでしょう。
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家庭の授業から

 2年生の家庭の授業を見せてもらいました。
 スナップボタンの付け方を理解することがこの授業のねらいでした。しかし,習熟まではねらっていません。
 まず初めに,スナップボタンが使われているところを,生徒と先生とのやりとりを通して確認しました。男子は制服のズボンの裾,女子はセーラー服の襟の部分などです。そして,制作中のティッシュボックスカバーのどこにスナップボタンを付けるのかを先生が指示し,各自の作品に印を付けました。
 この時間は被服室での授業なので,大きな机に4人掛けで,すぐにグループ活動に入ることができます。
 2cmほどの大きなスナップボタンが縫いつけてある見本を各グループに配付し,それをよく見て問題の答えを見つけるように指示がされました。その問題とは,(ア)1本取りか2本取りか,(イ)縫い始めはどこか,(ウ)縫い終わりはどこか,といった内容です。
 グループごとですぐに活動が始まりました。「これって玉結び?玉止め?」「1本なのか2本なのかよく分からない」といった会話が聞こえてきます。見本をじっと見つめたりいろいろ触ったりしながら答えを見つけようとしている様子が見られました。
 見つけた答えを発表し,その後先生が正解を伝えました。多くの生徒が正解しましたが,発表のときの表現が難しかったようです。
 次に,大きなスナップボタンの模型とやや厚い台紙を各グループに配付し,見本を見て実際に縫いつけました。かなり苦戦していましたが,見本をよく観察し,相談しながら何とかやっている様子です。どのグループもだいたいできた段階で作業を中止しし,巨大模型を使って付け方の説明を先生が行いました。
 最後に,自分の作品にスナップボタンを一組縫いつける作業を行いました。スナップボタンは表裏があるので,どのような向きに付けたらいいのか迷ったり,縫い方がよく分からなかったりする生徒もいます。しかし,同じグループの生徒に相談しながら作業を進めています。一度分かってしまうと黙々と作業が進みました。
 実技の指導では,まずは先生がその方法を説明し,その後実際にやってみる,といった流れが多いように思います。しかしこの授業では,見本をじっくり見させ,それから先生の説明があり,そして作業,といった流れでした。しかも,問題を与えたり模型を縫いつけさせたりするなど,見本をよく観察させるための手だてが打ってあります。また,随所でグループによる学び合いが仕組んであります。
 まだまだ不十分な生徒もいるでしょうが,このような,先生による意図的な仕掛けによって,この授業のねらいはおおむね達成できたのではないでしょうか。特に,付け方に迷ったり分からなかったりした場合,すぐ近くに相談相手がいるのは大きいと思います。教える生徒も,その理解が深まったり,より分かりやすい表現が身に付いたりする効果も期待できます。
 この授業は,正しい技能を理解させるための一つの例だと思います。いろいろな場面,教科で活用できるのではないでしょうか。

応援合戦練習

体育祭まであと10日となりました。

6時間目に全校で,応援合戦の練習をしています。運動場とテニスコートを交代でつかっています。今日は,赤組が運動場,青組がテニスコートでした。

振り付けや隊形移動の指導は,すべて3年生を中心とした応援団の生徒がおこなっています。3年生がとても頼もしく見えます。

赤組も青組も,応援合戦の全貌は見えてきませんが,本番はきっと素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。
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国語の授業から

 2年生の国語の授業を見せてもらいました。
 この授業は,できるだけ詳しく描写した文章を書くのをねらいとしていました。その活動に向けて,授業の前半で本文「盆土産」から文章を選んだり,先生が示した例文を二つ比べて意見交換をしたりする時間が設定されていました。
 まずは本文から文章を選ぶ活動です。発表のときには,選んだ理由も発言するように先生から指示がありましたが,このように,どの教科でも理由を大切にしたいものです。それは,理由の中に,その生徒の見方や考え方が現れるからです。それを共有することによって,生徒は今まで気づかなかった観点を持つことができるのです。
 発表のときに,「聞こえないからもう一度言って」という声が生徒の中からありましたが,こういうことが言える雰囲気がいいです。
 生徒が発表した中に,注目したいものがありました。その生徒は,「自分の鼻の頭を〜」という文章を選びましたが,その理由が,「『にらむ』の一言で済むのに,わざわざ長く書いている」です。これはこの授業のねらいに迫る発言です。
 次は,先生が二つの例文A,Bを示して意見交換する時間です。Aの例文は「彼女は別れが悲しくて泣いた」,Bは「彼女は列車の窓から身を乗り出し,あふれる涙をそのままに,手を振り続けた」です。
 はじめに少し周りと相談してから意見の発表です。次のようなやりとりがありました。
生徒:AはBをまとめている。
先生:どう? 
生徒:同じ場面なのにBは詳しい。
生徒:同じ場面ではないと思う。Aは「悲しい」と書いてあるが,Bは書いてない。
生徒:Bは「悲しい」ことを読み手が想像できる。
先生:どう?
生徒:AのことをBは,動作で表している。
先生:どう?(うなずく姿あり)
生徒:Bの方が友情が深い。
生徒:○○さんの言っていることは分かるが,Aは人との別れとは限らない。故郷との別れかも知れない。しかし,Bは「手を振る」があるから,人との別れ。

 AとBが同じ場面かどうかは大きな問題ではありません。実際,この二つの例文だけからは判断できません。大切なことは,同じ「悲しさ」を表現するときの違いに気づくかどうかです。生徒たちは,やりとりを通して,その違いに気づいていったように思います。
 次に,生徒たちは先生の動作を見てその様子を描写しました。その動作とは,黒板の前で教室全体を見渡した後,前の出入り口に向かって歩き,廊下を見てから出入り口を閉め,再び元の位置に戻る,といったものです。
 まずは各自が文章を書きました。そしてグループになり,自分の文章を紹介し合い,さらに自分の文章を修正する活動を行いました。自分の文章を紹介し合った後の活動はグループによって様々で,一人一人が黙々と文章を書き始めるところと,「きょろきょろと」「何かを確認するかのように」など,表現について話し合っているところとがありました。
 授業の最後で,各グループの代表が文章を発表しました。かなり詳細に描写してあるものばかりで,先生の表情や動きを「満足したように」「犯罪者のように」「きょろきょろと」「ドライアイス」といった擬態語や比喩表現をたくさん使って表現していました。
 この授業は,先生の仕組んだ流れや学び合いによって,ねらいに迫れたと感じています。このことを確かめるために,グループで文章を紹介し合ったことによって,はじめの文章がどのように変わったのか,また,本時の感想などを生徒に聞いてみたい気もしました。
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