令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.2.20 愛される学校づくりフォーラム2017in名古屋

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昨日は、私が所属させていただいている「愛される学校づくり研究会」が主催する「愛される学校づくりフォーラム2017in名古屋」に参加しました。昨年は東京で、一昨年は大阪で行ったフォーラムですが、今回は、名古屋での開催とあって、参加者には、知り合いの先生方もたくさん拝見しました。

今年は、午前には「カリキュラム・マネジメント」のテーマで、「愛される学校づくり研究会」より、4つの提案と協議がありました。そして、午後には「授業改善」のテーマで、2つの模擬授業を通して、「授業アドバイス」がしやすくなるICTツールの活用の仕方などの提案と協議がありました。

特に、午前の4つのテーマの中に、「地域連携」がありました。私は、そのテーマで登壇しました。ちょうど平成30年度から「コミュニティ・スクール」になる本校にとって、学びの場になると思い、この日に向けての定例会から、このテーマの協議に参加させてもらってのものです。ここでは、20分の寸劇で、地域連携を進めていくための「熟議」の方法について提案をさせていただきました。終了後、「あの劇をDVD化して、本校の、学校運営協議会推進委員さんに見せたい」という声もあり、反応はよかったように思いました。

また、参加者からランダムに依頼される、模擬授業の「児童役」には、参加していた本校の職員が当たり、(しかも2年前の大阪に続いて!)授業名人の授業を受けるという機会にも恵まれました。

午前も午後も、「『愛される学校』にするために、どんなことをしていくといいのか」という大テーマのもと、「人材育成」「デジタルツールの活用」「授業改善」など、様々な切り口で提案がなされ、</font>多くを学び、いい刺激を受けました。

これからも、「学校をより良くしていこう」という多くの人たちから、学ばせていただき、今後の学校経営に生かしていきたいと思います。

2017.2.19 暮らしが花ひらく生活都市

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昨日の生涯学習講演会の開会行事の澤田市長の挨拶に、江南市の「シティ・プロモーション」の話がありました。
現在、江南市は「シティプロモーション」を推進しているのです。

江南市HPには、「江南市では、田舎の良さ、生活の便利さから、暮らしやすい生活都市であるという江南市ブランドを、「暮らしが花ひらく生活都市。江南市」として、シティプロモーションを推進していきます。 </font>江南市の魅力(素材、強み)に光をあてながら、暮らしが花ひらく生活都市という都市ブランドを市内外に発信し続けることにより江南市の認知度を高め、江南市への人の流れ、仕事の流れを作っていきます」とあります。

そこで、名鉄名古屋駅や地下鉄伏見駅に、大きな広告を掲載したり(〜3/31)、テレビ(テレビ愛知)でCMを放映したり(2/25〜3/3)します。

個人的に思うのは、都心(名古屋)にも比較的近く、なおかつ、太平洋側・日本海側の海への距離も同等でアクセスしやすかったり、岐阜・長野への山へ訪れたりと、様々な行動がとりやすい地域だと思います。
そして、地域がしっかりして落ち着いているので、学校としても、教育活動がしやすい環境にあるように思います。
お父さん、お母さんのお友達に、マイホームをどこで構えるか迷っている方が見えれば、「江南市はどう?」というのは、「有り」かもしれません。
今後、江南市をPRし、盛り上げてみてはいかがでしょうか。

(※関連サイトは以下をクリック↓)
江南市は、シティプロモーションを推進していきます
江南市 テレビコマーシャル

(画像は、江南市ホームページから引用しました)

2017.2.18 まちの未来につながる図書館

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今日は、江南市民文化会館小ホールで行われた「まちの未来につながる図書館」と題した生涯学習講演会を聴きにいきました。
講師は、全国の公共図書館を紹介した「つながる図書館」の著書である猪谷千香氏。1956年のコルティナダンペッツォオリンピックで、日本人として初となる冬季五輪メダリスト(男子回転銀メダル)となった猪谷千春さんの娘さんにあたります。

講演会では、2003年から始まった指定管理者制度をきっかけに誕生した、全国にある様々な形態の図書館を、写真などを交えて紹介し、それらの図書館の価値付けを分かりやすく説いてくれました。

江南市や近隣の図書館しか足を運んだことが無いため、ニュース等では見たり聞いたりしても、それぞれの図書館の価値付けを聴き、公共施設として、図書館が果たす役割の素晴らしさを改めて知ることができました。

具体的には、「人と情報をつなげる」というのが図書館ですが、今や「人と人をつなげる」「サードプレイス(家庭/職場・学校ではない自分がくつろげる場)」「地域や個人の課題を解決する」場所になっているとのこと。

「遠出をしたら、そこにある図書館を訪れるとよい」と言ってみえましてが、まさにそんな気にさせるようなお話でした。

江南市の「新図書館」に期待したいところです。

(※今日の講演に登場した図書館の一部を以下に紹介します。興味のある方は、水色の文字をクリックしてみてはいかがでしょうか(たたずまいが伝わりにくいHPもあります。そんなときは「○○図書館」を画像検索するとよいと思います)
武蔵野プレイス(※便利な場所で「おしゃれ」な図書館。中には「住みたい」と言われるほど。「Yahoo!リアルタイム」で「武蔵野プレイス」と検索すると、常に多くのつぶやきがあるほど)
ぎふメディアコスモス(※滞在型図書館。開館1年で123万人が利用。「私たちが大切にしたいこと」というコンセプトがしっかりしている。武蔵野プレイスを参考にした図書館)
海老名市立中央図書館(※滞在型図書館。スタバが施設内にある)
伊万里市民図書館(1995年に市民の要望により開館。5万人の人口に対して400人が図書館で働く。人と人が知り合え、つながる図書館。2016ライブラリアンシップ賞受賞)
舟橋村立図書館(※日本で最も面積が小さい村。子供の比率21.8%は日本一。人口増加率が1位。駅舎と図書館が同じ建物にある。来館する子供の名前を覚えてくれ、コミュニケーションが図られる。カモシカが来る図書館としても有名)
岩手県紫波町図書館(※紫波町オガールプロジェクトの一環で作られた図書館。産直マルシェがあり、図書館側が作ったポップを野菜に貼ると、料理本の貸し出し率が高くなるという現象が生まれた)
海士町中央図書館(※「島まるごと図書館構想」により、財政破綻寸前だった島根半島60キロの島に生まれた図書館。「人材育成には図書館」という町の方針)

(※画像:Infomastern撮影)

2017.2.17 スマホの時間 わたしは何を失うか

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人間関係のトラブルや、ゲームの課金問題、有害サイトの閲覧など、様々な角度からスマホの問題提起がなされていますが、昨年末(2016年12月)に、公益社団法人日本小児科医会が、公益社団法人日本医師会と共同で、これまでの角度と違う形で、その危険性を促す、ドキッとするようなポスターを作成していたことを知りました。
ポスターの見出しが、今日のタイトルの「スマホの時間 わたしは何を失うか」というもの。

ポスターには、以下のものを失うと書かれています。(※以下、ポスターより、引用)

睡眠時間:夜使うと睡眠不足になり、体内時計が狂います(’脳が昼と夜の区別ができなくなります)。
体力:体を動かさないと、骨も筋肉も育ちません。
学力:スマホを使うほど、学力が下がります。
視力:視力が落ちます(外遊びが目の働きを育てます)。
脳機能:脳にもダメージが!!長時間使うと、記憶や判断を司る部分の脳の発達に遅れが出ます。
コミュニケーション能力:人と直接話す時間が減ります。

また、「スマホを置いて ふれあい遊びを」と題した、「外遊び」「集団遊び」「お手伝い」などの大切さを訴えるポスターも、同時に作成しています。

セルフコントロールが身についてない、幼い年齢であればあるほど、そんなリスクも高まることでしょう。

年度が改まるこの季節は、スマートフォンの新規契約が増える時期ですが、本当に必要かどうか、慎重に考え、対応する必要があると思います。

(※関連サイトはこちらをクリック)
公益社団法人日本小児科医会|ポスター「スマホの時間 わたしは何を失うか」(PDFファイル)
公益社団法人日本小児科医会

2017.2.16 薬物乱用防止教育

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現在、6年生では、保健の授業で、「病気の予防」について学習する中に「飲酒・喫煙」について、学習をしているところです。これらの学習は、昔から行われていたものですが、現在は、「薬物乱用の害」についても、盛り込まれるようになりました。
そんな話を学校関係者でない方と話をしていると「え、小学校でそんなことをするのですか!?」と驚いてみえました。

この「薬物乱用防止教育」は、平成10年に告示された学習指導要領から盛り込まれたものですが、現在の学習指導要領(平成20年告示)には、「薬物については、有機溶剤の心身への影響を中心に取り扱うものとする。また、覚せい剤等についても触れるものとする」と、かなり踏み込んだ内容を取り扱うことになっています。

さらに、平成25年には、「薬物乱用防止教育の充実について」という通知文が文科省から出され、「薬物乱用防止教室は、学校保健計画において位置付け、全ての中学校及び高等学校において年1回は開催するとともに、地域の実情に応じて小学校においても開催に努めること」という一文が記載されています。

よって、現在、本校では、3学期に「薬物乱用防止教室」を行い、薬物乱用防止教育に取り組んでいます。お父さん、お母さんの時代には、なかったことかと思います。

近年、青少年による薬物乱用による検挙者数は減少傾向にありますが、検挙者の未成年が占める割合が高く、低年齢化しつつあるのが現状です。
好奇心で、飲酒や喫煙をすると、抵抗感無く薬物にも手を伸ばしかねません。その入り口になる、飲酒・喫煙を未成年は絶対に手を出さないことを家庭でも指導をしていただけるとありがたく思います。

なお、本年度の「薬物乱用防止教室」は、2月24日(金)13:45〜15:20に実施します。保護者の皆様も、参加できますので、興味のある方、ご都合のつく方は、ぜひお越しください。

未来ある子どもたちに「ダメ、ゼッタイ」の合言葉をしっかりと守らせたいものです。

2017.2.15 トヨタ産業技術記念館

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昨日、2月14日は、トヨタグループの創始者である豊田佐吉の生誕150年を迎えたの日でした。
そこで、昨日の中日新聞には、中央見開きページに「豊田佐吉生誕150年」のカラーページの特集を組み、生まれてから亡くなるまでの歩みと、その「遺産」について、解説が記載されていました。
 
そんなタイミングにあわせるかのように、豊田佐吉が明治44年に、「織機」の研究開発のために創設した試験工場の場所と建物を利用して建設された「トヨタ産業技術記念館」(写真)の入館者数が12日に500万人目を達成したというニュースが報じられていました。しかも、その家族の6歳の男の子が、豊田佐吉と同じ「2月14日生まれ」というのですから、ドラマチックな出来事です。

そのトヨタ産業技術記念館は、旅行情報の口コミ投稿などを掲載するウェブサイトの「トリップアドバイザー」の「行ってよかった!工場見学&社会科見学 ランキング 2016」で、昨年に引き続き、堂々の1位を獲得しており、その人気の高さがうかがえます。

さて、その「トヨタ産業技術記念館」では、「週末ワークショップ」という、小学生対象(4〜6年生対象が多い)のモノづくりワークショップを開催しています。講座は、1ヶ月前に申し込む抽選による参加受付ですが、どれも満席になるという人気ぶりです。

ワークショップに当選したら、①記念になるモノを作成し、②産業技術記念館を見学し、③小学生に大人気の「テクノランド」で遊ぶと、たっぷり1日過ごせます。

我が家の子ども達も小学生の頃には、何度も足を運んだことがある、「トヨタ産業技術記念館」。家族の時間を過ごすスポットとして、おすすめです。

(※関連ホームページはこちら↓)
トヨタ産業技術記念館
週末ワークショップリーフレット(PDFファイル)

ABCを大切に

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3学期の合言葉は「整える」。
そして、今週の週目標は「身の回りの整理整頓をしよう」です。

その掲示が貼ってある、下駄箱は、今日も、ご覧のように「トン・ツー・ピタ!」と揃っていました。1年生の皆さん、すばらしいですね!

引き続き、身の回りの整頓に、しっかり取り組みましょうね。

2017.2.14 サッカー?いえ「ボール蹴り」です

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1年生は、現在、運動場で元気にサッカーボールを転がしています。
これは、体育の「ゲーム及びボール運動」という領域の、「低学年版」の授業で、「ボール運動の基礎」を身につけるためのものです。まだ「サッカー」ではありません。

狙ったところに、ボールを蹴ったり、転がってきたボールを止めたり、ボールの進行方向を予測して移動したりしながら、技能を身につけていきます。見ていると、なかなか上手にボールを操っています。

昭和の時代の「ボール運動」と言えば、幼い頃から「ドッジボール」「野球」が、子どもたちにとって「二大スタンダードスポーツ」でしたが、基本的には、男の子が取り組んだり、遊んだりするものでした。
しかし、今や、「ボール運動」の男女の垣根は、低くなり、中学校の体育では、男女合同のチームで「サッカー」「バスケットボール」をするのですから驚きです。
それらの「ボール運動」に対し、抵抗なく取り組めるのも、こうした小学校低学年からの積み上げの成果でしょう。

特に、隔世の感があるのは、小学1年生の女の子が、サッカーボールを蹴るというもの。休み時間の運動場では、普通に、女の子が男の子と競い合いながらリフティングもしています。Jリーグや、日本女子代表サッカーチームの活躍・人気などで、現代の子は、生まれたときから、サッカーは一般的なスポーツの一つであり、何の抵抗もなく取り組みます。昭和の時代には、少なかった光景です。

しかし、こうした多様な運動(スポーツ)を経験するからこそ、様々な競技人口が増え、競技力も上がっていくのだと思います。

ひょっとしたら、古北っ子から、未来の女子サッカーエースが登場するかもしれません。そんな明るいニュースが届く未来を期待したところです。

2017.2.13 お世話になっているサイト

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 現在、とある教育関係の公的な広報誌の編集長をしている関係で、多くの先生方からいただいた文章を拝読し、校正するお仕事をさせていただいています。
 少し前に、ドラマ「校閲ガール」がありましたが、あの世界の一部に通じるところがあります(さすがに関連する現場まで出向くことはありませんが)。

 このお仕事をさせていただき、二年が経とうとしていますが、自分の語彙力のなさに、情けなることが多々あります。毎日、こうして記事を書いているにもかかわらず…(汗)。

 そんなときに、時々、お世話になるのがNHK放送文化研究所」、東海テレビアナウンサーの高井一さんが書いていた「空言舌語」の両サイト

 どちらも読んでいて「なるほど」と思うばかりです。特に、言葉を用いて、子ども達に様々なことを伝える私たちとしては、正しい言葉遣いをする必要性が高い職業です。若い先生方には、ぜひ、覗いてもらいたいサイトです。

 お父さん、お母さんが読まれても、もちろん勉強になると思います。興味がある方は、ぜひ、一度、ご覧になってはいかがでしょうか。

(※両サイトはこちら↓)
ことばの研究|NHK放送文化研究所
空言舌語(くうげんぜつご)

2017.2.12 小中学生記者になろう

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日曜日の中日新聞の、ちょうど中央の4ページは、「manaVIVAマナビバ」(※「学び」を考え、知る喜び「viva」を感じてもらえる場になればという願いからのネーミング)という特集ページがあることをこれまでにも紹介してきました。
その中に「お仕事ファイル」というコーナーがあり、小中学生が、働く人を取材した記事が掲載されています。

過去は、「ハローお仕事」という名前で、同様なコーナーがありました。そこには、2014年5月、2016年8月に、古北っ子が取材した記事が掲載もされています。今日(2/12)の紙面には、本校の両隣校区になる草井小と、扶桑町山名小の児童の取材記事が掲載されていました。

そして、ちょうど、その「小中学生記者募集」の案内が、本日、掲載されていました(上図)。対象は、4月から小学校5年生〜中学3年生になる児童生徒です。

我が家の3人の子どもも随分とお世話になりました。小中学生の間に、東海市にある東邦ガスの研究施設、美濃市にある美濃和紙会館、岡崎市のピアニスト、名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスター、名古屋空港へ取材用の飛行機やヘリコプターに乗るパイロット…等の取材をしたことがあります。

自分の関心のある分野の仕事について取材ができることが多く、その仕事内容や、仕事のやりがいなどを知ることができ、「職業について」の貴重な学びの機会となると思います。

締切は3月15日必着です。小中学生300人の募集に対して、応募者多数の場合は、地域や学年を考慮した人選になるとのこと(我が家も、1回落選したことがありました)。ぜひ、応募してみてはいかが?(…と、古北っ子が多数申し込むと、倍率が高くなりますが…(汗))

2017.2.11 吉田博木版画展&日展

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今日は、夕方から名古屋で会議があったため、その前に名古屋ボストン美術館に行き、「吉田博木版画展」を見た後、愛知芸術文化センターに移動し、「日展」を見て週末の午後を過ごしました。

画家吉田博の木版画は、多色刷りで、高い技術力で刷られた作品で有名です。一度、その多くの作品を見てみたいと思っていたので、名古屋で展覧会を開くと言うことで、「これは行かねば」と思っていました。
吉田博の多色刷りのすごさは、深みのある色を出すために、一般的に刷る回数である「30回前後」を大きく超えた「96回」という作品(「陽明門」)などがあるということ。その緻密さと繊細さに驚きます。

ダイアナ元王妃も好んで執務室に掲げたという吉田博の版画。日本国内や、世界の建築物や自然を題材にした作品の数々は、その美しさに圧倒させられました。
また、中には、同じ版を使いながら、色を変えることで、時間帯などの表情の違う作品にした「姫路城」「帆船」などがあり、多色刷りの奥深さを知ることができました。
今回の展覧会は、なかなか行く機会はない、熱海にある「MOA美術館」という美術館から86点をお借りしての、ボストン美術館の企画展示ということで、多くの作品に触れることができよかったです。

そして、日展は、「日本画」「洋画」「彫刻」「工芸美術」「書」の5つの部門に、全国巡回作品と東海三県からの出品作品をあわせた約600点が展示されているおなじみの展覧会です(ちなみに、東京で行われる展覧会は、なんと3,000点が展示!)。

今年も、多くの素晴らしい作品の数々に触れることができ、心に栄養補給をしたようでした。

特に、日展では、小学生が親子で鑑賞をしているのを何人も見かけました。日展は、無料招待券配付を希望する学校が多いので(もちろん、本校も)、大人は、入館料だけで鑑賞できるというのもあるでしょう。
中には、作家さんから、iPadを使って、作品の制作過程の説明を受ける熱心な家族もみえて、感心しました。

古北っ子も、図工で絵を描いたり、版画の作品を作ったりしますが、こういう素晴らしい作品に触れるのもいいかもしれませんね。真似はできなくとも、本物の圧倒的な迫力や美しさに、感じるものはあると思いますよ。

(※関連サイトはこちら↓)
改組新 第3回 日展 東海展
日本美術展覧会
MOA美術館所蔵 吉田博 木版画展 抒情の風景:概要|名古屋ボストン美術館

2017.2.10 家庭学習の大切さ

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今週火曜日(2/7)に、草井小学校の「研究中間報告会」にお邪魔しました。草井小学校は、現在、「研究指定校」として、様々な実践を積み上げているところです。ちょうど、本校が3年前に行っていた状況です。

草井小学校の研究主題は「『楽しく学ぶ子・学ぼうとする子』の育成 −授業づくりと家庭学習の充実を通して−」というものです。目指す児童像の一つには「生活時間を有効に使い、努力していく子」というものがあります。その研究仮説は、「授業と家庭学習のつながりを強化することにより、児童の学習意欲を高め、学力向上につながるであろう」というものです。興味深い実践です。

現在、「2016学校評価アンケート」を順に掲載しています。明後日の日曜日(2/12)には、「お子様は、家庭学習の習慣が身に付いている」という設問について、アンケート結果を掲載します。ぜひ、その結果をご覧になり「お子様がどのような状況であるか」を確認していただければ、と思います。

さて、では「なぜ『家庭学習』は大切なのか」ということです。その理由の一つを、以下に述べます。

子どもたちは、学校で勉強をします。毎日、朝から5〜6限目までの授業です。随分と、多くの時間を勉強している「ように」思います。
なぜ「ように」としたか、というと、実際の学習時間はさほど多くないのです。以下にそのことを解説します。

文科省が定める小学校での総授業字数は、1年生で「782時間」、6年生で「945時間」です。しかし、この数字は、「体育」「特別活動」等も含まれています。
そこで1年生の「国語・算数・生活」に限ると「488時間」、6年生の「国語・社会・算数・理科」に限ると「520時間」となります。
さらに、この時間は、「1時間を“45分”とする」というものです。授業時間は“45分”ですから、実際の授業時間は、先の総時間数の3/4になります。
結局、主な教科の学習時間は、1年生で「366時間」、6年生で「390時間」となってしまうのです。

上記の主な教科の学習時間を「365日」で割ると、1日当たりの学習時間が求まります。なんと、その値は、1年生で「1時間0分」、6年生でも「1時間4分」です!一年間で換算すると、わずかそれだけになってしまうのです。年間で平均すれば、いかに、学習時間が少ないかが、ご理解いただけたと思います。

そんな状況の中、毎日、家庭学習をせずに、1日当たり「2時間」もゲームをしたり、「3時間」もテレビを見たりしていれば、上記の学校の学習時間数を軽く超えます。これでは、学力の定着も難しくなるというものです。

「ゲームをしてはだめ」「テレビを見てはだめ」ということは、言っているのではありません。しかし、遊んだ分、学年に応じた家庭学習の時間分だけ頑張れるといいと思います。
自分の生活リズムを上手にコントロールできる古北っ子であってほしいのと思います。

さて、草井小学校の研究実践はどうなるでしょうか。今後の動向を注視していきたいと思います。

2017.2.9 この地方の雪は…?

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昨日は、「明日、雪、積もらないかなぁ♪」とワクワクしていた子どもたち。一方、大人は「どうなるのかしら…」と、気が気でなかったことと思います。
特に、昨日(2/8)から明日(2/10)にかけて行われている、県内の私立高校一般受験に向かう、中学3年生のきょうだいがみえるご家庭は、なおさらのことだったでしょう。

気象庁HPにある、「過去の気象データ検索」で調べてみると、「1981〜2010」の30年間の「平年値」を知ることができます。

「名古屋」の30年間の状況を調べてみると、「雪が降った平均回数」「最深積雪の平均cm」は、以下の通りです。

12月‥‥2.6回 2cm
 1月‥‥6.4回 3cm
 2月‥‥5.4回 5cm
 3月‥‥2.0回 0cm

年々、平均気温が上がってきているので、80年代と、00年代では、若干、状況も違ってくるとは思いますが、2月の「5.4回」という回数からすると、まだまだ降ってもおかしくないような状況です。加えて、積雪量は「1月より深い」ということであり、しばらく、雪の心配をしなければならないかもしれません。
事実、今後の天気予報を見てみると、今週末、来週末ともに、「雪だるま」マークが見られ、最低気温も0度以下の日が続く予報となっています。

七十二候では、今日2月9日は「黄鶯睍*(うぐいすなく)」(*は「目偏」に「完」)の候です。うぐいすの「初音」を聞く頃と言います。しかし、今しばらく、寒さとつきあいつつ、雪の心配もしなければならない状況が続きそうです。風邪やインフルエンザにもご注意ください。

(※関係ページはこちら↓)
気象庁|過去の気象データ検索

(※写真は、2016/2/10の古北小です。ちょうど1年前ですね)

2017.2.8 かがやきマラソン

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今年度初の試みとして「かがやきマラソン」が本日より、実施されました。
奇数学年・偶数学年に分けて、週2日間を、低学年コース、中学年コース、高学年コースに分かれて、運動場を走るものです。 
2月いっぱいまで実施し、計5回、走る計画です。


この取組は、「2016.12.17 全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」の記事(←ご覧になりたい方は、水色文字をクリック)でも紹介しましたが、本校の同調査による結果では、ここ数年「20mシャトルラン」の結果が高くないことが続いているため、体力向上の取組の一つとして、実施するものです。

朝一番の運動であり、限られた時間でもあるため、1回当たりの時間に長時間かけて実施するものではありません。「準備体操→アップ(ウォーキング)→アップ(スキップ)→ランニング→ダウン(ウォーキング)」という流れで、10分弱で完結します。

高学年になると、速い子で1kmほどを走りますが、それぞれの体力に応じて走るもので、決して他と距離を競うものではありません。モチベーションを高めるために、1周につき、一マスずつ塗りつぶしていく「チャレンジカード」があるので、そんなものも利用しながら、個々の体力を高めるきっかけづくりになれば、と思います。

今日の私は、コース際に立って、「ランナー」たちとハイタッチをしながら、「がんばれー!」と声をかけ、応援をしていました。
すると、硬い表情の子も、ハイタッチになると「ニコッ」とするのが、うれしいところです。
マラソンをしている私は、コースの途中でのハイタッチや声援で笑みが浮かぶ自分がいるのをよく分かっているので、今日は、児童が楽しく走れるよう、サポートをしました。

日頃、なかなか長距離を走る機会はないと思うので、今日は、まだそれぞれがペースをつかむのに苦労していました。回数を踏まえることで、徐々にペースをつかんでほしいと思います。そして、走っただけ力がつくのが「長距離走」なので、回数を踏まえる中で、長距離に慣れてくる自分の成長を実感してもらえるとうれしく思います。

校医さんに、実施の概要について説明にうかがうと、「ぜひ、取り組んでください」と言われました。「ただし、朝食を食べ、水分を摂ってくるようにご指導を」とも言われました。多くの古北っ子は、朝食をきちんと摂る習慣が身に付いていますが、もし、そうでない場合は、きちんと食べてきてくださいね。

寒い日に…

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今日は、風があり、乾燥しているため、空気が澄み、雪を被った遠くの山々がはっきり見えます。
上段が「伊吹山」、下段が「御嶽山」です。

明日は、雪が舞いそうな天気予報となっています。暦の上では、春を迎えました、風邪をひいたり、インフルエンザに罹ったりしないよう、今しばらく気をつけてください。

2017.2.7 小学生もあと5、6年で…

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先週末(2/4)、これまで「一度、見てみたい」と思っていた、県立一宮高校の「ファッション創造科」3年生による「卒業研究発表会」を初めて見に行きました。

場所は、一宮市民会館で行われたのですが、保護者や一宮高校生のみならず、市民や中学生など、多くの人で、会場が埋め尽くされていました。

一宮高校ファッション創造科には約40人が在籍し、2年生から、「ファッション造形コース」と「子どもの文化コース」に分かれ、より専門的な知識や技術を学んでいます。

この卒業研究発表会は、所属する生徒の作品を、自らがモデルになったり、演じたりし、発表するショーです。写真撮影は禁止されていたため、作品等をここで紹介できず残念なのですが、すばらしいショーでした。

特に「ファッション造形コース」による、この日のステージでは、「きもの作品コンテスト」で「文部科学大臣賞」(!)などを受賞した作品や、大学や専門学校主催のコンテストで入賞した作品も紹介され、ウエディングドレスや花嫁衣装の打ち掛けなどとあわせて、和装・洋装ともに、そのクオリティの高さに驚かされました。
また、背景のスライドや、BGM、ポージングなどのこだわりも、一般的なファッションショーを思わせるカッコイイものです。

大人が「ほぉー」とため息にも似た驚きの声をあげるのはもちろんですが、小学生や中学生が「わぁ」と、純粋に驚く姿があちこちにあり、興味のある小学生・中学生にとって、間違いなく「いい刺激」になったことでしょう。

今の6年生が、あと5、6年後には、あんなすばらしい腕前を披露できるまでになるかと思うと、子ども達の成長や可能性に驚くとともに、ワクワクしてきます。大人は、子どもたちのもつ力を信じて、サポートしてあげることの大切さを感じながら、会場を後にしました。

(※昨年度の発表会ですが、様子をご覧になりたい方はこちら↓)
一宮高校|ファッション創造科 平成27年度 卒業研究発表会

2017.2.6 自転車も「車両」の仲間です

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2月3日に名古屋市内で男子小学生が運転する自転車と、60代男性が運転する自転車が正面衝突をお越し、男性が重体という、痛ましく、悲しい事案が発生しました。

ちょうど、2月3日に、「2017.2.3 自転車の交通事故に注意を」(←記事をご覧になりたい方は、クリック)と記事を載せたところであり、「今後、古北っ子は大丈夫だろうか」と、思わざるをえませんでした。

小学生が自転車に乗る際、まず気をつけてほしいのが「交通ルール」です。13歳未満は、「歩道」を運転できるものの、歩道が無い場合は、原則左側通行となります。「一時停止」「並走の禁止」「片手運転などの危険運転の禁止」など、いくつもの法律で整備されているルールがあります。車の仲間である「軽車両」に当たる自転車の運転は、十分に気をつける必要があります。

そして、自転車に乗る児童の保護者が心がけたいのが、「保険加入」です。自動車の運転と異なり、「自賠責保険」に加入していないことから、万が一、大きな事故を起こすと、大変なことになります。2013年には、自転車に乗った男子小学生が60代女性と衝突し、女性に重い後遺症を負わせたとして、児童の保護者に9,500万円の賠償を命じる判決も出されています。

過去に、「2015.05.10 自転車の事故に思う」(←記事をご覧になりたい方は、クリック)という記事を掲載したことがあります。今や、自転車事故も目撃者を探す、そんな時代になっています。

名古屋市や、三重県など、近隣の自治体でも、罰則規定はないものの「保護者の責務」として「監護する未成年が自転車を利用するときは、当該自転車の利用に係る保険に加入しなければなりません」という条例が施行される動きがあります。

ちょうど、学校では、入学・進級の際に、PTA会員の皆様の相互扶助を目的とした福祉制度の一環である「小中学生の総合保障制度」をご案内しています(参照記事:「平成28年度小中学生総合保障制度のご案内」)。自転車に乗るお子様がみえる家庭では、そのような、保障制度に加入することをお勧めします。

まだ未加入の方は、年度が変わる際に、再度案内を配付するので、そこで加入していただいても結構ですし、お手元に、28年度の加入用紙があれば、年度途中でも加入することが出来ます。ぜひ、ご検討ください。そして、大切なお子様を「事故に遭わせない」「事故から守る」そんな取組をしていきましょう。

2017.2.5 極上ライフおとなの秘密基地展

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毎週土曜日午後3:30よりテレビ愛知で放送している「極上ライフおとなの秘密基地」という番組をご存じでしょうか。
 
「ドールハウス」「バードカービング」「軍艦模型」「プラモデル」「ボトルシップ」「戦車ジオラマ」「ステンドグラス」「フライフィッシング」「ビンテージカー・バイク」「盆栽」「時計」「カメラ」…などなど、おとなの「こだわりすぎている」趣味を紹介する番組です。
番組ホームページを見ると、番組紹介の動画や過去の映像などが見られるので、雰囲気がつかめると思います。

その展覧会が名古屋パルコで開催されており、昨日、観に行きました。

展覧会は、番組で紹介された、様々なジャンルの、こだわりの作品がズラリと並び圧倒されます。そして、作業を公開する「実演コーナー」や、作品を作るワークショップもあり、ものづくりが好きな人にはたまらない空間です。

「客層は高めかな…」と思いながら、見て回っていると、若い女性同士や、小学生を連れた家族、20代の男女など、幅広い客層で、「すごーい!」「細かさが半端じゃない」「これ手作り?」などなど、驚きの声があちらこちらから聞こえてきました。中には、小学生の男の子とお母さんが、戦時中の飛行機の「型」について語り合っているマニアな会話も聞こえてきたりして、それはそれで驚きでした。

私が小学生の頃は、テレビゲームがなかったため、車やガンダムなどのプラモデルを、多くの男子児童が作って楽しんでいました。塗装が上手な友達がいると、周りから「すげー!」と言われていたものです。そんな、古き良き時代を思い出させてくれました。

番組を見るだけで、ディープな世界を知ることができます。興味のある古北っ子も見てみては?モノ作りの楽しさが伝わってきますよ。好きな子ははまりそうですね(笑)。

極上ライフおとなの秘密基地|テレビ愛知(番組ホームページ)
極上ライフおとなの秘密基地展|テレビ愛知

2017.2.4 北部中学校入学説明会

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昨日は、午後から北部中学校の入学説明会に6年生と共に参加しました。
教頭先生からの説明を受けたり、1年生から合唱発表や、プレゼンテーションソフトを用いた「1年生の生活」について、説明を受けたりし、さらに、実際の授業や部活動を見学・参加しました。

この「入学説明会」ですが、以前は、保護者の方のみに中学校にきていただき説明をし、中学1年生の一部生徒が小学校に出向いて説明会を行うという形をとっていました。
しかし、今から約10年前に、6年生の児童と保護者の合同説明会になりました。ちょうどその頃から、「小中連携」という言葉が教育界で頻繁に使われるようになり、実際に連携を図るような活動をしたり、小学生の中学校に対する敷居が低くなるような意識をもってもらったりするための活動をもつようになったのです。
お父さん、お母さんの時代にはなかった形です。

今日は、そんな説明会でしたが、実際に教室に入って授業に参加したり、合唱を聴いたりすることで、中学校の雰囲気を味わえたことと思います。特に、すぐ一つ上の学年である、中学1年生の姿を見ることで、1年前まで仲良くしていたお兄さん、お姉さんが、「こんなにも成長するのか」と、驚きにも似た印象をもったことでしょう。
また、写真のように、古北小と同様に整った校内の環境や、落ち着いていて、なおかつ笑顔がある雰囲気の授業を見て、安心したことと思います。

入学にあたっては、期待と不安が入り混じった気持ちだと思いますが、昨日のように、実際の姿を見ることで、不安が少なくなることを期待するところです。

6年生の皆さん、安心してください!

2017.2.3 自転車の交通事故に注意を

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の尾北ホームニュースの1面に「平成28年交通事故発生状況 自転車の交通事故 1万人当たりの件数 県下ワースト1位大口町、3位江南市」という、ショッキングな見出しで、記事が掲載されていました。

特に、江南署管内(江南市、岩倉市、大口町)では、「自治体の人口1万人当たりで算出すると昨年、大口は7.77件、江南は4.95件と、県下平均の2.08件を大きく上回りワースト1、3位」と記事が続いています。

記事はお年寄りの交通事故に着目した視点で書かれていますが、よく読み解くと、児童・生徒も気をつけなければならない、以下のようなことが分かってきます。

・時間帯発生件数では、午前7時台、8時台、午後5時台、6時台が多い
・出会頭だけが前年より約10%増え、事故類型別で最も多い
・自転車利用者の事故が、約22%を占める

上記の条件に当てはめた、こんな場面は、想像できないでしょうか。
「遊びに出かけた帰りの、辺りが薄暗くなりつつある午後5時過ぎ。家路を急ぐ自転車が、狭い路地から広い道路に勢いよく右折をするように飛び出してきた…」
なんとも、想像するに難しくないシチュエーションです。

本校周辺でも、幹線道路が整備されているため、スピードにのった自動車が勢いよく走っていくのをよく見かけます。
また、逆に、そんな幹線道路で、小中学生が運転する自転車が、横断歩道のないところを渡っていったり、狭い路地から広い道路に曲がるようにして飛び出してきたりする場面もよく見かけます。

幸い、本校区では、小学生が負傷するような事故に遭ってはいませんが、周辺の交通事情を考えると、いつ事故が発生してもおかしくない状況です。

古北っ子は、十分に気をつけるとともに、ご家庭でも、ヘルメット着用の厳守、交通ルールの遵守について確認をしていただきたいと思います。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
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