最新更新日:2020/03/31 | |
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きょうの給食(3月7日)・八宝菜 ・えびシューマイ ・ナムル ・ごはん ・牛乳 今日の給食はアジアンフードメニューとなりました。 はじめに「八宝菜」の名前の由来から紹介させていただきます。 昔、中国の宮廷のお后(きさき)様の料理人が、あまった食材を炒めておかずを作り、自分たちで食べていました。それが美味しいと評判になったため、お后様は、その料理を作らせて自分も食べてみました。 噂どおりの美味しい料理が気に入ったお后様は、 「この美味しい料理の名前は、何というのか」と、たずねました。けれど、余りもので作った料理なので名前などついていませんでした。 すると、お后様は 「たくさんの宝物を集めて作ったように美味しいおかずだから、“八宝菜”と呼びましょう」と言って、名前を付けたそうです。 中国で「八」は「たくさん」、「菜」は「おかず」という意味があります。 給食では、豚肉やイカをはじめ、たけのこ、白菜、にんじん、玉ねぎ、キャベツ、グリンピース、しいたけを炒めて、美味しい八宝菜を作りました。 えびシューマイに添えられた「ナムル」は韓国総菜で、野菜を塩ゆでして、調味料やごま油で和えたものです。 今日の給食では、もやしやきゅうり、にんじんを甘酢で味付けしてあり、食感がよく口当たりも爽やかで美味しくいただきました。 卒業記念ランチ(第9回)これまでの「楽しかった思い出」や「タイムマシンがあったら時間を巻き戻して、やりなおしてみたいこと」などをインタビューしたり、中学校では、入部したい部活動や新しい生活への抱負を聞かせてもらったりしました。 食後は、パズルや不思議な“ひと裁ち折り紙”を体験してもらいました きょうの給食(3月4日)・ミートソースペンネ ・切干大根サラダ ・小型ロールパン ・牛乳 ミートソースペンネの「ペンネ」(伊語: Penne )とは、ペン先状、筒状のパスタの総称です。その中でも給食に出てくるようなペンネは、ソースがからみやすくするために表面に細かい溝があり「ペンネ・リガーテ」 (penne rigate)と呼ばれる種類です。(rigate は、"溝が入った" の意味) ペンネの中に、白くつぶつぶが見えるのは、とうもろこしではなく、「カット大豆(大豆を刻んだもの)」です。このカット大豆は栄養分が高く、近ごろは、いろいろなメニューに入っています。 「切干大根サラダ」の主役は切干大根です。 切干大根は、太陽の光をいっぱい浴びて乾燥させることで、甘みが増し、生の大根に比べ栄養価もぐんっとアップします。また、カルシウムの量は15倍以上、食物繊維も25倍近くにもなるそうです。 今日の給食では、そんな栄養価の高い切干大根を小松菜(こまつな)やハム、人参などといっしょに、豆腐マヨネーズといりごまで和えて、シャキシャキと食感のよいサラダに仕上げてあります。 きょうの給食(3月3日)・かきたま汁 ・五目ずし ・キャベツとツナのあえもの ・牛乳 ・ひしもち 3月3日は、ひなまつりです。女の子がいる家庭では、ひな人形を飾り、桃の花やひしもちを供え、白酒でお祝いをします。 ひなまつりは、身についた悪いものを紙でできた人形に移し、川に流す「ひな流し」から始まったとされています。 今日は、“ひなまつり献立”として、五目ずし(ちらし寿司)とひしもちの給食です。 「五目ずし」には、かんぴょう、しいたけ、人参、とうもろこしなどが“ちらし寿司の具”としてつかわれていました。 (昨年はかんぴょうやしいたけなどを煮て、砂糖、醤油で味付けした後、炒り卵ときゅうりを混ぜ合わせて、ちらしずしの具をつくり、教室で子どもたちがごはんと混ぜ合わせて、ちらし寿司にしましたね) 「ひしもち」は、ひな人形を飾る時に、一緒に供える菱形(ひしがた)のお餅で、ひなまつりの行事食です。 ひしもちの色にはそれぞれ意味があり、緑色は若草、白色は雪、ピンク色は桃の花を表すように、ひな祭りは長い冬がようやく終わりに近づき、春がもうすぐそこまでやってきていることを知らせる行事でもあります。 きょうの給食(3月2日)・煮みそ ・れんこんのきんぴら ・ごはん ・牛乳 “煮みそ”は、季節の野菜や地元でとれた食材を、豆みそで煮込んで作る愛知県三河地方の郷土料理です。岡崎市や豊川市など三河地方は、豆みそが誕生した地域でもあり、昔から豆みそを使った料理が親しまれてきました。 今日は大根をはじめ、白菜、ねぎ、しめじ、里いも、はんぺん、いか、うずら卵など、いろいろな食材が入っていました。 給食では、「きんぴらごぼう」が多く登場しますが、今日はレンコンを主役にして、にんじんやこんにゃくなどをつかって、“きんぴら”にしました。 レンコン(蓮根)は、ハスの地下茎が肥大したもので、内部に空洞があり、いくつかの節に分かれています。愛知県では愛西市が食用に栽培している地域として有名です。節の長さは品種によって異なりますが、輪切りにすると穴が多数空いていることから「先を見通す」ことに通じ縁起が良いとされ、正月のおせち料理の食材にもつかわれています。 “きんぴら”という名前の由来は諸説あるようですが、その一つに江戸時代の浄瑠璃(じょうるり)に登場する、強くて勇ましい坂田金平(さかたのきんぴら)にちなんでついたという説があります。 きょうの給食(3月1日)・石狩汁 ・大豆とごぼうのかき揚げ ・ゆかりあえ ・麦ごはん ・牛乳 今日は明け方に小雪がちらつく風の冷たい天気となりました。こんな日はあったかい鍋料理がいいですね。 「石狩汁」(いしかりじる)は、北海道の郷土料理である石狩鍋を汁物に仕立てた料理です。産卵のために石狩川をのぼってくる鮭を使用したことから、この名がついたそうです。 調理方法は、鮭(さけ)と白菜、ねぎ、大根、にんじん、えのきたけ、とうもろこしなど、いろいろな食材をつかって、白味噌で仕上げています。鮭のうまみとたくさんの野菜が味わえて、体が温まる一品でした。 「大豆とごぼうのかき揚げ」は半年ぶり、三回目の登場でしょうか?大豆とごぼうをメインに、枝豆、にんじん、さくらえびなどが入ります。 大豆や枝豆などの豆類には、たんぱく質、ビタミンやミネラル、食物繊維など体の健康に役立つたくさんの栄養素が含まれており、積極的に摂取したい食品です。豆類は児童にあまり好まれませんが、かき揚げにすると食べやすいようです。ご家庭でもぜひお試しください。 「ゆかりあえ」はいつもの材料とはちがって、もやしにしそ風味をつけて仕上げてありました。 きょうの給食(2月29日)・ハヤシシチュー ・元気サラダ ・ごはん ・牛乳 給食のハヤシシチューは、ルウを手作りしています。白い小麦粉が茶色にしっかり色づくまで炒めます。とても大切な工程です。 教室では、子どもたちが豪快にごはんにシチューをかけたり、ごはんを一口ずつシチューにつけたり、いろいろな食べ方をしている姿を想像していただければ・・と思います。 「元気サラダ」というネーミングを聞いても「?」と思う人が多いのではないでしょうか? このメニュー、以前は「りっちゃんの元気サラダ」という名前で給食に登場していました。 その由来は、当時の1年生の国語の教科書(下巻)に掲載されていた「サラダでげんき」というお話がもとになっています。 そのストーリーとは・・・ りっちゃんは,おかあさんが びょうきなので,なにかいいことを してあげたいと おもいました。 「かたを たたいて あげようかな。なぞなぞごっこを して あげようかな。くすぐって,わらわせて あげようかな。でも,もっと もっと いい ことは ないかしら。おかあさんが,たちまち げんきに なってしまうような こと。」 りっちゃんは,いっしょうけんめい かんがえました。そして、りっちゃんはおいしいサラダを作って,お母さんに元気になってもらうことを思いつき,冷蔵庫の中をのぞきます。 サラダを作り始めたりっちゃんは,のらねこをはじめ,犬,すずめ,あり,おまわりさんを乗せた馬,北極海の白クマ,アフリカ象など,いろいろな動物から,サラダに必要な材料や味付けを教えてもらう・・・という内容です。 給食では、かつおぶし、ハム、にんじん、こんぶなど、物語の中でいろいろな動物たちが持ち寄る食材が入っています。調味料による味付けはシンプルで、食材の風味が味わえるサラダとなっていました。 きょうの給食(2月26日)・中華風コーンスープ ・バンバンジーサラダ ・チャーハン ・牛乳 今日は金曜日、“自校ごはんの日”ですので、調理室の回転釜で炊きあげたチャーハンなど、中華メニューとなりました。 「中華風コーンスープ」は、鶏ガラスープとクリームコーンをベースに、豆腐やねぎ、とうもろこしなどの具材が使われ、とき卵を加え、片栗粉でとろみをつけて中華風に調理したスープです。鶏ガラをベースにするのでさっぱりとした味に仕上がっています。 “バンバンジー”は、蒸した鶏肉を冷やして細切りにし、すりごまにラー油・醤油・ごま油・酢・砂糖・唐辛子などを混ぜたタレをかけた四川料理の一つです。四川料理は唐辛子や豆板醤(トウバンジャン)などの香辛料をきかせた味が特徴です。 バンバンジーは漢字で書くと、「棒」という漢字が使われています。昔は、固い肉を棒でたたいてやわらかくしていたため、この漢字が使われるようになったそうです。 本来、バンバンジーも唐辛子の辛みがきいた料理ですが、日本で広まったものは、辛くないゴマのソースがかかったバンバンジーです。 きょうの給食(2月25日)・麦ごはん ・牛乳 ・五目白みそ汁 ・鶏肉のてりかけ ・甘酢あえ 今日は、人気献立メニュー「鶏肉のてりかけ」です。栄養士の会合で、他の市町の 栄養士と、食物アレルギーや、給食の調理工程などお話する機会がありました。 その中で給食の献立の話になりました。瀬戸市の学校給食で、代表的な献立の一つに「鶏肉のてりかけ」があります。近隣の市町でも同じ献立が存在すると思っていましたが、「てりやきチキン」や「鶏の唐揚げ」、「てりどり」の名前はあったのですが・・・ 「鶏肉のてりかけ」は、瀬戸市と長久手市のみでした。 深川小学校では、「鶏肉のてりかけ」は、給食人気献立で堂々の2位になりました。 調理員さんが一手間かけた献立でもあり、さらに「鶏肉のてりかけ」への愛着がわきました。 子どもたちの学校の思い出の1つとして、少しでも覚えていてくれていたらとても 嬉しいです。 (栄養士) きょうの給食(2月24日)・豆乳スープ ・ボイルウインナー ・野菜のソテー ・サンドイッチロールパン ・牛乳 「豆乳」は“畑の肉”といわれるほど栄養価の高い食品(大豆)から作られます。その製造工程は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を漉したものです。見た目や味は牛乳に似ていますが、大豆特有の青臭さがあるために、以前はあまりポピュラーな飲み物ではありませんでした。 一般の人たちに広く普及したのは戦後のことで、食品としての豆乳の歴史は浅いようです。 イソフラボンをはじめ、レシチンやサポニン、大豆たんぱくや大豆オリゴ糖など、さまざまな栄養素がふくまれて、だれもが飲みやすい豆乳商品(飲料)を開発するために、味を改良する研究は戦前から続けられていました。 そして1970年代に入り、近代的な豆乳の脱臭法が確立されると、一つの商品として「美味しく飲める豆乳」が登場することになりました。 その後は、味や香りのバリエーションが豊富になり、ヘルシーな飲み物として、日本だけでなく世界中で注目されて現在にいたっています。 今日は豆乳をベースにして、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、とうもろこしなどの具材を使った甘みのあるスープが登場しました。 豆乳スープの“相棒メニュー”は、ボイルウインナーと野菜のソテーをロールパンにはさんで、ホットドッグ風にしていただきました。 先日の手巻きメニューの時のように、分解写真でどうぞ!(*^_^*) ホットドッグ風にして・・・具材をサンドイッチロールパンにはさんだら、大きな口を開けて豪快に食べる子、パンを半分にちぎって、2回にわけてサンドして食べる子、野菜のソテーやウインナーをおかずとして、パンと別に食べる子・・・いろいろな方法で食べています。 きょうの給食(2月23日)・高野豆腐の卵とじ ・小松菜のおひたし ・わかめごはん ・牛乳 高野豆腐(こうやどうふ)は、「こおり豆腐」とか「しみ豆腐」など呼ばれる場合もあります。 「高野豆腐」の名前の由来は和歌山県の高野山で生まれた食品だからだそうです。 その製法は、水切りした豆腐を適当な大きさに切って、冬の屋外に放置します。夜間は凍結し、日中に溶けることを繰り返すうちに完全に水分がぬけていきます。 夜間に水分が凍った時、内部に無数の氷の結晶ができますが、溶ける際にその部分が小さな穴として残ることで、スポンジ状の乾物ができあがります。 スポンジ状になっているから、卵とじのダシ汁や鶏肉、野菜から出たうま味をたっぷり吸っています。今日は「わかめごはん」でしたので、いつものように“親子丼”にするのはやめておきました。 「小松菜のおひたし」は、小松菜ともやし、にんじんを醤油やすりごまで和えています。 小松菜は、冬を代表する野菜で、12月〜2月に最もおいしくなります。栄養価がとても高い緑黄色野菜で、特にカルシウムや鉄分を豊富に含みます。 きょうの給食(2月22日)・豚汁 ・ツナの甘辛煮 ・ハリハリづけ ・ごはん ・手巻き海苔(のり) ・牛乳 「豚汁」は、豚肉のほかに、にんじん、大根、ごぼうといった根菜類の野菜やとうふ、こんにゃくなどの具材をたっぷり使った汁物です。大きな鍋で調理されているので、いろいろな素材から出たうまみがぎっしりつまったコクのある味でした。 「ツナの甘辛煮」は、ご家庭にもあるまぐろの油漬け(フレーク状)の余分な油を切り、醤油、砂糖、お酒で煮ふくめて出来上がりです。 「ハリハリづけ」は、きゅうりの千切と同じく細めに切ったたくあんと和えます。 たくあんの塩分がきゅうりにしっかりなじみます。仕上げに「一味とうがらし」を少々とごまをふりかけてあります。ツナの甘みとハリハリづけのピリッとパンチの効いた辛みが絶妙のコンビネーションです。 今日はあちらこちらの教室で手巻きを楽しみながら会食する子どもたちの姿があったことだと思います。 きょうの給食(2月19日)・チキンビーンズ ・ポテトサラダ ・スライスパン ・いちごジャム ・牛乳 「チキンビーンズ」は、給食ではおなじみとなった“ポークビーンズ”の鶏肉バージョンです。 鶏のむね肉のほかに、大豆、にんじん、たまねぎなど、たっぷりの野菜が入っていました。 今日は金曜日で“ごはん給食”かな・・と思っていたら、今日はスライスパンでした。それから・・スライスパン以上に「いちごジャム」は本当に久しぶりの登場でした。(今年度はじめてでしょうか??) 「ポテトサラダ」は、じゃがいも、人参、きゅうり、ハムなどを使ったサラダです。 蒸したじゃがいもを冷まし、酢や砂糖で作ったドレッシングで和えてから、他の材料といっしょに「豆腐マヨネーズ」で和えてできあがりです。 ポテトサラダは、給食メニューの中でも子どもたちに人気のあるサラダです。私も個人的に大好物で、飲食店に行くとついついオーダーしてしまうのが、このポテサラです。 今日はスライスパンだったので、1枚はジャムで、もう一枚はポテトサラダをはさんでいただきました。 きょうの給食(2月18日)・トックスープ ・ビビンバ ・麦ごはん ・牛乳 「トックスープ」の“トック”とは、うるち米またはもち米で作った朝鮮半島の餅(もち)、あるいは餅菓子を意味します。 うるち米で作ったトックは加熱してものびることがないので、スープだけでなく炒め物などの食材としても重宝します。本場韓国では、棒状のトックをコチュジャンなどを使って甘辛く炒めたものは「トッポッキ」と呼ばれる料理になります。 トックスープの相棒といえば、「好きな給食メニュー」でいつも上位にランクする「ビビンバ」の登場です。 ビビンバの調理方法は、まず、豚肉の細切りをごま油で炒めます。卵は、そぼろにいります。 給食のビビンバに使用する野菜には、もやし、にんじん、ほうれん草のほかに、切り干し大根が入るのが特徴です。これらの野菜はナムルにします。 豚肉、炒り卵、野菜を混ぜるための「ビビンバのたれ」をトウバンジャンと豆みそと砂糖とみりんで作ります。 給食室で作っているビビンバの甘辛いみそだれ(レシピ)を紹介します。 (4人分) ・赤みそ 大さじ2 ・砂糖 大さじ4 ・みりん 大さじ1 ・トウバンジャン 小さじ1/2 ・水 大さじ3 鍋に調味料と水を入れ、弱火で煮溶かします。 とても簡単です。ご家庭でも作ってみてください。 きょうの給食(2月17日)・関東煮 ・ひじきサラダ ・ごはん ・牛乳 「関東煮」には豚肉をはじめ、はんぺん、こんにゃく、ダイコン、にんじん、生揚げ、昆布などたっぷりの材料が、大きな鍋で調理され、しっかりダシの味がしみわたった学校給食ならではの美味しい一品です。 給食の関東煮では、うずら卵が入ります。お子様の関東煮には何個のうずら卵が入っていたでしょうか・・・ 「関東煮」は地域によって「ダシ」の取り方や具材の種類には特色があるようです。またその名前に‘関東’という地名がついた理由についてもいろいろな説があるようです。 「ひじきサラダ」では、主役のひじきを、オイルツナやほうれん草などの野菜といっしょに、練りごま・酢・醤油・砂糖などで味付けされたドレッシングであえて、子どもたちにも食べやすいように調理されています。 ひじきやツナなどは色が地味なので、ほうれん草やコーン、にんじんなどを入れて彩りよく仕上げてあります。 このサラダでカルシウムや鉄分などの栄養素をとることができます。 きょうの給食(2月16日)・けんちん汁 ・わかさぎのごまだれかけ ・ゆかりあえ ・ごはん ・牛乳 「けんちん汁」とは、もともと精進料理の一つとされ、肉などの動物性タンパクは加えられないことが多い汁物です。 一般的な材料は、豆腐(とうふ)をはじめ、こんにゃく、ダイコン、にんじん、ゴボウ、里イモなどを胡麻油で炒め、昆布や椎茸などでとったダシを加えて煮込み、最後に醤油で味をととのえて完成です。 名前の由来は諸説ありますが,その一つに神奈川県鎌倉市にある臨済宗「建長寺(けんちょうじ)」の修行僧が作っていた精進料理がルーツでその後,一般家庭に広まったと言う説があります。 地域によっては,味噌仕立てにしたり,醤油仕立てであったりと,味付けも色々あるようです。 給食の「けんちん汁」は豆腐、大根、ごぼう、ねぎ、しいたけなどが具材として、醤油仕立てに調理されていました。 そして、おなじみの“しあわせにんじん”が入っていました。今回は「星形」と「動物(うさぎ)」の二種類を確認しました! そしてそして・・調理員さんのサプライズ(サービス?)で、今回は人参だけでなく、“しあわせ大根”もほんの少しだけ入れられたそうです。とっても数量が少ないのでレア度が高いものとなりました。 お子様はいずれかが入っていましたでしょうか?? わかさぎは、冬が旬の魚です。極寒の中、氷の張った池や湖で釣り糸を垂らして釣る「氷上のわかさぎ釣り」は、冬の風物詩の一つです。 わかさぎは、カルシウムの豊富な魚で、細長く、小さいので、丸ごと食べることができ、カルシウムの補給にも役立ちます。 「わかさぎのごまだれかけ」は、わかさぎをから揚げにして、醤油、砂糖、ごまなどで“五平餅風”の甘口に味付けがされたタレがかけられていたので、子どもたちにも好評だったのではないでしょうか。 きょうの給食(2月15日)・肉じゃが ・つくね串 ・アーモンドあえ ・ごはん ・牛乳 「肉じゃが」は、豚肉とジャガイモ、にんじんなどの根菜類を煮込んで作ります。 給食では、グリンピースやしいたけ、たっぷりのにんじんを入れて彩(いろど)りよくして、やさしい甘みとコクがある味付けに仕上がっています。 “つくね”とは、鶏肉などのすり身につなぎを加えて、練り合わせたりして団子状や棒状に成形した料理の総称です。(私は居酒屋でちょくちょくオーダーしてしまいます(*^_^*) 最近の給食の「つくね串」では、二個の団子つきが多く、甘いタレで味付けがされています。 今日の「アーモンドあえ」の材料には、ほうれん草、キャベツなどを使いました。アーモンドの粉末の風味をくわえて、醤油、砂糖で和えたおひたしとなりました。 きょうの給食(2月12日)・みそ汁 ・大根のそぼろあんかけ ・とりめし ・牛乳 今日は金曜日、“自校ごはんの日”ということで、調理室にある回転釜で、鶏肉をはじめ、いろいろな具材を入れて炊きあげた「とりめし」が登場しました。 とりめしのおかずの「大根のそぼろあんかけ」は、今月の応募献立で、幡山中学校の青山さまから提案されたレシピをもとに調理されました。 「そぼろ」とは、豚や鶏の挽肉、魚などをゆでてほぐしたものです。「そぼろあんかけ」は文字どおり、そぼろの入った煮汁に片栗粉などを加えて加熱しとろみを付けてかけた料理です。 今日は大根をはじめ、にんじん、ねぎなどの野菜に、挽肉のそぼろあんがかかっていました。 個人的には、とっても美味しくて「また食べてみたいメニュー」でした。 きょうの給食(2月10日)・野菜のポタージュスープ ・煮込みハンバーグ ・ブロッコリーのごまドレッシング ・黒ロールパン ・牛乳 「野菜のポタージュスープ」の“ポタージュ(potage)”という言葉はフランス語です。 フランス料理が確立する過程で、洗練されたスープ全般を指す言葉が“ポタージュ(potage)”といわれています。 今日のスープの食材には、鶏肉をはじめ、たまねぎ、にんじん、とうもろこし、パセリそしてカボチャなどの野菜がたっぷり入っていました。 もう一つのおかずが「煮込みハンバーグとブロッコリーのごまドレッシング」です。 鶏肉と豚肉ミンチのハンバーグは煮込んだソースがたっぷりかかって美味しかったです。 きょうの給食では「黒ロールパン(黒パン)」の登場です。 日本で「黒パン」と聞くと、“黒砂糖を使った茶色い生地のパン”をイメージする人が多いようです。また、「黒パン」と聞くと、アルプスの少女ハイジの「白パンと黒パン」を思い出す人もいるかもしれません。でも、ハイジの黒パンは黒糖パンとはちょっと別のもののようです。 「アルプスの少女ハイジ」に登場する貧しいペーターのおばあさんのささやかな夢は、固くて噛めない黒パンではなくやわらかい白パンを食べることでした。 フランクフルトのクララの家で過ごすことになったハイジは、アルムの森では食べることはできない、口あたりのソフトな白パンを、おばあさんへのお土産にしようと、食事のたびにこっそり部屋に持ち帰りワードローブの中に隠しました。でもある日、気がつくと白パンはカビだらけになっていた・・というオチが待っています。 スイスの山岳地帯の貧しい村では、単一の上質な材料でパンを焼くことそのものが贅沢でした。パンを焼く時は、キメの粗い小麦粉のほか、大麦、燕麦、ライ麦、時には雑穀や栗、ジャガイモなど、その季節で入手できるものがパンの材料となり、ハイジが食べる「黒パン」になったのだと想像できます。そんな材料で作った生地は、発酵させてもそれほど膨らまず、焼き上がりもガッチリと堅くなります。またこのような黒パンは、一週間もたつとカチカチに堅くなるので、斧(おの)などで細かく割り、ワインやスープや水などでふやかして食べていたそうです。 つまり、ペーターのおばあさんのために、ハイジが白パンを何か月も隠していたという行動の背景には、ふだん食べていた黒パン(ライ麦などの雑穀が材料のパン)が何ヶ月も保存できるという経験があったのだと考えられています。(黒糖パンとはちがうものですね。) |
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