最新更新日:2024/06/05 | |
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はきものをそろえる
1年生は、慣れない学校生活も、ようやく一週間が過ぎようとしています。
この一週間は、早かったかな?遅かったかな? でも、教室の前を通ると、みんな元気で、笑顔いっぱい。 そして、先生のお話を聴こうとみんな一生懸命です。 そんな様子を見ていると、うれしくなります。 そんなとき、ふと、教室の目の前のトイレを覗いてみると、女の子はバッチリだったのですが、男の子のトイレは、左の写真の通り・・・。 スリッパの向きをそろえずに脱いでいった子は、「家に帰ったときの靴の脱ぎ方はどうなのかな?」と、ふと思いました。 社会人になると、当たり前のマナーですが、幼いときから習慣化しておけば、大人になってもごく自然にそろえることができるでしょう。 学校でも指導をしていきますが、ご家庭でのご指導も、ぜひよろしくお願いいたします。 以下のような詩を紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− はきものをそろえる (永平寺 道元禅師) はきものを そろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない だれかが みだしておいたら だまって そろえておいてあげよう そうすればきっと 世界中の 人の心も そろうでしょう −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 古北っ子には、右の写真のように、全員が当たり前にできるようにしたいと思います。 これからは、靴も、バレーシューズも、トイレのスリッパも、 バッチリそろえましょうね♪ 今日もがんばるぞ!読むと「今日もがんばるぞ!」という気持ちになります。 子供達にいい刺激を与えようとする担任の思いが伝わってきます。 学級写真撮影前のワンシーン体育館へ移動する前には、体育館用のバレーシューズに履き替えます。 実は、履き替えた直後は、納めたバレーシューズが、整えられていないものがいくつかありました。中には、左右の向きがひっくり返っているものも・・・。 しかし、その後、担任がそのことに気づくと、すぐにそろえるように指導をし(中写真)、きれいにそろえることができました(右写真)。 こうした日常の細かな指導の積み重ねで、様々なものが、良い方向の「当たり前」になっていきます。その積み重ねのタイミングが早ければ早いほど、子供達には浸透しやすくなります。 手をかければかけただけ、後で手がかからなくなるのは、学校の指導も、子育ても同じですね。 4月10日は「教科書の日」教科書の裏表紙を見ると、写真右のように「税金によって、無償で支給されています」の文字があります。 当たり前のようにもらう教科書ですが、実は、この制度ができて、今年でちょうど「50年」となります。それまでは、お金を払って、教科書をもらっていました。 教科書を作るにはお金がかかります。事実、無くしてしまえば、新しく購入しなければなりません。実際の値段として、2012年の教科書の平均定価は「373円」で、一人あたりの教科書価格の平均は「3,294円」だそうです。古北小の児童は471名ですから、本校だけでも「1,551,474円」になります。とても高額ですが、すべて税金でまかなわれています。 「日本の将来を支えてくれる子供達」であることから、国民から集めた税金によって、支払われているのです。 そんな教科書です。 大切に扱うと共に、しっかり勉強することができるといいですね。 百聞は一“験”にしかずしかし、私は、この「一見」の「見(けん)」という字を「体験」の「験」に置き換えて、よく使います。 入学式では、保護者の皆様に、以下のような話をさせていただきました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 何事も体験すること、体験してみることが大切です。うれしいこと、チャレンジすること、うまくいったこと、失敗したこと、様々な体験を通して、人は成長していきます。どうか、お子様が自分で考え、自分でとった行動を温かく見守ってください。 もし、うまくいかなかったことがあったとしても、きっとその体験は、次の成功へつながるものになると思います。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− と。これは、1年生に限らず、どの学年の子供達にも当てはまると思います。 もっというなら、子供達だけでなく、私たち大人にも当てはまるのではないでしょうか。 見るだけ、聞くだけでなく、体験して得られることは計り知れないものがあります。 パナソニック創業者の松下幸之助氏は「百聞百見は一験にしかず」と言い、「塩の辛さ、砂糖の甘さは、舐めてみないと分からない」と説いています。 子供達にチャレンジさせること。 私たち大人が体験して感じたことを子供達に伝えること。 大切にしたい感覚です。 第1学期始業式新しい学級と担任の先生が発表され、子供達も、職員もワクワクしているのが伝わってきます。 教職員の紹介の場面では、児童全員が一人一人の職員に対して温かい拍手をしてくれました。とても温かい雰囲気で、いいスタートがきれました。 始業式では、1学期の目標と共に、1年の目標を話しました。 古北小が「みんなが夢中になれる学校」であるために、昨年度までと同様に、 ・よく学び、よく考える子 ・決まり正しく、素直な子 ・明るく、たくましい子 になってほしいことを伝えました。 それらを実践するためにも、「命を大切にする」「心と体を鍛える」ことを心がけてほしいと話しました。 特に、「命を大切にする」では、家庭でも以下のことに気をつけて、ご指導いただきたいと思います。 ・小学校の周りには幹線道路がいくつかあります。 くれぐれも交通事故には気をつけてください。 ・命に関わるような、大きなケガや事故に気をつけてください。 校区の北には、木曽川もあり、校区内には用水路もあります。 水の事故などにも遭わないように気をつけてください。 ・いつ起こるか分からない東南海地震にも備えてください。 「自らの命を自らで守れる力」をつけてください。 命があって、初めて楽しく学校や家族との生活が送れます。 「よく学び、考え、決まり正しく、素直に、明るく、たくましく」生活するためにも、471名がこの1年間を元気に過ごしてほしいと思います。 よろしくお願いいたします18年前までの6年間を北部中学校で勤めさせていただいたこともあり、慣れ親しんだ地域に戻って、こうして勤められることを大変うれしく思います。 今の気持ちは、本日の入学式に参加した64名の1年生と同様、これからの学校生活に期待で胸いっぱいです。 前任の畑中校長先生を始め多くの先生方と、多くの地域の皆様の手によって築き上げられてきた、伝統あるこのすばらしい校風を大切にし、明るく元気で温かい児童や教職員、そして保護者・地域の皆様と共に、「みんなが夢中になれる学校」づくりに邁進して参ります。 お世話になります。どうぞ、よろしくお願いいたします。 |
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