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2014.11.30 はやぶさ2これは、半径0.1〜0.01mmの氷結が集まった、−20度の「氷結層」にロケットが入ると、雷を誘発・発生させ、電子機器等に影響を及ぼし、正常な飛行を継続できなくなる恐れがあるものです。 ちょうど今日、138タワーパークにて行われる、「はやぶさ2」を搭載した「H−2Aロケット」の打ち上げパブリックビューイングを「見に行こう!」と予定していただけに、残念な結果となりました。 ちなみに、この「はやぶさ2」は、JAXA「小惑星探査機はやぶさ2」のホームページ(http://www.jaxa.jp/projects/sat/hayabusa2/)を見ると、以下のように解説がされています(以下文章・画像共に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)より引用)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「はやぶさ」では、イオンエンジンによる新しい航行方法を確立しながら、太陽系の起源の解明に繋がる手がかりを得ることを目的に、小惑星イトカワのサンプルを持ち帰りました。今回「はやぶさ2」では「はやぶさ」で培った経験を活かしながら、太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を解明するため、C型小惑星「1999 JU3」を目指します。 太陽系の起源や進化を知るためには、代表的なタイプであるS型、C型、D型の小惑星を調査する必要があります。 「はやぶさ2」が目指すC型小惑星はS型小惑星のイトカワと比べるとより始原的な天体で、同じ岩石質の小惑星でありながら有機物や含水鉱物をより多く含んでいると考えられています。 地球をつくる鉱物、海の水、生命の原材料物質は、太陽系初期には原始太陽系星雲の中で密接な関係を持っていたと考えられており、始原的な天体であるC型小惑星から採取したサンプルを分析し、太陽系空間にあった有機物や水がどのようなものであったのか、またどのように相互作用し共存してきたかを探ることで、生命の起源にも迫ることができると期待されています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 日本の技術力の高さを世界にアピールできる、いい機会です。明日、月曜日の打ち上げが、無事成功し、「はやぶさ」同様に、2020年に、地球に戻ってくることを期待したいものです。 2014.11.29 プロフェッショナルとは11月24日放送の番組で取り上げられていたのは、桜花学園高校女子バスケットボール部顧問の井上眞一先生でした。 指導者の井上先生は、桜花学園高校で、既に50回以上の全国制覇を達成していますが、以前は、名古屋市の公立中学校の教師であり、100点差をつけられるチームを名古屋市内で優勝するチームに導き、やがて、全国制覇6連覇という偉業を達成した、すごい先生です。 私自身がバスケットボール部顧問をしていたこともあり、その指導の裏側は非常に興味深く、自分の過去の指導と重ねながら見ていました。 番組中の、バスケットの指導をする井上先生の姿からは迫力が伝わってきます。実際、井上先生にはお目にかかったことがあるのですが、バスケットの指導場面では、そのオーラに、自分自身がとても緊張していたのを覚えています。 番組では、「『そういうふだんの態度だからプレーがうまくいっていないんだ』とかを言いがちなんですね。僕はそれは反対で、一生懸命やる、ひとつのことを一生懸命やることができる人間っていうのは、必ず人間的に成長していくというふうに信じています」と言われ、ドキッとしました。私自身が、普段の態度とプレーを関連づけて指導をしていたからです。指導の原点に、「何かを一生懸命打ち込む人間に対して、信じる」というものがあることを知り、同じ指導者として、大切にしたい姿勢だと思いました。 そして、番組最後に必ず問われる「プロフェッショナルとは」の問いには、 「自分自身の限界を決めないで、チャレンジし続ける。そして、それを楽しめる人」 と。間もなく70歳になろうとする名将の、今なおチャレンジし続ける姿勢は、大いに見習わなければならないものだと思いました。そして、この言葉は、「古北っ子」にも、もってほしい姿勢だな、と思いました。 2014.11.28 見る、観る、診る、看る、視る・・・「人をみる(見る、観る、診る、看る、視る)ことの大切さ」について、市民講座で講話をされたとのことで、まず、それぞれの漢字のもつ意味を以下のように解説されていました。 ・見る…「目+ひとあし」の漢字が表すように、最も一般的な「みる」。 ・観る…観察や観劇などと使うように、全体を合わせて見渡す、状態をみる、念を入れてみるという意味がある。 ・診る…診察や診断などと使うように、みて判断し、調べて評価するという意味がある。 ・看る…「目の上に手をかざしてみる姿」の漢字から、気を配って世話をする、手と目でみるというときに使う ・視る…「示(まっすぐさす)+見」の漢字で、視線をまっすぐむけてよくみる、じっとみるという意味があり、直視や注視などに使われる。 そして、「家族や友人、学校に通う子どもたちの状況を理解するには、ただ『見る』のではなく、心身の状態を意識して『観る』、その状態の根拠となる情報を『診る』、言葉かけだけではなく、手で優しくふれながら『看る』、相手への気遣いをもって『看る』ことが大切である。『みる』を意識した深いかかわりを期待したい。」(「紙つぶて」より引用)と結んでありましたる 後藤先生は、公立小学校の養護教諭の経験ののち、大学教授を経て、現職に至っていますが、その豊富な経験と知識から書かれた文章は、毎週(木曜日)学ばされます。 一度、ご本人の講演を拝聴したことがありましたが、大変分かりやすい話しぶりで、おそらく、今回の講話を直接聞いたら、もっと深いお話が聞けたことでしょう。 ちなみに「みる」という漢字は、約20ほどあるようで、そのニュアンスの違いに、漢字の奥深さを感じるばかりです。 教師としてはもちろん、親として、大人として、心がけたい、今回の「みる」にまつわるお話でした。 2014.11.27 三校連絡会本校の場合、北部中学校と、草井小学校、本校の3校で構成されるため「北部中学校区三校連絡会」と言います。(※厳密には、門弟山小学校からも北部中学校に入学する児童はいますが、その数が少ないため、門弟山小学校は、古知野中学校との連絡会に参加しています。) 今日の午前中には、その「三校連絡会」が北部中学校で行われました。 協議事項の主な内容は、「平成27年度の学校行事等の確認・調整」や、「小中連携における取組」などについてです。 特に、「学校行事等の確認・調整」は、保護者の負担が少なくなるよう、保護者会の期間を同日程になるよう調整したり、逆に、授業参観や大きな行事などが、小・中で同じ日程にならないよう調整したりします。また、宿泊を伴う行事と、小・中のその他の行事の連続性なども確認します。なお、本校は直接関係ないですが、中学校区によっては、全ての小中学校で「資源回収」などを実施していると、「順番が前か後か」「間隔がどれだけ開いているか」で収益金が変わってくるため、慎重に検討することもあります。 また、今日は、「小中連携」について、少し細かな内容について協議をしました。夏には、三校合同の研修会も行いました(参照:北部中学校区三校合同現職教育)。「そろえられるところは、そろえよう」という共通理解のもと、各学校の授業のルール(課題の提示の仕方、発表の仕方・聴き方、発言のつなぎ方など)について確認をしました。これは、9年間の連続性を意識して子ども達を育むという考えで、子ども達が学びやすい環境づくりをしていこうというものです。 今後、次年度に向け、教務主任や係の教員らによる検討会や、学校間の授業見学などを進めながら、北部中学校区全域で、校区の児童・生徒を育めるような「スタンダード」になるものを作っていきます。 現在、この地域では、宮田中学校区でそのような実践が行われていますが、宮田中地区に追いつける(追い越す?)よう、研究・実践を進めていきます。 おいしかったですよ「校長先生、教頭先生、食べてください」 と自分たちで作った「ご飯と味噌汁」を届けてくれました。 ご飯は、炊飯器で炊くご飯ではなく、ガスを使って炊くため、火加減がなかなか難しいのですが、お焦げもなく、上手に炊きあげてあり、ペロリといただきました。 これで、5年生の3学級ともいただきました。どのクラスもおいしかったですよ! d(^o^) ごちそうさまでした! 2014.11.26 あいうべ体操そんな中、保護者から「“あいうべ体操”がいいですよ」とメールをいただきました。数年前から話題になっていることは聞いたことがありましたが、ネットで検索するとすぐにヒットしました。 口を「あ」「い」「う」「(舌を出して)べー」と動かすことを繰り返すことで、口呼吸から鼻呼吸に改善され、唾液の分泌が促進するなどし、インフルエンザや風邪の罹患を減らす効果があるとのこと。 実際に「あ、い、う、べー」と何度も繰り返すと、じわーと唾液がたまってくるのがわかります。目標は「1日30回」だそうで、殺菌効果がある唾液が、風邪を予防し、歯に皮膜を作り、虫歯予防にもつながるのです。 「唾液と健康」の関係性は、お医者さんや医学博士など、多くの人が唱えるところです。その唾液を出しやすくする一つの方法に「あいうべ体操」があるのでしょう。「咀嚼は30回を目標に」などと言いますが、それも同じ理論ですね。 風邪やインフルエンザの流行前に、「手洗い」やこういった「あいうべ体操」などを習慣化すれば、ウイルスを身につけないのと同時に、口からの侵入を防ぎ、健康な体を保てますね。みなさんも、お試しあれ。 2014.11.25 国語の教科書は捨ててはいけない「捨てるつもりで他の本と一緒に束ねて紐で括ろうとしたとき、その手をちょっと休めてパラパラとめくっていたら、以外と面白くて、しばし読みふけってしまった。」と、冒頭にありました。 このシーンはよくあるシーンです。片付け物をしていたら、「ついつい・・・」といった場面です。しかし、その次にはこうありました。 「かくしてその本は、資源ごみ行き寸前のところで免れ、編集部の書棚の1冊に格上げされた。『その本』とは、息子の中学時代の国語の教科書である」と。 その教科書に載っていた、生物学者である中村桂子さんが書かれた「生き物として生きる」という文章に、レベルの高さを感じたというものです。また、「魯迅の『故郷』、沖縄の首里城の赤瓦を復活させる伴田薫さんの『炎を見ろ』、写真家・星野道夫『アラスカとの出会い』、どれも目をウルウルさせながら読んだ」とありました(※ちなみに、光村図書の中3の教科書です。平成18年から23年の間に使われたものに掲載されています)。 「国語の教科書を読んで泣くなんて考えられないが、きっと『勉強』という枠組みから開放されているからだと思う」と語る編集長の気持ちはよく分かるものでした。 保護者の皆さんは、子供の教科書をじっくりと手にしてご覧になられたことがあるでしょうか。かなり勉強になります。低学年の国語の教科書でも、説明文などは、随分と高度な内容だったりします。さすが、教科書として扱われているだけあるな、と感じます。また、私自身、少し前の国語の教科書に掲載されていた「サーカスのライオン」(東京書籍小3下)などは、涙なしには読めませんでした。さらに、社会や理科の教科書などは「なるほど、そうか」と改めて思える部分があると思います。 意外と奥が深い、子供の教科書。まだご覧になったことがない保護者の方は、ぜひ、手にしてご覧になってはいかがでしょうか。なんのしがらみもない今なら、きっと、おもしろいですよ。 おいしかったですよ「校長先生、教頭先生、食べてください」 と自分たちで作った「ご飯と味噌汁」を届けてくれました。 今日は、寒い日だったので、お味噌汁が体を温めてくれ、そのおいしさにペロリといただきました。 おいしかったですよ! d(^o^) ごちそうさまでした! 2014.11.24 どんぐりの家先日、本校の初任者が研修に参加した際、講師の先生から「漫画『どんぐりの家』を読むとよい」と言われたようで、家にある「どんぐりの家」を改めて読み返しました。 作者の山本おさむさんは、障がい者をテーマにした作品をいくつか描かれています。ろう学校の野球部の子どもたちを描いた「遥かなる甲子園」、日本のろう教育の歴史を描いた「わが指のオーケストラ」、隻腕投手を題材にした「さよならレフティ」などです。 どれも読み進めると、深く考えさせられると共に、場面によっては、目頭が熱くなることもあります。 漫画「どんぐりの家」は、重複障がい(二つ以上の障がい。この作品では、耳が不自由な障がいとその他の障がい)を抱えた子どもたちと、その子どもたちを取り巻く人々を描いた作品です。 どんな障がいを抱えていても、生きようとする姿に変わりはなく、それぞれの行為に意味があることを知らされます。読み進めると、障がいをもった子どもたちにどう接していくべきかを教えられます。 特に、この漫画では、これまで認可されなかった重複障がい児の教育の機会を得るまでの話や、ろう学校を卒業した人たちが働くための作業所の完成に至るまでの話が描かれ、学ぶところがたくさんあります。 私が担任をしていた頃は、上記の山本おさむさんの漫画は学級文庫にして教室に置き、子どもたちに自由に読ませていました。中には、保護者会でお母さんが「借りてもいいですか」と言われたことも(笑)。 何事も、知るということは大切なことです。特に今では、こうした漫画でわかりやすく学ぶことができます。初任者に限らず、どの教師、大人が読んでも学べる「どんぐりの家」です。読み返してみて、また学び直しました。 2014.11.23 学校ホームページに関する講師を務めます1ヶ月から2ヶ月に1回の割合で、ここ数年間開催されていますが、この度、縁あって、12月2日(火)に、私が講師を務めることになりました。 研修内容は「学校の応援団を増やす、ホームページの活用」というもの。 扶桑町教育委員会の指導主事から、「ホームページが充実し、アクセス数も多い、古知野北小学校のホームページ作りのノウハウなどを紹介してほしい」と依頼を受けたものです。布袋中、宮田中など、本校よりアクセス数の多い学校が市内にもありますが、こうして私に声をかけていただいたことは大変嬉しく、ありがたいことです。何より、私自身が勉強になります。 研修会では、「よりよい学校づくりのために、ホームページを効果的に活用していきませんか」というねらいのもと、「どうしてホームページを作るのか」「誰が作るのか」「作るとどうなるのか」「作成時のポイント」など、本校の実践を、可能な範囲でお伝えしようと考えています。 扶桑町の先生方から「古知野北小学校のホームページ見ていますよ」という声をいただくことがあります。本校の教育実践の内容や、ホームページに関心を寄せていただいての「HP訪問」だと思いますが、うれしいことです。 この地域の先生方のお役に立てるよう、がんばって研修会の講師を務めたいと思います。その様子は、終了後、また本ホームページでお伝えしたいと思います。 2014.11.22 江南市PTA連合会研修視察はじめに、興味深い数値を見せていただきました。以下を見て何を感じられるでしょう。 ・携帯電話の所持率 58.2% ・LINE利用率 55.4% ・メール利用率 78.3% ・ネット利用率 93.0% というもの。携帯電話は、いわゆるガラケー、スマホが混在しています。よって、全ての携帯電話で「LINE」ができるわけではありません。しかし、LINE利用率は「55.4%」です。そして、メールやネットの利用率はさらに高い値になっています。 これは、どういうことかというと、スマホじゃなくても、「携帯音楽プレーヤー(ipodなど)」や「携帯ゲーム機(DSなど)」でもネット環境に接続ができ、様々なことができるということです。中には、契約切れのスマホを「Wi−Fi環境があれば使用ができるから」と言い、譲り受ける子供もいるというから驚きです。 様々なことができるということは、トラブルが起きる可能性もあり、依存症になる恐れもあるということです。特に、LINEというメッセージアプリが登場してからというもの、スマホを手放せなくなった子供が増え、大きな社会問題となっています。 そこで、ご存じの「『夜9時以降は携帯電話やスマートフォンを預かる』という取組をしましょう」というお願いが、刈谷市のPTA連絡協議会や児童生徒愛護会から出されました。 ここで何度も言われたのが、「契約者は保護者である」ということ。「トラブルが起きれば、それは契約者の責任でもある」ということです。「ママと君とのスマホ18の約束」というものをアメリカの保護者が作成し、世界的に賛同者が広がったのは、ご存じのところかと思います。まさに、契約者はそのようなルール作りをしなければならない、ということを改めて感じました。 刈谷市が「お願い」を出したことで、約半分の中学生が「勉強に集中できる」「睡眠時間が増えた」「精神的に楽になった」と答えています。本ホームページでも、携帯電話(スマホ)にまつわる話題は何度も取り上げていますが、持っている家庭も、今後持つかどうかを検討している家庭も、ぜひ、そんな家庭内のルール作りをお願いしたいと思います。 この日は、学びの多い、刈谷市への視察となりました。 2014.11.21 新しいディスプレイが搬入されましたまた、書画カメラ(実物投影機)やパソコン、DVDプレーヤーなどと接続し、画面に映った静止画に書き込むことができます。テレビなどのサッカーの解説でよく見られる、「ここのスペースに・・・」などと言いながら、赤で「○」や「矢印」などを描いたりすることができるのです。 これまでは、ディスプレイのみの機器に、タッチパネルを別注で取り付けなければならなったのですが、今後は、このように最初からその使用になっているモデルが一般的になるでしょう。 今年度、ICT機器の購入を計画的に行ったおかげで、プレハブ校舎分だけ足りなかったものを、これで、全フロアに配備することができました。また、書画カメラ(実物投影機)も同じ数だけそろえることができました。 問題点は、移動式になっているため、扉の高さより低くセッティングせねばならず、この高さのものを教室内で使用するには、やや低い位置での使用になってしまっています。前に座る児童の頭などで見づらくしてしまうのです。正直なところ「使うといいけど、ベストな状態で見せられない」というジレンマがあります。 しかし、教育的効果があることには間違いありません。多くの教室で有効に利用していきたいと思います。各授業で、取り合いになるくらいになれば、自治体の予算で揃えていただけるかも・・・と期待を寄せたいと思います(笑)。 全力児童しかし、1年生の体育の授業では、元気にみんな半袖。 心も体も鍛えている、古北っ子を嬉しく思います。 おいしかったですよ「校長先生、教頭先生、食べてください」 と自分たちで作った「ご飯と味噌汁」を届けてくれました。 給食の後でしたが、そのおいしさにペロリといただきました。味噌汁の大根もほどよくやわらかく、食べやすかったです。 おいしかったですよ! d(^o^) ごちそうさまでした! 2014.11.20 文化の違い、とは言え・・・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この写真、16日に行われた日米野球第4戦の試合終了直後、東京ドームの両軍ベンチを写したものである。 侍ジャパンの一塁側ベンチ(写真下)とは対照的に、メジャーの三塁側ベンチはご覧のようにゴミが散乱(写真上)。ペットボトルや紙コップがそこら中に捨て置かれ、地面には噛みたばこを吐き出した唾液なのか、コーヒーをまき散らしたのか、茶色い液体がこびりつく。 その上にはさらに、彼らが試合中もひっきりなしに口にするヒマワリの種の殻が無数に散らばり、足を踏み入れるのをためらうほどの状態だった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 日本を訪れた外国人観光客が口をそろえて言うのは「日本は、どこへ行ってもきれいだ」というもの。日本では、当たり前のようなことが、当たり前でない事実に驚かされます。 ゴミは当然、ゴミ箱へ捨てるのが基本です。建物内だけでなく、自分の家や会社の建物周辺などは自主的に清掃をすることも一般的です。地域の神社や側溝の掃除なども、輪番制できれいにしたりもします。 これは、「掃除」「環境美化」の教育を小学校からきちんと実施しているからだ、とよく言われます。また、「立つ鳥跡を濁さず」(立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ)という美学もあります。美しくするということは、日本人にとって当たり前のことです。 逆に諸外国では「自分たちが掃除をしては、掃除を仕事にしている人の仕事を奪うことになるからやらない」というのですから、根本的に議論はかみ合いません。 特に「江戸時代」の我が国は、今で言う「超リサイクル社会」で、全てのものは使い切り、ゴミを出さない社会でした。そんな時代を外国人が知ったら、さらに驚くことでしょう。 ABCを大切にし、「美しい日本」「美しい学校」心がけていきたいですね。 (ちなみに、メジャーの球場で実施した、「ワールドベースボールクラシック」での侍ジャパンが使用した試合後のベンチを見た、球場関係者の感想を聞きたいところです。笑) ABCを大切に1年生の教室に置いてある水筒を見ると、ご覧の通り。 ヒモが垂れ下がって、引っかからないよう、きちんと処理されています。 身の回りのことがきちんとできる1年生。さすがです!いいぞ! 2014.11.19 ありがとうございました−−−−−−−−−−−−−−−−− 全体を通して感じましたことなどを以下に記述いたします。 まず、最初に進行係の先生が「集中」のカウントダウンを始められた時、児童が一瞬に反応したことに驚きました。大勢の子どもたちを一つにまとめられる見事さは一朝一夕のことではないと思います。 さて、本題の演技についてですが、押しなべて上出来でした。学年ごとにうまくフィットした企画がなされていたと思います。また昨年と同様に強く感じましたのは、どの学年の劇でも演出内容に確たるテーマ(理念)が折り込まれていたことです。例えば「信ずる」「自己犠牲・利他」「夢」「いのち」などです。特に高学年の劇は見事でした。 帰りの通学路で出会った児童たちには、いつもと違う明るさがあった気がします。きっと「やり遂げた」充足感でしょう。そして彼らには目一杯褒めておきました。 これらの成功の裏には、ご担当の先生方のご苦労があったことを思い、改めて敬意を表します。 また冒頭に校長先生がお話しされたように、観る側の我々には大きな「感動」をいただきました。このことを最後に申し上げ、これにて失礼いたします。ありがとうございました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 子ども達の出来映えだけでなく、私たちの指導に対しても評価をしていただくなど、過分なお言葉を頂戴し、大変、恐縮します。 帰りの通学路で出会った児童の表情もつかんいただき、頭が下がるばかりです。 メールを頂戴しましたこと、お礼を申し上げます。ありがとうございました。 今後も、こうして、地域・保護者の皆様、そして何よりも子ども達本人が納得のいく、教育活動を展開してまいりたいと思います。保護者・地域の皆様、よろしくお願いいたします。 ABCを大切にそんな寒い朝ですが、きちんと登校ができています。 特にこの通学班では、最近、どうしても前後でおしゃべりをして、列の間隔が離れてしまったり、隊形が崩れることがあったということ。そこで、班長・副班長さんが並び順の入れ替えを行い、問題を解消。 ご覧のように、車一台がやっと通れるくらいの細い道でも、きちんと右に寄って、整然と登校できています。引き続き、ABCを大切にしていきましょうね。 2014.11.18 世界はなぜ月をめざすのかアポロ計画終了から40年が経っていますが、実は、水面下で各国による、月探査・月開発をめぐる競争が起きているのだそうです。 本書は、「なぜ月をめざすのか」を現在の月調査や今後の動き、実際の月資源などを例にあげながら、わかりやすく解説してくれます。 以下のような章立てになっていました。 序章 月探査のブームふたたび到来! 一章 人類の次のフロンティアは月である 二章 今夜の月が違って見えるはなし 三章 月がわかる「8つの地形」を見に行こう 四章 これだけは知っておきたい「月科学の基礎知識」 五章 「かぐや」があげた画期的な成果 六章 月の「資源」をどう利用するか 七章 「月以前」「月以後」のフロンティア 八章 今後の月科学の大発見を予想する 九章 宇宙開発における日本の役割とは 終章 月と地球と人類の未来 中でも、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が打ち上げた、月探査機「かぐや」の話は、「はやぶさ」のように、日本の技術力の高さを知ることができ、同じ日本に生きる人間として嬉しく思いました。 地球にはない鉱石がたくさんあったり、月の上だからこそできる実験や作業をしたりする計画など、その可能性の広さを知ることができました。また、100年後には、火星や小惑星に向かう最前線基地になっているかも、と・・・。 しかし、感じたのは、地球のように環境を破壊してはならないということ。 「自分の星がもう使い物にならないから」と言って、安易に宇宙に手を広げるのではなく、「どうしたら地球が長生きできるか」を月探査から見つけてほしいと思いました。 2014.11.17 学校組織マネジメント研修研修内容は、喫緊の課題や、校長の仕事について確認をしたり、学校組織マネジメントについて学んだりしました。 特に、「学校組織マネジメント」についての研修は、自分の学校について振り返り、どうするとさらによりよい学校になるか「戦略マップ」を考えたり、5〜6人グループの中から、代表一校を決めて、その学校についての「戦略マップ」をグループ内で考えたりしました。 学校は、地域によって、その雰囲気や特色は異なり、様々な要因があります。また、学校組織内にも、強みや弱みがあります。 学校をよりよくしようとするならば、目指す学校像を明確にし、そこに向かって、具体的な手立てを講じます。マイナスと考えられる要因や弱みを「0」または、「プラス」や「強み」に変え、さらに、もとから存在するプラスの要因や強みを生かし、伸ばすための方策を考えます。 これらのことは、企業をはじめ、多くの職種で行われていることですが、学校現場に用いられるようになったのは遅く、ここ10年ほどです。 2005年10月の「中央教育審議会答申」が「新しい時代の義務教育を創造する」とありました。この辺りから「マネジメント」という言葉が一つのブームとなり、ちょうど数年後「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のビジネス書がベストセラーになったのは、ご存じの通りです。 マネジメント研修の最後には、ポスターセッション形式で、代表校の学校改革案についてグループのメンバーが順にプレゼンをし(写真)、その方策について互いに共有化したり、指摘したりし、そのマネジメント方法についてさらに学びを深めていきます。 勉強になった一日でした。本校の学校経営に生かしていきたいと思います。 |
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