令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

整える

画像1 画像1
今日は、微妙な天気予報でした。

温かいのに、本当に雪?雨?

判断に迷いながら傘を持ってきた人も。

しかし、そんな傘もご覧の通り。

一人一人の意識がそろうと、気持ちがいいですね。

2015.2.4 普通ではできない経験ができたから

画像1 画像1
本日(2/4)付の中日新聞の県内版にあるコラム「ペーパーナイフ」に以下の記事がありました。 

−−−−−−−−−−−−−−−−−

 あの時、走り出した自分に向かって大会関係者が「待って」と叫ぶのは聞こえていた。「でも止まれなかったんです。少しでも早くたすきをつながなくちゃって」。
 広島県で18日に開かれた全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、中継地点でたすきを投げ渡したとして失格になった県代表。大会の4日後、2区走者として「たすきを受け取った側」の江南市立古知野中学校の蝦夷森章太君(15)が当時のことを語ってくれた。
 「投げたことは分かったか」と問うと「うーん」と言葉を濁す。中継地点直前で倒れた高校生の1区走者に「あと少し」と声を掛け続けたことは覚えているが、「とにかく焦っていたので」。
 自身も遅れを取り戻そうと前半にペースを上げすぎて、後半に失速。不本意な走りで3区走者にたすきをつないだ。失格と知ったのは、ゴール地点に向かうバスの中。周囲は「おまえのせいじゃない」と声を掛けてくれたが、悔しさと申し訳なさが込み上げた。
 だけど、「今は前向きに捉えています。普通の中学生ではできない経験ができたから」。春からは高校に進学し、長距離を続ける。苦い思い出は、今後の競技人生の糧になる。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

中継所まで500mの地点で、愛知県はトップ集団に位置しており、そこまではプラン通り。そしてその後は、2区の蝦夷森君、3区の大石選手でトップに立つという算段だったようです。

改めて、何が起こるか分からないのがスポーツだと思いました。このことは誰も責めることはできません。そんな中、蝦夷森君は「今は前向きに捉えています」と言うところが立派です。出場したことも、失格というつらい経験をしたことも、全てが今後に生きると確信しているからでしょう。中学生でこのひと言が発せられることに、ただただ感心します。

私たちは「経験すること」の大切さを子ども達に伝えていく必要を改めて感じました。そして、蝦夷森君の今後の活躍を心から願っています。「がんばってください!」。

2015.2.3 学校保健統計調査から見えてくること

画像1 画像1
1月末に、「平成26年度学校保健統計調査(速報値)」が報道発表されました。
この調査は、幼・小・中・高の各園・学校が、4月〜5月に行う、身体測定を始めとした各種健診結果を文科省がまとめたものです。
調査結果の主なポイントは、以下のようになっています。

【発育状態調査】
(1) 身長の平均値の推移は,平成6年から13年度あたりをピークに,その後横ばい傾向である。
(2) 体重の平均値の推移は,平成10年から18年度あたりをピークに,その後減少傾向がうかがえる。
(3) 肥満傾向児の出現率の推移は,平成18年度以降減少傾向にあったが,23年度以降はほぼ横ばいである。

【健康状態調査】
(1) むし歯に関しては,ピーク時(昭和40〜50年代)より減少傾向が続いている。
(2) アトピー性皮膚炎に関しては,5歳で過去最低である。
(3) 裸眼視力が1.0未満の者は増加傾向にある。

特に、「むし歯(う歯)のある者」は、親の世代と比べて、半分程度に激減しています。昭和54年の小学生がピークで「94.76%」となっていた反面、平成26年では「52.54%」となっています。子育て期の歯磨きを中心とした口腔ケアの重要性が浸透した結果だと思います。今後、ますます減っていくことでしょう。いいことです。

しかし、「裸眼視力1.0未満の者」は、親の世代と比べて、小中学生は「5割増し」になっています。昭和56年の小学生が最低で「14.93%」だったのが、平成26年では「26.53%」となっています。ディスプレイが氾濫し、それを見ることによる弊害は否定できないでしょう。個人的にも「ファミリーコンピューター」の登場が昭和58年だった事実に着目しています。

いずれにしても、自身の生活習慣で健康的な数値を維持できるのであれば、可能な限り気をつけていきたいものです。

■平成26年度学校保健統計調査(速報値)の公表について
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__...
(図は、上記URLの調査結果に掲載されていたものです)

2015.2.2 朝礼講話

画像1 画像1
中般若の通学班の皆さんは立ってください。この班は、毎日、片道約35分前後をかけて登下校をしています。大変ですね。

今日は、「足るを知る者は富む」という言葉について学びたいと思います。

次の映像を見てください(※映画「世界の果ての通学路」の予告編を視聴)。
ケニアの友達は15kmを2時間かけて、またアルゼンチンの友達は、馬に乗って18kmを1時間30分かけて、モロッコの友達については、22kmという山道を4時間かけて学校に通っています。インドの友達は、車いすのため、4kmの道のりですが、1時間15分かけて通っています。
どうですか・・・?

さて、「足るを知る者は富む」という言葉はどういう意味でしょうか。
「今を満ち足りたものとして、不満をもたなければ、豊かに生きていける」という意味です。
もう少し具体的に言うと、「おいしいものをたくさん食べたいな」と思うかもしれません。しかし、皆さんは、3食を普通に食べることができます。世界では、1日1回の食事もままならない人がいます。
「もっと広い子ども部屋がほしいな」と思う人がいるかもしれません。しかし、世界では、10人以上の家族が、狭い部屋で寄り添って生活している人たちもいます。
みなさんの現状は十分に満ち足りているのです。そういうことを知った上で生活をすると、少しくらいのことが気にならなくなり、考え方が豊かになっていきます。

中般若の通学班のみなさんも、「学校がもっと近いといいな」と思ったことがあるかもしれません。しかし、低学年の頃は大変だった登下校も、やがて慣れてきたことでしょう。それどころか、体力がつき、時間に対する意識も高くなっているはずです。きっと「これくらいなら…」と「足りている」ことが分かってきたから、大変だったことがプラスに変わってきたのだと思います。

象などの野生動物もいない、崖もない、安全な通学路です。みなさんは十分に足りています。車が多いのはありますが、KSVの皆さんが、皆さんを守ってくれます。やはり十分に足りているのです。
この現状に感謝をし、日々の生活を送っていきましょう。
そして、先日の「感謝の会」でも言いましたが、ぜひ、ボランティアの皆さんには、これからもあいさつなど、具体的な言葉で感謝の気持ちを伝えていきましょう。

2015.2.1 北方町学校づくり研究会

画像1 画像1
昨日は、「器楽クラブ交流会」の後、午後から岐阜県本巣郡北方町で行われた「北方町学校づくり研究会第1回フォーラム」に参加しました。
ちなみに、会場に近づくと、気温を示す路上の表示板は「3度」。どおりで雪が舞うはずです。

会には、北方町の先生をはじめ、近隣の地区の先生、丹葉地区(尾北の3市2町)の先生もたくさん参加していました。割合でみると、全参加者のうち江南市の先生の割合が最も高いくらいです。遠くからは、福井県の先生もみえていました。本校からは、私の他に、井戸先生、増田先生が参加しました。

今回は、岐阜市にある東長良中学校で教鞭をとった経験のある3人の先生方が講師として「学級づくり」のポイントを説いてくれるものです。
東長良中学校は、岐阜市の公立中学校でありながら、生徒の学習規律の良さ、学び合いをベースにした学力定着を図る授業スタイルは特筆するところがあります。そんな校風から学ぼうと、毎年行われる東長良中学校及び隣接する長良東小学校の研究発表会には、全国から多くの教員が参加します。江南市の小中連携や、学習規律も長良東小学校・東長良中学校をモデルにしているところがあります。
そんな校風を築くベースとなるのが「学級づくり」なのです。

3人の先生の「学級づくり」に共通しているのは、「いかに子どもに寄り添う時間を多くするか」「いかに一人一人をとらえるか」「いかに褒め・認め・はげますか」というところに集約されているように思いました。
どの先生も、自分なりの「教育理念」が確立されており、その実践を重ねる理由や重ねるとどうなるかという理論が、よく分かりました。
外の寒さとは真逆の、語る側と聴く側の熱い思いが会場内に充満していました。

自分自身、教員になった理由に、担任となって子どもたちと触れ合いながら、それぞれの成長を助けていきたい、というものがありました。今思えば、勢いだけでやっていたような部分もあり、恥ずかしい限りですが、子どもたちや保護者の方に支えてもらいながら、自分は随分と成長でき、少しずつ学級づくりが形になっていったように思います。

教科指導や行事の際の指導も、「学級づくり」がいかにしっかりされているかで、その伸び率は随分と異なってきます。それほど大切な「学級づくり」です。
「古北小の学級づくり」をさらによりよくするために、これからも本校職員と共に学び続けたいと思います。

2015.1.31 器楽クラブ交流会

画像1 画像1
今日は、午前中に、市民文化会館で行われた「江南市小中学校器楽クラブ交流会」を参観しました。

今年で回を重ねること「36回」に。第1回は、「宮田中・宮田小・草井小」の3校のみでスタートし、次の年に「藤里小」が加わり、その後徐々に校数が増え、今に至っているとのこと。

この会の良いところは、楽しく音楽に触れ、多くの曲に親しむと共に、小学校が中学校の演奏を直接耳にできるということ。会では、小学生が自分の校区の中学生の演奏が聴けるということで、ちょっとした「部活動見学」です。
しかも、毎日、部活動でしっかり練習している中学生の演奏は、小学生と比べるまでもなく、小学生があこがれるような腕前です。「早くあんなふうになりたいな」と思う子も少なくないでしょう。

中でも、古知野中学校は、男子が9人もいて(1・2年のうち)、その力強い演奏は、曲をひきたてます。
さらに、特に今年は「中学校西尾張吹奏楽コンクール」で「西部中」が金賞を受賞し、県大会出場を果たしています。そんな力のある学校の演奏までも聴け、中学校で吹奏楽部に入部を考えている児童にとっては、曲のクオリティに驚くと共に、勉強になります。
まさに、市をあげての小中連携の行事です。

しかし、今年について言えば、本校の「金管クラブ」は、6人のみ。楽器も少ないため、北部中学校と合同演奏という形で参加せざるを得ません。今後の方向性を考えないといけない事態になっています。古北小に通った、お父さん、お母さんの時代はもっと多かったことでしょう。今後の大きな課題です。

2015.1.30 電車の中で何をする?

画像1 画像1
先日、名古屋で行われた会議に参加するために名鉄電車に乗ると、目の前に座る多くの人が、携帯電話の画面を見ながら親指をサクサク動かしています。「今さらながら・・・」といった光景ですが、改めて見てみると、向かいの座席一列が全員触っているのですから、笑えません。

では、何をしているのか。ビジネスマンを対象にした、「電車内でスマホを何に使う?」というアンケートによると、「ベスト10」は以下のようになっています(「アイオイクス株式会社」調べ)。

1位:ニュースを見る 71人
2位:ゲームアプリで遊ぶ 40人
3位:SNSを使う、メールチェック 共に22人
5位:ポイントサイトで稼ぐ 22人
6位:株価をチェック 7人
7位:YouTubeで動画鑑賞 6人
8位:音楽を聴く 5人
9位:スケジュールチェック、天候確認 共に4人

ということで、仕事半分、リラックス半分といったところでしょうか。なかなか興味深いデータを知ることができました。
イヤホンをしている人も、音楽を聴いているのではなく、ゲームの効果音や動画の音声を聴くためだったということが分かります。CMで見る「タブレットやスマホで読書」なんて人は、実はほとんどいないということが分かります。
実際には、英語の参考書を開いて、スマホに落としたリスニングのデータを聴くという、時間も機器もうまく活用している高校生を見かけることはありますが・・・。

そんな中、「こんな時じゃないと…」と、自分は「紙の本」の読書をすることが多いです。往復1時間+アルファの時間を使えば、うまくいくと、新書1冊が読める計算になるからです。見渡してみると、実に、本を読んでいる人が少ないことに気づきます。

移動時間を、仕事に、リラックスに、読書に、睡眠に・・・とどんな使い方をしてもその人なりの狙いがあれば有効な時間の使い方で問題はありません。しかし「ただ何となく・・・」ではもったいないような気がしました。
会議の行き帰りに、改めて時間について考えさせられたのでした。

(※写真はイメージです。撮影したものではありません)

2015.1.29 中学校入学説明会

画像1 画像1
明日、本校の6年生が、北部中学校で行われる入学説明会に参加します。これは、草井小学校の6年生と、門弟山小学校から北部中学校に入学する6年生もあわせて合同で行われるものです。

少し前までは、係となった中学生(主に1年生)が、それぞれの出身小学校にお邪魔して、6年生に対して中学校の説明をするというスタイルをとっていました。
しかし、約5年前から、全ての中学校が同じ日程で行うことにより、市内の6年生がそれぞれの入学予定の中学校へ行って、説明会を受けるという形になりました。よって、校区の3小学校の児童が、同時に話を聴くことができるのです。

これは、市内の小中連携活動の一つとして、数年前より行われるようになりました。事前に児童が中学校へ行き、実際に、校内の施設や授業・部活動の様子を自分の目で見て、確かめ、少しでも入学に対する不安を払拭させようというねらいのもとに生まれたスタイルです。

ここ数年は、体育大会や文化祭が休日開催となり、中学校の行事にも進んで足を運ぶことができるようになりました。また、日曜学級の授業見学もしやすくなり、中学校の知る機会が増えました。

これは、「中1ギャップ」という「中学校1年生になると不登校生徒が増える」という社会現象を、少しでも軽減するための小中連携の取組の一つです。

明日は、参加された後、親子で「学校説明会」の感想を話し合ったり、中学校に入ってからのことを話し合ったりするなど、中学校について考えてみるといいですね。

しかし、天気が心配です。朝は雪かみぞれ?日中は雨?部活動見学ができなくなると残念です…。

(※写真は、昨年のHPの記事です。参照:6年生 北部中学校入学説明会に行ってきました!

2015.1.28 強みを知り、強みを伸ばす

画像1 画像1
26日(月)に放送されたNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」は、日本ラグビーを急成長させ、世界ランキングを過去最高の9位にまで押し上げることに成功した、ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんをクローズアップしていました。

自らは、オーストラリアでプレーするも、代表入りは果たせず、日本人の母親を持つことから、日本の大学ラグビーのコーチとして再出発をします。その後、母国オーストラリアや南アフリカの代表チームを指揮し、世界的な実績を残してきたジョーンズ氏。順風満帆に思われた指導者としての道も、徐々にオーストラリア代表が思うような結果を残せなくなると、更迭され、日本のクラブチームのサントリーと契約。トップリーグ及び日本選手権制覇の2冠を達成すると、日本代表コーチに就任しました。

ジョーンズコーチのプロフェッショナルとしての流儀は、それぞれのチームを指導するときに、そのチームの「強みを知り、強みを伸ばす」こと。日本人の強みとは「どんな過酷な練習にも耐え、向上心を持ち続ける“勤勉さ”」であり、「日本人の強みは、真面目で忍耐力があることです。それは間違いなく世界一です。他の国の選手なら、とっくに逃げ出しているでしょう。」とジョーンズコーチは言っていました。

事実、日本人の勤勉性を生かして、早朝6時から練習を始め、選手を徹底的に追い込んできた結果、世界で全く通用しなかった日本代表を、世界ランキング過去最高の9位まで押し上げ、世界のトップレベルと接戦を演じる場面も見られるチームまでに成長させたのです。他国との代表戦の試合の模様は、見ていてワクワクするものでした。

個人的には、ジョーンズコーチの考えに賛同しながら番組を見ていました。今年度、本校の学校経営も「強み」を伸ばすための取組をしてきたからです。
本校の強みは「子ども達が素直」であったり、「地域が学校教育に協力的」であったりするところです。
「素直な子ども達」には、「ABCを大切に」することを意識した指導を展開し、生きる力の基礎固めをさらにしっかりし、「協力的な地域」には、さらに学校を知ってもらう手立てとして、ホームページなどによる積極的な情報公開に努めてきました。
今後も、本校の「強み」をしっかり伸ばしていけるような取組をしていきたいと考えています。引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

(※写真は、朝日新聞より引用しています)

2015.1.27 学校評価アンケート

画像1 画像1
23日(金)までの「学校評価アンケート」には、多くの保護者の皆様に協力いただき、ありがとうございました。

そもそも「なぜ、そんなアンケートをとるのか」ということですが、これは以下のように法律に定められているのです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−

学校教育法施行規則
第66条 小学校は、当該小学校の教育活動その他の学校運営の状況について、自ら評価を行い、その結果を公表するものとする。

2 前項の評価を行うに当たっては、小学校は、その実情に応じ、適切な項目を設定し行うものとする。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

とあるのです。しかし、このことは昔からあったのではなく、最近のことです。
平成19年6月に「学校教育法」が一部改正となり、学校評価の実施等に係る根拠規定が盛り込まれると、同年10月に「学校教育法施行規則」も一部改正され、上記のような規定が設けられたのです。
特に、平成20年1月には「学校評価ガイドライン」というものが文部科学省によって作成され、平成22年には「学校の第三者評価」という部分も加わり、改訂に至っています。
そのガイドラインには、以下のようなことが書かれています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

1 学校の組織的・継続的な取組
 学校として目指すべき重点目標を設定し、その達成状況や達成に向けた取組の適切さ等を評価することにより、組織的・継続的に学校運営を改善します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

すでに、企業では「当たり前」のようなことが、学校現場ではなされていなかったため、法令にすることによって、学校運営の改善をよりスムーズに行えるようにした、とも言えます。

今年度、本校は、行事などで小刻みな評価を行ってきましたが、それらもこの学校評価の一環です。先日の評価は、今年度の教育活動全般を評価していただくものですが、現在、その結果をまとめていますので、後日、ホームページや学校だよりにて、報告をさせていただきます。
評価は、そんな根拠のもとに協力いただいたものです。よろしくお願いいたします。

ABCを大切に

画像1 画像1
長放課・昼放課以外の休み時間は、5分しかないため、「体育→音楽」と続くときには、体操服に着替えて、音楽の準備を持って体育館へ移動します。

そんなとき、音楽の用意は、体育館シューズの下駄箱の上に、きれいに並べられ、整えられていました。

さすが6年生。「ABCを大切に」する姿勢は、卒業するまでしっかり続けられています。

2015.1.26 全国学校給食週間

画像1 画像1
学校給食は、今から120年位前(明治22年)に、今の山形県・鶴岡市の忠愛小学校で、食事が食べられない貧しい子ども達に、昼ご飯を食べさせたのが始まりだと言われています。

その後、第二次世界大戦が始まり、給食は一時中止になりました。昭和20年に戦争が終わると、日本の子ども達は、戦争が始まる前と、平均して6cmも身長が低くなっていました。 

当時の日本には、育ち盛りの子ども達に十分食べさせるだけの食べ物がありませんでした。そこで、日本の子ども達を助けようと外国の粉ミルクや小麦粉、缶詰などが送られてきました。これらの送られてきた物を使い、再び給食が始まりました。外国からいただいたこれらの食べ物を「ラフ物資」と言います。ラフ物資が送られてきたのが、昭和21年12月24日でした。送られてきたこの日を記念して各種の事業が行われていましたが、12月24日は冬休みに入るので、昭和25年より、一ヵ月後の1月24日から30日までの一週間を「全国学校給食週間」としたのです。

今年の給食週間は、1月26日から30日の一週間で、地元の産物や、郷土料理を中心に、色々なものを食べることができます。

私たちが食べている給食には、食べ物を作る人、運ぶ人、作る人、配膳する当番さんなど、多くの人々が携わっています。
給食のために働いている人、関わっている人たちや、大切な食べ物をいただけることに感謝をしながらいただきたいものです。

そして、本校HPでは、毎日の献立を紹介していますが、お母さん・お父さんの時代と随分変わってきていることと思います。家族で、昔の給食についても話していただけると、子どもたちにとって、今の給食のありがたさも伝わるのでは、と思います。

2015.1.25 小牧シティマラソン

画像1 画像1
今日は、パークアリーナ小牧をスタート・ゴール地点とした、小牧シティマラソン(10km)に参加しました。

江南市民のエントリーもたくさんあったのですが、エントリー後に江南市民駅伝大会の実施内容が発表されると、「小牧シティ」と「市民駅伝」の実施日が重なったことが判明。結果、中高生を中心に、「市民駅伝」に再エントリーすると「小牧シティ」を当日キャンセルし、「市民駅伝」に出場した人が多くいたようです。

競技は、2kmジョギングの部、5km、10kmのマラソンの部があり、約6,000人に迫るエントリー数です。特に、参加した10kmの部は、ほぼ3,000人と、スタートすぐは、国道155号の片側2車線を走ってもランナーで一杯です。

スタートすぐは人が多く、ペースが上がりません。徐々にペースを上げ、なんとか1km5分を切るペースをつかむと、そのままゴール。2週間前の一宮タワーパークマラソンより、少し速い、48分40秒でフィニッシュしました。

ゴールは、やっぱり「和太鼓」で出迎えられ(写真下)、ラスト100mは猛ダッシュ!
しかし、すでにフィニッシュした人を見ると、女性やお年を召された男性も多く、その速さに感心するばかりです。ちなみに、スタート前に、古北っ子のお父さんにも会い、健闘を誓い合いました(残念ながらフィニッシュ後は会えなかったのですが…)。

今日は、親子とも抽選には、残念ながらかすりもせず。しかし、二人とも、一宮タワーパークマラソンよりタイムがあがったため、笑顔で帰路につきました。
次は、2月下旬に行われる「読売犬山ハーフマラソン」です。

2015.1.25 アンツがフェアプレー賞を受賞したわけ

画像1 画像1
「江南市新春サッカー大会」で、アンツ(A1ブロックの部)が「フェアプレー賞」を受賞したのは、朝礼の表彰伝達でも紹介したところですが、その裏側について、ここでお伝えしたいと思います。

この「フェアプレー賞」は、参加チーム各学年の中からそれぞれ1チームが表彰されます。受賞した6年生は、A1ブロックというカテゴリー(各スポ少の6年生を中心とした選抜メンバー)の第1試合を対象に、「選手」「応援する母集団」「コーチ」を対象に、総合的に評価されたものです。

選手がのびのびとプレーしていて、そのプレーはもちろんフェアだったのですが、チームは残念ながら2回戦で敗れてしまいました。しかし、その前の1回戦の子ども達の行動が他の団の指導者からよい評価をもらっていたのです。

朝一番の第一試合の1回戦のアンツは、保護者が選手を会場に送り届けると、そのまま何人かの保護者は帰宅しました。会場には、もちろん指導者がいましたが、誰に指示を受けるのでもなく、選手自ら、机やイスを用意したり、ブルーシートを敷いたりするなど、諸準備を「当たり前」のようにやり遂げます。そして誰に言われるのでもなく、会場の関係者にあいさつをきちんとするなど、その雰囲気が、実にさわやかな振る舞いだったようです。よって、そんな姿が受賞につながったようです。

学校で言われている「ABCを大切に」する姿勢が、保護者や指導者がいなくてもできていたのです。

上記の様子と共に「大会は、入賞を果たせませんでしたが、嬉しいことでした」との言葉を保護者の方からいただいたので、ここに紹介します。

6年生の皆さんは、実力のみならず、プレー以外でも力をつけていたようで嬉しく思います。5年生以下の皆さんも、そんな先輩達に続くといいですね。

2015.1.24 教育講座を終えて

画像1 画像1
木曜日は、19時より江南市民文化会館にて行われた、本地区の若手の先生方が主催する研修の講師を務めてきました。

「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」と題して行った研修会は、勤務後の遅い時間にもかかわらず、130名ほどの先生方で会議室は満員に。
「作成の根拠」から始まり、「誰が作るのか」「どんな記事を作るのか」「どんな効果があるのか」「作成時に気をつけたいこと」など、9つの観点を、90分間に渡って、お話をしました。 

最後にオンラインアンケートをその場でとると、「良かった」が88%、「まあまあ良かった」が12%という評価をいただきました。また、参考になることが「たくさんあった」が80%、「一部にあった」が20%と、ポジティブな回答が100%となり、若い先生方のお役に立てたのかなと感じています。

中でも「参考になった」というのは、「画像の加工法について」(68%)「どんな記事を作るのか」(48%)、「HPの現状について」(45%)、「作成時に気をつけること」(43%)、「どんな効果があるのか」(42%)という結果でした。

若い先生方が多いため、「画像加工法」などの具体的なPCを使ったテクニックを紹介すると、やはり興味が高かったようです。また、「HPの現状について」というところでは、本地区の46小中学校の「アクセス数」「記事数」などを児童生徒数と照らし合わせながら検証した結果を伝えました。会場では歓声や驚きの声があがっていたため、インパクトはあったようです。

感想には「ホームページの作成をやってみたいと思いました」「ホームページ作成は難しいと思っていましたが、楽しくできることが分かりました!「硬く考え過ぎず、自分も楽しむつもりで作りたいです」「画像の編集方法、技術などを学校に持ち帰り、他の職員にも広げていきたいと思います」などとあり、「楽しく作ろう」というテーマが伝わったようでよかったです。

今後、さらに3市2町(犬山・岩倉・丹羽郡・江南)のHPが活性化するのが楽しみになりました。若い先生方のエネルギーを大いに期待したいと思います。

2015.1.23 電子黒板の活用を図るために

画像1 画像1
昨日は、子ども達が下校した後、本校教員の「現職教育」を実施し、「電子黒板」について学ぶ機会がありました。

これは、11月に購入した機器(電子黒板:タッチスクリーン液晶ディスプレイ 参照:2014.11.21 新しいディスプレイが搬入されました)で、1フロアにしか無いために、今後の活用を考慮し、全職員にその操作方法・活用方法を知ってもらおうというものです。
国の計画では、2020年には、タブレットPCが一人一台配布される予定になっています。そうなれば、それらの機器とこのディスプレイを連動させて授業を行うことは確実で、今回の研修をきっかけに、少しずつ実際に使って慣れていく必要があるのです。

横浜からメーカーの方に来ていただいての研修は、全国各地を回ってみえるだけあって、なかなか興味深い活用例を教えていただきました。

ディスプレイ単独でもホワイトボードとして使用でき、USBメモリーを接続すれば、画像を表示させて、書き込んだり、拡大したりできます。
また、書画カメラ、PCと接続すれば、静止画・動画・アプリケーションなど、もっと幅広く様々なものを表示させ、書き込んだり、書き込んだものを保存したりできます。
さらに、タブレットPCやスマホにアプリをインストールすれば、双方と連動した活用もできます。

45分間の授業の全てを、タブレットやディスプレイとにらめっこすることはないですが、「ここぞ!」というところで、使用し、学びを深めていくことを目的としたツールです。

今後、徐々に活用の幅を広げられるよう、職員一同で研鑽を深めていきたいと考えています。

【中継】「学校の応援団を増やすホームページの活用」会場から

画像1 画像1 画像2 画像2
本日は、江南市民文化会館にて、本地区の若手の先生方が主催する研修の講師を務めています。

内容は「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」。
12月に「扶桑塾」で実施したように、どうすると学校ホームページのアクセスが増えるのか、また、児童生徒・保護者・学校にどのような変化があるのか、などについてお話をしています。

31歳以下の若い先生方を中心に、約130人の学ぶ意欲にあふれる先生方が集まって、和やかな雰囲気で行われています。

この記事は、リアルタイムな記事の作成を実演し、その即効性を体感してもらっています。
研修の詳細は、明日以降の「校長室から」にて、紹介いたします。ぜひ、ご覧ください。

2015.1.22 PTA研究発表大会に参加して

画像1 画像1
昨日は、本校PTA会長さんと、長久手市で行われた、「尾張小中学校PTA研究発表大会」に参加してきました。 
この会は、尾張全域の小中学校から、3校が代表で各校の特色あるPTA活動について口頭発表をし、20校が紙上発表を行うものです。

今回は、「知多市立中部中学校」「犬山市立犬山南小学校」「北名古屋市立師勝北小学校」の3校のPTAが口頭発表を行いました。各校の取組には、学ぶところがあったので、ここに紹介させていただきます。

知多中部中は、「家庭教育力の強化を図る」というテーマのもと、PTAと学校が連携して「食育」に取り組むというものでした。
特に、朝食に関するアンケートをとり、「栄養バランス」「時短」「見た目」を審査対象とした「朝食レシピコンテスト」を行った後、優秀賞のレシピをPTAと生徒が共同で調理実習をする、といった取組は、とても新鮮なものでした。動画でその模様を見ることができましたが、大変和やかで楽しそうなものでした。

犬山南小は、「学校支援を積極的に進める」というテーマのもと、PTAが環境整備や学習活動の支援を行うというものでした。
特に、学校近くの駅の花壇を整備したり、地域の写真クラブの方の写真を定期的に入れ替えながら校内に掲示したりするものは、潤いをもたらす、素敵なものでした。
また、「武道から学ぶ」という「合気道」の演武を交えた護身術につながる授業をPTA会長と講師が行うというものは、新鮮なものでした。

師勝北小は、「地域社会との密接な連携を築く」というテーマのもと、「健康安全活動」「文化教養活動」など4つの活動を柱に連携を図るものでした。
特に、「不審者対応啓発板」をPTA、地域、子ども達の手で作成したり、大判の「防災マップ」を作成したりする取組は、「子ども達をしっかり守る」という意識がしっかり伝わってくるものでした。

どの活動も、学校にとって、大変ありがたいと思うものばかりでした。本校も、会員の皆様には、様々な角度からご支援・ご協力いただき、大変感謝をしています。引き続き、本校のPTA活動にもご理解・ご支援をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

2015.1.21 人口減に学校は・・・

画像1 画像1
先日、「小中学校の統廃合」に関するニュースが報じられました。
国の「少子化」や、地方の「過疎化」が進む中、小中学校の存続について議論をしなければならない自治体が増えてきているのです。

文科省は自治体の判断に委ねるとしながらも、小学校であれば「6学級以下」の学校については、「統合の適否を速やかに検討する必要がある」といったものです。

江南市に隣接する自治体を見ると、犬山市立今井小の児童数は31名、同じく栗栖小は18名と、どちらも全校4学級で、複式学級(複数の学年の児童生徒が一つの学級になる)のある学校です。また、犬山市立池野小、岩倉市立岩倉東小では、各学年1学級の計6学級の学校となっています。6年前には、互いに小さくなってきた大口中学校と大口北部中学校が統合したということもありました。これらのことから、意外と、山間部や離島など、遠く離れた地域の問題でもないことが分かります。

江南市は、そこまで小規模の学校はありませんが、それでもここ10年間の小学校の児童数の推移は、平成20年度をピークに、グラフのように確実に減少傾向にあります。

教育情報誌「教職研修」(1月号)でも「子どもに『人口減社会』を生き抜く力を!」というタイトルで、「どういう子どもたちを育てるか」「学校はどうあるべきか」といった内容の特集が組まれています。「人口減」は、大きな社会的な問題になりつつあるのです。

小規模校や複式学級には、メリットもいくつかあります。「目が行き届き、喧嘩やいじめが生じにくい」「濃密で良好な人間関係が育まれる」「年長者が年少者に勉強を教える」「一方の学年を指導しているとき他の学年は自分で学習を進めるため、自主的学習習慣が身に付く」などです。
また、インターネットを活用し、学校間による遠隔授業なども実施するよう整備が進むなど、最先端のICT機器の整備が整えられる学校もあるようです。

しかし、逆に、コストの部分や、多くの児童生徒と接しながら学ぶ機会が少ないのは課題になるところです。

いずれにしても、地域と密接な関わりのあるのが小中学校であり、慎重に議論を進める必要があるようです。幸い、本校は、大きすぎず、小さすぎず、様々な教育活動が実施しやすい規模で、ありがたい限りです。今後もこのままの児童数で推移するといいのですが・・・。

2015.1.20 どこまでインフルエンザを警戒するか

画像1 画像1
明日以降の学級閉鎖の措置を執った学校が市内でいくつか発生するなど、インフルエンザの流行が心配されるところです。

幸い、本校及び北部中学校は、現段階では、市内でも最も感染者が少ない割合の校区で、教育活動が平常に行えることをありがたく感じています。

さて、「学級(年)閉鎖があったとき、以下の外出についてはどのようにさせていましたか」という調査が、少し前(2011年10月)にベネッセで行われていました。保護者の回答の数値を以下に紹介します。(以下の数値は「Benesse教育情報サイト」より引用)

A:とりやめる  B:様子を見てやめさせたものもある C:通常通りだった
・友達と遊ぶ(屋内)
 A:41.3%  B:19.4%  C:16.9%
・友達と遊ぶ(屋外)
 A:44.5%  B:18.3%  C:16.0%
・外での遊び(家族)
 A:30.1%  B:22.7%  C:26.2%
・買い物
 A:23.2%  B:23.8%  C:.29.4%
・習い事
 A:17.7%  B:14.3%  C:38.7%

友達と遊ばせることをやめさせることは多いようですが、家族で出かけたり、買い物に行ったりすることは、その率も低くなり、習い事については、「とりやめる」が最も少なく「通常通り」という値が最も高くなっています。

過去に、「塾で調子が悪そうな子がいた」「閉鎖にも関わらず、遊んだ相手が熱っぽかった」というところから感染し、学級内で広がったという経験があります。
もし、学級(年)閉鎖になった場合は、友人と遊ぶことは避けていただきたいと思います。また、習い事は、ご家庭の判断にお任せはしますが、十分な予防策を執っていただいて、出かけていただきたいと思います。

引き続き、互いに気をつけ、地域で広がりを防ぐことができればと思います。よろしくお願いいたします。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
古北小創立150周年記念事業実行委員会
古北小創立150周年記念HP
古北小創立150周年記念式典
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
学校行事
3/12 あおぞらタイム
3/17 5時間授業
3/18 卒業式式場設営・準備
1〜3年下校13:20
4〜6年下校15:00
江南市立古知野北小学校
〒483-8025
江南市和田町宮145
TEL:0587-56-2274
FAX:0587-56-2924