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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.9.11 暴風警報が出るたびに思うこと

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9日(水)は、台風18号の接近に伴い、暴風警報が発表されると、わずか5時間後には解除されるという、経験したことがないような天候でした。

上記のように、この地域には暴風警報が発表され、登校を見合わせる時間がありました。「学校が臨時休業になるかもしれない」という状況に、様々な思いをもった古北っ子がいたことでしょう。
「残念、学校が休みになってしまった」「疲れていたから、休みになってよかったな」「今日は、家で遊べるぞ!」などなど…。子どもらしい、それぞれの思いがあったことでしょう。

しかし、勢力が強くなかった台風は、幸いにも早々に警報が解除され、学校は5時間遅れの登校となりました。門に立って迎えると、どの子も普段と同じような表情で、普段の「おはようございます」と変わって、「こんにちは−!」と元気に挨拶を交わしながら登校するする姿を見て、安心しました。

すると、今回の台風が影響し、関東地方では、何十年に一度の規模にあたる大雨による、大変な災害となりました。特に昨日は、この地域は徐々に天気も回復し、運動会や陸上記録会の練習が行われ、まさか、関東地方でそんな状況になっているとは考えもしませんでした。

もし、この地域が、あのような事態になっていたら…と考えるも、なかなか想像できるものでもありません。甦るのは、ちょうど今から15年前の9月11日に起きた「東海豪雨」です。庄内川が決壊し、校舎の1階が水没する学校もありました(写真は愛知県立名古屋特別支援学校の当時の職員室 ※HP内ページ「東海豪雨災害」より引用)。私自身、当時勤めていた中学校の校長先生の自宅が庄内川近くだったため、床上浸水となり、何人かの先生で、復旧作業の手伝いに行ったということもありました。おそらく、当日、帰宅できず大変な思いをしたというお父さん、お母さんもみえることでしょう。

大人はそんな経験をしてきています。もし「暴風警報が出て休みになってラッキー!」と大はしゃぎする児童がいたら、少し考えさせたいものです。自分の家が水に浸かったり、身近な人に何かあったりしては、学校が休みになって喜ぶどころではないでしょう。休みなってうれしいかもしれませんが、その喜びは少し控えめにし、「何事もおきませんように…」と願う気持ちをもてるような古北っ子になってほしいものです。

今回の関東地方の災害では、亡くなった方もみえ、ご冥福を祈るばかりです。また、行方不明の方は、無事であることを願うばかりです。暴風警報が出る度に、「大きな被害が出なければいいが…」と思う自分がいます。

今なお、大変な思いをしている関東地方です。今日、こうして、さわやかな天気のもと、運動会の練習ができることに感謝しなければならないな、と思います。

絶好の運動会練習日和です

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さわやかに晴れ、心地よい涼しい風が吹き、今日は絶好の運動会練習日和です。

業前から1時間目にかけて「全校」、2時間目に「4年生」、3時間目に「2年生」と、これまでできなかった運動場での練習に取り組んでいます。この後も、6時間目まで、運動場練習の「予約」がビッシリです。

がんばれ、古北っ子!

2015.09.10 筆や鉛筆書きは脳発達に良い

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9月7日付発行の「教育新聞」に、東京書芸協会会長川原世雲先生が書かれた連載記事「脳科学から手書き・書道の意義を考える」に、見出しのような興味深い記事がありました。ここに、引用し、紹介させていただきます(図も、同日付「教育新聞」より引用。

 「手は外部の脳」といわれます。手は外界からの情報を察知し、それをコントロールします。(※中略)
 皮膚は「露出した脳」ともいわれます。(※中略)皮膚は単なる膜ではなく、脳の機能も備わっているのです。
 特に「手のひら」の感覚は鋭敏です。手をおおう皮膚は背面(背部)が薄く0.4ミリであるのに対し、前面(腹部)は0.7ミリと分厚くなっています。皮膚には感覚神経繊維の末端が集中しています。
 文字を書く際に重要なのが筆圧を感知する能力、すなわち圧覚です。手にかかってくる圧を脳で的確に感知しなくてはなりません。書字の学習は、造形だけと誤解されがちですが、圧をコントロールする「リズム性」も書の重要な要素です。
 毛筆を始めたばかりの生徒が一画書いては墨つぎをし、また一画書いては墨つぎをするのを見かけます。これではリズム性をもって書字をすることにならず、手を鍛える効果も低くなります。墨継ぎをせずに書けば、隅は徐々に少なくなっていきますし、それにしたがって手にかかってくる圧も変化していきます。脳はこの変化する圧を感知しながら、書字を行うのです。
 これが筆ペンなら、自動的に墨が補給されるので墨つぎの必要はなく、脳の活動を促す効果は筆ほどありません。これは、鉛筆とシャープペンシルにもいえることです。鉛筆は徐々に先が丸くなっていきますが、シャープペンシルはボタンをノックすれば、常に一定の圧で書くことができます。便利なものですが、教育という脳を育む場では、筆や鉛筆を用いる方が脳の発達に良いでしょう。

「圧を考慮して、小学校(特に低学年)では、鉛筆がよい」ということは分かっていました。しかし、「墨つぎ」をキーワードにし、「筆と筆ペン」「鉛筆とシャープペンシル」というように、具体的に分かりやすく比較した理論は、初めて拝見し、大変勉強になるものでした。「小学校は鉛筆がよい」の理論は、ここにあったのか、と納得させられました。

しかし、書字にコンプレックスをもっている私は、キーボードがメインになりつつあり、恥ずかしながらそれ以前の問題のように思いました。
小学校の「書写」の授業の重要性がここに表れています。
古北っ子の皆さん、「鉛筆と筆」は、脳科学的にも、脳にいいのですよ!

2015.9.9 臨時休業

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本日は、明け方に「暴風警報が解除されないときは、授業を行わず『臨時休業』となります」と、ホームページに掲載したり、緊急メールを発信したりしました。

すると、「『臨時休校』ではなくて『臨時休業』って言うのですね」との声が。
「休業」と言うと、「商店がお休みする」ようなイメージがあるのでしょう。「休校」と比べると違和感があるのですね。

ここで、その根拠について確認します。
「学校教育法施行規則第63条」には、「(非常変災等による臨時休業)非常変災その他急迫の事情があるときは、校長は、臨時に授業を行わないことができる。」という文言があります。
ここで言う「非常変災」とは、「地震・風水害、火山の噴火、毒劇物や放射能による災害などの緊急事態」を指します。
よって、台風が発生し、暴風警報が発表される事態は、「緊急事態」であり、「臨時休業」となるのです。
ちなみに、この文章中には「校長は」とあります。よって、「暴風警報発表」でなくても、学校の立地条件やその他の条件により、学校独自で「休業」にすることも可能です。

また、インフルエンザの流行があると、同じく「臨時休業」になります。
「学校保健安全法第20条」に、「(臨時休業) 学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる。」とあります。これが根拠です。一般的には「学級閉鎖」と言いますが、この呼称も間違いではありません。

よって、「休校」とは、学校の「臨時休業」の一般的な呼称であることが分かります。
厳密に言えば、「休業」という言葉を用いるのであって、「休校」と言っても、間違いではありません。

少し違和感を覚える方もあるかもしれませんが、「臨時休業」という言葉に慣れていただければ幸いです。

なお、今日は、結果的に登校することになりました。各家庭におかれましては、学校への問い合わせもほとんどなく、急な動きに応えていただき、大変ありがとうございました。

2015.9.8 有言実行

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「2学期の目標を書きましょう」などと、新しい学期を迎えたり、新しい学年を迎えたりしたときに、目標を紙に書いて掲示したりする場面がよくあります。

「有言実行」、すなわち、「言ったこと(書いたこと)を実行(達成)」することが目標です。しかし、これは自分で言うだけでなく、掲示することで周りに知らせることになります。「○○君は□□を頑張るんだね」ということが伝わるのです。

となると、「実行」せざるを得ません。小学生の場合、そこまで、周りが一人一人の目標をチェックしているか、というと、そうではないと思います。しかし、自分が宣言した以上、簡単にあきらめたり、投げ出したりすることには、簡単にできないと言います。心理学では、「人間は他人よりも自分に厳しい」とされているのです。これは、自分にプレッシャーをかけることになり、効果的になるのです。

また、今までに目標に掲げたことがなかったことを目標にしてみて「やってみる」こともいいことだと言われます。「やってみたら、なんかできた」となればしめたものです。「できた」という自信が、次のステップを生み出し、さらに成長をうながします。

特に、やっているうちにノッていくことを心理学用語で「作業興奮」と言います。「クレペリン検査」で有名な、理学者のクレぺリンが発見したものです。「まずはやってみる」ことで脳が徐々に活性化し、結果的にのめり込んでいくというものです。

では、「有言実行」が達成できないと「口だけ」と言われる「リスク」があると思うかもしれません。しかし、たとえ、目標を完全に達成できなかったとしても、「言ったこと」に対して、「どれだけ努力することができたか」ということが大切であり、そこを目指した行動に「価値がある」のです。

このように、心理学的なアプローチからも、「2学期の目標を書く」ことは、自身が成長する上で有効な方法のようです。

野球のイチロー選手、サッカーの本田選手、テニスの錦織選手、ゴルフの石川選手らは、みんな卒業文集に「書いて」、「実行」しています。

古北っ子の「有言」は頼もしく思うばかりです。ぜひ、達成をめざしてがんばってほしいものです。

全力児童

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登校のワンシーン。止まってくれた車に全力で「ありがとうございました!」のお礼のあいさつ。班長さん、副班長さん、さわやかですね。

2015.9.7 「夜半」っていつのこと?

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スッキリしない天気が続きます。職員室では、「いつから雨が降るか」という話題が絶えません。天気とにらめっこしながら、運動場で運動会の練習ができるようにと、さらに時間割ともにらめっこです。

そんな中、時を表す用語には、様々なものがあることに気づきます。
「明け方」「昼過ぎ」「夜半」・・・。これらの用語は、厳密には、いったいいつ頃を表すのでしょうか。

調べてみると、きちんと定義されているのです。
気象庁のHPには「天気予報で用いる用語」の中に「時に関する用語」というページがあり、分かりやすく解説が書かれています。

ちなみに上記の「明け方」「昼過ぎ」「明け方」「夜半」は、次のように定義されています。

◆明け方‥‥午前3時頃から午前6時頃まで。
◆昼過ぎ‥‥12時頃から15時頃まで。
◆夜半‥‥0時の前後それぞれ30分間くらいを合わせた1時間くらい。(※日常的に使われることが少なくなっている用語なので用いない)

とあります。これは分かりやすいです。こちらの図(気象庁HP)(←クリック)には、そんな区分が分かりやすく示されています。
これで、天気予報を見聞きしても、細かな変化がイメージできそうですね。
ぜひ一度、気象庁の「時に関する用語」をご覧ください。

なお、「時」意外にも、「地域」「天気」「風」「降水」など、分類化された用語が盛りだくさん。勉強になりますよ。

※以下をクリック↓
気象庁|予報用語 時に関する用語
気象庁|予報用語(目次)

全力児童2

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全校児童の半分ずつが東西に分かれて使用する脱履場。
靴が運んでくる砂もかなりの量です。
今日の掃除でも、ご覧の通り、とてもたくさんの砂が集まりました。
ここにも、全力で掃除に取り組んでくれる古北っ子が。ありがとう。

全力児童1

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雑巾がけの児童をパチリ。
全力で雑巾がけをする姿は、写真に撮るとぼやけてしまうほど。
ご苦労さま。ありがとう。

2015.9.6 しごとを知る

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中日新聞には毎週日曜日に「ハローお仕事」というコーナーが、読売新聞には毎週水曜日に「しごとズーム」というコーナーがあり、子ども向けに、様々な職種について分かりやすく解説してくれるものがあります。

この度、朝日新聞では、9月4日付新聞より、毎週金曜日に「at work」というコーナーで、様々な仕事を紹介する頁が設けられました(写真)。
開設されたばかりの朝日新聞の「at work」というコーナーは、「子ども向け」の形で編集はされていませんが、読みやすい紙面構成になっており、高学年であれば、十分読める記事です。

子ども達が知る「職業」や「仕事」は、限られたものが多く、約30,000種ある職種のうち、ほんの一部しか知りません。しかし、これらのコーナーは、「そんな仕事があるんだ」と、知らなかった様々な仕事を知ることができます。

中でも、中日新聞の「ハローお仕事」は、「子ども記者」として取材に参加できる企画が記事化されたものです。こちらの記者に参加してみるのもいいでしょう。我が家では、3人の子ども達が小学生の頃にその記者を経験してきました。募集は、例年、年度末頃にあります。ぜひ、応募されてはいかがでしょうか。

新聞に触れる習慣を身につけるとともに、仕事について学ぶことができます。読むこと、記者になること、どちらについても、古北っ子やその家庭にお勧めです。

※以下のHPでも見ることができます(が、新聞をオススメします)。
読売新聞 しごとズーム 
中日新聞プラス ジュニア中日 ハローお仕事(ログイン必要)

2015.9.5 “for ALL”ミッション 2

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今日は、2つ目のミッションの回答の一端を紹介します。 
2つ目は、友だちの素敵な姿から学ぶ「いいこと見つけ」をテーマにした回答です。集団の温かさがよく伝わってきます。  

■2 こんな素敵な友だちの行動に出会いました!
・班長の○○さんが、指示をしっかり出してくれたので助かったし、きまりや約束を守ることができた。(超多数)(ハイキングで指示をしっかり出してくれた、も多数
・○○君が、係の仕事を一生懸命取り組んでいた。(多数)
・○○君が、明るく楽しい雰囲気を作ってくれた。(多数)
・ベッドメイキングするとき・シーツをたたむときに○○さんが手伝ってくれた。(多数)
・わたしの頭が痛いときに、○○君が、「大丈夫?」と何度も声をかけてくれた。(多数)
・○○君が、自分から進んで、トイレのスリッパをそろえていた。
・体育館で水をこぼしてしまったとき、○○君が床をふいてくれた。
・○○さんが、いつも「となりにしよう」「いっしょに行こう」と言ってくれてうれしかった。
・掃除のときに○○さんが、どこをきれいにすればいいか教えてくれたり、「黙掃」をしたりしていたので、同じようにみんなできた。
・みんながトイレに行っていたら、○○君が、一人でお弁当を運んでおいてくれた。
・○○さんが、体調が悪そうな子にずっとついていた。おかげですぐ治った。
・○○君が、みんな寝ているのに、大きいバッグの整理整頓を先生としてくれた。
・ハイキングで疲れてしまったときに、○○さんが、いっしょにゆっくり歩いてくれた。しりとりなどもやって、とても楽しくなった。
・○○君が、みんなの出したゴミをいやがらずに捨ててくれた。食べたところがきれいになったのはそのおかげ。
・遅れたとき、部屋で○○君が待っていてくれた。
・ハイキングで、○○さんが、お茶を飲む時間をとってくれたりし、熱中症にならなかった。
・○○君が、部屋長がいないときに、代わりにリーダーシップをとっていた。おかげで活動しやすかった。
・海の活動で、お茶を忘れたときに、○○さんがお茶をくれた。
・シーツを運んでいるときに落としてしまい「先に行って」と行ったけど、○○さんが、待ってくれて、一緒に運んでくれた。
・服を無くしたときに、班のみんなが、何も言わなくても探すのを手伝ってくれた。
・○○君が、自分で進んでごはんの片付けをしていた。
・○○さんが、じゃがいもはこういうふうに切るんだよ、と教えてくれたこと。
・○○君たちが、トーチ係として頑張ってくれたおかげで、キャンプファイヤーがすごく盛り上がった。
・廊下でしゃべってしまったとき、○○さんが、すぐに注意してくれた。
・○○さんが、食事のときに「お茶を注いであげようか」と言ってくれた。
・お弁当を食べた後、まず残滓だけ片付けに行って戻ったら、ふたや割り箸の袋など、誰かが片付けてくれていた。
・○○さんは、班長でないのに、いろんなことをきちんと注意してくれたので、スムーズに活動できた。
・みんなのおかげで、たのしい二日間を送れた。


ここにあげたのは、一端です。まだまだ多くの「素敵な友達の行動」があったようです。この温かい雰囲気をぜひ大切にしてほしいと思います。きっと、そんな上級生の振る舞いを、下級生も見ているはずです。そうすれば、「温かさの輪」さらに引き継がれ、広がっていくことでしょう。
なんと言っても、「みんなのおかげで、たのしい二日間を送れた」が共通した思いではないでしょうか。最後の5年生の皆さん、素敵な自然教室をありがとう!

2015.9.4 「経験しないと分からないことがある」

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昨日(9月3日)付中日新聞のスポーツ欄に、北京で行われた「世界陸上選手権」に出場した、中部地方出身の二人の選手のコメントが「取材ノート」のコーナーに掲載されていました。

印象的な言葉が、あったので、ここに引用・紹介させていただきます。


(前略)男子高跳び予選。衛藤昂(たかし、AGF、三重県鈴鹿市出身)は、敗退が決まっても引き上げず、選手が待機する長いすの最前列に競技終了まで座り続けた。「日本でトップになっても、世界では全然通用しないんだな」という無力感を抱きながら。
 直前の欧州遠征では自分より記録が劣っていた選手が、決勝に進んだ。甘くはなかった世界最高峰の戦い。「輪の中に入りきれなかった。その外で跳んでいるような感じ。加わりきれなかった」。率直な感想だった。
(中略)「経験しないと分からないことがある」と衛藤は言った。それは、衛藤にとっての疎外感であり、長田(※)にとっては未知のスピードだった。驚きにも似た世界との大差。その前ですくむのか、立ち向かうのか。後は本人次第だ。
 衛藤は最後まで、予選の試技を間近で見詰めた。トップ選手の一挙手一投足を学び取るように。貪欲な向上心に進化への渇望が見えた。時には残酷な晴れ舞台。この夏にまいた一粒の種が、いつか実りの日を迎えることを願う。
(※長田拓也選手・男子400mリレー第3走者、法大、愛知県田原市出身)

私自身が大切にしている言葉に、松下幸之助が唱えた「百聞は“一験”にしかず」があります。「見たり聞いたりするより、体験してみないと分からない」ということを言い表した名言です。
衛藤選手、長田選手の二人は、惜しくも予選を勝ち抜くことができずに敗退してしまいましたが、文中にあるように「そこにいないと分からない空気」を経験できたことは、きっと今後につながるはずです。身体的に諸外国の選手に勝るものではないかもしれませんが、地道に練習を重ね、研究熱心な日本人です。次の晴れ舞台では、表彰台に上がっている姿をイメージして、頑張ってほしいと思います。

そして、この「経験しないと分からないことがある」という言葉は、古北っ子のみなさんも大切にしてほしいと思います。この先、色々なことにチャレンジしたり、参加したりすることで、学ぶことがたくさんあると思います。ぜひ「一験」を大切にしてください!

(※写真は衛藤選手の跳躍。産経ニュースHPから引用させていただきました)

2015.9.3 “for ALL”ミッション

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7月27・28日の自然教室では、「心も体もファイヤー!!」するために、2つのミッションを与えました。
夏休みを挟んでいたため、ようやく、その回答を回収し、まとめることができました。今日は、その1つ目のミッションの回答を紹介します。 

■1 こんな「ABCを大切に」した行動をしました!
・トイレのスリッパをきちんと整えた。(超多数)(トイレに入った子に「そろえておいてね」と言った、乱れているのを直した、の記述もあり)
・すれ違った人などに、あいさつがしっかりできた。(超多数)
・時間を意識して行動できた。(超多数)
・荷物・ロッカーの整理整頓ができた。(超多数)
・部屋の掃除を一生懸命とりくんだ。黙掃した。(超多数)
・シーツをたたむときに、きれいにたたんだ。(多数)
・ベッドを元に戻すとき、シワをなく、きれいにできた。(多数)
・下駄箱の靴をそろえた。(多数)(できていない子のも整頓しておいた、の記述もあり)
・廊下を静かに歩いた。(騒いでいる人に注意できた、の記述もあり)
・使ったものは、確実に元に戻した。
・みんなと仲良くできた。
・カレー作りの後片付けを最後まできちんとした。
・司会進行係として、みんなの前で、ノー原稿でスピーチできた。
・自然の家のルールを守れた。
・ケガをしている班員に、気を遣うことができた。
・施設のものを丁寧に扱った。
・お風呂の椅子などを整理することができた。
・係の仕事に、責任をもってしっかりつとめた。
・水道の水が出たままのところがあったので、しっかりとめておいた。


「整理整頓」「あいさつ」「時間」「掃除」など、学校で、「当たり前に」できていることは、自然教室でも確実にできていて、うれしく思いました。また、できていなければ、声をかけたり、代わりにしてあげたりするなど、集団を高めようとする行動を、またうれしく思いました。
さらに、けが人の気を遣ったり、水道の水を止めたりするなどの「やさしさ」も見られ、細かなところに意識が働いていたことを改めて知り、またまたうれしく思いました。
高学年として、誇れる姿ですね。さすが!

ABCを大切に その2

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運動会の練習をしている6年生。
アオギリの木の下のベンチ周辺には、学級ごとに整えられた靴、水筒、帽子などが。
どこでも、確実に「ABC」を表現してくれる6年生。さすがです。

ABCを大切に その1

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さすが6年生。教室移動をした後や、体育の授業で教室をあけるときなどは、常にこの状態です。
上から順に、1組、2組、3組。
どの教室も、机が整い、何も乗っていません。いいね!

2015.9.2 部活も学業も全力で

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昨日(9月1日)付中日新聞の「いまドキッ!大学生」のコーナーに、東大野球部山本俊投手のインタビューが掲載されていました。 

山本投手は、一宮市出身で西春高校を卒業し、現在、東京大学工学部(3年)に在籍し、野球部に所属しています。
5月23日に、「六大学野球リーグ」の連敗記録を止めた試合の先発ピッチャーを務めていました。4回1失点の好投に打線が応え、逆転勝ちしたのです。現在、東大史上最速球を投げるピッチャーとして活躍しています。

さて、新聞のインタビューには、印象的なフレーズがいくつかありました。(記事より引用)

◆短い練習時間を補うために、(中略)課題を話し合い、効率よくトレーニングする方法を考えています
◆東大に入り、日本一の文武両道を目指しています。これまで単位は一度も落としていません
◆高校と比べたら、大学は休みも長く、空いた時間があります。時間はうまく使わなきゃと思います

部活も学業も全力で取り組む姿勢が伝わってきます。2月の春季沖縄キャンプでは、「勉強も1日4、5時間します。機内では参考書を読みます」(スポーツ報知)と言っていましたが、常にそんなモードであるのはさすがです。

そして、何事も頑張る山本投手の姿は、2学期の合言葉である「全力児童」につながるところがあります。

現在、球速148kmをマークし、150kmを目指しているという山本投手。プロへの夢をもちつつも「まだまだ」と。実績を挙げ、さらに成長することを目標にしているようです。
しかし、すでに現在、「千葉ロッテマリーンズ」が来秋のドラフト候補にあげているとか。12日からは、秋季リーグも始まります。今後の活躍が楽しみです。頑張ってください!
そして、古北っ子も「全力」で2学期を頑張ろう!

ABCを大切に=全力児童

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「昼休みの時間」の終了を知らせる音楽が流れた途端に、ダッシュする古北っ子。
時間を守る「ABC」のために、もちろん「全力」で走って教室へ戻ります。

昼休みの時間は・・・

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曇りの天気予報は、見事に外れて、久しぶりにいい天気。
2時間目と3時間目の間の「長放課」は、運動場のコンディションが一部不良のため、外で遊ぶことができませんでしたが、「昼放課」はご覧の通り、多くの児童が外に出て、ボールに、遊具に「全力」で遊んでいました。
古北っ子は休み時間も、もちろん「全力児童」。いいね!

「虹が見えるよぉ〜」

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8時頃、公民館門に立って、朝のあいさつをしていると、保育園に通う女の子が「虹が見えるよぉ〜」と教えてくれました。

太陽がしっかり顔をのぞかせるも、何だか霧のような雨が降っています。
そんな中、西の空を見ると、太い虹の一部分を見つけました。

虹は、雨粒が太陽の光を受けて反射してできるので、太陽が出ている反対側に雨が降っていと出やすくなります。写真は、まさに、そんな状況。

虹を見ると、なんだか癒やされますね。

ABCを大切に=全力児童

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写真は、始業式式辞の後の「かがやきタイム」で4人の児童の発表を聴く児童のワンシーン。

聴く時の姿勢は、写真のように話し手を見て聴く姿勢がとれていますが、ある意味、全身で「全力」で聴く姿勢の表れかもしれません。「“全力児童”は“ABC”から」ですね。いいね!
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