本校は、大正１５年に愛知県東春日井郡瀬戸道泉尋常小学校として創立され、やきものの街「瀬戸」の中心部に位置し、「せともの」に深くふれあうことのできる地区にある。学校創立に当たっては、地元民が学校用地を町に寄付し、その整地作業を住民総出の手作業で取り組むなど、地元民の熱い想いにより学校建設がなされている。現在でも自分たちの学校のためという意識が強く残り、本校の教育活動に大変協力的である。「ベストをつくす・チームワークをとる・ルールを守る」を校訓として、心身共に健康で活力あふれる児童の育成を柱に教育の推進を図りながら、現在も周りに広がる豊かな地域の教材を生かした教育活動に取り組んでいる。
　２０２０年には、本校を含め瀬戸市中心部の７小中学校が統合され、小中一貫校が開校する。新しい教育が始まることで、本校は９４年の歴史を閉じることになる。道の辺に湧き出る泉から名づけられた地名からとった校名と、日々道の泉を汲みとるという深い教育的な意味は、今後も語り継がれるはずである。
＜六三制教育周年記念　愛知県小中学校史　７０周年誌より＞

道泉小学校９４年の歴史を画像でまとめたものです。（FaceBookにアップされた動画です）こちらをクリックしてください。画像は、開校当時（大正15年11月）の貴重な写真です。

グリーンシティTVで放映された、ぼくらの学校特別編「道泉小学校」の一部です。（FaceBookにアップされた動画です）こちらをクリックしてください。