最新更新日:2020/03/31 | |
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避難訓練 (1)まずはじめに、学習ひろばに集合した子どもたちは消防署員の山内さんから「火災の恐ろしさ」は燃えさかる炎の熱はもちろん、「煙」にも注意が必要であることなどを教えていただきました。 そして煙にまかれて屋外への脱出が困難にならないよう、安全な避難方法を教えていただきました。 避難訓練 (2)教室には転倒や衝突を防ぐために順路にそって長机が並べられています。子どもたちは左手で机にふれながら前へすすみますが・・・前を歩いていた友だちの姿を見失って、ちょっと不安になる子、霧の中から早く脱出したくて、気がつくと小走りになってしまった子、ようやく脱出した安堵感で、あわや壁にぶつかりそうになる子などなど・・・・ 煙を吸い込まないように、ハンカチなどで鼻や口をふさいで姿勢を低くして進むことが大切ですが、あまり低くなりすぎて、ヒザを地面につけると、実際の火災現場ではガラスの破片などで負傷する恐れがあることを立ち会った署員さんに教えていただきました。 訓練のために人工的に発生させた煙は、甘い香りがつけられて人体に影響はないそうですが、実際の火災に遭遇して、有毒なガスが充満した状況の中で、「て自分は本当に冷静に行動ができるのか・・・」と考えた子もいたことでしょう。 避難訓練 (3)訓練プログラムの半分が終わったところで、3名の署員さんは放水訓練のために運動場に待機していた消防車に乗って現場へと向かいました。この後のプログラムは残った2名の署員さんにお願いすることになりました。(訓練よりも実際の人命救助が大切ですもんね。みなさん気をつけて!) 午前10時、校舎内には「緊急地震速報」の訓練放送、それにつづいて迫力満点の地震発生を知らせる効果音が鳴り響きました。ここからは“給食調理室から火災発生”を想定した避難訓練のはじまりです・・・ 避難訓練 (4)集合・整列した子どもたちは、消防署員の山内さんは、校舎内から運動場へ移動する子どもたちの態度や動きについての感想を話した後、安全に避難するためにどんなことに注意したらよいのか具体的にて教えてくださいました。 避難訓練 (5)ここで登場した訓練機材は、もうすっかりおなじみとなった「KESUZO(けすぞう)」です。 実際にガスバーナーから本物の炎が上がり、それを消火器で消す訓練は、炎による光や熱などの暑さやその音を体感しながら、より臨場感のある訓練でした。 最後に代表児童の小川さん(5年)と中島さん(6年)が指導してくださった消防署員のみなさまにお礼の言葉を述べました。 今回の訓練では、緊急の出動のため、消防車両による放水の実演を見ることはできませんでしたが、子どもたちはいざ火災に直面したときの対処の方法などが身をもって体験できたことと思います。 季節は秋にむかいます。やがて寒い冬もやってくると、火を使う機会も多くなります。消防署員のみなさんが忙しくならぬよう、一人一人が火災の起きない町づくりを意識していきたいと感じました。 |
瀬戸市立深川小学校
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