最新更新日:2024/09/20 | |
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浦島太郎 の裏浦島太朗の話村に帰ると全く知らない者ばかり。道行く人に聞くと「浦島?むかし、お爺さんの時代にそんな人いたな」と言われ、驚きです。 太郎は途方に暮れ、力なくうなだれていると、竜宮城を去るときに乙姫様がくれた玉手箱のことを思い出すのです。太郎はヤケクソで玉手箱を開けますと、ブワーと白い煙が出てきました。すると、太郎の髪の毛は真っ白になり、肌は見る見る艶(つや)を失い、腰がぐーぅと曲がり、たちまち太郎はおじいさんになってしまいました。終わり・・・。 これがどこが教育的な話でしょうか。カメを助けるまではいいのですが、そのことによりお爺さんになってしまいました。お母さんはとっくに亡くなっていました?おかしいとです。可哀想な話です。納得できない話です。これを幼い子に読んで聞かす・・・。はて? 昔、小学校の時、先生方の放送が給食の時に流れていました。ある男の先生が当番になり、この浦島太郎、可哀想だから続きを作ってあげますと言われ、その後の浦島太郎の話を聞かせてくれました。内容までは覚えていませんが、すごく印象にのこることでした。 おいらが、この続きを作るとすると、もう一度、カメさんに竜宮城に連れて行ってもらい乙姫様に「何とかして下さい」と泣いてお願いして、ついでに彼女もお願いするのです。(おぃ)お姫様、可哀想に思い、「竜宮城で一番、気に入った女性をお供に連れていきなさい」と言われるのです。そして、陸に上がった時、若者の顔に戻り、その彼女とお母さんの3人で幸せに暮らしたというのです。めでたし、めでたし。 良いことすれば、良いことが返ってくるという、文科省推薦のストリーになりました。(おぃおぃ) しかし、本当の話は裏があるのです。乙姫様、本当は浦島太郎と一緒に暮らしたかったのです。それが「帰る」と言うものだから、誰にも渡したくない、それでは年寄りにしてしまえという、女性の嫉妬心から来る、怖ろしい話という説もあるのです。しかし、いきなりお爺さんでは可哀想で、私の約束が守れるなら、そのままにしておいてあげようという最後の優しさだったんです。でも太郎は・・・。浦島太郎、教育的に言うと、“女性をだましてはいけません。一度、好きになった方は一生愛せよ”とこうなるのでしょうか。あれ?文科省の推薦はどこへ・・・。 ※写真は日本昔話の浦島太朗の本です。 |
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