最新更新日:2020/03/31
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3月24日(火)1〜5年生臨時登校日(9:10下校)  4月7日(火)にじの丘学園小中学校入学式  4月8日(水)にじの丘学園小中学校始業式                                

桜の花が教えてくれること

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 入学式の日、学習ひろばの窓からは満開となった美しい桜が見られました。
 離任式をむかえた本日(15日)、窓の外には花が散って、新緑の桜の木がありました。

 桜の花が終わりかけた頃になりましたので、今年もつぎの記事を書こうと思います。

 どこの学校へ行っても校庭や周囲に桜の木を見かけます。学校に桜の木が植えてあるのは、新年度に満開の時期を迎えた桜の花には、子どもたちの進級に「花を添える」という役割があります。でも年を重ねるごとに私は、桜が校庭に植えてあるのは別の意味があるように感じてきました。
 新学期、子どもたちはそれぞれに今年の目標など抱負を発表します。目標が達成できたときの喜びは本人だけでなく、周囲の人にとっても何事にもかえられません。
 ハイハイしていた赤ちゃんが一人で立ち上がった時、はじめて“おむつ”から“パンツ”にかわったとき、言葉をはなせた瞬間、生まれて初めて自転車に乗れた日のこと、親(大人)にとって感激した日のことはわすれません。
 人間は生きていく中で、「大きい、小さい」、「早い 遅い」、「長い、短い」、「できる、できない」・・といつしか人と比べてしまいます。また、「小さかったり、遅かったりすること」に焦ったりもします。「大きい、小さい」などは人が勝手に決めた“ものさし”でしかありません。
 一つ一つの花にはその生長のスピードや開花の時期があるように、子どもはその子どもなりに確実に成長しています。
 「遅咲き」なんていう言葉は人間が勝手につくったものかもしれません。
 
 撮影した桜の花からは、今年も「だいじょうぶ!だいじょうぶ!」という子どもたちへの励ましのメッセージが聞こえてきます・・・
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