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2015.8.11 今月の注目天文現象一つは、13日前後の「ペルセウス座流星群」(上図)、もう一つは、22日の「月と土星が接近」(下図)です。どちらも、天体望遠鏡を使わなくても肉眼で見ることができます。 13日前後の「ペルセウス座流星群」は、なぜ「前後」かというと、今回の流星群は、「13日15時頃」がピークであり、その時間は当然明るくて見えないため、その前後の夜に見ることができるためです。北東の空に見ることができる流星群は、お勧めが「13日の未明」だそうで、山などの街の灯りがなく空気が澄んだところでは、1時間当たりに何十個とみることができるのだそうです。街中では、数個〜10個程度だとか。それでも十分に楽しめそうですね。 ちなみに、「流星」は、宇宙空間に散らばっている小さな塵(流星物質)が地球の大気圏に飛び込んで大気中の原子や分子と衝突し、上空100km前後でプラズマ発光する現象です。「星が流れて飛んでいく」のではないのです。あしからず。 そして、22日の「月と土星が接近」。日が沈み、空が暗くなり始めたら、南西にある月の左側に見ることができます。 といっても、ご存じの通り、土星には「輪」がありますが、肉眼では、輪が見えるわけではありません。輪を見ようと思うと、50〜100倍程度の天体望遠鏡で見る必要があります。 しかし、遠くにある星が、こうして肉眼で見ることができるというのは、なんだか不思議で、素敵ですね。 詳しくは以下をクリック。興味のある古北っ子は、家族と共に、見てみてはいかが。 ■国立天文台 ペルセウス座流星群2015年 ■AstroArts 2015年8月22日 月と土星が接近 (※画像は、上記サイトからそれぞれ引用しました) |
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