最新更新日:2020/03/31 | |
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先生たちの入れ替え読書 (1年)これは学級担任が1日限定で入れ替わって、読み聞かせを行うというものです。どの先生がどこの学級を訪問するのかは当日までシークレットです。(高学年では、ネタバレで知っている子もいたようですが・・・) ここでは「入れ替え読書」のようすを紹介させていただきます。 1年1組の教室へやってきたのは、6年1組担任の藤巻教諭です。藤巻教諭が選んだ絵本は、「ぼくがいちばん」(文:ルーシー・カズンズ)です。著者はイギリス在住で、ベストセラーとなった「メイシーちゃんシリーズ」などで有名です。 「ぼくってなんでも いちばんなんだ! 友達のモグラより速く走れるし、ロバよりうまく泳げるし、ガチョウよりも穴掘りがじょうずで、テントウムシよりぐーんと大きいし・・・」 いぬくんは、みんなにじまんばかりしていました。でも、それをきいたみんなは、なんか ちょっと変だなと思います。そして、ある作戦を思いつきます・・・ 先生たちの入れ替え読書 (2年)
2年1組の教室で読み聞かせを行ったのは、金子養護教諭です。
保健室をホームにしている金子教諭が選んだ絵本のタイトルは「かさぶたくん」(柳生弦一郎)。 自分の体のことは、自分でちゃんと知っておきたい。「どうして虫歯になるのか?」 ドキドキ、胸をうつ「心臓」のこと、「病気」のこと、さらには「おねしょ」のこと…。子どもたちに体のことをたくさん教えてくれている著者のシリーズの「かさぶた特集」がこの絵本です。 私が小学生のころは、外で遊ぶたびに足やうでにすりきずをつけていました。かさぶたができて、傷もなおりかけるころになると、ちょっとかゆくなって、「かさぶたの中はどうなっているのだろう・・」と興味本位にはがしてみるとまだ治りかけで出血、また新たなかさぶたの形成・・これをくりかえしていたように思います。 無理にかさぶたをはがしてはいけない理由、かさぶたの正体は「血」なのか、それとも「紙」なのか、それとも「傷のうんち」なのか。いったい何者で、どんな意味があるのかを、この絵本はわかりやすく、おもしろく教えてくれます。 先生たちの入れ替え読書 (3年)
3年1組の入れ替え読書に姿をあらわしたのは、近藤教諭です。この学級の子どもたちにとっては昨年度の担任の先生ということで、なつかしかった子もいたのはないでしょうか。
近藤教諭が読み聞かせにチョイスした本は、みんな大好き、みんながよく知っている「はれ ときどき ぶた」です。 毎日日記を書いている則安君。ある日お母さんに自分の日記を盗み読みされてしまいます。 則安君は、お母さんをおどろかそうと思い、でたらめなことを日記に書いてみます。 ところが、書いたことがすべて、やがて現実のものに! ある日、とうとう空から・・・・ 近藤教諭が登場人物の声や話し方をいろいろと変えて、情感たっぷりに読み進めると、子どもたちはお話の世界に引き込まれていきました。 先生たちの入れ替え読書 (4年)
4年1組の教室に登場したのは、おおぞら2組の担任、村上教諭。
村上教諭の読んだ絵本は「チリンのすず」(やなせ たかし)です。 親をオオカミに殺された可愛い子羊・チリンはオオカミに弟子入りします。オオカミに育てられたチリンは風貌も変わっていきます。 ある日オオカミを襲ったのは…… かわいいイラストとは対照的に切ない物語なんです。 先生たちの入れ替え読書 (5年)
5年1組には藤谷教諭がやってきました。子どもたちもなんだかうれしそうです。
読んだ本は「いのちを いただく」(文:内田 美智子)。 食肉加工センターにつとめる坂本さんを中心に息子さんとのやりとりで展開するお話。 “いのちをいただく”という行為は、どういうことなのか。 大人たちでも、つい忘れがちな事実を再確認するために、意味のある本です。 絵本の巻末には、登場人物の坂本さんと同じように、いのちをいただくためのお仕事をされている人々や保育に携わる関係者を取材した九州大学の佐藤剛史氏による現場ルポ「いただきますということ」も収録されています。 先生たちの入れ替え読書 (おおぞら組)
おおぞら組の5、6年生には、佐野教諭が読み聞かせを行いました。
絵本のタイトルは「ラン パン パン」(文:マギーダフ)です。インドに伝わる民話をもとにした絵本です。 先生たちの入れ替え読書 (6年)佐藤教諭がチョイスしたのは「手ぶくろをかいに」(文:新美南吉)でした。 だれが来るのかな???この読書週間には、午前8時30分からの10分間を「朝の読書タイム」に設定して、すきな本を読んだり、6年生が下学年の教室を訪問して読み聞かせを行ったり、“児童文学 波の会”のみなさんがお越しいただき「おはなし会」を上演していただいたりしました。 いよいよ最終日となる明日の24日(金)、読書タイムは、サプライズと言いましょうか、お楽しみ限定企画の「先生 入れ替え読み聞かせ」が行われます。 これは朝の会に担任ではない別の先生が教室へやってきて、読み聞かせを行うという内容です。 どの先生がどこの教室を訪問するのかは、シークレット! 明日の朝の会にあちらこちらの教室から歓声が聞こえてきそうです・・・ お楽しみに!! わくわくタイム(10月23日)5時限の授業を終えた1・2・3年生(25名)からは21名の子どもたちが参加しました。 始まると、カプラ、エアーホッケー、フラフープ、野球盤、大縄とびなど、子どもたちは、お目当ての遊びコーナーにそれぞれわかれていきました。 6時限が終了すると、高学年の6名が加わり、体育館がにぎやかになりました。 「わくわくタイム」の運営にたずさわるファミリー交流館スタッフをはじめ、主任児童委員さん、地域の皆様にこの紙面をかりて、感謝申し上げます。 波の会による「おはなし会」 (1)「波の会」は40年以上の歴史をもち、名古屋市の図書館でのストーリーテリングをはじめ、近郊の学校に出かけての「おはなし会」を行うなど、精力的に活動するグループです。 上演する際の手法は“ストーリーテリング”と呼ばれるもので、一般的な絵本や紙芝居などを朗読する「読み聞かせ(読み語り)」とはやや異なり、書籍などの台本や道具をもたずに観客の前に立つストーリーテラー(語り手)がお話を語るところに特徴があります。 聞き手を中央にあつめて、部屋をやや暗くして、照明も最小限にして語り手が登場するステージが完成します。(本当はろうそくの灯やスポットがよいのだとか) 語り手の頭の中にいったん入ったストーリーは、語り手というフィルターを通して子どもたちに伝えられます。語り手は子どもたちの目を見ながら語り、子どもたちも語り手の方を見ていますので、子どもと物語をより深く共有できるというメリットがあります。 「読み聞かせ」では、絵本のさし絵が言葉のイメージを助けてくれるのに対して、「ストーリーテリング」は、もとの文章表現にしばられることなく、すべて自由にお話を描けます。 登場人物の容姿や服装、色、まわりの情景などは、自由に思い浮かべる世界・つまり聞き手の想像力にまかされます。 目からの情報でなく、耳で聞くことは、想像力を高めるはたらきがあります。この想像力こそが読書の素地になるようです。 さて、画像は2時限、5・6年生を対象に行われた「おはなしの会」のようすです。6年生にとっては、「波の会によるおはなし会」は1年生からかぞえてこれで6回目となります。 おはなし会では、二人の語りが交代制で次の3つのお話を聞きました。 「七羽のカラス」 *グリムの昔話 「山の上の火」 *エチオピアの昔話 「六人男 世界をのし歩く」 *グリムの昔話 いろいろな特技をもつ6人の男がそれぞれの持ち味をいかして、ちょっとズルい王様をこらしめるお話です。 波の会による「おはなし会」 (2)
こちらは同じく2時限、3・4年生を対象に行われた「おはなし会」のようすです。
聞かせていただいたのは次の4つのお話です。 「なら梨とり」(日本の昔話) 「頭に柿の木」(日本の昔話) 「やせた メンドリ」 「長靴をはいた猫」 (ヨーロッパの昔話) 最後には、披露されたお話が掲載された本の紹介もしていただきました。 大人である私にとっても初めて聞くお話もあり、気がつくとお話の中に引き込まれていました・・・ 波の会による「おはなし会」 (3)
3時限は、1・2年生の子どもたちを対象に「おはなし会」が行われました。ここでは、グリムの昔話をはじめ、日本やジャマイカ、ポルトガルなど世界の民話より4つのお話を聞かせていただきました。
低学年といえども、絵や人形などビジュアル的な素材はいっさいなし!語りのテクニックだけで子どもたちを物語の世界に引き込んでいきます・・・ 【1・2年生に聞かせてくださったお話】 「鳥のみじさ」 「王子さまの耳はロバの耳」 「アナンシと五」 「オオカミと七ひきの子ヤギ」 波の会による「おはなし会」 (4)波の会の語り手の人たちは、“もじもじ、そわそわしはじめる頃かな?”というタイミングで、ブレイクタイムをもうけてくださいます。 手や指をつかったシンプルで楽しいゲームでリラックス、そして気分もリフレッシュした子どもたちは、「おはなし会」の後半に入っていきます・・・ 波の会による「おはなし会」 (5)
「おはなし会」の最後に、この会で取り上げた物語が掲載された図書を紹介していただきました。
画像では読み聞かせをしている場面のように見えますが、本の中のさし絵を見せているところなんです。 【低学年向けのおはなしの出典】 「鳥のみじさ」 *『日本の昔話 ももたろう』より 「王子さまの耳はロバの耳」 *『こども 世界の民話』より 「アナンシと五」 *『こども 世界の民話』より 「オオカミと七ひきの子ヤギ」 *『ホットケーキ』より 5年「流れる水のはたらき」 (1)災害を最小にくいとめるにはどのような方法が考えられるのか、自然は、わたしたちに多くの宿題を出しているように思います。 5年は理科「流れる水のはたらき」で、川の水がどのように土地を変化させているのか、川の上流・中流、下流のそれぞれの地形や川岸、河原で見られる石などのようすから流れる水の働きについてまとめます。さらにこうした知識をもとに災害を防ぐ工夫について話し合います。 10月22日(水)の1時限、5年1組(担任:片野教諭)の子どもたちは、運動場で砂山をつくり、人工的に川をつくって、流れる水のはたらきについての実験を行いました。 砂山には蛇行した川をつくり、おもなポイントに旗を立てます。そして、ジョロやペットボトルにためた水を流してみます・・・ 5年「流れる水のはたらき」 (2)
砂山でダイナミックな実験をするグループだけでなく、ミニチュア模型のように小さなケースに山をこしらえて水を流す方法で実験にトライするグループもあります。
子どもは、水をかきまわしたり、砂で山をこしらえたり、それをミックスしたどろんこ遊びがもともと大好きな生き物・・・ こうした理科の実験は、本来の野生の部分をよびさますことで、時として活動に夢中になりすぎて、現象の観察や結果から出てくる法則性などの考察が飛んでしまうのが指導者の悩みでもあります・・・ 3年「販売体験」 (1)サンワフードの猪塚さんによる出前授業や袋詰め作業の体験、ポスター制作、接客の練習など、事前準備に取り組んできた子どもたち、今日がその集大成となる「わんぱく やおや」の開店の日です。 今日はあいにく朝から小雨の降る天気となったので、予定されていた屋外の「にこにこ広場」から屋根のある商店街入り口に活動場所を変更しました。 午前10時、商店街の放送設備をお借りして、「わんぱく やおや」がまもなくオープンすることを宣伝させていただきました(このMCは3年の女の子が務めました!) 販売に先だって、手作りの藍染めの法被(はっぴ)を身にまとった子どもたちが、この日のために練習してきた「竹太鼓の演奏」を披露すると、買い物におとずれたお客様から拍手が起こりました。 つづいて、運動会での演技種目「深川ソーラン」を披露すると、お店オープンのムードが高まります・・・ 3年「販売体験」 (2)果物や野菜の前で開店を待っていたお客様がいっせいに商品を手にとり購入しはじめます。大人にまじって、3年生の応援と買い物体験でやってきた深川小学校の他の学年の子どもたちの姿もプラスされて、アーケード街に活気が見られます。 たくさんのお客さん、まさに“飛ぶように”売れて行く野菜、あまりの盛況ぶりに、子どもたちは最初、ちょっととまどっているのか、練習していたとおりに応対できないようでした。 しばらくすると、落ち着きを取り戻して・・・ 「ありがとうございます」 「200円、いただきます」 「○○円のおつりです」の声があちらこちらから聞こえるようになりました。 3年「販売体験」 (3)
お客さんと接するのになれてきた子どもたちは、だんだん呼び込みやあいさつの声が大きくなってきたように感じました。やがて・・
「このしめじ、おいしいですよ!」 「バナナ、残り2個になりました」 「早い者勝ちですよ!」 声のトーンや表現もいろいろと変化が見られます。 お店をオープンしてから、およそ30分ほどで商品は完売しました。(予想以上の短時間で閉店となりました!) 藤谷先生とともに喜びを分かち合い、みんなでバンザイをしました。 3年「販売体験」 (4)看板のとりはずし、竹太鼓の演奏に使った道具の片付け、販売用に商店街からお借りした机や買い物かごの返却などがすむと、子どもたちは、取材にやってきた地域のラジオ放送局:RADIO SAN-Q(ラジオ サンキュー FM84.5)」の高橋さんからインタビューを受けました。 ここで収録された内容は、下記の時間帯に放送される予定です。 【1回目】 10月29日(水) 15:50 〜 【2回目】 11月 1日(土) 11:00 〜 最後に看板をバックに記念撮影を行い、これまでお世話になったサンワフードの猪塚さんにお礼のあいさつをして学校へもどりました。 出前授業、バックヤードでの袋詰め作業、そして本日の販売実習まで、おいそがしい中で時間をさいて、3年生のために支援してくださったサンワフードの猪塚さんをはじめ、貴重な体験の機会をつくってくださった商店街のスタッフ、さらには雨の降る中でも子どもたちの実習に応援に駆けつけて、お買い物までしてくださった保護者のみなさま、この紙面をかりて感謝申し上げます。 |
瀬戸市立深川小学校
〒489-0074 愛知県瀬戸市宮脇町53 TEL:0561-82-2272 FAX:0561-82-2362 |