最新更新日:2020/03/31 | |
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仕事納め2学期も地域の方々や保護者のみなさまのご理解、ご協力をいただきながら、さまざまな行事や教育活動を実施し、子どもたちの輝く姿を見ることができました。この紙面をかりて感謝申し上げます。 年が明けての「仕事始め」は、1月4日(木)となります。本年と同様に2018年もどうぞよろしくお願いいたします。 航空写真アーカイブ (1)昭和30年代から学校では節目ごとに航空写真が撮影されるようになりました。航空写真の撮影時期は天候の安定した季節が選ばれました。撮影当日は、子どもや職員が運動場に描かれたラインにそって並び、上空を通過するセスナ機によって、俯瞰した学校の敷地や校区全体の風景がカメラで記録されました。 ここでは「航空写真アーカイブ」と題して、校長室に保管されているものを紹介させていただきます。 (写真 1) 1963年(昭和38)頃に撮影された航空写真です。校舎は木造で、敷地の南にありました。登校してきた子どもたちは南側のスロープをのぼって校舎に入りました。当時の子どもたちは校舎にはさまれた中庭や北側の運動場で遊んでいました。敷地の北東にはプールが見られます。 学校の北東の丘の上には保育園が建っていました。また校舎のすぐ東側(現在のファミリー交流館のある場所)には、滑り台などの遊具や砂場のある公園があったようです。 (写真 2) 1969年(昭和44)年11月26日に撮影されたものです。木造の(旧)校舎は取り壊され、鉄筋コンクリート製の新校舎はこの撮影の3年前に完成しました。これまで校舎が建っていたところは運動場になりました。運動場の南西にみえる建物は(旧)深川公民館です。当時はまだ体育館がなく、子どもたちは運動場の西まで広々と遊べました。 深川小学校の東側に見える新しい建物は「中央公民館」です。時代の変遷とともにこちらは業務内容がリニューアルして名称も「せとっ子ファミリー交流館」と変更になりました。 (写真 3) 1972年に撮影されたものです。現在の体育館の建っているあたりには遊具らしきものが見えます。 中央公民館(現在のせとっ子ファミリー交流館)の北側には、深川保育園の新しい園舎が建設されています。 校地から泉町へとつながる通学路が航空写真でもはっきりと確認できます。 航空写真アーカイブ (2)1975年に撮影された航空写真です。新校舎完成から10年ほど経過した頃で、まだまだ校庭の木々が若いですね。 体育館への渡り廊下前には、まだ飼育舎も見られません。また現在は大木となったメタセコイヤの姿も確認できません。プールは現在の位置よりやや東にありました。 完成から二年後の体育館が写っています。当時は屋根が赤色でペイントされていたんですね・・・ (写真 2) 1983年、創立80周年を記念して撮影されたもの。体育館の南には深川公民館が建てられています。よく見ると、駐車場をつくるための工事車両が見えます。 プールは現在の位置に移転しています。 校舎前にはりっぱな学級園が造られ、百葉箱も設置されています。 (写真 3) 1993年、創立90周年を記念して撮影されたもの。若いメタセコイヤと飼育舎が見えます。 航空写真アーカイブ (3)2003年 創立100周年を記念して撮影されたもの。記念グッズのクリアファイルなどに掲載されました。 (写真 下) 2013年5月8日、110周年を記念して撮影されました。こちらもクリアファイルに飾られました。 深川小学校は小中一貫校の開校にあわせて、閉校となります。その前にもう一枚、航空写真が撮影されるとよいですね・・・ 2学期 終業式校長式辞では2学期の行事や出来事をふりかえりながら、子どもたちのがんばったことをみんなで共有しました。 終業式につづいて、生活指導担当の佐藤教諭が冬休みの生活で気をつけることを話しました。 「冬休みのお話」につづいて・・・今回は、12月に岐阜県で行われた「第12回 チャレンジカップ」の小学4年生 男子クラスで堂々の優勝を果たした加藤くん(4年)に、賞状と金メダルを渡し、全校のみんなでお祝いしました。 学級活動(1・2年)1年1組も2年1組も一人ずつが廊下に出て、担任より「あゆみ」(通知表)を受け取り、がんばったことをほめられたり、3学期の課題について励まされたりしていました。 学級活動(3年・4年)学級活動(5年)
5年1組では、近藤教諭が「あゆみ」(通知表)を渡しながら、今学期の活動を子どもたちとふりかえっていました。
自分が順番がくるまで、子どもたちは、提示された課題を解決したり、“よいとろこ見つけ週間”に書かれた自分へのメッセージをうれしそうに読んだりして待ちます・・・ 学級活動(6年)児童玄関にクリスマスツリーを設置これは子どもたちが1時限目に学習しているうちに、サプライズで職員によってこっそりと設置されました。 イルミネーションは6年生が修学旅行から学校へもどった時に出迎えるために点灯したものを使用してみました。 夕方になると・・・ちょっと早いですが・・サンタが登場!さいしょに遭遇したのは、放送当番の5年生の女の子でした。 教室のスピーカーからクリスマスソングが流れる中、二人のサンタはトナカイを引き連れて、それぞれの教室を訪問、子どもたちに「お楽しみケーキ」をくばって回りました。 佐伯教授の楽しい実験授業 (1)「大学コンソーシアムせと」とは、瀬戸市と近隣の5大学(愛知工業大学、金城学院大学、名古屋学院大学、名古屋産業大学、南山大学)が協働して、新しい文化活動を創成していくための組織です。 具体的には、市民が自ら学ぶ生涯学習への支援、市民と学生の交流、小中高教育との連携・支援、まちづくりのお手伝いなど活動が展開されています。 今回は愛知工業大学の客員教授・佐伯 平二氏を講師にお招きして、楽しい理科の実験授業をしていただきました。 今回の授業は図工室で行われました。黒板のまわりにはいろいろな実験道具がスタンバイしている中で白衣姿の佐伯教授が登場!(今日は盛りだくさんの楽しい実験のオンパレードでした) オープニングは、ペットボトルの中に人工的に雲を発生させる実験です。用意するものは、ペットボトルと特殊なキャップ(炭酸飲料のガス漏れをふせぐもので、ネット販売や名古屋などで入手可能です) ボトルには消毒用のアルコールがほんの少し注入してあります。子どもたちが黒いキャップをつまんでボトル内の圧力を変えていきます・・・ 佐伯教授の楽しい実験授業 (2)二つのボトルはプラスチック製の器具で連結されています。上のボトルには空気、下には水が入っています。 佐伯教授は 「このボトルを180度回転させると、水は下のボトルに移るでしょうか」 と子どもたちに問いかけます。「下に落ちる」という意見もあれば「そのまま動かない」という子もいました。 実際にやってみると、上のボトルの水は下に落ちませんでした。ここには水の表面張力が関係しているそうです。 佐伯教授はさらに次のように問題を投げかけました。 「どうやったら、水は下に落ちるでしょう」 子どもたちからは、いろいろな意見が出ましたが、6年生男子が 「上と下、両方のボトルに穴をあければいい!」 との声があがり、さっそく実験してみました・・・ 佐伯教授の楽しい実験授業 (3)ボトルを揺さぶって、トルネードを発生させることで、上のボトルの水が簡単に下のボトルに落ちていくようすを観察できました! 佐伯教授の楽しい実験授業 (4)
つづいてもペットボトルと液体をつかった実験です。
ペットボトルの中の液体は茶色がかっています。佐伯教授によれば、うがいの時に使用する「イ○ジン」という薬品が混ぜてあるそうです。それを子どもたちが激しく振ると、なんと透明の液体に変化しました。実は・・ボトルキャップの裏にもう一種類、ある薬剤が仕組まれていたんです。(その正体はお子様におたずねください) うがい薬も、もう一つの薬剤も入手することは簡単で、子どもたちでも家庭で手軽に実験できるものです。(ぜひ、トライしてみてください) 佐伯教授の楽しい実験授業 (5)佐伯教授が用意した黄色の液体、別のワイングラスに注ぐと赤色に変化しました。別の赤色の液体を取り出し、グラスに注ぐと、今度は透明になりました。これは酸性・アルカリ性を判定する試薬を使用しているそうです。 つづいての実験は身のまわりにある品物などをつかって、家庭でも行える実験を紹介してくださいました。 まずはカップ麺の容器(ちょっと加工がしてあります)、そして髪を乾燥させるドライヤー、この二つで実験ができます。 ドライヤーのスイッチをONにして、上向きに風を送ります。その上の空間にカップを置くと、あら不思議!カップが空中で静止するではありませんか! この現象、小学生にはちょっと難しいですが・・「ベルヌーイの定理」というスイスの物理学者であるダニエル・ベルヌーイが1738年に発見したもので説明できるそうです。(物理の苦手な私には、ちょっと、ややこしいですね(^_^;) 佐伯教授の楽しい実験授業 (6)
さて、こちらも家庭にある材料で、物体を宙に浮かす実験です。
佐伯教授はまずバルーンアートでよく使われる風船を取り出し、細長くふくらませます。つづいて荷造りに使用するポリプロピレンのテープを、さきイカを食べるときのように細かく裂いていきます。(ちょうどダンス用のポンポン飾りをつくる時みたいに) 佐伯教授が脇と体の間で風船をこすって静電気を発生させます。これは小学生の頃にプラスチック製の下敷きをこすって、頭に乗せると髪の毛が逆立つ遊びを思い出します。 教授がさきほどのポンポン飾りを宙に投げて、風船を近づけます・・・・ すると、あら不思議!風船から逃げるように、ポンポン飾りが宙に浮き上がります。やがてポンポンは天井にピタリとくっついてしまいました・・・ 佐伯教授の楽しい実験授業 (7)
こちらも静電気に関する実験です。佐伯教授が取りだしたのは手作りの実験器具である「ライデン瓶(びん)」です。見た感じは、ペットボトルにアルミ箔を巻いて、口には金属の線らしきものが出ています。このライデン瓶は、静電気をためておくことができる道具だそうです。
実験は、代表児童10名が前に出て、手をつなぎます。佐伯教授がバルーンとマフラー生地、アクリル板との摩擦で発生する静電気を先頭の児童の持つ手作り実験器具(ペットボトルを改造したもの)に流すと・・・ その瞬間、ビリリッと電気が流れたようです。大きな声を出す子、飛び上がる子、にやりと笑う子・・ いろいろな反応がありました。 |
瀬戸市立深川小学校
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