最新更新日:2020/03/31 | |
本日:2
昨日:16 総数:237945 |
キンモクセイの香る季節になりました!今週あたりから、さわやかな秋晴れの日がつづき、ここちよい風が校庭を吹き抜けていきます。 校舎前に植えられた10本ほどの金木犀(キンモクセイ)の花からは、甘い香りが放たれ、放課になると子どもたちがその風を感じながら運動場へ駆けだしていきます。 深川小学校では、オレンジ色の花をつける「金木犀」ばかりですが、図鑑を見ると、白い花をつける「銀木犀(ギンモクセイ)」という種類もあります。 金木犀はもともと雌雄異株の樹木ですが、日本に生育している金木犀は雄株(おかぶ)ばかりで、結実は見られません。それは次のような理由が考えられるそうです。 ・中国から渡来した「キンモクセイ」は、花とその香りを鑑賞する花木で、果実を必要としないこと。 ・雄株は種子を作る負担がないのと、受粉率を高めるために雌株よりもずっと多くの花を咲かす特性があること。 ・外国から日本へ移入する場合、花がたくさん咲く個体を選ぶことが優先されたこと。 ・挿し木繁殖が簡単であること。 こうした背景から、日本では金木犀は雄株ばかりになったようです。 |
瀬戸市立深川小学校
〒489-0074 愛知県瀬戸市宮脇町53 TEL:0561-82-2272 FAX:0561-82-2362 |