最新更新日:2020/03/31 | |
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きょうの給食(1月24日)・おちょんぼり ・鮭の塩焼き ・けんちゃん ・ごはん ・牛乳 本日(24日)から「全国学校給食週間」がはじまりました。この期間には愛知県や瀬戸市に伝わる郷土料理や地元の食材を使用した特別メニューが登場します。校舎東階段には、栄養職員の岡野さんが作成した「学校給食の歴史」と題した資料が掲示されています。これを見れば給食メニューの変遷がよくわかります。 第1日目のメニュー「おちょんぼり」と「けんちゃん」は瀬戸に伝わる郷土料理です。 現代の瀬戸に住む人でも「おちょんぼり」という名前を聞いてもピンとこない人が多いようですが、戦争中の代用食というイメージが強い“すいとん汁“が、瀬戸では、この名前で通じる時代があったそうです。 太平洋戦争が激化して食糧事情の悪い時期、主食の米に変わる代用食として「すいとん」という料理が登場しました。物資に乏しい時代ですから、小麦粉も不足して、大豆やトウモロコシの粉、あるいは糠(ヌカ)などを混ぜて材料としていたそうです。出汁(ダシ)をとるための昆布、煮干(にぼし)や鰹節(かつおぶし)すら入手できないので、当時の人たちは粉を固めた団子をただのお湯に入れて加熱しました。汁に入れる具材には、サツマイモの葉っぱや蔓(つる)など、もともとは食用にせず捨てていた部位が使われました。さらに醤油や塩も不足していたので、仕上げの味付けもできず、戦争を体験した人たちにとって、すいとんのイメージは“味気ない食べ物”だったようです。 さて、瀬戸の郷土料理である「おちょんぼり」には、小麦粉の生地を手でまるめた“すいとん”をはじめ、鶏肉、白菜、人参、しいたけなどを入れました。しょうゆ味の少しとろっとした汁物で、戦時中のものにくらべて、ずいぶん豪華な料理となりました。 「おちょんぼり」は、汁の中に、ぽちょん、ぽちょんと“すいとん”を入れていく様子から、この名前がついた・・と言われています。 「けんちゃん」は、大根や人参を炒めた「炒めなます」です。瀬戸市では、お正月におせち料理としても食べられています。給食では、大根、人参、油揚げを炒め、醤油、砂糖、酢で味付けをしています。 鮭の塩焼きとけんちゃん、おちょんぼりをごはんのおかずに、今日もおいしくいただきました! きょうの給食(1月23日)・関東煮 ・ごぼう入りつくね ・ゆかりあえ ・ごはん ・牛乳 今日は午前中に雪がちらつく天気でしたね。 今日の給食には雪が降るような時期にピッタリな「関東煮」が登場しました。 「関東煮」は豚肉、玉はんぺん、うずら卵、板こんにゃく、大根、にんじん、生揚げ、こんぶをかつおでとったダシでじっくり煮込み、醤油と砂糖で味付けしてあります。 おでんとなんだか似ていますよね。「関東煮」の起源は諸説あるそうですが、文字通り、関東地方から伝わったという説があります。 一方、煮たり焼いたりした具にみそを塗る「みそ田楽」がおでんの始まりだと言われています。今のようなしょうゆで煮込むおでんになったのは、関東近郊で醤油作りが盛んになった江戸末期からです。 手のかかるみそ田楽に比べ、おでんは煮込むだけで済みます。屋台で手軽に食べられる軽食としてまず関東で広まり、関西にも伝わりました。その時にみそ田楽と区別するために「関東煮」と名付けた・・と言われています。 「ごぼう入りつくね」は2回目の登場です。鶏肉、ごぼう、大豆、たまねぎなどの食材を団子状に丸めてあります。 ごぼうは晩秋から冬にかけてが旬のものですが、初夏が旬のものもあります。同じごぼうでも、冬と初夏とでは香りが違うと言われます。またごぼうは皮付近に栄養が多いことから皮ごと調理するので、しっかり洗ってから使いましょう。 「つくね」は“捏ねる(つくねる)“という言葉が由来しています。これにはこめて丸めるという意味があります。よく似たもので「つみれ」があります。「つみれ」は“摘み入れる“という言葉からきており、手やスプーンで形を作った後、お湯や汁物に入れて茹で上げて作っていきます。 ひき肉で作ったものはつくね、魚のすり身で作ったものはつみれというイメージがありますが、これは調理法でわけているようです。 きょうの給食(1月20日)・豆乳スープ ・ロールキャベツ ・添えブロッコリー ・スライスパン ・大豆チョコ 「ロールキャベツ」が初登場しました!(*^ω^*) ロールキャベツは、ひき肉にみじん切りした野菜を混ぜて作った具をキャベツの葉でくるくると巻いて俵の形にして煮込んだ西洋料理です。今日の給食ではトマト味のスープで煮こんでありますが、コンソメ味、ホワイトソース、おでんのつゆで煮込んだものもありますね。おでんのロールキャベツはかんぴょうを使って、くずれないように結んでありますが、これは日本だけだそうです。 「豆乳スープ」はベーコン、じゃがいも、たまねぎ、にんじん、コーン、パセリが入ったスープです。牛乳の代わりに豆乳がたっぷり入っています。 豆乳は水に浸した大豆を細かく粉砕し水を加え煮つめ、濾したものです。牛乳にくらべて高タンパク、低カロリーなので、「豆乳鍋」や「豆乳グラタン」、「ソイラテ」など牛乳の代わりに豆乳を用いたメニューの人気が高まっていますね。 「豆乳スープ」をパンにつけていただこうと思いましたが、「大豆チョコ」がついてきたのでチョコをつけて食べました。 チョコやジャムがつくとついつい何か描きたくなります。チョコは寒さで固まっていたので手で温めてから描きます。校長先生は文字を食パンに、私(岡野)はおおぞら組の教室で給食を食べたので、彼の好きな動物の猫と、毎日お世話しているうさぎを書きました。前回(10月21日イチゴジャムがついた日)はかわいらしくかけたのに(・_・;) 校長先生と私のお絵かき勝負(?!)は1勝1敗となりました・・・ きょうの給食(1月19日)・マーボー豆腐 ・白菜の中華風サラダ ・ごはん ・牛乳 昨日の「ハヤシシチュー」に続き人気メニューの「マーボー豆腐」が登場です。 「マーボー豆腐」は中華料理(四川料理)の1つで、ひき肉と唐辛子・山椒・豆板醤、トウチ(黒豆に塩を加えて、発酵させて、水分を減らした食品)などを炒め、鶏がらスープを入れて豆腐を煮た料理です。 給食では食べやすいようにトウチの代わりに赤みそを使い、砂糖、酒などで味を調えていきます。 「マーボー豆腐」との組み合わせには「中華あえ」や「バンバンジー」が多いのですが今回は「白菜の中華風サラダ」が登場しました。 サラダの食材には白菜をはじめ小松菜、にんじん、もやし、コーン、ハムがつかわれ、甘めの手作り中華ドレッシングとごまで和えてあります。メインの白菜は鍋がおいしい冬が旬の野菜です。日本食には欠かせない白菜ですが品種改良をして今の形になったのは20世紀に入ってからといわれています。品種改良してから歴史が浅い白菜でありますが出荷量は大根、キャベツの次に多いのです。 日本では鍋の具材や浅漬けに使われることの多い白菜ですが、アメリカではサラダとして加熱しないで食べるそうです。 きょうの給食(1月18日)・ハヤシシチュー ・ごぼうサラダ ・麦ごはん ・牛乳 好きな給食ランキング第2位に輝いた「ハヤシシチュー」の登場です! 「ハヤシシチュー」のブラウンルーは調理員さんの手作りです。熱した釜に小麦粉をふるって、きつね色になるまで弱火で40分ほどじっくり炒めて作っていきます。 「ハヤシシチュー」の“ハヤシ”の由来はいくつかあります。 1.ハッシュドがなまってハヤシになった説 ハッシュドビーフ(薄切りの牛肉をドミグラスソースで煮込んだ洋食)がなまり、ハッシュ→ハイシ→ハヤシとなったそうです。 2.はやしさんが作ったから説 丸善創始者の早矢仕(はやし)さんが働いている人の夜食として作った説、病院の先生の早矢仕先生が滋養の強い入院食として考えた説、さらには明治時代に日本や外国の貴族の人たちが食べにきた上野精養軒という西洋料理店のコックの林さんがまかないで作った説などがあります。 「ごぼうサラダ」はごぼう、きゅうり、にんじん、ツナをマヨネーズとしょうゆをベースに作ったドレッシングであえてあります。 ごぼうも昨日登場したわかめと同じように海外ではあまり食べられてはいません。日本向けにごぼうを輸出している中国でも漢方薬として使われはしますが、食べる習慣はあまりなく、欧米ではハーブとして使われているそうです。 ごぼうには食物繊維がたっぷりなので、食用としてもっと広まるといいですね! (1枚目の写真は祖母懐小学校からお借りしました。ありがとうございました!) きょうの給食(1月17日)・わかめスープ ・野菜豚丼 ・ごはん ・発酵乳 「わかめスープ」はわかめ、チンゲンサイ、にんじん、もやし、たけのこが入ったスープです。鶏豚湯(けいとんたん)というガラスープとしょうゆ、塩、酒で味つけされています。 わかめの“旬“は春といわれます。成長したわかめは2月〜4月に刈り取りを行います。わかめは寒中に生えてくる新芽を生で食べるのがもっともおいしく、成長しすぎたものは食感がゴリゴリしてあまりおいしくないそうです。「わかめ」を漢字で「若布」と書く理由はこんなところにあるのかもしれません。 わかめは寒流の流れる北海道東部と黒潮の影響が強い地域を除き日本各地に分布しています。日本以外の国では朝鮮半島に分布しています。そのため海外ではあまり食べられていません。最近では海外でも和食が人気となり、わかめなどの海藻類も食べられているそうです。 「野菜豚丼」は豚肉、にんじん、たまねぎ、しめじ、ねぎを給食室の大きな釜で炒めて、しょうゆ、砂糖、しょうがなどで味付けします。そのまま食べても、ごはんの上に乗せてもおいしかったですよ。 牛乳のかわりに「発酵乳」が登場しました。12月に登場した時は季節の行事(クリスマス)が描かれたパッケージでしたが、今回はまわりに給食の絵が描かれていました。 きょうの給食(1月16日)・みそ煮込みうどん ・切り干し大根の煮つけ ・ごはん ・牛乳 ・みかん 先週の土曜日から今日にかけて雪が降りましたね。今日の給食では寒い日にぴったりな「みそ煮込みうどん」の登場です。 「みそ煮込みうどん」は“名古屋めし“として有名になりました。その起源はお昼の放送で保健委員会の子どもたちが紹介してくれたように諸説あるようです。一つ目は、明治時代、一宮市の織物工場で働く人のために作られたものが明治時代の終わりに広まり、名古屋を中心としてよく食べられるようになった・・という説。二つ目は、戦国時代、武田信玄の陣中食(戦中に食べる食事)だった「ほうとう」が、武田家滅亡後、徳川家にきた武田家の遺臣によって徳川家に伝えられたものであるという説です。 愛知県でたくさん生産される濃厚な味の豆みそと鰹のだしをしっかり効かせるので、味噌煮込みでは風味が濃い汁となります。 「切り干し大根の煮付け」はもどした大根を出汁で煮て、にんじん、油揚げ、ツナをいれて砂糖、しょうゆ、みりん、酒で味付けしてあります。 食後のデザートに「みかん」も登場しました。12月に登場したものより少し大きい気がしました。 私はみかんを食べるときに必ずもんでから食べています。もんだり軽くたたいたりすると甘みが増します。気のせいではないんです。みかんに軽い衝撃を与えるとみかんに含まれる「クエン酸」が衝撃でできた傷の修復によって消費され減少します。よって酸っぱいという感じが弱くなるので相対的に甘さが引き立つ・・・といわれています。 きょうの給食(1月13日)・水ぎょうざのスープ ・バンバンジーサラダ ・チャーハン ・牛乳 「水ぎょうざのスープ」にはプリッとした「えび入り水餃子(ぎょうざ)」が入っていました。数が少なかったので、4つ以上あった子はラッキーです。 日本では焼き餃子が主流ですが、本場中国では水餃子が主流だそうです。また、中国で水餃子というと、お湯で茹で、湯きりをして食べます。 今日は“自校ごはん”の日です。給食調理室の釜でごはんを炊きました。 「チャーハン」は炒めて作るのが一般的ですが、学校では釜で炒めて作ることができないため、炊きこみご飯のように作っていきます。具材としてハム、にんじん、たまねぎ、グリーンピース、しいたけが入っています。 「バンバンジーサラダ」の”バンバンジー”は漢字で“棒棒鶏”と書きます。焼いた鶏肉を棒で叩き柔らかくしたことから、「棒」の漢字が使われたと言われています。 バンバンジーは中国四川料理のひとつですが、日本国内では、陳 建民(ちんけんみん)という料理人によって、日本人向けに辛くないレシピが広まったと言われています。 きょうの給食(1月12日)・鶏肉と野菜のトマト煮込み ・スクールコロッケ ・ミニフレンチサラダ ・ロールパン ・牛乳 「鶏肉と野菜のトマト煮込み」は今年度2回目の登場です。今日のトマト煮込みには今が旬のカブも入っていました。 カブは別名「すずな」とも言われており、春の七草のひとつであります。日本のあらゆるところで栽培されており、京都府の「聖護院かぶら」や滋賀県の「日野菜」など地方固有の品種もあります。 カブの他にも鶏肉、大根、たまねぎ、にんじん、しめじ、トマト、パセリが入っています。カブと大根は似ていますが、カブは「さいころ切り」に、大根は「いちょう切り」にして、見分けがつくようになっていました。 「ロールパン」をスープにつけて食べてもおいしかったですよ。 「スクールコロッケ」は牛と豚のひき肉とじゃがいもの定番のコロッケです。ソースなしでも食べられるおいしいコロッケです。「ミニフレンチサラダ」も横に添えられていました。 きょうの給食(1月11日)・雑煮風とろみ汁 ・大豆の磯煮 ・麦ごはん ・牛乳 1月11日は鏡開きの日です。鏡開きとは、お正月に神様にお供えしていた鏡餅を下げ、それを食べるという風習です。神様に感謝して無病息災を祈ってお供えした鏡餅を雑煮やぜんざいなどにしていただきます。 鏡餅を包丁で切ると切腹を連想して縁起が悪いので、手や木槌(きづち)などで小さくして食べやすい大きさにします。 今日のメニューの「雑煮風とろみ汁」は、“今月の応募献立"で品野中学校の小島様のレシピをもとに調理してあります。 給食ではお供えしたもちの代わりに、米粉団子を入れて模しています。米粉団子のほかに、豚肉、白菜、こまつな、もやし、にんじん、しいたけが入っていました。しょうがの風味がきいた汁物となりました。 「大豆の磯煮」は大豆、ひじき、ツナ、こんにゃく、にんじん、さやいんげんが入った煮物です。ひじきとツナは海で採れるものなので、「磯煮」と言う名前がつけられています。 ひじきにはミネラルがたっぷりです。不足しがちなカルシウム、食物繊維がたっぷり含まれています。 きょうの給食(1月10日)・カレー ・イタリアンサラダ ・ごはん ・牛乳 ・りんご 今日から3学期の給食がスタートしました!初日のメニューは、人気のカレーライスとイタリアンサラダです。 「カレー」は大きな釜で調理員さんが焦がさないようにじっくりコトコト煮こみます。 今年初めて食べるカレーが給食のカレーだった子もいたかもしれませんね(^ω^) 「イタリアンサラダ」はキャベツ、にんじん、きゅうり、とうもろこしといった野菜の他に、チーズ、アーモンドが入ったおしゃれなサラダです。 今日のカレーとサラダに使われたにんじんがいつもより濃いオレンジ色でした。β−カロチンが豊富な証ですね。β−カロチンは体の中でビタミンAにかわります。 デザートとして「りんご」も登場しました。今日のりんごは蜜の入っているものもありました。蜜入りりんごは完熟の証です。甘くておいしいりんごでした。 きょうの給食(12月21日)・コンソメスープ ・オムレツ ・ミニフレンチサラダ ・チキンライス ・牛乳 ・おたのしみケーキ 今日が2学期最後の給食です。 「コンソメスープ」はベーコン、旬の白菜、玉ねぎ、パセリ、セロリが入ったスープです。 セロリは某ドラマで“残食四天王”と呼ばれていましたね・・・独特の香りが苦手な子もいるのではないでしょうか。あの香りの成分は“アビオイル”といわれる成分で、イライラを抑えてくれる効果や食欲増進の効果があります。給食ではみんなが食べやすいように調理員さんが薄くスライスしてくれました。 「チキンライス」は家庭で作るときは炒めて作りますが、給食ではピラフのように釜で炊いて作ります。 鶏肉をバターで炒めて、野菜を入れて、ブイヨン、白ワインで煮るのでコクがあるチキンライスになりました。 今日のメニューなら、「オムレツ」を上に乗せてオムライスにし食べてもおいしいですね。 みんなが楽しみにしていた「おたのしみケーキ」は素敵なサンタさんと、かわいいトナカイさんが届けに来てくれましたね〜! かわいいクリスマスツリーとサンタさんと雪だるまの絵が描かれた箱を開けると、ツリーの形をしたかわいらしいムースケーキが出てきました! 豆乳で作られたムースだったのであっさりとしていました。 きょうの給食(12月20日)・五目みそ汁 ・あじのフライ ・小松菜のおひたし ・わかめごはん ・牛乳 「五目みそ汁」は、大根、にんじん、ねぎ、わかめ、豆腐、油揚げなど、名前のとおりに具だくさんのみそ汁でした。 味噌汁はスタンダードな和食メニューで、給食でもよく食べているイメージがありますが、「五目みそ汁」というネーミングで登場するのは5月につづいてこれが今年度2回目なんです。 “干物(ひもの)“や“開き“でおかずの定番の魚である「あじ」を、今日の給食ではフライにしていただきました。 「あじのフライ」は、カレー風味に調理された美味しいフライでした。 「あじ」という魚の名前は「味が良いこと」に由来するといわれます。「あじ」は漢字で「鯵」と表記します。この由来には諸説ありますが、代表的なものを紹介させていただきます。 一つ目は、「おいしくて参ってしまう」という意味で「さかなへん」に「参」がついたという説、二つ目は最もおいしい季節が旧暦の3月に当たるので数字の「参(さん)」が使われたとする説などです。 フライに添えられた「小松菜のおひたし」は、主役の小松菜をはじめ、もやし、にんじんがごまであえてありました。 「小松菜(こまつな)」は、‘野沢菜(のざわな)’や‘チンゲンサイ’などアブラナ科の野菜の一種で、江戸時代初期に現在の東京都江戸川区小松川付近で、ククタチナ(茎立ち)を品種改良して栽培され始めたところからこの名前がついたといわれています。また徳川将軍綱吉の時代の‘鷹狩り’の際に献上され、その時の地名にちなんで“小松菜”の名がつけられた・・という説もあります。 具だくさんの味噌汁、カレー風味のあじのフライ、小松菜のおひたしをおかずに、今日は「わかめごはん」をいただきました。 きょうの給食(12月19日)・ハヤシシチュー ・切干大根サラダ ・ごはん ・牛乳 ・みかん 「ハヤシシチュー」のブラウンルーは調理員さんの手作りです。熱した釜に小麦粉をふるって、きつね色になるまで弱火で40分ほどじっくり炒めます。その後バター、マーガリンをとかした中に、きつね色になった小麦粉をふるい入れて、牛乳とお湯でなめらかなルーを作っていきます。 今日のシチューのお肉は豚肉です。お肉の他には、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、グリーンピースが入っています。 「切干大根サラダ」は切干大根、にんじん、きゅうり、ごまが入ったサラダです。しょうゆドレッシングで味付けされています。 切干大根は秋の終わりから冬にかけて収穫した大根を細切りにして、写真のように広げて天日干しします。寒さが厳しいほど良質な製品になります。細切りがメジャーですがここ尾張地方では「花切大根」という花の型に抜いた切干大根があります。こちらは5月の献立で登場しましたね。切干大根は食物繊維やカルシウムが多く含まれています。 今日は食後のデザートにみかんも登場しました。とても甘いみかんでした。 きょうの給食(12月15日)・野菜のスープ煮 ・かぼちゃサラダ ・レーズンロールパン ・牛乳 「野菜のスープ煮」は鶏肉、だいこん、キャベツ、たまねぎ、にんじん、しめじ、パセリが入った野菜たっぷりのスープです。 来週の21日が“冬至(とうじ)"ということで、給食に「かぼちゃサラダ」が登場しました。給食の時間には、保健委員会の子たちが冬至について放送してくれました。 冬至は、1年のうちで、もっとも昼が短く、夜がもっとも長い日です。また、冬至を過ぎると、これまで短くなっていた日が長くなっていきます。 また、冬至に「ん」がつく食べ物を食べると幸せになれるといわれています。かぼちゃ(なんきん)には「ん」が2つあるのでもっと幸せになれるともいわれています。 給食の「かぼちゃサラダ」は、かぼちゃの他にハム、きゅうり、コーンもはいっていました。 「レーズンロールパン」は今年度初登場です。 レーズンは、ドライフルーツの一種で、ぶどうを乾燥させ水分を15%程度にまで減らします。そのルーツは、ぶどうが木になったまま自然に乾燥したものを誰かが見つけたことから生まれたといわれています。 レーズンは好き嫌いが分かれますが、苦手な子も残さず食べてくれました!うれしいです! きょうの給食(12月15日)・けんちん汁 ・肉みそおでん ・ごはん ・牛乳 「けんちん汁」は豆腐、大根、ごぼう、にんじん、油揚げ、しいたけ、ねぎが入った汁です。精進料理がもとになった料理ですのでお肉が入っていません。 今日は“しあわせにんじん”の日です。楽しいデザインに型抜きされたにんじんが入りました。2学期最後のしあわせにんじんなので、いつもは2種類ですが、今日は3種類の形に調理員さんが抜いてくれました(^ω^*)3つとも入っていた子はとってもラッキーです! 冬と言えば定番の「おでん」も登場しました。この季節になるとどのコンビニでも販売しているのを見ます。最近はロールキャベツもおでんの具としてあります。東北地方では山菜を入れたり、静岡県だと黒はんぺんをいれたり、地域によっても個性的なおでん種があっておもしろいですね。 給食の「にくみそおでん」はゆで卵と、だしで煮込んだはんぺん、こんにゃくを調理員さんお手製の肉みそをかけていただきます。 きょうの給食(12月14日)・カレー ・イタリアンサラダ ・麦ごはん ・発酵乳 今日の給食は昨日の学校保健委員会で発表された“好きな給食ランキング”の1位と3位に選ばれた「カレー」と「イタリアンサラダ」が登場しました。 みんなが大好きな「カレー」は給食室の大きな釜で、調理員さんが大きなスパテラというへらのようなものでじっくりと焦がさないように時間をかけて作ります。 「イタリアンサラダ」はキャベツ、きゅうり、にんじんといった野菜のほかに、アーモンドとチーズが入ったおしゃれなサラダです。 「発酵乳」はクリスマスパッケージでの登場です。画像ではあらわれていませんが、パッケージのどこかに空を飛んでいるサンタさんもいました。お子様は見つけることができたでしょうか? 去年の12月には、サンタさんが深川小学校に現れましたが、今年は果たして現れるのでしょうか・・・ きょうの給食(12月13日)・石狩汁 ・大豆の磯煮 ・ごはん ・牛乳 ・チーズ入り小魚 「石狩汁」は北海道石狩地方の郷土料理で、鮭と野菜を具にした汁です。石狩地方では、産卵のために石狩川をのぼってくる鮭を使います。 鮭は、生まれた川を旅立つと、3〜4年ほど北太平洋を泳ぎまわり、産卵のために生まれた川へ帰って来ます。 鮭は川の流れに逆らいながら、産卵場所を目指します。なぜ、川を間違えることなくたどることができるのか、不思議ですよね。鮭は体内の方位磁石と川の匂いの記憶によって、生まれた川に戻ってくると考えられ、この性質は「母川回帰(ぼせんかいき)」と呼ばれています。 本日の学校保健委員会では、保健委員のみなさんが、お肉や冬の野菜が体をぽかぽかにしてくれると発表してくれましたね。今日の給食には体をぽかぽかにしてくれる、だいこん、にんじん、はくさい、ねぎ、しょうがが入っています。この他にも鮭、とうもろこし、えのきなどの食材がたっぷり使われていました。 「大豆の磯煮」は大豆やにんじん、生揚げ、いんげんの他に、海からとれるひじき、ツナが入っているため、「磯煮」という名前がついています。 ひじきには牛乳の約12倍カルシウムが入っています。また、食物繊維はごぼうの7倍です。大豆にも良質なたんぱく質などの栄養がたっぷりです。 「チーズ入り小魚」も登場しました。カタクチイワシ、チーズ、アーモンドが入っています。 きょうの給食(12月12日)・たまご入り中華スープ ・愛知野菜の春巻き ・小松菜ともやしのナムル ・ごはん ・牛乳 「たまご入り中華スープ」の具材には、鶏肉、豆腐、卵、チンゲンサイ、しいたけ、ねぎが使われています。鶏豚湯(ケイトンタン)というガラスープの素と、醤油、塩、酒で味つけしてあります。 「愛知野菜の春巻き」には、愛知県産のキャベツ、れんこん、ふきがたっぷり使われています。画像に出ているキャラクターは“もっと愛知県産品を食べよう!”と地産地消の推進を目的に取り組まれる「いいともあいち運動」のシンボルマークです。 給食の時間に「春を巻いているから春巻き」と言っている子がいましたが、正解です! 英語では春巻きを「spring roll」と書きます。そのルーツは、立春の日に、春の野菜を薄い餅で巻いて食べたのが始まりだと言われています。 春巻きは中まで火が通るのに時間がかかるため、じっくりと揚げていきます。 春巻きの添え野菜として、「小松菜ともやしのナムル」も登場しました。 きょうの給食(12月9日)・すまし汁 ・さばのみそ煮 ・甘酢あえ ・とりめし ・牛乳 今日は“自校ごはんの日”ということで、調理室の釜で炊いた「とりめし」が登場しました。 2時間目ぐらいから具材を煮出し始めると、給食室の外にもおいしい香りが広がります。香りのおかげで、いつもより早い時間からおなかがすいてしまいます・・・ 「さばのみそ煮」の鯖(さば)は、10月〜12月が旬です。この時期の鯖は“秋さば”、“寒さば”などと呼ばれるように、秋から冬にかけて脂がのっておいしくなります。DHAやEPAなど悪玉コレステロールを減らしてくれるという脂が豊富です。また、脂だけでなく、ビタミンB12やビタミンDも豊富です。 給食のように、味噌煮にすることで魚の生臭さが消えておいしくいただけます。今日のみそ煮はほんのりお酒の香りもしましたね。お酒にも臭みを抑える効果があります。 「さばのみそ煮」には、切り干し大根をつかった「甘酢あえ」が添えられていました。 「とりめし」のほかに「すまし汁」がついて、今日は和食メニューの給食でした。 |
瀬戸市立深川小学校
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