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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2014.10.20 成長する学童の脳が求めている育脳の脳科学 その2

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18日付けの記事に続き、印象に残ったフレーズを紹介します(文責・校長)。

・途中でゴールを意識したり、「勝った」と思ったりしてはいけない。日本の水泳陣はゴール直前で負けることが多かったが、それが理由。脳の血流の実験でも、終わりが見えてきたと判断すると、血流が活発でなくなることが解っている。そのことは、どんなスポーツや、物事の取組にもあてはまる。意識せずに、最後まで全力で取り組むことが必要。
・「気持ちが伝わる脳」を育むには、神経の同期発火(脳が刺激を受ける)をしなければならない。そのためには、子どもを好きになり、子どもが物語に入れる朗読をしたり、一緒に遊んだり、周りとうまく遊ばせたり、その立場に立たせることが大切。子どもを「人生を楽しむために神様が使わせた子」と尊敬しながら接するとよい。
・大人は、自分を基準に子どもを育ててはいけない。「違いを認める力をほめる」「友だちと共に学ぶことが大切であることを教える」「繰り返し考える習慣を大切にする」ことで、思考の本能が磨かれる。また、「自分で考え、実行したことをほめる」ことで、自我の本能が磨かれる。「自分の弱点を言える力をほめる」「何事にも興味をもつ会話をする」こともよい。
・「逃げ道を閉じて叱る」「自主性を育てない」「心を一つにする体験が少ない」などは、子どもがダメになる。
・人は、一緒のものを認め、仲間としたがる。人との違いを認め、相手を尊敬できる教育をしないとイジメが生まれる。
・正しい判断をする一貫性を持ったり、同時発火する本能を持ったりするには、ルーティーンが大切。一定の時間に起き、一定の環境で同じことをする等がよい。狭い部屋や、布団の中、風呂の中など、目を閉じても解る一定の狭い範囲の中で集中するとよい。
・「しまった」「無理」「できない」「相手が強い」と思うと、次々とできなくなる悪循環を生む。ネガティブな一貫性を生み出す。
・期間を決めて、少しずつ全力でがんばることを繰り返す。すると、ある時、壁をやぶることができる。損得抜きに、全力投球する子どもを育てることが大切。
・繰り返し考える習慣で、考えや心の奥を深くすれば、素晴らしい人間になる。

印象に残ったことは、何度も登場した「繰り返すことが大切」「中途半端にせず、最後までやることが大切」「全力が大切」という言葉。今までの人生で何ども聞いてきたようなことですが、脳科学者は、改めて、そんなことの大切さを教えていただきました。
急に成長を遂げることは難しいものです。子どもの成長は、大人がきちんと寄り添い、地道に関わっていき、いいタイミングでほめることが大切なようです。
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