最新更新日:2020/03/31 | |
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きょうの給食(7月19日)・ドライカレー ・イタリアンサラダ ・ナン ・牛乳 ・アイスクリーム 今回が1学期最終の給食メニューです。われわれ教職員にとっては明日から試練の(?)昼食タイムとなります。 「ドライカレー」の食材には、牛挽肉をはじめ、たまねぎ、にんじん、ピーマン、マッシュルーム、レーズン、そしてカット大豆などが使われています。特にピーマンは、先日の茄子(ナス)につづいて、2年生が学級園で収穫したものが、少量ですが食材としてプラスされています。 ドライカレーの相棒は久しぶりに「ナン」です。本場インドで「ナン」はお店で買ったり、レストランで食べたりする特別な料理で、ふだんは「チャパティ」という薄焼きパンやライスをカレーといっしょに食べるそうです。(昼の放送原稿より) 食後にはこれまた久しぶりにアイスクリームが登場しました。 給食のアイスデザートといえば、昨年2月の「雪見だいふく」、アイスクリームは一昨年の9月以来の登場となります。 きょうの給食(7月15日)・野菜たっぷり冷やし中華 ・ししゃもフリッター ・ミニトマト ・小型ロールパン ・牛乳 昨年度は登場しなかった冷やし中華が登場しました。 給食の冷やし中華にはきゅうり、にんじん、キャベツ、しいたけ、焼き豚が入っています。 中華めんは給食室の釜でゆで、たっぷりの水で何回も冷やします。汁も手作りです。 ししゃもフリッターには子持ちししゃもが使われています。 ししゃもは、日本固有のキュウリウオ科シシャモ属の硬骨魚で、生息域は北海道の太平洋岸に限定されます。ししゃもの語源はアイヌ語の「スス・ハム(柳の葉)」に由来し、柳の葉が水に落ちて朽ちるのを哀れんだアイヌの神様が魚に変えたという説や、飢えに苦しむ人々を救うためアイヌの神様が柳の葉を魚に変えたという説があります。 ししゃもは頭から尾まで食べることができるので、カルシウムをたくさん摂取することができます。 また、今日の給食には添え野菜として今が旬のミニトマトがつきました。 きょうの給食(7月14日)・かきたま汁 ・瀬戸豚と瀬戸市産のなすの炒めもの ・わかめごはん ・牛乳 ・冷凍あんず 「かきたま汁」には、豆腐、油揚げ、かまぼこが具材につかわれ、とじた卵で仕上げてありました。 「瀬戸豚と瀬戸市産のなすの炒めもの」というネーミングのメニューは初登場ですね。 “瀬戸豚”は、道の駅・瀬戸しなのがオープンした頃より脚光をあびている地元ブランド肉で、瀬戸市北丘町などを中心に生産されています。給食ではこれまでに「瀬戸豚の炊き込みごはん」や「瀬戸豚丼」で使用されてきました。 今日の給食では、瀬戸豚といっしょに瀬戸市産の茄子(ナス)が炒めてありました。 “瀬戸市産”といえば、副読本「せと」でも取り上げられている幡山地区の矢正農園で生産されたナスがすっかりおなじみになりましたが、今回は2年1組の子どもたちが生活科の学習で育ててきたナスもいっしょに材料として使用されているんです。 (くわしくは次の記事をお読みください) そして食後のデザートは、久しぶりに「冷凍あんず」の登場です。 「杏(あんず)」は、春(3月下旬から4月頃)に、桜よりもやや早く淡紅の花を咲かせ、初夏にウメによく似た実を付け、6月下旬から7月中旬にかけて短期で収穫されます。 果実は生食のほか、ジャムや乾果物などにして利用されたり、今日の給食のように冷凍されたりもします。 ヨーロッパ、中央アジアで発展した「あんず(アプリコット)」は甘い品種が多いのに対して、東アジアで発展した「杏(アンズ)」は酸味が強い品種が多いそうです。 今日のように、蒸し暑い日にこんなひんやりデザートはうれしいですね。 きょうの給食(7月13日)・マーボー豆腐 ・中華あえ ・麦ごはん ・牛乳 ・チーズ入り小魚 今日は定番の“中華メニュー”です。(写真 1) 「マーボー豆腐」は、木綿豆腐や豚肉、ねぎ、にら、にんじんなどを使った中華料理です。(写真 2) 給食のマーボー豆腐は味噌の甘みが特徴的で、子ども向けの味付けになっています。 ネギやニラなどの匂いの強い野菜には、ビタミンB群の吸収を助けるはたらきがあります。 調理方法は・・・ ひき肉やニンジンを炒めて木綿豆腐を加え、味噌で味付けをしますが、豆腐は、加熱温度に注意して一度ゆでてから、他の材料と混ぜます。加熱することで豆腐が固まり、くずれにくくなります。 最後は、片栗粉で調味料を固めるので、あっさりとした豆腐にタレがよくからんで、おいしく仕上がります。 「ツルツルッ!」とした食感の春雨にハムをはじめ、味の染みたしいたけや甘酸っぱいみかんが入った「中華あえ」は、一皿の中にいろいろな味が詰まった料理です。 今日のようなムシムシする暑い日にはうれしいメニューでした。(写真 3) 「チーズ入り小魚」の登場です。いわし(小魚)のほかに、キューブ状のしろいものがチーズ、細長いものはアーモンドです。(写真 4) きょうの給食(7月12日)・野菜スープ ・フェジョアーダ ・発芽玄米ごはん ・牛乳 今日の給食では、8月に「第31回 夏季オリンピック」が開催されるブラジルにちなんだメニュー「フェジョアーダ」が登場しました。 「フェジョアーダ」はブラジルを代表する料理の一つです。牛肉をはじめ、タン、リブ、豚の耳や足、腸詰(ウインナー)の小片を、黒豆(フェイジョン豆)といっしょに煮込んで作ります。 レストランでは、香ばしい香りとともに、小ぶりの土鍋に入れられて、テーブルに運ばれてきます。土鍋のまわりには、ご飯、茹でたケールの細切り、豚皮のフライ、タロ芋の炒り粉、みかんの輪切り、薄手のリブステーキなどが所せましと並べられます。 「フェジョアーダ」は、一人だけで食べる料理ではなく、一つの土鍋には、たっぷり二人分がおさまっているので、4,5人でテーブルを囲み、土鍋二つを注文すると、お得なだけでなく、土鍋のまわりのステーキやケール、みかんの輪切りをとりながらフェジョアーダを味わう中で、親近感が増し、会話がはずんで楽しい食事になるのだとか・・ 今日の給食では、牛ひき肉、ウインナーソーセージ、いんげん豆が食材として使用されていました。 お子様の感想はいかがだったのでしょうか・・・ フェジョアーダのお味はいかが?ふだんから家庭料理として「フェジョアーダ」を食べている女の子二人(2年と4年)は、給食がはじまると、それぞれの教室をまわって、美味しい食べ方を紹介していましたので、さっそく密着取材! 二人の家庭では、フェジョアーダがひんぱんに食卓に登場するそうで、おかずとして別に食べるのではなく、スプーンでとってごはんによく混ぜて食べるのだとか・・ それを聞いて、高学年もさっそくトライしていました。 今日は、特別支援学級の4校交流会も行われていて、家庭科室では4校の子どもたちがフェジョアーダを賞味していました。 下校時にフェジョアーダの食べ方を教えてくれた女の子に、今日の給食メニューについての率直な感想を聞いてみました。すると、 「給食のフェジョアーダもよく似た味だけど、ママのほうがおいしい・・」 だそうです。 きょうの給食(7月11日)・トックスープ ・ビビンバ ・ごはん ・牛乳 子どもたちに大人気のメニューセットが登場です。 「トックスープ」の“トック”とは、うるち米またはもち米で作った朝鮮半島の餅(もち)、あるいは餅菓子を意味します。 うるち米で作ったトックは加熱してものびることがないので、スープだけでなく炒め物などの食材としても重宝します。 今日は、ビビンバとトックスープの調理風景を紹介させていただきます。 ビビンバに入れる「炒り卵」は泡立て器をつかって作っています。画像では、簡単にかき混ぜて作っているように見えるのですが、調理室で使う泡立て器は家庭用より大きなサイズのものをつかうので、炒り卵づくりはとても力のいる作業です。 【ビビンバ用の味噌だれのレシピ】(4人分) ・赤みそ 大さじ2 ・砂糖 大さじ4 ・みりん 大さじ1 ・トウバンジャン 小さじ1/2 ・水 大さじ3 鍋に調味料と水を入れ、弱火で煮溶かします。 ご家庭でも作ってみてくださいね。 きょうの給食(7月8日)・もずくのすまし汁 ・さばの照り焼き ・きゅうりのしおあて ・くふぁじゅーしー ・牛乳 今日の給食は、「沖縄特集のメニュー」ですね。 「もずくのすまし汁」にはいっている“もずく”は、熱帯から温帯の浅い海に分布し、日本では沖縄諸島の近海で採れるものが有名です。 もずくは、海中に自生している時は褐色ですが、熱湯に通すと緑色となり、かむとワカメのような歯ざわりと独特のぬるぬるとした食感もあります。海のミネラルをふくみ、体の調子をととのえてくれる食材です。 今日の給食では、そんな「もずく」を豆腐、かまぼこ、えのきたけ、ねぎなどの具材といっしょにすまし汁にしました。 「くふぁじゅーしー」は給食初登場のメニューです。学校では“ひらがな表記”ですが、カタカナで書かれることも多いようです。 沖縄地方で豚肉を使った炊き込みご飯のことを「ジューシー」と言います。 「クファ」とは“硬め”という意味があり、「クファジューシー」は“沖縄風炊き込みご飯”となります。 私たちには耳慣れない「くふぁじゅーしー」という料理も沖縄では一般的な料理で、スーパーでおにぎりメニューの一つであったり、コンビニエンスストアなどで「くふぁじゅーしぃの素」が売られたりしています。また、沖縄の食堂では“沖縄そばとジューシーセット”というメニューもあるのだとか・・ 給食では、いつもの「鶏めし」の具材が豚肉となり、きざみ昆布などが入って、ほんのりゴマ油の香りがしたのが「くふぁじゅーしー」でした。 また、これとは別に沖縄では「ヤファラジューシー」という料理があって、「クファ」の“硬め”と対照的に「ヤファラ」が“やわらかめ”という意味で、“沖縄風おじや”のことだそうです。 今日は、「もずくのすまし汁」と「さばの照り焼き」をおかずに、“沖縄風炊き込みご飯”である「くふぁじゅーしー」を賞味しました。(ごちそうさま) きょうの給食(7月7日 −1− )・そうめん入りとうがん汁 ・彩り酢鶏 *今月の応募献立 ・ごはん ・牛乳 ・たなばたデザート 7月7日は七夕(たなばた)です。今日の給食では、七夕にちなんで、「そうめん汁」とデザートが登場です。 昔から七夕には、病気をせず健康に暮らせますようにと、「七夕そうめん」が食べられていました。給食では、そうめんを冬瓜(とうがん)の入ったすまし汁に入れ、「そうめん入りとうがん汁」としました。 「とうがん」は原産がインド、東南アジアの野菜です。日本では古くは平安時代から栽培されていたという記録も残っています。 「とうがん」は、7〜8月に収穫される夏の野菜でありながら漢字で表記すると「冬瓜」となります。それは「冷暗所に置けば、冬まで保存できる野菜であるから」といわれています。 今日は、そうめんを天の川に見立て、“星型にんじん”をたくさん散りばめました。また調理員さんのサービスで、レアなハート型にんじんも入っていました。 お子様のとうがん汁には、ラッキーなにんじん、いくつ入っていたでしょう? きょうの給食(7月7日 −2− )
今日の給食はトピックが多くって・・・
「彩り酢鶏(いろどりすどり)」は、“今月の応募献立”で原山小学校のK.A.様のレシピをもとに調理されています。リズミカルなネーミングのこの料理、エリンギ、ピーマン、赤ピーマンなどの夏野菜と衣をつけて揚げた鶏肉と甘酢でからめた一品です。中華料理の「酢豚」の鶏肉バージョンということで、「酢鶏」というネーミングになったのかな・・と思います。 食後は、“7月7日のおやくそく”ということで、「たなばたゼリー」の登場です。 これまではパッケージを開けると、星形のゼリーがトッピングされた可愛いデザートでした。今回はトッピングはなしですが、果汁たっぷり、“味で勝負”のゼリーが選定されました。 さてさて、今夜は「織り姫星」と「彦星」が夜空で見ることができるでしょうか・・・ 全校なかよし給食 (1)これから行われるのは「縦割りなかよし給食」です。「児童集会」が行われる日は、それとセットの行事として、この「なかよし給食」が行われます。 このように全校の子どもが一堂に会してランチタイムを過ごすのは、深川小のような規模の学校ならではの特色ある企画だと思います。 「なかよし給食」では、高学年(4・5・6年生)が給食当番(配膳係)を担当し、低学年が終了後に後片付けを行うという“おやくそく”があるんです。 60名を超える人数での会食、家庭科室は活気にあふれています。 全校なかよし給食 (2)
今日は「夏の児童集会」、「縦割り活動」そしてこの「縦割りなかよし給食」と、盛りだくさんの一日となりました。
シチュー、ごはん、サラダ、すべてをおかわりをしても時間内にたいらげる高学年に刺激をうけたのか、“なかよし給食デビュー”(?)の一年生の中にも、山盛りのごはんを完食する元気な男の子もいました。 縦割り班の友だちとなかよく会食する時間もあっという間に終了しました。私(校長)が使用した食器やイスなど、気がつくと4年生の子どもたちがせっせと片付けている姿に感激しました。(ありがとうね(*^_^*) 高学年が教室へもどった後、テーブルのぞうきんがけ、フロアのゴミひろいなどの後片付けは低学年(1〜3年生)の子どもたちががんばってしてくれました。 きょうの給食(7月6日)・ハヤシシチュー ・切り干し大根サラダ ・麦ごはん ・発酵乳(七夕バージョン) 「縦割りなかよし給食」の給食メニューです。またまた発酵乳はNEWパッケージで登場!明日の七夕(たなばた)にちなんで、織り姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)のイラストがあしらわれていました。 「ハヤシシチュー」は、調理員さんが小麦粉、マーガリン、有塩バターをつかって、一からブラウンルウを手作りしています。調理風景は6月15日付の当ホームページでくわしく紹介していますので、ぜひご覧ください。 「切り干し大根サラダ」の調理方法は、まず切り干し大根を洗いもどして、茹(ゆ)でてやわらかくします。きゅうりとにんじんも同じようにゆでてから、水で冷やします。 切り干し大根、きゅうり、にんじんをハムなどといっしょにあえて、ごまをふりかけたらできあがり! 夏の到来を感じさせるようなこの季節、さっぱりとした甘みと酸味がうれしい一品であります。 きょうの給食(7月5日)・肉みそかけ ・キャベツとツナの和え物 ・ソフトめん ・牛乳 久しぶりに「ソフトめん」の登場です。袋をやぶって、麺を取り出し、肉味噌の汁に入れて、“つけ麺風”にしていただきます。 「肉みそかけ」の調理方法は、まず鰹(かつお)の削り節(けずりぶし)でダシをとります。 たっぷりの豚挽肉を炒めて、たまねぎ、にんじん、はんぺん、コーン、グリンピース、そして最近の給食ではよく使用される栄養価の高い「カット大豆」を入れたら、この中部地方の名物である赤味噌を砂糖を加えたダシ汁でのばしたものといっしょにお鍋で加熱して、出来上がりです。 「キャベツとツナのあえもの」には、主役のキャベツとオイルツナのほかに、きゅうり、にんじんが具材につかわれ、醤油と砂糖であえてありました きょうの給食(7月4日)・卵とじ ・いかの天ぷら ・ごま和え ・ごはん ・牛乳 今日は典型的な和食メニューの給食でした。 「卵とじ」は、たまねぎ、にんじん、しいたけ、三つ葉、鶏肉、凍り豆腐、かまぼこを甘めの味で煮こみ、卵でとじています。 私にしてはめずらしく(?)、ごはんの上にのっける「玉子丼」にはしないで、おかずとしていただきました。 さて、久しぶりに「天ぷら」の登場です。私の記憶では・・・ 2014年10月に、大分県の郷土料理の「とり天」(鶏肉の天ぷら)が登場して以来ではないでしょうか? 今日は私の大好物の「イカ天」でした。(チェーン展開している讃岐釜揚げうどんのお店へ行くと、気がつくと、これをお皿にのせてレジにすすんでしまいます(*^_^*) 「いかの天ぷら」に添えられているのは「ごま和え」です。きゅうり、にんじん、もやしなどの野菜がゴマであえてありました。 きょうの給食(7月1日 −1−)・チキンビーンズ ・ひじきサラダ ・クロワッサン ・牛乳 ・ミニ冷凍みかん 今日は金曜日ですが、自校で炊いたごはんではなく、クロワッサンが登場しての洋食メニューとなりました。 クロワッサン(croissant)は、フランス発祥のパンの一種で、バターを多く使って焼かれて、サクサクした食感が楽しめます。給食では一年に数回しか登場しないレアなメニューの一つです。画像のように一つ一つ袋に入って届けられます。 「ひじきサラダ」は主役となるひじきを、オイルツナやほうれん草、コーンなどの野菜といっしょに、ゴマであえてあります。このサラダでカルシウムや鉄分などの栄養素をとることができます。 え〜〜と、「チキンビーンズ」については、後半の部(2)にまわして、先に食後のフルーツとして初登場の「ミニ冷凍みかん」から紹介させていただきます。 今回の冷凍みかんは、ネーミングのとおり、とてもサイズが小さいです。お皿の大きさと比較していただくとわかると思いますが、ちょうどお正月の鏡餅の最上段に乗っている橙(だいだい)の大きさに近いものでした。(鏡餅といっても、サイズはいろいろありましたね。アバウトな説明、ご容赦ください<(_ _)> 今日のような夏本番のような暑い日には、脳天にキ〜〜ンとくる“ひんやりデザート”がうれしいです。 (後編へつづく) きょうの給食(7月1日 −2−)チキンビーンズに使用する大豆(ビーンズ)は前日から水に浸しておきます。 チキンビーンズは煮込むときに大豆の煮汁をいれます。これは煮汁を入れることで料理全体に甘みが増す効果があるからです。 「チキンビーンズ」と「ポークビーンズ」は、材料が鶏肉か豚肉かによってネーミングが異なると思っている人が多いようです。(私なんですが・・) 肉の種類が別のものであることはもちろんですが、実は調味料も違います。「チキンビーンズ」には、トマトソースとケチャップが使われているのに対して、「ポークビーンズ」にはクラッシュトマト、トマトジュース、ケチャップなどが使われています。 今日のチキンビーンズにはめずらしくベーコンも入っていました。野菜などの食材はすべて調理員さんが手作業で切っていて、パセリも手作業で細かくみじん切りにしています。 暑い中の作業ですが、時間内に調理して、頑張ってそれぞれの学級の食缶に配分します。 きょうの給食(6月30日)・カレー ・ごぼうサラダ ・麦ごはん ・牛乳 6月最終日の給食は、子どもたちに人気の「カレーライス&ごぼうサラダ セット」です。 「ごぼうサラダ」は、主役のごぼうをはじめ、にんじん、きゅうり、とうもろこし、オイルツナなどの食材をごまとドレッシングで和えて、さっぱりとした仕上がりになっています。 学校給食に使用される野菜の中でも「ごぼう」は群を抜いて食物繊維が多く含まれるので、献立に用いられることが多い食材です。 さて、大きな鍋にたくさんの食材を入れてつくる給食のカレーの味は絶品です。今回は調理風景を、栄養職員の岡野さんに解説してもらいます・・・ 給食のカレーの中には“カレールウ”だけでなく、チャツネ、ケチャップ、ウスターソース、チキンブイヨン、コショウ、ガーリックパウダーなどの調味料やスパイスが入っています。 最後に牛乳を入れて味を調えるのですが、牛乳を入れた後は沸騰させないように気をつけてかき混ぜるのがポイントです。 これは沸騰してしまうと、牛乳が分離するかもしれないからです。(岡野) きょうの給食(6月29日)・けんちん汁 ・白ごまつくね ・切り干し大根の煮つけ ・ごはん ・牛乳 「けんちん汁」とは、もともと精進料理(しょうじんりょうり)の一つとされ、肉などの動物性タンパクは加えられないことが多い汁物です。 給食の「けんちん汁」には、豆腐、大根、ごぼう、にんじん、ねぎ、しいたけなどが具材としてつかわれ、醤油仕立てに調理されています。 「白ごまつくね」は、鶏肉、タマネギといっしょに白ごまが練り込んであります。また、子どもたちの成長のための鉄分を補給するためにレバーも入っています。 昨日につづき、今日も「白ごま」にスポットをあててみたいと思います。 ごま(胡麻)は、鶏肉のてりかけやハリハリづけ、甘酢あえなどの料理のように、表面にふりかけて賞味するものから、加工して「ごま豆腐」やペースト状の「練りごま」、「ごまダレ」、「ごま油」まで、いろいろな形で私たちは賞味しています。ただ、国内生産量はわずかで、ほとんどは輸入に頼っているのが実情です。 ごまは、アフリカのサバンナ地方が起源とされる説が有力で、紀元前3000年以前よりアフリカのナイル川流域で栽培され、エジプトのピラミッドや遺跡等からも胡麻が出土しているそうです。暑い地帯がルーツのごまは、太陽の光が大好き、熱くて乾燥した天候でよく育ち、日が照るほどに収量が増えるため、“照りゴマ”とよばれるほどです。 胡麻の栽培は、アフリカから陸路で中国へ渡り朝鮮半島を経て日本へ入り、縄文時代には胡麻を食べる文化があったようです。 胡麻には、「白ごま」、「黒ごま」、「黄ごま」などの種類があります。 「白ごま」は、ピラジン類(こうばしい香り)で、炒った時の香りが豊かなのが特徴です。また、黒ごまよりも脂質が多く含まれています。 「黒ごま」は、タンニン系の色素が含まれている種類で、抗酸化力が高いのが特徴です。白ごまほどの豊かな香りはありません。 ごまは脂質が多いので、摂り過ぎるとカロリーオーバーになるので、1日の摂取量の目安として大さじ1〜2杯(10g〜20g)にしておきたいものです。 白ごまつくねに添えられているのは、「切り干し大根の煮つけ」です。 きょうの給食(6月28日)・なめこ汁 ・鶏肉のてりかけ ・ゆかりあえ ・わかめごはん ・牛乳 「なめこ汁」は、味噌汁の中に主役のなめこをはじめ、豆腐、油揚げ、ねぎ、そしてジャガイモが具材として入っていました。 そして、定番の人気セットメニューである「鶏肉のてりかけ & わかめごはん」の登場です。 今日は調理室で鶏肉を揚げているようすをアップしてみました。てりかけのタレには醤油、酒、砂糖、みりんが使われています。鶏肉は一枚一枚調理員さんがでんぷんをつけて調理しています。食の安全のため、鶏肉の中心温度が90度以上になるまでチェックしながら揚げています。 「鶏肉のてりかけ」には、たっぷりのゴマがトッピングされています。 今日の「お昼の放送」では、放送担当の子が「ゴマ」についての豆知識を紹介してくれましたので、その原稿の一部を紹介させていただきます。 みなさんは「アリババと40人のとうぞく」という物語を知っていますか?物語の中で、宝物が隠されている洞窟(どうくつ)の扉を開けるときに 「開け ゴマ!」 という魔法の呪文(じゅもん)が出てきます。 今日は、古くから世界中の人々に親しまれてきた「ゴマ」についてのお話です。 ゴマは成長が早い植物です。種をまいて芽が出てから30日くらいで花が咲き、実がなります。 実が熟すると、割れて中から勢いよく飛び出した種は遠くまで飛びます。この種が私たちが食べている「ゴマ」です。 いつの頃からか、実が大きく割れて、種が飛び出すようすから「開け ゴマ!」という呪文が生まれたと言われています。 小さなゴマの一粒一粒には、体に必要な栄養がいっぱいつまっているので、昔からゴマは「食べる薬」と呼ばれていました。 今日の「鶏肉のてりかけ」には、白ごまがたっぷりかかっています。ゴマの風味と、つぶつぶとした食感を楽しみながら食べてください。 |
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