令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2018.3.2 読書離れ

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2月27日(火)の中に新聞に、「大学生53%読書1日0時間」という見出しで、若者の「本離れ」が進んでいるという記事が掲載されていました。驚きながらも、「スマホがこれだけ普及すれば…」と、なんだか納得しながら読みました。
 
すると、タイミングを同じくして、3月1日付けの福島県のローカル紙である「福島民友」のコラム「編集日記」に、同様な記述があったので、引用し、掲載させていただきます。

 「ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、一トンの塩をいっしょに舐(な)めなければだめなのよ」。イタリア文学者の須賀敦子さんは結婚間もないころ、イタリア人の義母に言われたという▼多くの時間をかけて苦楽を共にしなければ、理解し尽くせないとの意だが、人だけでなく本とのつきあいも似ていると、須賀さんは随筆に書いている。本は読み返すたびに隠れていたひだが少しずつ見え、読み手を成長させてくれるのだと▼人も本も出会いがなければ理解も成長もない。全国大学生協連の調査によると、1日の読書時間が「ゼロ」と答えた大学生が53%と全体の半数を超えた。半数を超えたのは調査に読書時間の項目が入った2004年以降初めてだ▼読書時間の減少と言えばスマホに費やす時間の多さを連想するが、分析結果はその影響は強くないと否定。むしろ高校までの読書習慣が全体的に下がっていることの影響の大きさを指摘する▼そう言えば県高校司書研修会のアンケートで県内高校生も本離れが指摘されて久しい。きょうは多くの高校で卒業式があり進学や就職それぞれの道へ踏み出すことになる。人生の師となる人や本にたくさん出会い、自分を磨いてほしい。

文中には、「読書時間の減少と言えばスマホに費やす時間の多さを連想するが、分析結果はその影響は強くないと否定。むしろ高校までの読書習慣が全体的に下がっていることの影響の大きさを指摘する」とあるではないですか。冒頭の「スマホがこれだけ…」という仮説は覆されたのです。

ということは、その前に遡って、中学校、小学校での読書習慣も少なからずとも影響があるのでは、とも思いましたが、いかがでしょうか…。

本校では、この3学期から「モジュールタイム」の設定後、毎日の業前の活動時間を原則「読書」にしました。現在、図書館の本を借りる古北っ子は、たくさんいますが、当然、全員ではありません。そういう状況でもあることから、普段、少し読書と距離がある児童も、いいきっかけになることを狙っているところもあります。朝の読書タイムの継続が、今後の読書量や、学力、想像力をはぐくむような好影響を及ぼしてくれることを期待したいと思います。

(※関連サイトはこちら↓)
【3月1日付編集日記】読書離れ:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet
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