最新更新日:2020/03/31 | |
本日:7
昨日:10 総数:237653 |
きょうの給食(2月9日)・関東煮 ・五色あえ ・わかめごはん ・牛乳 「おでん」と「関東煮」、それぞれの違いを説明するのは難しいものです。 「コンビニで売っているのが、おでん?」 「屋台などの暖簾(のれん)に書いてある文字が関東煮・・」 などと言う人はいますが、実際のところはどうなんでしょう? 「関東煮の起源」については諸説いろいろあるようですが、その中の一つに文字どおり、“関東地方から伝わった煮物”という説があります。 「おでん」のルーツは、煮たり焼いたりした具に味噌を塗る「みそ田楽(でんがく)」が始まりだと言われています。はじめは味噌をつけていたものが、今のようなしょうゆで煮込むおでんになったのは、関東近郊で醤油作りが盛んになった江戸末期と言われています。 手間のかかるみそ田楽に比べ、醤油味のおでんは煮込むだけですむので、屋台で手軽に食べられる軽食としてまず関東地方で広まり、やがて関西にも伝わりました。(江戸前寿司も屋台で立ち食いスタイルで食べられていた・・という記録もありますね) その時に「みそ田楽」と区別するために、醤油味のものは「関東煮」と名付けた・・と言われています。 関東煮の起源のもう一つは、伝わった時期が江戸より後の大正時代という説です。きっかけは1923年に起きた関東大震災。震災後に関東の料理人が関西に避難する一方で、関西の料理人が復興需要を当て込んで関東に進出するなど、東西の料理人が行き来したおかげで、醤油ベースの関東煮が関西地方に広まった・・・というものです。割り下を使う関東風の「すき焼き」などもこの時期に関西に伝わったと言われています。 「五色あえ」は、ほうれん草、にんじん、オイルツナ、もやし、油揚げなど数種類の食材を砂糖、醤油、ねりゴマ、すりゴマで和えてあります。 今日は金曜日ということで“ごはん給食”です。磯の香りがする「わかめごはん」が登場しました。 きょうの給食(2月8日)・カレー ・元気サラダ ・麦ごはん ・牛乳 今日の給食は、人気メニュー「カレーライス」の登場です。 給食のカレーはとてもおいしいです。それは・・・たっぷりの野菜を大きな釜で炒めて、カレールウだけでなく、ブイヨン、ウスターソース、ケチャップ、そして隠し味としてチャツネが入っているのでうま味が増すからなんです。 「チャツネ」とはフルーツや野菜、スパイスなど色々な種類の食材を使ってジャムのように仕上げたもので、インド料理では欠かせない調味料です。 「元気サラダ」は以前の「1年 国語」(教科書)に掲載されていた「サラダでげんき」というお話に出てきたサラダを再現したものです。 物語の主人公であるりっちゃんはお母さんが病気になってしまったので、なにかいいことをしてあげたいと考えます。そこで、美味しいサラダを作ることにしました。りっちゃんのところへやってきた犬はハムを、おまわりさんを乗せた馬はにんじんがいいよとりっちゃんに教えてくれます。他にもいろいろな動物たちがやってきて、さまざまな食材を教えてもらったりっちゃんはおいしいサラダを作っていくというストーリーです。 このサラダには、キャベツ、きゅうりなどの野菜のほかに、かつおぶし、ハム、にんじん、とうもろこし、こんぶなど、物語の中でいろいろな動物たちがアドバイスした食材が入っていました。 物語のように、子ども達も「元気サラダ」を食べて風邪に負けず、より元気になってほしいです。 きょうの給食(2月7日)・豚汁 ・ツナの甘辛煮 ・ハリハリ漬け ・ごはん ・牛乳 ・手巻のり 「豚汁」は豚肉をはじめ、にんじん、大根、ごぼうといった根菜類の野菜や、豆腐、こんにゃくなどの具材をたっぷり使った汁物です。 豚の脂が汁の表面を覆い冷めにくくしてくれますので、今日のように寒い日に食べると体が温まりますね。 「ツナの甘辛煮」は油を切ったツナに、砂糖、しょうゆ、酒を入れて煎っていきます。煎りすぎるとボソボソになってしまうので、調理員さんは気をつけて煎ります。 「ハリハリ漬け」は、きゅうりの千切と同じく細めに切った「たくあん」と和えます。 愛知県産の「手巻きのり」が登場しましたので“手巻きごはん”を作ります。 海苔(のり)の上にごはんを薄くひろげ、具材である「ツナの甘辛煮」、「ハリハリ漬け」をのせてくるりと巻きます。 節分が過ぎてしまいましたが、教室では 「恵方巻き!」 といって南南東をむいて食べる子や、手巻きではなく、おにぎりを作って食べた子もいました。 きょうの給食(2月6日)・きしめんのつゆ ・野菜かきあげ ・キャベツの梅あえ ・きしめん ・牛乳 今日の給食は・・名古屋名物「きしめん」が登場しました。 きしめんは小麦粉に塩と水を加えてこねたものをのばし、寝かせてから細長く切って麺にします。つるりとしてコシが強いのが特徴のきしめんは、うどんよりも平たく延ばすため、途中で切れたり折れたりします。きしめんを打つのは、職人の腕の見せどころだそうです。 きしめんの麺が平べったいのは、この地方の特徴である、味噌やしょうゆのしっかりとした味付けが楽しめるようにするためだといわれています。 一般的な「きしめん」の具は花かつお、青菜などシンプルですが、給食では、鶏肉、白菜、にんじん、しめじ、ねぎ、かまぼこが入っていて具だくさんでした。 今日は、たまねぎ、ごぼう、にんじん、みつばといった野菜をたくさんつかった「野菜かきあげ」をつゆに浸していただきました。 「キャベツの梅あえ」はキャベツ、もやしを刻んだ“カリカリ梅”で和えてあります。カリカリ梅には紀州南高梅が入っていました。 南高梅は和歌山県を代表する品種です。果実は非常に大きいわりに、種は小さめで、果肉が厚くて柔らかいのが特徴です。 きょうの給食(2月5日)・春雨スープ ・チンゲンサイと生揚げの中華炒め ・ごはん ・牛乳 ・りんご 「春雨スープは」は主役の春雨をはじめ、もやし、ねぎが入った。中華風スープです。しょうがも入っているので体があたたまるスープになりました。 春雨は中国から伝わった食材ですが、中国では「粉絲(フェンスー)」と呼ばれています。“春雨”という名前は日本でつけられたものです。半透明の糸のような形が春にしとしと降る雨に似ていることからつけられました。 「チンゲンサイと生揚げの中華炒め」は、豚肉、青梗菜(チンゲンサイ)、生揚げ、にんじん、タケノコ、しいたけなどが、中華スープ、オイスターソース、醤油、砂糖、ごま油などの調味料と一緒に炒めてあります。 旬の果物「りんご」も登場しました。日本では明治時代に食用のりんごの栽培が始まりました。国内では100種前後の品種が栽培されていますが、世界的には数千から1万種ほどにもなるそうです。 りんごの皮に多く含まれるポリフェノールには免疫活性化作用があり、ウイルス等を退治しやすくなり、かぜやインフルエンザの予防になるといわれています。 きょうの給食(2月2日)・すまし汁 ・牛肉とごぼうのごはん ・いわしの梅煮 ・菜の花あえ ・牛乳 ・節分豆 今日の給食は、季節感いっぱいの節分献立です。「いわしの梅煮」、「節分豆」をはじめ、立春が近いということで、“なばな”を使った「菜の花あえ」が登場しました。 「いわしの梅煮」は鰯(いわし)をしょうゆ、みりんなどの調味料と愛知県産の梅肉で煮てあります。いわしは骨も食べられるよう軟らかく処理されています。 食事中、男の子に 「骨食べれる?」と聞かれ、 「食べられるよ!」と言ったら 「やったぁ!(自分の骨が)強くなる」 と言いながら食べてくれました。 「菜の花あえ」は、菜花(なばな)とキャベツをしょうゆ、砂糖であえました。緑色の濃い野菜がなばなです。なばなは若くてやわらかい花茎や葉、つぼみを食用にします。日本では奈良時代より前から食べられている食材です。 菜花はβ−カロテン(体の中でビタミンAに変わります)が豊富で、骨の健康に必要なカルシウムやビタミンKも豊富です。 「節分豆」を“自分の年齢と同じ数だけ食べると1年間健康に過ごせる”といわれています。 一袋に20粒ほど入っていました。私の年齢にはほんのちょっと足りなかったです・・ きょうの給食(2月1日)・五目汁 ・鶏肉とキャベツの炒めもの ・麦ごはん ・牛乳 「五目汁」には、にんじん、大根、豆腐、しいたけ、三つ葉が入っています。かつおのダシを効かせた汁物です。 「鶏肉とキャベツの炒めもの」は鶏肉、キャベツ、ねぎを大きな釜で炒め、しょうゆをベースに味付けをしました。 キャベツは冬が旬の野菜ですが、日本では春に収穫される品種に始まり、夏の高原で収穫されるものなどがあり、旬は品種ごとに違ってきます。 「寒玉キャベツ(冬キャベツ)」は愛知県や千葉県などで多く栽培され、11月頃から2月頃までが旬です。 春に収穫される「春玉(春キャベツ)」は千葉県や神奈川、九州などで栽培されています。夏に高冷地で収穫される「高原キャベツ(夏キャベツ)」は群馬県などが有名ですが、長野県をはじめ北海道や東北でも収穫されています。 |
瀬戸市立深川小学校
〒489-0074 愛知県瀬戸市宮脇町53 TEL:0561-82-2272 FAX:0561-82-2362 |