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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.11.17 「あたりまえ」を「ありがとう」にすると…

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「そんな姿勢を伝えられる大人になれれば」と思った言葉を見つけました。
 
これまで、以下の「左」に並ぶ言葉を使う場面に数多く出くわしてきました。
それは、「自分に対してでも」ですし、「人に対してでも」です。
それらの言葉は「厳しく」「冷たい」ものです。
しかし、「考え方・言い方」一つで「ネガティブ」なものが「ポジティブ」に変わるのですね。
ちょっと意識したいなと、思ったので、紹介させていただきます。


「あたりまえ」  を「ありがとう」と言うのが感謝
「だから、なに?」を「おめでとう」と言うのが賞賛
「もう、ダメだ」 を「これからだ」と言うのが希望
「なりたいな」  を「なってやる」と言うのが決意
「もういいや」  を「まだ待とう」と言うのが忍耐
「疲れた」    を「頑張った」 と言うのが努力


大人が、そんな姿勢を、我が子や、古北っ子に伝えることができればいいな、と思いました。

江南市PTA連合会研修視察に参加しています

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本日は、江南市PTA連合会研修視察のために、蒲郡市立大塚中学校にお邪魔しています。本校からは、大脇会長と、荒木副会長と私が参加し、江南市の市P連約50人での訪問です。
地域と学校が一体となった特色ある活動について、興味深く拝聴しました。

2015.11.16 AをさせたいならBと言え

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以前にも、上記の見出しで、記事を書いたことがありましたし(参照:2015.7.10 AをさせたいならBと言え)、先週の全校での合唱練習もそのエッセンスでしたが(参照:2015.11.9 合唱指導に思う)、今日の朝礼時の合唱練習でも、同じエッセンスがありました。

今日の指導は、先週のポイントを意識することを念頭に置き、本番の一発勝負で、しっかり声が出るようにするための声量を確保することでした。
「どならずに」という条件で、あるフレーズを繰り返し指導します。

「前の人の頭にぶつけるつもりで歌いましょう」
「さらにもう一人前の人の頭にぶつけるつもりで歌いましょう」
「舞台のセットにぶつけるつもりで歌いましょう」


段階的に、確実に声が大きくなっていきます。
「では、今の意識で、最初から歌いましょう」

これだけで、声量が大きく変わりました。
歌い終わると「130点の歌声になりました」と評価しました。

「うまいなぁ」と思いました。
「もっと大きく!」と言ったところで、大きくはなるでしょうが、「大きさの程度」は、個人内でバラバラでしょう。しかし、指導の段階が具体的なので、誰もが基準に対して段階的に比例して大きくなります。
しかも、最後の歌は、声量だけでなく、体を使って歌っています。

「AをさせたいならBと言え」。改めて、その指導の効果を確認した今朝の朝礼でした。

さらによりよいものにするために

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1年生の教室をのぞくと、さらに「よりよいものにする」ためにと、学芸会の練習を撮影した映像を真剣に見ていました。

先生の指さすポイントにうなずく、1年生。残り4日間で、さらにパワーアップする予感がします。頑張ってくださいね! 

ABCを大切に

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授業の途中でしたが、訳あって、教室移動をしていた6年生。
誰も、口を開かずに、静かに他学年のフロアを移動していきます。

さすが、6年生。「ABCを大切に」する瞬間をまた見ることができました。学校のリーダーとして、様々なところに模範を見せてくれるところを、頼もしく思います。

2015.11.15 最後だとわかっていたなら

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家の本棚を見ていると、ふと目にとまったのが見出しの本。
2001年、アメリカで起きた、「9.11同時テロ」の後、世界中が涙した詩です。

なつかしく、その場でパラパラと読み返しました。
以下は、後半のくだりです。

ノーマ コーネット マレック・作 佐川 睦・訳
「最後だとわかっていたなら」

(前略)
そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でもいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや 抱擁や キスをするための
ほんのちょっとの時間を どうして惜しんだのかと
忙しさを理由に
その人の最後の願いとなってしまったことを
どうして してあげられなかったのかと

だから 今日
あなたの大切な人たちを しっかりと抱きしめよう
そして その人を愛していること
いつでも いつまでも大切な存在だということを
そっと伝えよう

現在、国内外で悲しい出来事が数多く起きています。
身近な人がそんなことに巻き込まれたり、出遭ったりすることは予測できないだけに、相手に気持ちを伝えることは大切なんだな、と改めて思いました。
「自衛官の奥さまは、前日にどんなに喧嘩しても、翌朝は笑顔で送り出す」なんてことを聴きました。家族が「行ってきます」と言って、扉を開けるとき、この感覚は大事にしたいな、と思いました。
そして、世界で起きている悲しい出来事や、身近な人の不幸など、そんなことに出遭わない日常が続いてくれることを願うばかりです。

2015.11.14 出川小学校研究発表会に参加して

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昨日は、午後から、春日井市立出川小学校の研究発表会にお邪魔しました。
テーマは「学習規律の徹底とICTの有効活用−わかりやすい授業の実現をめざして−」です。

学校は、教師が異動により、毎年1〜2割が入れ替わる組織です。そんな中、この研究テーマを5年間続けて研究実践をしています。むしろ、継続することで、教師が入れ替わっても、同じ教育実践が図れるというものです。理想的な研究の形です。

しかも、「研究のための研究にならないよう、普段の授業に普通に生かせる研究を」ということで、「授業規律の徹底」と、分かりやすい授業を作る手立てとなる「ICTの有効活用」という二つの柱を掲げています。
というのも、学習規律の徹底を図ることで、学校全体が落ち着き、授業に集中できます。そして、どの授業でも、無理のないICT機器の活用を図ることで、分かりやすい授業をつくり上げていきます。

全教室に配備された「ICT機器」は、無理なく使われている印象を受けました。
「ICT機器」と聴くと、「ベテラン」といわゆる「若手」とで、温度差がありそうですが、そうではなく、むしろ、ベテランの先生の方が、「ここは分かってほしい」というところで上手く活用している雰囲気があるのです。「ここに注目!」と言いながら、大きく映したり、「ここですね」と言いながら、あえて「デジタル教科書」をホワイトボードのようにペンで書き込めるスクリーンに映して、ペンによる記述をしたりします。
しかも、ベテランの先生方は、今や、「大型ディスプレイ」と「スクリーン」の二つの画面を用いた授業スタイルというのですから驚きです。本校は、未だに「教室1台の出力機器」が整っていないにもかかわらず、です。

そして、6年生では、タブレットPCを一人1台使用した授業を行っていました。
児童は、慣れた手つきでタブレットPCの専用ペンで画面に書き込みをしていきます。決して仰々しいものではなく、ノートのような使い方です。そして、何人かの記述を瞬時にディスプレイに映して、考え方の比較などをします。実にテンポの良い流れでした。本校(江南市?)では、どれだけ先のことになるやら…。

「授業規律」は随分身についている本校です。そして、毎時間では無くとも、「ICT機器」を活用する授業がある本校です。ということを考えると、本校は、出川小の実践を、「0」や「1」からではなく、「1.5」くらいからのスタートが切れるものと思っています。

目的は「児童の学力形成」です。ぜひ、本校の授業でも実践を重ねていきたいと思います。いい刺激を受けた研究発表会でした。

出川小学校の研究発表会に来ています

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今日は、午後から、春日井市立出川小学校の研究発表会に来ています。
授業規律とICT機器の活用について、研究実践をしている学校です。
本校に取り入れられるところがあるだろう、ということでお邪魔しました。

また、その様子についてまとめたものを紹介したいと思います。

2015.11.13 いよいよ1週間後に

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「かがやき学芸会」が、いよいよ一週間後に迫ってきました。 
朝の学級の黒板には、「衣装に着替えて、すぐに体育館に行きます。今日も『全力』で練習にがんばりましょう」というメッセージが書かれているところもあり、練習に力が入っているのが伝わってきます。ちょうど、昨日から「下見」も始まり、「もうすぐ本番だ」という緊張感も伝わってくるようです。

この学芸会ですが、学習指導要領「特別活動編」には、

「言語力の育成の観点から,学芸会などで異年齢の児童が一堂に会して,互いに発表し合う活動を効果的に実施することが望ましい。」

という一文を見ることができます。
そうです。「言語力育成」というものが、一つのキーワードになっています。
様々な時代を背景にした会話や、様々なシチュエーションをベースにした会話、そしてそれらの表現の仕方・・・。様々な「言語活動」に触れる、よい機会となっているのです。

特に、低学年は、言語の世界の広さに触れることができ、高学年は、豊かな表現方法に触れることができるでしょう。
特に、低学年から見る高学年の劇は、劇団の劇を見ているかのように、その豊かな表現に驚きながら、真剣に劇を見入る姿が印象的です。

学校の教育活動には、教室の授業以外にも様々な活動があります。特に学芸会などの学校行事は、

「児童が日常の学習や経験を総合的に発揮し,発展を図る教育活動であり,各教科では容易に得られない体験的な集団活動である。」

と、同じく学習指導要領の一文にあります。「教科で得られない」ことを学ぶことで、新たな知識をえることができ、興味関心も広がることでしょう。

そんな位置づけで行われている学芸会であることも踏まえていただきながら、今年も多くの保護者・地域の皆様にご覧いただければ、と思います。よろしくお願いいたします。

2015.11.12 MRJの初飛行に思う

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昨日、「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が無事、初飛行を終えたのは、ご承知の通りです。

特に「航空機マニア」の方に言わせれば、「よくぞ、航空機大国の復活を印象づけてくれたものだ」といったところでしょう。

というのも、性能の良い「ものづくり」が得意な日本は、すでに戦前に、「東京―ロンドン間(約15,000km)を合計94時間で飛行する世界記録を樹立」するなど、世界的にも高性能な飛行機をすでに作っていたのです。
その高い技術力は、残念ながら「戦争」という場面ではありましたが、高性能の「零式艦上戦闘機(零戦)」を開発し、さらに世界を驚かせることになりました。
しかし、敗戦と共に、「連合国軍総司令部(GHQ)」から「航空禁止令(航空機の研究・設計・製造の全面禁止)」により、航空機産業の開発が途絶えてしまったのです。アメリカによる機体の接収や破壊があったというのですから、関係者の思いはどんなものだったのでしょうか・・・。

そんな道をたどりながらも、その後、1965年に国産旅客機の「YS-11」が就航し、復活を遂げるものの、1973年に完成した機体をもって生産を終了。それ依頼、国産旅客機は、しばらく作られることはありませんでした。

しかし、ついに2007年に、三菱航空機がMRJの開発の構想を発表し、昨日の初飛行にたどり着いたのです。

そして、あわせてうれしいのは、地元愛知県から、誕生したということ。トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」とあわせて、「ものづくり愛知」の力を見せることができたように思います。

そんな「ものづくり愛知」に住む古北っ子は、きっと地元でそれらの企業や製造業に勤めることになる人も多いことでしょう。将来、そんな分野で活躍する古北っ子が現れることを大いに期待したいと思います。

(※画像は三菱重工MRJのサイトから引用しました)

全力児童&ギラギラ古北

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「ぼくの・私の発言を聴いてください」という思いが伝わる、多くの真っ直ぐ挙がった手。
「人の話をしっかり聴くぞ」という思いが伝わる、話し手の方を向いて聴く姿勢。

どれも、意欲的に授業に参加するからこそできること。
まさに「全力児童」「ギラギラ古北」にぴったりですね。

ABCを大切に

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6年生は、体育館で学芸会の練習中。
6年生のフロアは、シーンとしていますが、きちんと調えられた机やモノを見ると、さらに「シーン」と感じるから不思議ですね。

さすが、6年生の「ABC」。最高学年らしく、いつもバッチリですね!

2015.11.11 「葉書」のルーツに出会う

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昨日、公民館の前を通ると、植え込みにある一本の木を指して、「校長先生、この木にかけてある『名札』がどうも違うようなのですが…」(写真左)と地域の方が声をかけてくれました。
その木には「ユズリハ」の名札がかけられていましたが、その方は、「ポケット植物図鑑」を取り出すと、「ユズリハ」の葉と、目の前の木の葉と丁寧に比べて説明をしてくださいました。
葉の縁がノコギリのようにギザギザしていないのが「ユズリハ」。ギザギザしている、その葉は「タラヨウ」という木(写真右上段)であることを知りました。

この「タラヨウ」という木は、実に興味深い木だったのです。
葉の裏に先の鋭いもので痕をつけると、みるみるうちに変色し、くっきりと痕が浮き上がってくるのです(写真右中段→下段)。その性質を利用して、古くは、子どもの手習いにこの葉を使い、文字の学習をしたというのです。

諸説ありますが、「葉書(ハガキ)」の語源は「葉に書く」ことに由来すると言われています。その昔、この「タラヨウ」という木こそ、その「葉書」として使われていたのです。
記録によれば、すでに戦国時代に、タラヨウの葉に文字を書いて手紙を送る習慣があったとか。
旧郵政省では、緑化推進を目指してこのタラヨウを「郵便の木」に指定し、郵便局のシンボルツリーとして、郵便局に植えられていることが多いと言います。そこで、「郵便局の木」「葉書の木」と呼ばれるのだそうです。
なお、この葉に宛名と、「たより」を書いて、切手を貼り、ポストに投函する「ハガキ」として扱ってもらえるというから驚きです(注※「定型外郵便」のため82円では送れません。また、小さすぎても送れません)。試してみたい、そんな気にもなりますね。

ちなみに、この「タラヨウ」という名前は、インドで経文を書くのに使われたヤシ科の「タラジュ(多羅樹)」のような性質から「タラヨウ(多羅葉)」の名がついたと言われています。

さっそく、名札を取り外し、現在、名札を修正中です。
地域の方のご指摘から、ずいぶんと知識が広がった「できごと」でした。

継続こそ力なり

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体育の授業の始まりには、サーキットトレーニングを行っていますが、立冬を過ぎたとは言え、軽く動けば汗をかくような陽気です。

「継続こそ力なり」。
体育の授業の前のわずか5分ほどですが、この毎回の積み上げが、今以上に、さらに力をつけていきます。

がんばれ、古北っ子!

演技だけでなく合唱も

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学芸会は、演技だけでなく、学年全員で歌う合唱も見せ場の一つです。

黒板に大きな楽譜を貼り、ポイントを意識しながら練習をします。
朝から歌い込み、力をつけていきます。

2015.11.10 学芸会の練習でも活用

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先週も紹介した、タブレットPC(iPad)を活用した場面(参照:2015.11.5 タブレットPCの活用)。今日は、5年生の学芸会の練習でも、タブレットPC(iPad)を活用する場面がありました(写真上段)。

これまで、ビデオカメラで撮って、練習後に学級や学年で振り返る・・・ということはありました。というのも、画面が小さく、その場で見るには適していないからです。
しかし、タブレットPCなら、見たいシーンを撮影して、その場ですぐに再生して確認・・・ということができます。
立ち位置の確認、演技の確認、間合いの確認・・・、自分たちの演技がどうであったか、すぐに振り返ることができ、時間内の練習で修正することができます。
タブレットPCならでは、です。

もちろん、全体で見たいときは、写真左下の「Apple TV」という「セットトップボックス(出力機器に出力を可能にする変換装置・1辺10cmの小型機器)」を使用すれば、「ワイヤレス」で、大型ディスプレイや、プロジェクタを通してスクリーンに映し出すことができます。過日、1年生の学級で体育の振り返りに、そうした使い方をしていました。

その5年生の学芸会の練習を見て、校長室に戻ろうとすると、さらに、4年生の教室では、先週の学級に引き続き(参照:4年生 都道府県名を早くマスターしたい!)4人班で1台ずつ使って、都道府県を学習するアプリを用いた活用をしていました。
操作するのは「1人」ですが、周りで見ている児童も、見ながら学べます。班内で一回りすると、4回学習することができます。あっという間に操作に慣れ、楽しみながら使っていました。

まだ活用は始まったばかりです。今後、どんどん活用していきたいと思います。

ABCを大切に

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クラブの時間のワンシーン。

古北公民館を借りて、活動を行っている、ソフトバレーと卓球クラブに所属している古北っ子。

その靴は、一つとして、乱れず、きちんと向きがそろって並んでいました。
さすがです。いいね!

立冬を過ぎても・・・

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「立冬」を過ぎても咲き続けるアサガオ。その生命力に元気をもらいます。

2015.11.9 合唱指導に思う

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今日の朝礼では、表彰伝達の後、全校で、合唱「はじめようコンサート」の指導が行われました。
「かがやき学芸会」(11月21日(土))や、「音楽集会」(12月1日)に向けて、よりよい合唱にするための、全校での練習です。

500人を対象にした一斉指導役は大石先生。毎回「なるほど」ということを思いながら、その指導法を見ています。

一般的に、合唱曲は、歌詞の意味にあわせて、楽譜に様々な意図が加えられています。かつて私たちが、小中学校の音楽の授業で習ってきた、様々な記号などは、その意図の一つです。「クレッシェンド」「メゾピアノ」「スタッカート」など・・・、懐かしいですね。
まずは、その楽譜に忠実に歌うことが求められます。

まず、一回目の歌声は、「一回目で、ここまで発声できるとはなかなか」と思う、声量でした。すると、すぐさま「いいですねぇ」と、声量を評価する声かけをします。続いて「でも、表情が怖いです。ほっぺたをよく揉んでマッサージしましょう」と言うと、ニコニコしながら、一斉にマッサージを始めます。「あー」「いー」と発声すると、緊張も解け、表情が随分柔らかくなりました。これで、さらにパワーアップするというものです。

次に、具体的な指導に移っていきます。ここからが「さすが」と思う部分です。
「ラララ ラ ラ ラー」のサビの部分は、私なら「リズミカルに」と言ってしまいがちですが、それでは1年生に伝わりません。すると「ボールを弾ませるようにして歌いましょう」と言います。一気に、弾むようなリズムで明るく楽しく変わります。

次に5・6年生への指導では、言葉をはっきりと表現しながら歌うために、「お皿に一つずつ言葉を載せるように丁寧に歌いましょう」と言います。高学年には伝わる絶妙なニュアンスです。
さらに続く1〜4年生への指導では、クレッシェンドの部分を「山を登るようにだんだん大きく」と例えます。これも、低・中学年ならではの指導です。

私が中学校の担任をしていた頃、合唱コンクールが近づいてくると、その指導法に随分と悩んできたものです。楽譜通りの指導はできても、大石先生のような「上手い例え」を使った指導は、もちろんできませんでした。

さらに、その後、授業を見て回っていると、音楽の巡回指導員である片山先生の6年生の指導がありました。その指導は、楽譜の記号に現れていない、歌詞の意味から、歌い方を創り上げていくというものです。指導があると、すぐさま鉛筆で記録をしていきます。鍛えられるのがよく分かります(写真下)。

これらのテクニックをどれだけもっているかで、仕上がりは随分と変わってくるものです。本校には、こうした指導が、特に上手くできる教師がいます。ありがたいことです。
ぜひ、「かがやき学芸会」での合唱を楽しみにしていてください。
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2015.11.8 いびがわマラソンを終えて

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これまでハーフマラソンは、何度か走っていましたが、フルマラソンは初めての挑戦でした。30kmまで、自分が考えていたペースで走ることができ、「思ったよりいいタイムでフィニッシュできるかも」と思っていたのが甘かったです。「30kmの壁」とはよく言ったもので、体のあちらこちらにダメージが現れ、一気にペースダウン。目標タイムは切れたものの、「これがフルマラソン」というものを思い知らされました。

しかし、開会式で高橋尚子さんが言っていました。「他のコースなら、この『いびがわ』で出したタイムより、間違いなく10〜20分は速くなります」と。
そうです。それだけ過酷なコースなのです。自分も、「初めてのフルを『いびがわ』にすれば、今後、フルにチャレンジしたときは、必ず、ベストタイムが出るはずだから、『いびがわ』でデビューだ」と決めていました。そういう意味では、今後のフルが楽しみです。

しかし、この大会に出ると感じるのは、運営する人たちの対応が、実に気持ちがいいのです。受付の高校生、Tシャツを受け取る箇所の係の人、給水所の中学生、コース上に立っているスタッフ、駐車場の係りの人・・・、誰もが、丁寧にあいさつをし「がんばってください」と笑顔で送り出してくれます。
コースに立っているスタッフが、笑顔で、心から「がんばってください!」と、途切れることなく元気よく声をかけているところを通りました。すると、横にいたランナーが「あー、元気をもらった」と呟くのを聴き、まさにそうだな、と思いました。
そして、沿道につらなる、長蛇のハイタッチの列。保育園・幼稚園のかわいいチビッコや、小学生・中学生がクラス毎(学年毎?)に列をなしています。往路はよかったのですが、申し訳ないのですが、復路は、ハイタッチをするエネルギーがありませんでした。
ゴール付近では、途切れること無く「負けないで」「栄光の架け橋」などが演奏され続けます。吹奏楽部のエネルギーに感謝です。
その他にも、本当に多くの元気をもらいました。

印象的だったのは、選手宣誓をした人が、「小学生の頃、沿道で応援をしました。中学生になると、会場運営のボランティアをしました。高校生では、ゴールする人の名前を読み上げることもしました。そして、今は、ランナーとして出場します。これからも、揖斐川町に暮らすことを誓います!」という旨のことを話したときは「すごい!」と思いました。これが、「揖斐川町の人にとってのスタンダードなんだ」と思いました。

この、町を挙げての対応の良さが、10,000人の定員が、25分で締め切られる(ネット申込み)理由でしょう。

来年も、エントリーし、ベストの走りをしたいと思いながら、会場を後にしました。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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