令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.7.14 わらべうた

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1年生の音楽の授業では、「わらべうた」に触れていました。
保育園・幼稚園などで、歌われたり、踊ったりしてきてはいると思いますが、「親から子へ」あるいは「地域のお姉さん達から幼い子へ」という構図は、随分減ってきたのではないかと思います。

わらべうたを用いた音楽教育を紐解いてみると、昭和30年代から用いられるようになったようです。実際、昭和35年〜45年の各社音楽教科書には、1〜6年生で20〜30曲のわらべうたが掲載されています。ところが、本地区が採択している教科書には、昭和48年〜54年には、28曲が掲載されるも、昭和57年〜平成3年には、4曲と激減し、さらに、その後の教科書改訂で、平成4年〜20年には5曲となり、平成23年以降は現在の7曲に至っています。これは、他の教科書会社でも同様な傾向にあります。

学習指導要領を細かく紐解いていないので、なぜ、昭和50年代半ばから、激減したかは定かではありません。しかし、「ブロック崩し」や「スペースインベーダー」などの、アーケードゲームやビデオゲームが登場した頃(昭和53年)と時期を併せるようにして、激減しています。個人的には、遊びの様式や生活様式が激変した頃と重なっているところに何かあるのではと思うのですが、いかがでしょうか…。

さて、現在の音楽の学習指導要領には、内容の取扱として、表現教材では、1年生で「ひらいたひらいた」を扱うことが明文化されています。よって、この曲は、必ずどの教科書にも掲載されています。しかし、それ以外は、鑑賞教材として、「我が国及び諸外国のわらべうたや遊びうた,行進曲や踊りの音楽など身体反応の快さを感じ取りやすい音楽,日常の生活に関連して情景を思い浮かべやすい楽曲」とあるだけで、「げんこつやまのたぬきさん」「おちゃらかほい」「なべなべ」など、教科書によって、取り上げる曲が異なっているところがあります。

ということは、現代っ子は、「触れずに終わってしまうわらべうた」があるかもしれません。時代の流れと共に、わらべうた文化にもこのような流れがあることに、驚きと危機感を感じるところです。

さて、今の古北っ子がお母さんやおばあちゃんになったときに、どうなっているのでしょうか…。
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