最新更新日:2024/05/23
本日:count up42
昨日:510
総数:2035971
 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.11.23 働く理由

画像1 画像1
今日は「勤労感謝の日」。
自分の書棚に『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。』『続 働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』(共に、戸田智弘著:ディスカヴァー・トゥウェンティワン刊)という本があり、パラパラと見ていたのですが、改めて納得させられる「働く理由」に関する、珠玉の言葉が数多く並んでおり、ついついしっかり読み返してしまいました。
その中から、二つの言葉を引用させていただきます。

No.89(『働く理由』より)
農業は食料だけでなく、トンボもメダカも涼しい風も安らぐ風景も、水も祭りも人間の生きがいも「生産」しているという新しい発想を「広く深い生産」と呼びたい。従来の「狭い生産」の土台に、こうした「広く、深い生産」が横たわっているのだ。
   宇根豊『「百姓仕事が自然をつくる』(築地書館)

No.93(『続 働く理由』より)
我等は
過去の人間から受けとったものに、
我らの精神と労働とを加味して、
未来の人間に渡すものである。
出来るだけよくして渡したい。
   武者小路実篤「我等は」『武者小路実篤 人生詩集』(銀河選書)

今日の本HPの記事に、「『勤労感謝の日』は、もともとは、農作物の恵みを感じる『新嘗祭(にいなめさい)』だった」とありましたが、宇根氏の言葉のように、農作物の恵みは、「広く深い生産」をしていることを知ると、先人が「新嘗祭」を大切にしていたことに納得をさせられるのでした。

そして、「持続可能な社会」(将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような開発)という言葉が、現在、よく聞かれるようになっています。
初出は、1980年に「国際自然保護連合 (IUCN)」「国連環境計画 (UNEP)」などがとりまとめた「世界保全戦略」というものだそうです。
そんな中、武者小路実篤は、昭和21年(1946年)に発刊した、「人生詩集」で、すでに「持続可能な社会」を思わせるような言葉を残しています。さすがです。

この2冊は、ビジネス書の扱いですが、中高生なら十分に読め、キャリアについて考える機会になると思います。興味がある方は、ぜひ、手にしてみては?(Amazonなどの評価を見ると、割と高めなのがわかりますヨ)
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
古北小創立150周年記念事業実行委員会
古北小創立150周年記念HP
古北小創立150周年記念式典
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
学校行事
11/24 教育・健康相談
あおぞらタイム
11/25 教育・健康相談
11/29 クラブ
江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924