この作業で学び舎はとてもきれいになっていきます。そこに、「ありがとう」の気持ちが込められていたように感じます。思い出いっぱいの教室は、掲示物が外されて少し寂しさもありますが、次にここで学ぶ下級生たちのために丁寧な作業が続いていました。

　昨日の午後に、卒業生たちは３年間お世話になった学び舎の大掃除を行いました。いつも以上に丁寧にホコリを拭き取ったり、ぞうきんがけしたりする姿がありました。そんな様子を見ていると、なぜかみんな笑顔なんです。「先生、ここピカピカじゃないですか」と笑顔で声をかけてくれる生徒もいました。何もかもがこの学び舎で行う最後の活動となっていきます。

　送る会を終え、次は卒業式。昨日、２年生の力を借りて式場の準備を行いました。限られた時間で見事に会場をつくり上げた子どもたち。自分の仕事が終わると他の仕事を手伝う姿に、心はすでに最上級生だなと感じました。卒業式に参加できない２年生たちは、準備しながら何か感じるものがあったのかな。この後、卒業生たちはここで式の練習です。

　送る会を終えた卒業生たちは教室へ戻り、感謝の気持ちを形に残そうと鉛筆を手に取っていました。どの子もカードいっぱいに書き込んでいました。こうやって思いを伝え合い、絆は深まっていくんだなと思いました。心温まる感謝の気持ちの言葉たちが生徒玄関に並んでいます。

最後は、卒業生による感謝の気持ちがこもった群読と合唱映像でした。画面から伝わってくる卒業生たちの思い。その思いは１、２年生たちにしっかりと伝わっているようです。会を終えた卒業生たちは、うれしそうな表情をしていました。

　今回の送る会は、コロナ禍での開催ということで、会当日に合唱をすることができませんでした。例年通りにできないことをチャンスに変えて、たくさんの贈り物を準備していました。

　昨日、卒業生を送る会が開催されました。生徒会の生徒たちが中心となり、企画・運営している行事です。お世話になった３年生に感謝の気持ちを込めて準備してきた１、２年生たち。その一つにモザイク画の贈り物があります。今年は品中の坂道にきれいに咲く桜の景色を制作しました。これを見た卒業生たちは、感動の声をあげていました。

　おはようございます。寒暖差が厳しい日々が続いていますが、澄み切った青空はとてもきれいです。
　昨日のお昼のことですが、有志で集まった生徒たちによる合唱団が本館と北館の間にある中庭で発表会を行いました。この合唱団は、１年生から３年生までの３０名ほどで構成され、「もっと歌いたい！」という生徒の声から始まったものです。
　コロナ禍で制限のあるなか、少しずつ合唱練習を積み上げてきた生徒たち。歌は、アンジェラ・アキさんの「手紙」。きれいな歌声が中庭に響き渡っていました。歌が終わると、教室や廊下の窓から聴いていた生徒たちから大きな拍手が贈られました。有志の皆さん、ありがとうございました。
　今日は、卒業生を送る会が開催されます。生徒会代表の生徒たちを中心に、準備をしてきました。卒業生の心に残る素晴らしい時間になってほしいなと思います。

　昨年１１月に品野地区の小学生に、中学生の合唱ＤＶＤの贈りものをしました。それを見てくれた下品野小学校の４年生が合唱の感想を書いて届けてくれました。それを受け取った生徒会の生徒たちが、感想の一部を生徒玄関に掲示してくれました。小学生たちの思いが中学生に届くといいなと思います。
　また、掛川小学校からは、伝統の和太鼓演奏の映像が届きました。この活動を知らない生徒たちもいることでしょう。同じ地域に住む子どもたちが頑張る姿を互いに見合う、知り合うことって大切だなと感じています。気持ちのこもった贈り物。大切にします。ありがとうございました。

　品中の放送委員会を紹介します。月曜日から金曜日まで毎日活動しているお昼の放送。月曜日は「品中ラジオ」、火曜日は「心理テスト」、水曜日は「名作朗読」、木曜日は「先生紹介」、金曜日は「ちょっといいお話」といった番組が放送されています。
　月曜日の品中ラジオは、リスナーからの質問に応えながら楽しいトークが展開されます。このトークが本物のラジオ番組のようで聴きごたえ満点。放送時間前に放送室をのぞくと、声に出して読む練習をしていると生徒たちがいます。この努力があって、上手な放送ができるんですね。

　仲良しの友だちでも、何気なく使っている言動でケンカになってしまうことってあるんです。例えば、「うざい」「むかつく」などの冷たい言葉をくり返し言われたり、ものを拾ってあげたり仕事を手伝ってあげたりしたのに「ありがとう」が返ってこなかったりなどなど。その言動が積み重なってイライラ感を溜め込んでいくんです。
　感受性は人それぞれ違うものですが、子どもたちには思いやりのある温かい心をもってほしいです。このエクササイズを通して、話し方のスキルを学ぶとともに、友だちのことをたくさん知る機会にしてほしいなと思います。

　毎週水曜日の朝はスペシャル スマイル タイムを行っています。アドジャンという指を使ったエクササイズで、グループにわかれてお題について一人一人がおしゃべりしていきます。このエクササイズを続けていくと、不思議なことに笑顔が増えていくんです。

　今日は、活動とともに振り返りの時間がありました。自分の役割を果たすことができたのか、一人一人が振り返っていました。また、３年生から１、２年生たちに思いをつなぐ時間もありました。３年生たちの思いを下級生は引き継いで、より良い活動にしていってほしいなと思います。

　後期の委員会は最後となりました。１、２年生の活動は続きますが、３学年が集まるのは今日が最後となります。

　最後に、教科担任から中学３年間を振り返るとともに、生涯にわたってこんな力を身につけてほしいといった願いが語られる場面がありました。
　体育では、今までに授業を通して体験したスポーツのなかで、生涯にわたって続けられるスポーツを見つけて、健康的な生活を送ってほしいという教科担任の思いが語られていました。今日の授業のように、友だちと笑顔で汗を流す楽しさを忘れないでほしいなと思いました。

　今週木曜日で教科の授業は最後を迎え、義務教育９年間を締めくくります。今日で最後の教科もあり、どんな様子かなと思い授業をのぞいてみると、普段通りの雰囲気で授業は進んでいました。当たり前の雰囲気がいいなと思いました。

　今週はポカポカ陽気からスタートです。校門を通り過ぎる生徒たちの服装も少しずつ薄着になっているようです。桜のつぼみは少しずつ膨らみ始め、梅の花は咲き始めています。今日もしっかりと分離礼のあいさつしてくれる生徒たちと出会いました。

　約束の確認を終えると、ドリルパークという問題に取り組みました。問題に正解するとボーナスポイントがもらえるので、生徒たちはやる気もアップ。楽しそうに学習していました。先生も初めての取り組みなので、いろいろと試しています。
　２年生の数学の授業では、全員のドリルパークの取り組みを教員用のi-padで確認しながら、つまずく生徒などに声をかけていました。こんな使い方もあるんですね。

　使い方の約束については、生徒用（青色）と保護者用（黄色）の冊子を準備しました。今日、子どもたちは持ち帰りましたので、お子さんと一緒に確認していただけるとよいかと思います。自己管理をしっかりと行って、上手に使ってほしいなと思います。
　生徒たちは、手に取る前からワクワクした様子で、とても楽しみにしていたようです。実際に手にとると、慣れた手つきでi-padを使い出す生徒もいました。わからないことがあれば、いつもの授業と同じように教え合う姿がありました。

　国のＧＩＧＡスクール構想の一貫として、タブレット端末（i-pad）を活用した授業がスタートしました。今日は、i-padを使用する前の約束ごとを、担任の先生と一つ一つ確認をしました。正しく使うととても便利なＩＣＴ機器ですが、間違った使い方をするとトラブルのもととなります。子どもたちには、情報を自分の目的に合うように使用することができる能力（情報リテラシー）をもってほしいという願いがあります。