令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.2.26 ピケティが話題になっていますが…

画像1 画像1
先日、来日したこともあり、今、書店に行くと、フランスの経済学者「ピケティ」に関する書物が平積みとなり、実際に売り上げ上位を関連書籍が占めています。このピケティによると、今後、ますます資産の格差が広がるとのこと。そうならないような社会を期待をしたいのですが…。

ところが、資産格差は広がりを見せているようですが、秋頃に発表のあった「国際成人力調査(PIACC)」によると、日本人は、読解力、数的思考力において、世界の中で最も力があり、なおかつ格差のない国であることが分かっています(参考:調査結果の要約)。

これらの結果には、両親の学歴の程度による得点差や、職業間による得点差においても、日本は、非常に小さくなっていることが説かれています。

出題された問題は、生活に密着した問題が多く、様々なテキストや非テキストも読み解きながら解答していくものです。基礎学力が身に付いており、一定の経験値がないと解きにくいものもあります(参考:調査問題例)。

少し前に話題になった、世界的に学力が高いと言われたフィンランドと比べても、格差は明らかに少なく、低位層の比率も少ないことが分かります。

こういうことを聞くと、日本の公教育のレベルの高さが理解できるのではないでしょうか。どの地域でも、どの学級でも一定以上の学力習得が保証された授業が展開されなければ、このような結果は得られません。

学力も経済力も格差が広がる国や地域がある中、日本は「生きる力」の基盤となる基礎的な学力を、高い基準で多くの国民が維持しているのです。
よって、日本で学習する子ども達は、もっと自信をもって学習し、保護者もそのがんばりを認めてもいいかと思います。
古北っ子も、がんばっている子がたくさんおり、高い力を維持しています。きっと素直な性格の子が多いからだと思います。これからも、学びに対して貪欲であってほしいと思います。
そして、あとは、この国の経済格差が小さくなることを願いたいところです・・・。

整える

画像1 画像1
制作途中の、図工の作品の一時的な置き場もご覧の通り。

整然と階段に並べられた様子は、もはや日常風景。

環境が整えられていると、落ち着いて生活が送れますね。


(※階段は校舎屋上出入口に通じる箇所で、普段は使用しない箇所です)

心を「整える」

画像1 画像1
6年生に向けて、心を「整える」。
こうして、言葉にしてみると、目標をもちやすくなります。
「有言実行」めざして、がんばれ!

2015.2.25 新聞記事のワークシート

画像1 画像1 画像2 画像2
今冬から、5年生で、業前の時間を活用して、新聞記事を扱ったワークシートに取り組む実践を始めました。

これは読売新聞社が作成しているもので、記事と、その記事に関する簡単な設問及び回答記入欄を1枚のワークシートにまとめた教材です。
教科ごとにジャンル分けされ、「○○の理由を3つあげましょう」「〔  〕に当てはまる語句は何ですか」「10字で抜き取りなさい」「感じたことを書きましょう」など、記事を通して様々な形で問題が設けてあります。
このワークシートに取り組むことで、こんな効果が期待できると考えます。

1 ワークシートを通じて自然に新聞記事に親しめる。
2 教科書では学べない時事的な話題を知る機会となる。
3 多くの語彙に触れることができる。
4 考えることの訓練につながる
5 書くことの訓練につながる。
6 非テキスト(グラフ・表・写真など)を含めた資料を読みとる、「読解力」育成につながる。

なかなか新聞記事を読む機会は多くないと思います。そんな中、徐々に慣れ親しむことで、新聞の小さな活字を読む抵抗を減らし、新しい知識や語彙を習得します。また、「感じたこと」を「何書いた?」とシェアリングすれば、さらに考えが広がることでしょう。

次年度は、5・6年生で実施をしていきたいと考えています。これを機会に、家庭でも新聞に慣れ親しんでくれれば・・・とも思います。

2015.2.24 愛される学校づくりフォーラム2015in大阪

画像1 画像1
21日(土)に、「愛される学校づくり研究会」が主催するフォーラムが大阪で行われ、本校からは私を含め、5名が参加しました。身銭を削って大阪まで勉強をしに行く本校職員の姿勢をうれしく思いました。
この日は、当日、本HPにて、「中継」と題して、簡単な様子をお伝えしましたが、改めて、ここにお伝えしたいと思います。

午前の部は、「愛される学校のつくり方」と題し、5校の校長先生(元校長を含む)から、提案がありました。特に、ホームページを柱とした提案が2つありましたが、本校の実践とほぼ同じで、本校のホームページの活用法に間違いがないことを確信しました。
また、その他に参考になったのは、「従業員」である「職員」の満足度をあげる学校経営の方法や、授業を基盤とした学校づくりです。
前者は、トップダウンではなく、ボトムアップによる学校改革で、学校が徐々にいい雰囲気になりつつあるのが伝わってきました。
また、後者は、「授業がよく分かる」ことが、「子どもが学校を好きになる」と定義し、授業改善の一端を紹介していただきました。既に本校が心がけていることも触れられており、ここでも、それらの実践に間違いがないことを確信しました。

午後の部は、私たちが授業改善を行う際に「授業研究」というものを行いますが、その授業研究の方法について提案がありました。二つの模擬授業をベースに、「3+1の活用」と「ICTの活用」という方法で授業研究を行うと、どのようなメリットがあるか提案がありました。
「3つのいいところ+1つの改善点の提案」という「3+1の活用」は、授業者も、参観者も勉強になる、メリットの多い手法であることが分かりました。
また、iPhoneとiPadを活用した「ICTの活用」という方法は、斬新なものでした。授業を見ながら、専用アプリを起動したiPhoneの画面にある「いいね」か「疑問」ボタンを直感的に押すだけで、1時間の授業を終えると、参観者の反応が1分刻みにグラフ化され、気になる箇所をすぐにiPadで動画を再生できるというものです。協議が焦点化でき、その瞬間を瞬時に確認できるのはICT機器ならでは、です。

この日は、「愛される学校」にするための手立てとなるヒントをたくさん得ることができました。今後の学校づくりに生かしていきたいと考えています。

整える

画像1 画像1 画像2 画像2
さらなる高見を目指して、今できていることについて、さらに精度を高める。

慣れてきた頃に、もう一度、足下を見つめ直すことで、ピリッとしますね。

470人の心が、さらにそろうことを期待しています。 

卒業式・修了式まで、残り約4週間。環境と心を「整えて」いきましよう!

ABCを大切に

画像1 画像1
今日の朝礼も代表児童の話は、立派に「ノー原稿」でできています。保険として、原稿はおしりのポケットにちらっと見えますが、一度も見ることなく、最後まできちんと話し切りました。さすがです。

先日、北部中学校の先生が、

「小学校でノー原稿で話ができているのに、中学校では原稿を読みながら話している。中学校もノー原稿で話せるようにしたい」

と言ってみえました。そんなABCの小中連携もできるといいと思います。
古北っ子は、中学校に進学しても、「ノー原稿」でがんばってくれるはずです!

2015.2.23 朝礼校長講話

画像1 画像1
画像2 画像2
掃除の時間を振り返ってみましょう。今年の古北小の掃除の目標は何でしたか?「黙って取り組む」でしたね。掃除の時間に見て回ると、5・6年生の高学年は、本当にしっかり取り組めているのが伝わってきます。低学年でも特に2年生がしっかり取り組めているのが分かります。

さて、福井県にある永平寺というお寺のふもとに「永平寺中学校」という学校があります。その学校の掃除の様子を見てみましょう。

(※動画再生しながら)床に体が映り込むほど、輝いています。掃除の始めに正座をして、心を落ち着かせます。あいさつをして掃除開始です。教室掃除は、まず縦拭きをし、壁際に来ると「L字拭き」をして、ゴミを残しません。続いて、教室掃除も廊下掃除も縦拭きの後は、同じ箇所を横拭きし、さらにきれいにします。シューズがキュッキュッと鳴っている音や道具を動かす音しか聞こえません。教室の机を運び、移動するときは、小走りです。わずかな時間も無駄にしない姿勢です。トイレ掃除も黙々と取り組んでいます。約10分で一通りの掃除が終わると、残りの5分は、いつもできていないような箇所を自分で考えて取り組みます。こうして、静かに集中して取り組む掃除の時間はあっという間に過ぎていきます。

「中学生だからできること」ではないと思います。5・6年生は、年齢的にほとんど変わりません。小学生でも心がけ次第で十分に同じようにできることだと思います。

鍵山秀三郎さんという方がいます。イエローハットという会社を作った方で、掃除を通して、社員教育などをされている方です。その方が「目の前に見えるものを磨き、きれいにする。すると、自分の心も磨かれる」と言っています。掃除をすれば、自分の心もきれいになる、と言うのです。

3学期の合言葉は「整える」です。いよいよ3学期も残り4週間、今年度も残り4週間になりました。残り4週間の掃除に、今まで以上にしっかり取り組み、校内を整え、自分の心も整えていきましょう。

2015.2.22 読売犬山ハーフマラソン

画像1 画像1
雨が心配された日でしたが、開会式ごろに少し降るも、その後はあがり、レース中は、全く降らずに済みました。
しかし、逆に、スタート時は曇っていた天気が、すぐに晴れ、暑いほどに。走りながら、ランナー同士で「暑いですね」という会話がよく聞こえてくるくらいです。
雨が降ることを予測して、1枚余分に重ね着したり、ビニール製のものをかぶったりしていた人は、暑かったことでしょう。長袖のランナーシャツ1枚に手袋の私も、途中で手袋を外し、腕をまくり上げていた程です。

レースは、「1時間51分8秒」でフィニッシュ。今冬は、スピードを上げる練習をしていたので、50分を切りたかったのですが、10kmまで5分/kmペースでいくも、10km過ぎから、徐々にペースが落ち、目標をクリアできず・・・。
しかし、シーズンベストとなり、次に繋がるレースとなりました。

レースは、箱根駅伝で優勝を果たした青山学院大学のアンカーである10区を務めた安藤悠哉選手が優勝。また、草井小学校の事務さんも、入賞を果たしていました(すごい!)。
そして、レース中は、前任校の保護者や、他校の先生とすれ違うなどしました。古北っ子の保護者もいたはずなのですが、1万人の参加なので、多すぎて、逆に会えない状態に・・・。

後半は苦しみながらも、今回も達成感の残るものになりました。次は、3月15日に行われる「大正村クロスカントリー」に高校生の娘と出場します。アップダウンの激しさから「心が折れるとはこのことか」と実感した昨年。昨年の記録を上回れるよう、頑張ります!

【中継】読売犬山ハーフマラソン

画像1 画像1 画像2 画像2
開会式では、雨が降っていましたが、雨があがり、時折、雲の切れ間から光が射してきます。少し、気温は高い予報ですが、はく息は白いです。このまま、雨が降らずにもってほしいと思います。

スタート地点に移動しています。間もなく、スタートです。21km頑張ります!

【中継】読売犬山ハーフマラソン

画像1 画像1 画像2 画像2
犬山城が見えるふもとがスタート・フィニッシュです。
大会史上最高の参加者数の約1万人だそうです。

スタートが30分後に迫り、参加者のアップが行われています。

【中継】読売犬山ハーフマラソン

画像1 画像1 画像2 画像2
今日は、読売犬山ハーフマラソンに出場します。

現在、開会式が行われています。
犬山甲冑制作同好会による、パフォーマンスが行われています。

この後、10時頃にスタートです。この地区の先生方も審判や選手として何人か出場しています。

頑張ります!

【中継】愛される学校づくりフォーラムin大阪

画像1 画像1 画像2 画像2
「3+1の活用」に続き、ICT機器を用いた、授業研究の在り方の提案がありました。
その振り返りの場面で、鷲見先生が発言する場面も…。 
勉強になりました。

会の詳細は、また改めて紹介いたします。

【中継】愛される学校づくりフォーラムin大阪

画像1 画像1 画像2 画像2
模擬授業を終えて、その授業について意見交換をしています。
この時の意見交換の仕方が「3+1の活用」というもので、「3つのいいところと、1つの改善点を出し合う」というものです。

意見を出す側にも、聞く側にもメリットの多い手法であることを体感できました。

【中継】愛される学校づくりフォーラムin大阪

画像1 画像1
今日は、大阪の梅田スカイビルで行われている「愛される学校づくりフォーラム」に本校職員4人とともに参加しています。

午前中は、「愛される学校づくりのつくり方」のテーマで勉強しました。
そして、午後からの授業改善をテーマにした提案材料になる「模擬授業」の生徒役には、井戸先生、増田先生が登壇しました。立派に生徒役を務めました。

「いつわりのバイオリン」という物語を用いた道徳の授業をもとに、この後、検討会を行います。

詳細は、また後ほど…。

2015.2.21 「蛙の目借り時」

画像1 画像1
20日(金)に、北國新聞(主に石川県の地方紙)のコラム「時鐘」に以下のような文が掲載されていたので、紹介させていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

きのうは二十四節気の一つの「雨水」。雪が雨に変わって春に向かう節目になると、ナントカの一つ覚えの有名なナゾナゾが浮かぶ。「雪がとけたら何になる?」

ある雪国の授業のひとこまだそうで、水ではなく「春」と答えた子がいたというが、果たして褒められたのか、それとも叱られたのか。たぶん作り話だろう。そんな楽しい心の持ち主がクラスにいたなら、きっと生涯の友に選びたくなる

雪がとけて、春の歩みが始まる。光が輝きを増す。歳時記を開くと、「風光る」とある。大気も水も木々や街のたたずまいも、明るさを取り戻す

「蛙(かわず)の目借り時(どき)」という春の季語もあった。冬眠からさめたカエルが、人の目を借りにくる。恋人探しのためだそうで、気前よく目を貸し出した人は、途端に眠気を催してしまう、と愉快な説明がある

雪がとけたら何になる。待望の春になる。それくらいの答えで感心するわけにはいくまい。雪がとけると風が光る。カエルが恋に目覚め、人はしばし楽しい眠りの世界に誘われる。四季の巡りを愛した先人たちの方が、数段しゃれた謎解きをしている。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

先人は、なんともしゃれたものです。その感性の豊かさを学びたいものです。
なお、「春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず」なんて言葉もあります。「春の眠りは心地よく、うっかり寝過ごしてしまい、夜明けに気付かない」という意味ですが、暖かくなるにつれ、冬の「布団から出られない」のとはまた違った、眠たさが春にはあります。とは言え、まだそんな暖かさに触れるのは、もう少し先のことでしょうか。

「休日は、ゆっくり寝ていたい…」という古北っ子も多いと思いますが、逆に早起きすれば、起きている時間は長くなり、休日を有効に利用できることになりますね。
ちなみに私はと言えば、今日は大阪で行われている研修会(写真)に来ています(この後、様子を少しお伝えします)。そして、明日は「犬山読売マラソン」に出場です。この春、カエルに目を貸す暇がないよう、がんばりたいところです。

2015.2.20 音声トレーニング2

画像1 画像1
先日、本HPで紹介した「音声トレーニング」ですが(参照:2015.2.18 音声トレーニング1)、さらに、その他の具体的な効果について紹介させていただきます。

まず、「『音声』にすること」の効果です。
斎藤孝氏の「声に出す日本語」が脳の活性化を図ったり、認知症予防になったりするのはご承知の通りです。黙読時と音読時の脳の様子をサーモグラフィーで見てみると、音読時には脳に赤い箇所(活発に働く箇所)が測定ディスプレイにたくさん表示される映像を見たことがある人も多いのでは。「音声」にすることで、確実に力になっていきます。

そして、「『ペア』ですることの効果」です。
「かかわり合い」が教育界のキーワードで叫ばれて久しくなりますが、その基本は「ペア」による交流。ペアは1×1であるため、必ず「かかわり合い」が生まれます。「音トレ」もペアで行うことにより、「よし今日もがんばるぞ」「がんばってね」や、「やったぁ!前回を上回ったぞ」「ホントだ!よかったね」というような「励まし」や「がんばりを評価する」といったポジティブな内容の会話がやりとりされます。やがて、学級は良好な人間関係に発展し、学級作りにもプラスにつながるのです。

算数の基礎コースだけでも、ドッツ読み、足し算、引き算、かけ算、割り算、余りのある割り算、小数の足し算・引き算、小数のかけ算・割り算、分数の足し算・引き算、最大公倍数、最小公倍数、約分、通分、分数のかけ算・割り算・・・と何でもできます。

発展コースになると、四則混合、単位変換、速さ・時間・距離の計算など、さらに盛りだくさんになります。

また、工夫次第で他教科での応用が十分可能です。「国語」なら、難読漢字の読み、四字熟語の読みなど、「社会」なら地図記号、都道府県県庁所在地などを学ぶことも可能です。

基礎学力定着を図るために効果的に実施していければ、と考えています。

2015.2.19 悲しい事故がありました

画像1 画像1
今年度の夏には、近隣の小中学校や高校で、水難事故により命を落とすという悲しい事故が相次ぎました。
暑い季節や、大雨・台風の時に、事故が起きやすいものだと考えがちですが、ご存じの通り、まだ寒さが厳しいこの季節の17日(火)に、犬山市内の小学生が水難事故で亡くなるという悲しい事故がありました。亡くなった児童のご冥福をお祈りするばかりです。

さて、川でなくても、今回の池のような場所でも事故が発生します。意図的に水の中に入らなくとも、近づき、何かの拍子で水の中に入ってしまうことがあります。

今年度の最初の集会でもある1学期の始業式には「命を大切にする」ことを話しました(参照:第1学期始業式)。幸い、本校では、これまで命にかかわるような事故に遭わず、今日を迎えています。

生きている私たちにできるのは、そんな悲しい事故を教訓として、再発防止に努めることだと思います。そうでなければ、亡くなった児童や残されたご家族も浮かばれないでしょう。

月曜日の朝礼では、事故に遭わないよう、全校で再確認をします。あわせて、各家庭におかれましても、同じようなことが起きないよう、引き続き、川や用水で遊ぶことはもちろん、水際に近づくことがないよう、ご指導いただきたいと思います。
そして、我が子が親より先に命を落とすということが、どれだけつらいことか、そんなことも説いていただき、自分の命をしっかり守りきることの大切さも伝えていただけるとありがたく思います。よろしくお願いいたします。

2015.2.18 音声トレーニング1

画像1 画像1
児童同士が関わり合いながら、基礎学力をつけるための学習方法に「音声トレーニング」があります。本校では、算数の単元によって、実施しています。

方法は、以下の通り。
1 1分間を計測し、各自で練習を行う
2 ペアを作り、一人が答えを言い、もう一人が答えの書いてあるプリント(写真左)を見ながら、答え合わせを同時にしていく(写真右)。時間は1分間。
3 答えが違ったときは、「ストップ」をかけ、言い直しをさせる。分からなければ「式と答え(計算の場合)」を教える。
4 役割の交代をする。
5 記録をする。記録は正答数を順に書く表でもよいし、グラフ化できる表でもよい。

この「練習+本番+本番」の「1分間」の3セットが効果をもたらせます。
確かに「百マス計算」等もスキルアップにつながりますが、「しゃべらずに行う」「“人と紙”の関係」「答え合わせにやや時間がかかる」などのことを考えると、かなり効果的な3分間だと思います。

具体的な効果は以下の通り。
・計算力を高める。
・問題を解くと同時に答え合わせができるので、間違いがその場で訂正でき、間違ったまま覚えることがない。
・自分が苦手な問題が瞬時に明らかになる。
・毎時間同じ問題を行うので基礎基本が定着する。
・1分間だけ実施するので、集中力を高めることができる。1分間で多くの問題ができる。
・チェックする係も聴覚と視覚を同時に使わなければいけないので、集中力を高めることができる。

家で親子でもできるものです。
「なぜ、この実践がいいか」というより詳しい効果については明日以降のところで・・・。 

2015.2.17 羽黒小学校の授業公開に参加して

画像1 画像1
13日(金)は、午後から、犬山市立羽黒小学校の研究授業公開におじゃましました。
研究主題は「自ら考え表現できる子の育成」というもので、国語の学習を基盤とした研究実践です。 
2012年度に校舎の一部や体育館などが新しくなった学校は、木材やガラス面が多く取り入れられ、木材の質感と自然採光から温かい雰囲気のする校内のつくりでした。

授業は、一人でも多くの児童を授業に参加させようと、意図的な指名により、ほぼ全員の児童が発言し、自分なりの解釈や思いを伝えようとする姿勢がよく伝わってきました。

授業後の講演は、立命館小学校にお勤めの岩下修先生でした。これまで何回か講演を拝聴したことがありますが、毎回、新しい学びがあり、今回も興味深く拝聴しました。岩下先生は、もともと県内の学校にお勤めだった、愛知県にゆかりのある方です。また、著名本もいくつも発刊されている理論家・実践家でもあり、著書「AをさせたいならBと言え」(明治図書)は、私自身、新任の頃にすぐに手にし、多くの実践のヒントを得たものです。それだけに、身近に感じる先生でもあります。

講演では、発声の仕方、音読の仕方、物語の要約の仕方など、「知的な言語活動を成立させる技法」と題した「10のテクニック」は、「なるほど」と思うものばかりでした。と同時に、国語の授業の奥深さを改めて感じるものでした。

本校が昨年まで研究実践をし、今年度も継続しているテーマが「自分のことばで表現できる児童の育成」です。羽黒小学校の実践と重なる部分も見えてきます。この日の授業公開や講演会からは、本校の実践を振り返るいい機会を与えていただきました。ありがとうございました。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
古北小創立150周年記念事業実行委員会
古北小創立150周年記念HP
古北小創立150周年記念式典
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
3/12 あおぞらタイム
3/17 5時間授業
3/18 卒業式式場設営・準備
1〜3年下校13:20
4〜6年下校15:00
江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924