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2016.10.28 最適解を求める「東海・北陸大会」ですから、愛知・三重・岐阜・静岡・福井・石川・富山の7県の関係教員と、その他全国各地からも参加される方がみえる大きな大会です。 研究主題について発表があり、記念講演があり、授業公開があり、その授業を見ての研究協議があり…、と2日間の日程で行われるものです。 今回の大会は、愛知県が開催県ということで、5年前から準備をはじめ、これまで研究を重ねてきました。 その研究主題が「よりよい生活に向けて、最適解を求め続ける生徒の育成」というものです。 加速度的に変化を遂げていく現代社会において、これまで「最適」と思われてきた考えが、これからも最適とは限りません。また、価値観の多様化によって、一人一人が考える「最適」も異なってくることでしょう。 そんな世の中だからこそ、限られた考えに満足することなく、様々な考えに気づき、さらに考えを深めていくことが大切になってきます。 そこで、問題解決学習を通して、よりよい生活に向けて、最適解を求め続ける生徒の育成をめざすというものです。 本日は、稲沢市立大里中学校へ授業を拝見しに行ったのですが、そんな手立てが打たれた授業は、自分の考えと、周りの考えを照らし合わせながら、「最適解」を求め、思考を深めていく姿が印象的でした。 2015年のBenesseによる「好きな教科・活動ランキング」(←クリック)によると、技術・家庭科は、保健体育に次ぐ2番目となっています。しかし、現在の授業時数は、中学1・2年では、毎週、技術1時間・家庭科1時間となっており、中学3年に至っては、隔週で技術1時間・家庭科1時間と、激減しています。お父さん・お母さんの時代は、男女別で行っていた世代から、男女共学で行っていた世代が混在していると思いますが、おそらく、2〜3時間の時数で実施し、毎時間楽しみにしていてくれたことと思います(笑)。 なんと、海外と比較しても最も少ない時数となっています。「最適解」を求める姿を身につけるためにも、時数増を求める声が大きくなることを願うのですが、いかがでしょうか…。 2016.10.27 「話し手」と「聴き手」の関係昨日の「ペアによる交流」でも記しましたが、そうすることで、お互いの細かい表情なども読み取れます。リアクションが見えることは、「聴いているよ」というサインが伝わり、話し手も話しやすくなります。 このことを重ねると、安心感が得られ、その学級の互いの人間関係もよくなる傾向にあります。 よって、授業では、そんな「かかわり合い」がしやすいように、写真のように、お互いが向き合った隊形で授業をすることも多くあります。この形であれば、起立をすれば、そのまま「聴き手」の方を向いた状態になり、聴き手も話し手の方を向きやすくなります。 話の聞き方の4段階ということを示したことがありますが、改めて、確認したいと思います。 1 ネガティブ・リスニング・・・話し手の顔を見ないで聞くこと 2 ポジティブ・リスニング・・・とりあえず、話し手の顔を見ながら聞く 3 アクティブ・リスニング・・・うなずいたりしながら、しっかりと聞く 4 パワフル・リスニング・・・・「へぇ、そうなんだぁ」などと、はっきしした反応を示し、自分のこととして、興味をしっかり向けて聞く 多くの児童は、2と3の段階で、話を聴くことができています。今の段階を振り返り、それぞれその上の段階を目指してほしいと思います。 しかしながら、先日の学校訪問では、この点の話題があがり、学級や個人によって、若干の差があることを指摘していただきました。学年が上がり、児童がそれぞれの新しい学級にバラバラになったり、担任が替わったりしても、教師が多くを指導しなくても継続できることが大切です。指摘を真摯に受け止め、共通理解を図っていきたいと思います。 2016.10.26 ペアによる交流ペアは1×1であるため、必ず「かかわり合い」が生まれます。「グループ」(今では4人が主流)でも、「全体」でも、関わるのですが、ひょっとすると、意識がそこから離れる瞬間の児童がいないとも限りません。 しかし、ペアであれば、「話し手」と「聴き手」は、必ず「1×1」であり、いわゆる「逃げ場」は、なくなります。そして、同時に全員が「かかわる」ことができます。 ここに、自分の考えと照らし合わせながら相手の考えにじっくり耳を傾け、自分の考えも伝えることができます。 また、相手の目を見ながら話ができ、目の前にいる友達の細かい表情なども読み取れます。リアクションが見え、コミュニケーションの基本があるのです。 こうした関わりから、「学び合い」となり、「高め合い」「深め合い」が生まれます。 授業では「教師一人からの一方通行」な関わりではなく、多様な考えに触れ、共感したり、疑問に感じたりしながら力をつけていきます。 こういうところに、「学校」という、集団で学ぶ空間の良さがありますね。 2016.10.25 ゲストティーチャーから学ぶ初めて対面する講師に、やや緊張感が漂うも、徐々に、そんな張り詰めた雰囲気はなくなり、子ども達は笑顔にあふれ、引き込まれるようにして指導に耳を傾けていました。 というのも、講師の先生の指導が実にすばらしいのです。メリハリがあり、「AをさせたいならBと言え」の言葉掛けは、分かりやすい実技が実施できます。聞いていてストンと落ちるものばかりです。 以下に例を表すと、 ・頭のてっぺんから糸で引っ張られるような感じで姿勢をよくする ・二等辺三角形を作る形でリコーダーをかまえる ・小さな音は「ため息」の量でよい ・目の前のシャボン玉を目的の場所まで届かせるイメージで、息の量と長さを保つ ・おいしい料理の匂いを吸い込むように息を吸って ・低い音は、温かい息を「トー」と吹く ・「内緒の声」で、英語の「2(two)」を言いながらタンギング などなど、例えが絶妙で、とても分かりやすいフレーズばかりです。 本校では、多くの学年で、こうしたゲストティーチャー(外部講師)を度々招聘して授業をしていただきます。中でも、こうした実技を指導していただける講師は、特に、その指導法がシャープで、私たち教員も勉強になります。どの担任も「記録(メモ)に必死」になるほどです。 今日は、子ども達とともに、教師もしっかり学ばせていただいたひとときでした。 2016.10.24 学校訪問「学校訪問」は、朝から、愛知県教育委員会や江南市などから多くの指導主事、教育長、教育委員らのお客様がみえて、一日をかけて、本校の教育活動をつぶさに見ていただきます。 「つぶさ」というのは、学校が作成・管理している書帳簿から、校内環境、実際の授業に至るまで、本校全職員の教育実践全般についてです。 そして、一日の最後には、それらを見ていただいた上で、授業や本校の教育実践について具体的な助言や意見、感想などの高評をいただきます。 これは、江南市、犬山市、岩倉市、丹羽郡の3市2町で構成される「丹葉地方教育事務協議会」という組織があり、その事務協議会が行う事務の一つです。 5月中旬から始まる学校訪問は、5・6・10・11月の月・木曜日に、3市2町の46校全ての学校を、協議会のメンバーが訪問するのです。 「普段の様子を見ていただく」のですが、やはり、多くの職員が、朝から緊張感が漂っているのが正直なところです。しかし、そんな緊張感があるからこそ、今日を迎えるまでの日頃の教育実践にも力が入ります。 今日の会の最後の高評では、幸いにも、本校の教育活動について、身に余るお言葉をいただきました。また、加えて、さらによりよい教育実践が展開できるための、今後の方向性などについて、示唆をいただきました。 真摯に受け止め、明日からの教育活動に生かしていきたいと思います。 2016.10.23 愛される学校づくり研究会平日は、公的な研究会がありますが、今日のような休日は、私的な研究会です。本研究会は、そんな私的な会であり、尾張・三河の会員のみならず、県を超えて(新潟県、福島県、群馬県からも!)会員が参加し、「愛される学校づくり」のために研鑽を深めます。 これまで、今年の本会のテーマである「カリキュラム・マネジメント」について、 (1)特色ある学校の作り方・教育課程 (2)ミドルリーダーの育成 (3)校務情報を学校経営にどう活かすか (4)地域連携 という4つのグループに別れ、2月18日に行われるフォーラムに向けて、提案内容やその方法について協議を進めてきました。 今日は、そのフォーラムで発表する内容(概要)を全員で共有することで、内容や伝え方は妥当であるかどうか、議論を交わしブラッシュアップする時間となりました。 私は、平成30年度より、本校が位置する北部中学校区が「コミュニティ・スクール」としてスタートすることから、「(4)地域連携」のメンバーに所属しています。今日は、既に「コミュニティ・スクール」に取り組んでいるグループメンバーから、様々な情報を聞くことができました。今後の進め方に大きなヒントをいただけ、大変ありがたかったです。 本研究会は、自主的に研鑽を積もうと集まっている意欲のある会員ばかりです。この研究会では、そうした方々から生の声が聴けるので、本校の学校経営などに大いに参考となり、毎回有意義な時間となっています。 本校・本地区のために、これからも学びを深めて行きたいと思います。 2016.10.22 「あたりまえ」の「ちがい」を知ることの大切さ授業は、「子どもに人気のからい料理の『定番』と言えば?」「『夜おそい時間』と言えば、何時から?」という質問から始まり、人それぞれによって、違いがあることを印象づけます。 続いて、「あなたが、クラスの友達から言われて『イヤだな』と感じる言葉は、どれ?」の問いに、「まじめだね」「おとなしいね」「一生懸命だね」「個性的だね」「マイペースだね」という、5つの言葉のカードを順に並べます。すると、多少の差はあるものの、反応は分かれました。 ここで学んだことは「イヤな言葉は人によってちがう。相手の『イヤな言葉』が自分の『イヤな言葉』と同じとは限らない」ということ。特に、「『文字だけ』で伝えると感情が伝わらないので、『誤解』が生じやすい」とのことに、一同納得です。 そんな議論を重ねながら、最後は、「人によって『イヤな言葉』や『イヤなこと』はちがう。特にネットだと、相手の表情・感情がわからないので相手がイヤがっていることに気づきにくい。自分はイヤなことをしているつもりがなくても、もしかすると…」とまとめがなされました。 実際に、周りの考えをカードの並び順などで知ることにより、「え、どうして」と言いつつも、そのことを体感することができたようです。 本校は、6年生の携帯電話の所持率が「6割弱」であるということが分かりました。しかし、ネットにアクセスできるハードは、「iPod touch」「DS」「PSP」と、数多く存在します。上記の課題は誰にでも起こりえることであり、思い当たる節があったようです。 今回の授業では、SNSの経験の有無にかかわらず、リアルな次元で考えることができました。便利なツールである反面、トラブルが起きやすいのも事実です。児童が行うことですが、保護者が「買い与えた」ことを忘れず、特にSNSでは、責任をもって、「あたりまえ」の「ちがい」を考えてつきあうことの指導をしていく必要性を感じました。 6年生は、いい学びをしたように思います。これを機会に、ぜひ、お子様と、SNSの利用の仕方について、話題にしていただければ幸いです。 2016.10.21 跳び箱×タブレットPC活用の方法としては、グループでそれぞれ撮影し合い、動画を再生し、何がよくて、何を改善するといいのか、話し合います。 写真のように、みんな頭を寄せ合い、食い入るようにして見ています。 そして、再生も、通常のスピードだけでなく、コマ送りで再生し、必要に応じて一時停止をすることで、手の着地位置、頭の着地位置など、細かな点まで確認ができます。 少し前までは、「目視をして助言をする」というものが一般的でしたが、記憶と主観に頼らざるを得ません。そんな時代から、デジタルカメラに動画撮影機能が搭載された頃より、それらを活用して、「確認・助言する」という授業も見られるようになりました。しかし、多くにコマ送り機能はないため、一連の流れの確認のみとなり、画面も小さいため、個人で見ることになります。 それが、今では、タブレットPCで撮影することで、「記憶」ではなく「記録」となり、大きな画面で、みんなで確認し合うことができるようになったため、一つの動画を見ながら、互いに声を掛け合うことができるようになりました。 今では、児童も操作にすっかり慣れ、ストレス無く使いこなしています。 今年度から、浸透しつつある、タブレットPCを用いた授業。児童の力量向上の一助になれば、と願っています。 2016.10.20 今、北部中学校は…中学校では、多くの部活動で入賞を果たし、学力も確実につけている印象をもちます。小学校も2年に一度は、どこかの学校が研究指定校に当たるため、それを機会に、多くの学校が学力を伸ばしている印象をもちます。 そんな中、市内の学校が、ホームページで以下のことをつぶやいていました。 市内の中学校をよく観察しているのです。部の成績、学業のレベル、生徒指導での案件、最近特に注目するのは江南北部中です。何もかも向上しているように感じるのです。今年の夏はサッカー部が県大会まで出場しました。バスケもすごく強くなりました。野球も秋の大会で江南市で優勝しました。秋の大会ではバレー男女が目覚ましい活躍です。駅伝も今までにない成績です。さらに学習成績でも上がっているのです。 どこに要因があるのか、本校、取り入れるところはないか、考えてみます。 …と。これは、北部中学校区の古北小としては、うれしいことです。 このことは、北部中学校の大藪校長先生も、朝礼で、「うれしいこと」として、全校生徒に向け、話をされています。 確かに、北部中学校の勢いを感じているところです。古北っ子が、がんばってくれているのであれば、なお、うれしいことです。 温かい地域・保護者のもとで、ABCを大切にしながら「生きる力」の基礎を固め、学力・体力を伸ばし、児童同士の温かな人間関係も築いていく古北っ子…。そんな古北っ子が中学校で鍛えられれば、さらに伸びていくでしょう。 北部中学校の大藪校長先生は、朝礼で、教育者である東井義雄氏の「本物は続く。続ければ本物になる」という言葉を紹介し、これからをさらに期待してみえました。 そんな北部中校区に住む、古北小の皆さん。今、取り組んでいることは間違いではありません。中学校でも、十二分に力を発揮できるよう、これからも、小学校生活に頑張っていきましょう! (※関係ホームページは、以下をクリック↓) ■宮田中:小学校と連携を図れば教育効果はすごいものになる!(10/12) ■北部中:北中生の努力が目に見える形で成果となってきました【朝会より】(10/17) (※写真は、北中HPよりお借りしました) 交通事故0の日今日は、私も含めて、道路のあちらこちらに、指導員さんが立って、啓発活動をしていました。 ここに来て、交通死亡事故が増えつつある愛知県です。 引き続き、古北小も、「事故0」で、毎日を安全に登下校しましょう。 2016.10.19 男女の座席は市松模様で市松の配列であると、隣を見たり、ふり返ったりすれば、必ず異性がいます。また、全体で話し合う場合の「コの字」隊形になったり(写真上)、4人グループになっての話し合い隊形になったり(写真下)しても、常に、前後左右は、異性が座る配置となります。一昔前の「男女別の列」では、隊形を変えたときに、同性が隣に並び、集中力を欠くことが起きやすくなりますが、こうすれば、そんなことも少なくなります。また、こうすることで、異性間の多様な考えに触れられ、また、異性間の良好な人間関係を築くことにもつながります。 この「良好な人間関係」は、学級経営や、授業において、大変重要なのです。良好な人間関係は、「学び合い」の基本である、「聴き合い」「尋ね合い」「教え合い」も自然な形ででき、「高め合い」「深め合い」につながります。 市内でも、この隊形の座席配置にする学校・学級が増えてきました。進学先の北部中学校でも、同様です。 学校は、ちょっとした工夫で、学力を高めるための工夫をしています。 2016.10.18 そろばん私が小学生の頃は、自分も含め、多くの児童がそろばん教室に通っていたため、そろばんの授業も慣れた手つきの児童が多かったように思いますが、現在は、授業を見ていると、そんな児童が随分と減ったように思います。 実は、「そろばん教室」は、昭和61年には、13,000件を超えていたのが、現在では7,000件を切るといった状況にあるようです(総務省事業所統計より)。 しかし、ちょうど当時の「子ども(0〜14歳)の人口」が、昭和50年には、全人口の24.3%だったのに対し、平成27年では12.7%となっています。 ということは、人口が半分に減少したのと同様な傾向で、そろばん教室も約半分に減っているという解釈ができそうです。 「人口減に伴い、教室数が減っただけか…」と、思いがちですが、そうではなく、商工会議所が主催する検定試験の受験者数で比較すると、現在は、そろばんを習う人口が、ピーク時の昭和50年代から比べて「14分の1」になっているのだというのですから驚きです。 学校の算数の授業を見ていて「慣れた手つきの児童」が少なかったのは、やはり、習っている割合そのものが減っていたのです。 そろばんに慣れると、算数の計算をする上で、いくつかのメリットがあるように思います。 「5玉」があるそろばんは、5以上の一ケタの数字を「5」と「○」という組合せのイメージがつけやすくなります。桁数の増減にあわせて、隣の位の玉をはじくことから、繰り上がり・繰り下がりのイメージもつけやすくなります。これらから、補数のイメージがもちやすくなり、計算力がついていくのです。 そろばんを習わない児童が大人になれば、おそらく、その子どもが習う確率は高くはないと思われます。となると、日本のそろばん文化の未来は…? 江戸時代から使われてきた「読み書きそろばん」というフレーズは、将来「読み書き○○」と、他の言葉に変わってしまうかもしれないですね。個人的には、そんな未来が、少し心配になったりするのですが…。 昼休みの運動場そんな今日も、昼休みの時間は、外遊びの古北っ子でいっぱいです。 気温も高すぎず、快適に外遊びができます。 この時季は、読書に外遊び…。健全な心身が育めそうですね。 ABCを大切に東西の脱履を見て回ると、今日は、1年生が、最も「ABC」がしっかりとできていました。 さすがですね。これからも、みんなで整えていきましょう。 2016.10.17 朝礼校長講話「○○の秋」という言葉があります。この季節は色々なことにピッタリの季節ですが、どんな○○が思いつきますか?(口々に声が聞こえる) そうですね、スポーツ、食欲、読書がありますね。芸術なんていうのもあります。 今日は、その中でも「読書」について、お話ししたいと思います。 6年生が、4月に「図書館にどれくらい行きますか」という調査を行いました。 すると、次のような結果になりました。 「週に4回以上」「週に1〜3回」「月に1〜3回」を合わせると、愛知県や全国の平均より、多くの人が図書館を利用していることが分かります。 しかし、逆に「ほとんど、または、全く行かない」という人も、愛知県や全国の平均より多いことが分かりました。 読む人も多いけど、読まない人も多い、という二つの特徴があることが分かりました。 それでは、読書をすると、どんないいことがあるのでしょうか。周りの人と話し合ってみてください。 色々ないい点があると思いますが、校長先生は、こんなことを思います。 ・たくさんの言葉があります。知らなかった言葉、使わなかった言葉もあるでしょう。そんな言葉も含め、たくさんの言葉を学ぶことができます。 ・自分が知らなかった、様々な世界や出来事を知ることができ、たくさんの知識を身につけることができます。 ・言葉や知識がたくさん身に付けば、勉強もできるようになるでしょう。 ・じっくり読めば、集中力が身に付くようになるでしょう。 ・物語からは、様々な気持ちになる場面がたくさんあるでしょう。自分自身の気持ちが豊かになるでしょう。 ・そんな気持ちになれば、普段、相手や周りの気持ちも読み取れるようになるでしょう。 ・様々な物語などに触れることで、様々な興味や関心が広がっていくことでしょう。 まだまだあるように思いますが、このように、たくさんのいいことがあるように思います。 ホームページに「心に留めておきたい言葉」という名言が毎日紹介されています。 本にまつわる名言もいくつかありました。例を挙げると ・本は心のビタミン ・読書は心豊かな人を作る ・良き書物をよむことは、過去の最も優れた人たちと会話をするようなものである などです。 昔から、多く人が「読書はいいことだ。ぜひ、読書をするべきだ」と言っているのですね。 ちょうど学校では「もみじ読書週間」が始まります。この機会にたくさんの本に触れてください。 そして、これからも、ぜひ、多くの本を読み、豊かな人生を送ってください。 2016.10.16 東海マーチングコンテスト5県から、高校の部には「14校」(うち愛知が8校)が、中学の部には「11校」(うち愛知が6校)が参加。近隣では、江南高校、木曽川高校、犬山中学校が参加していたため、応援にも熱が入りました。 「パレードコンテスト」は、6分以内の演技に、3つの規定課題(外周パレード行進、Uターン、足踏み32歩)を必ず取り入れ、その演奏やパフォーマンスの精度や質を審査します。 バラエティー番組「笑ってコラえて」で、県内の東邦高校や安城学園高校が取り上げられたことがあるため、ご存じの方も多いと思いますが、見ると、それは「すごい!!」という感想に尽きます。中には、あまりの素晴らしさに感動をして涙する人もいるくらいですから、その感動の度合いもかなりものであることが分かります。 5県の中でも、愛知県は特にレベルが高く、絶対評価で金・銀・銅の三賞に分けられるのですが、高校の部では、金賞6校のうち、5校が愛知県で、中学の部では、金賞4校のうち、3校が愛知県です。近隣の学校では、江南高校、犬山高校は惜しくも銀賞でしたが、木曽川高校は、金賞の中から3校のみに与えられる、全国大会の切符を手にしました。全国大会へは、他に、愛工大名電高校、安城学園高校、名古屋市立植田中学校、名古屋市立平針中学校、愛西市立佐織中学校、と全て愛知県の学校です。 以下に、全国出場を決めた3高校と、地元江南高校、犬山中学校のYoutubeのリンクを掲載します(いずれも愛知県大会のマーチング)。その素晴らしさが伝わると思います。ぜひ、ご覧ください。 昨日は、心に感動の「栄養分」をたくさん蓄えることができました。 古北っ子の中にも、中学卒業後、そんな高校へ進学し、吹奏楽部に入部するかもしれません。興味のある人は、高校の定期演奏会を聴きに行ったり、発表会を聴きに行くのもいいかもしれませんね。「素晴らしいものに触れる」ということは、きっとプラスになりますよ。 (※関係サイトは以下をクリック↓) ■吹奏楽コンクール結果|東海マーチングコンテスト ■第29回全日本マーチングコンテスト中学校の部 ■第29回全日本マーチングコンテスト高等学校以上の部 (※Youtubeによる愛知県大会のマーチングはこちら↓※東海大会は録音・録画が禁止されているため、ネット上では見ることができません) ■【祝・全国大会出場】第29回愛知県マーチング大会 愛知工業大学名電高校 《ドラゴンの年》 ■【祝・全国大会出場】第29回愛知県マーチング大会 安城学園高校 《James Bond "007"》 ■【祝・全国大会出場】第29回愛知県マーチング大会 木曽川高校 《ACT 2016》 ■第29回愛知県マーチング大会 江南高校 《"LOVE" is our name》 ■第29回愛知県マーチング大会 犬山中学校 《響け!輝け!犬中サウンド》 2016.10.15 「叱らない」子育て記事は、ミリオンセラーを記録した「嫌われる勇気」の著書の一人である、哲学者・心理学者の岸見一郎氏が行った講演会の一節です。 「幸せになる子育て」と題したシリーズの「その1」に、「親子の関係をよくする『叱らない』子育て」という旨の講演内容が記載されていたのです。 以下に、その箇所を引用いたします。 子どもが問題行動を起こしたら親は何をするか。きっと「叱る」という行動に出ると思います。 ところが叱っているにもかかわらず、子どもは行動を改善しません。毎日毎日、同じように子どもは問題を起こして親は叱ります。 この時、何度叱っても子どもが行動を改善しないのであれば、それは叱り方の程度が足りないのではなくて、「叱る」という方法そのものを改善したほうがいいと考えてください(中略) 「叱る」という行為には二つの問題点があります。一つは、親と子どもの関係が遠くなってしまうことです。関係が遠くなると、子どもはもっと言うことを聞いてくれません。 もう一つは、子どもが親の顔色をうかがうようになることです。 親の顔色を見て行動するかどうかを決めるようになります。自分から何かをしたり、独創的なことをしたりするような子どもにはなりません。 叱られるか叱られないかで行動するのを決めるのでなくて、自分で自分の行動の適否を判断して行動できる子どもになってほしいです。 これら二つの問題があるので、親は子どもを叱っても意味がないというわけです。 では、叱らないのであれば親は何をすればいいのでしょうか。 息子が2歳の時、ミルクの入ったマグカップをもって歩きながら飲もうとしていました。次の瞬間に何が起こるか予想できますかね。(中略) 僕は何も言わず見ていると、息子はミルクをこぼしてしまいました。 この時、僕は叱らずに「どうしたらいいと思う?」と聞きました。息子は「雑巾で拭く」と言って、床を拭き始めました。 このような時、親が子どもの代わりに雑巾で拭くことがありますが、そうすると子どもは「自分が何をしても親が尻ぬぐいをしてくれる」ということを学んでしまいます。 そして僕は、同じ失敗を何回も繰り返されては困るので、息子に「次からこぼさないようにするにはどうしたらいいと思う?」と聞きました。 息子はしばらく考えて「座って飲む」と答えました。僕は「じゃあ、これからは座って飲んでね」と言いました。これで一件落着です。 この間、全く叱っていませんし、自分の失敗は自分できちんと取れるというわけです。 …と。岸見さんのおっしゃること、よくわかります。同じ子育て経験者として、分かっていてもついつい叱ってきたことが思い起こされます。しかし、この意識はやはり大切ですね。 頭の片隅に起きつつ、子どもに接したいものです。 この「その1」では、「感情的に叱ると、子どもも同じようなことをします」「言葉でお願いすることをやっていけば、子どもたちもやがてまなんでくれるはずです」と結んでいます。 分かっているのですがねぇ…。いやいや、この意識、大切にしていかねば…ですね。 2016.10.14 自転車の免許!?ちょうど、免許証を更新するために、江南警察署に行く機会があったのですが、「愛知のワースト1は13年連続です。このままでは14年になってしまいます」と話がありました。お互いに気をつけたいところです。 さて、そんな中、昨日(10/13)付の和歌山県の地方紙「紀伊民報」のコラム「水鉄砲」に関連する記述を見つけました。引用させていただきます。 紀南に住んで12年。自動車運転者の運転マナーの悪さには慣れてきたが、自転車利用者のマナーも悪い。信号は無視するし、斜めに道路を横切る。見通しの悪い交差点でも速度を上げたまま突っ込んでくる。▼とりわけ最近は、スマートフォンを見ながら走っている人をよく見掛ける。高校生に多いが、一体、学校はどういう指導をされているのだろうか。▼事故を起こせば自分も被害を受けるし、相手方にも大きな迷惑が掛かる。時には死亡事故にもつながる。一瞬の油断が、重大な結果をもたらす。それは十分承知しているはずなのに、それでもマナーが向上しないのはどういうことか。▼共栄火災が自転車と自動車に乗る人を対象にした意識調査で、興味深い結果が出た。車に乗る人が経験した危険では、1位が「急な飛び出し」続いて「スマホや携帯電話を使用しながら乗る」。自転車に乗る人が経験した危険では「自動車の急な飛び出し」「信号無視」「急にドアを開ける」と続いた。 ▼自転車にも運転免許制度の導入が必要かという問いには、車の運転者の約6割、自転車運転者の約4割が賛成。免許制を導入する場合の適正年齢は小学校高学年と答えた人が多かった。▼何でも免許制というのは窮屈な話だが、これだけマナーの悪い人が多いと、そういう方向に進むかもしれない。その前に、学校や家庭で、本気で事故の恐ろしさや順法精神の大切さを教えることが先決だろう。 和歌山での出来事ではないように思います。「他山の石」として、上記の行為は十分に気をつけたいものです。 ちょうど季節は、日暮れの時間も早くなり、年末に向け、さらに事故が増える時季になっていきます。「自転車免許」の発想は、現実的にどうかとも思いますが、古北っ子には、そんな免許が不要と言えるように、交通リールやマナーをしっかり守ってほしいと思います。そして、私たち大人も遵守することで、本地区からは、悲しい出来事を起こさないよう、共に気をつけていきたいですね。 2016.10.13 正倉院展その正倉院ですが、毎年、この時季になると「奈良国立博物館」にて開催される「正倉院展」というものがあります。普段は見ることができない正倉院に収められていた「宝物」が、この「正倉院展」では、その一部が公開されるというものです。 中には、「○年ぶりの公開!」なんていう人気の宝物があると、一目見ようと、すごい人になるそうです。特に、秋の行楽シーズンと重なる本展は、毎年、曜日や時間帯によっては、すごい混雑ぶりで、奈良公園まで行くも、人が多すぎて入場をあきらめる人がいるほどだとか…。ということで、毎年「行きたい!」と思いつつも、実は、私は行ったことがありません。社会科の歴史大好きな先生は、毎年行かれるようですが…。 そんな正倉院展は、今年度は、10月22日(土)〜11月7日(月)に開催されますが、現在、その出品物の一部が、「正倉院展キッズサイト」にて見ることができます。 サイトには、「正倉院についての解説」「主な出陳宝物について」「短歌・俳句コンクール応募フォーム」などがあります。 6年生の修学旅行では、足を運んだ班もいくつかありました。 興味のある6年生もいるかもしれませんね。足を運べると一番いいのですが、「奈良県」なので、出かけるには、家族の方も少し気合いが必要かも…(汗)。 ということで、「出かけられないけど見てみたい…」という人は、サイトを一度見てみては。本物には勝てないかもしれませんが、知識を増やし、歴史の息吹の一端を感じ取ることはできるかもしれませんよ。 写真は、今年の修学旅行で訪れた班の一つです。奇跡的に雨が上がった一瞬のショットでした。懐かしいですね! (※関連サイトは以下をクリック↓) ■正倉院展キッズサイト ■第68回正倉院展|奈良国立博物館 2016.10.12 ものづくり愛知の地名は…中でも、5年生は恒例の「トヨタ自動車」の工場見学に出かけています。社会科の学習で「自動車工場」の単元があるためですが、身近にこうした世界のトップブランドの工場があることをありがたく思います。まさに、「ものづくり愛知」の大きな柱の一つです。 そんな今日は、「地名」に関する四方山話を一つ…。 ちなみに、「豊田市」は、もともと「挙母(ころも)市」だったのが、トヨタ自動車が発展するに従い、「豊田市」に改名されたといういきさつがあります。 そんな「ものづくり愛知」だからでしょうか、愛知県内には、たくさんの工場がありますが、地名が企業名と重なっているところがいくつかあります。 ・大同特殊鋼:名古屋市南区大同町 ・旭硝子:知多郡武豊町旭 ・JFEスチール(旧川崎製鉄):半田市川崎町 ・豊田自動織機:刈谷市豊田町、高浜市豊田町 ・新日本製鐵(東海製鐵):東海市東海町 ・王子製紙:春日井市王子町 などなど…。本社は、愛知県でなくても、工場がある地域が、その地名になっているところがたくさんあるのです。トヨタグループの企業は、刈谷市や高浜市にも「豊田町」があるのは、驚きです。しかも、本家豊田市には「豊田市トヨタ町」があるのですから、さらに驚きです。 こうした話は、社会科を専門にしてみえる先生はよくご存じかもしれません。 地名のルーツは、たどってみると、様々な由来があるようで、興味深いですね。 ※ちなみに、企業によっては、企業名が地名になっているところが全国に点在している企業もあります。(例)王子製紙:苫小牧市王子町、JFEスチール(旧川崎製鉄):千葉市中央区川崎町、岩手県久慈市川崎町など多数 |
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