最新更新日:2020/03/31 | |
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4年生 木曽三川見学(1)川幅の広さにびっくりの子どもたちでしたが、もし大雨が降って洪水が起きたら…と考えると昔の人々の苦労や心配は計り知れません。 木曽三川公園に着くと、まずは治水神社から見学スタートです。 治水神社は、江戸時代に木曽三川の治水工事(宝暦治水)を行った薩摩藩の家老平田靱負を祭神とし、その時になくなられた八十余名の方々が祀られています。現在は願望成就の神様として祀られている平田靱負。子どもたちは参拝を済ませ、いよいよ木曽三川公園、水と緑の館にある展望タワーへと向かいます。 天気も良く、タワーの上からは、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)が遠くまで見ることができました。また、宝暦治水の時に植えられた千本松原や今でも残っている福原輪中などの位置や規模の大きさなども知ることができました。 タワーからの眺めを楽しんだ後は、昔の農家の家の見学です。 裕福な家では、母屋の横に水屋(みずや)といって洪水が起こった時に避難できる倉庫のような建物を作りました。そこには、寝る場所や食べ物、トイレなどがあり、水が襲っても大丈夫なように3メートルほどの高さの石垣の上に作られていました。 また、母屋の方も入り口の屋根の下に船を用意しておく工夫や、4つの部屋が田の字形に配置されていて、水がまっすぐに通り抜けられるような工夫、高価な仏壇を2階に吊り上げるような工夫がされていました。 この土地に住んでいた人々は、自分たちでも洪水から身を守る方法を考え、実践していたことを肌で感じることができました。 |
瀬戸市立深川小学校
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