最新更新日:2024/06/03
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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.11.6 稲むらの火がもとに

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昨日の11月5日は、「世界津波の日」として第1回目の日となりました。

その経緯や、まつわる話は、様々なメディアに取り上げられていましたが、以下に、昨日(11/5)付の静岡新聞のコラム「大自在」の記事を掲載・引用させていただきます。

▼海岸沿いの平野部に広がる田畑や温室、家々が大津波にあっという間にのみ込まれていく。津波は既に真っ黒な濁流と化していた。すさまじい破壊の様子を伝える上空のテレビ中継から聞こえてくるのはアナウンサーの声だけ▼進行形で淡々と流れる映像に恐怖心が募った覚えがある。その東日本大震災翌日、本欄で「稲むらの火」を取り上げた。江戸時代の安政南海地震(1854年)で、紀伊半島などが大津波に襲われた際、村民を津波から救った実話だ▼紀州広村(現和歌山県広川町)で、海の異変を察知した豪商浜口梧陵は刈り取った稲に火をつけた。村民は高台にある長者の家が大変だ、と一斉に上っていく。村民が高台から海を見下ろすと、一本の線が見え、それは見る間に厚みを増していった。大津波だった▼後年、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は梧陵の実話にヒントを得て「生神様」を著し、欧米で広く読まれたとされる。この作品でハーンは「津波」を「tsunami」の表記で書き、国際的に認知されるきっかけにもなった。今は各国で使われる国際語である▼政府は東日本大震災の教訓を風化させないため安政南海地震にちなみ、11月5日を「津波防災の日」に定めている。国連も昨年、過去に津波の甚大な被害を受けた日本やチリなど142カ国の共同提案を受け、11月5日を「世界津波の日」と定めた▼きょうは記念すべき第1回の世界津波の日。国連によれば1996年以降、津波災害により21カ国で計約25万人が犠牲になった。この脅威を忘れてはなるまい。

日本は古くから、多くの災害を経験してきており、その対応・対策などのノウハウを数多く蓄積しています。それらのノウハウは、海外にも広く影響を与え、「共助」「公助」に優れていることから、「稲むらの火」の話の元となる「安政南海地震」の日を「世界津波の日」としたのです。

災害が起こらないことにこしたことはありませんが、災害がおきやすい国土であることは間違いなく、常に、その準備は必要なところがあります。この地域では津波による被害はほぼないと思いますが、こういう機会に、過去の事実を知ったり、防災について考えてみたりするのもいいかもしれませんね。

なお、サイト「稲むらの火」を見ると、1937年から国語の教科書に採用された話をそのまま読むことができます。まだこのお話をご存じでない方は、ぜひ、ご覧になってはいかがでしょうか。
稲むらの火

世界津波の日パンフレット(外務省)(PDFファイル)

(※画像は、wikipedia「稲むらの火」より引用しました)

2016.11.3 愛知県創造ものづくり教育フェア

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今日は、小牧市立味岡中学校にて行われた「愛知県中学生創造ものづくり教育フェア」に参加しました。
これは、「創造アイデアロボットコンテスト」「あなたのためのおべんとうコンクール」の県大会です。この大会で勝ち上がると、ロボコンの上位複数チームは、「東海・北陸大会」(今年度は石川県が会場)に、「おべんとうコンクール」は、1位が全国大会に出場します。
そんなこともあって、どの中学生も真剣そのものです。

特に、ロボコンを中心に拝見していましたが、夏休み中にお邪魔した練習会の様子を記した記事(2016.8.25 創造アイデアロボットコンテスト)に書いたように、そのアイデアやクオリティ、操作技術など、感心しきりでした。

きっと「トライアンドエラー」を何度も繰り返し、細かな調整や工夫を繰り返し、今日に至っていると思います。運動部と同じように、本大会に向けて、コツコツと努力を重ねてきているのが伝わってくる生徒が多くいました。

特に、30チーム以上が出場する応用部門「The綱引き2」や、40チーム以上が出場する活用部門の「積んで、回して、Pコップ」の準決勝からの戦いは、ワクワクドキドキするような、すごい戦いでした。3位以上で東海・北陸大会が決まるのですが、その質の高い激戦に、試合が終了すると大きな拍手がわき起こるほどでした。「県大会でこのレベルなら、全国はどんな大会に…?」と思いながら、決勝戦を見ました。

以前勤務していた学校で、会場校を担当したことがあるのですが、当時に比べ、競技そのものが難しいルールとなり、ロボットも大きく進化しています。
運動を頑張る生徒がいるように、こういう分野で頑張っている生徒にも、大きなスポットが当たることを願うばかりです。
そして、愛知県代表の生徒さんには、この先の大会の活躍を願うところです。

2016.11.4 PTAバザーについて

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11月19日(土)に開催される「かがやき学芸会」まで、あと2週間になってきました。
その日、同時に「公民館」にて行われるのが「PTAバザー」です。

 
来週から、地区の委員のみなさんが、協力品を回収させていただきます。バザーに賛同し、協力していただける保護者・地域の皆様には、心より、感謝申し上げます。

さて、そのバザーについて、「Q&A」形式で、PTA会長に代わって、数点、確認をさせていただきます。

Q1 バザーで集まった金額は、どうなるのですか。
A1 PTAの「特別会計」として、PTA活動や学校教育に関する活動に使われます。多くの学校で、資源回収やバザーを実施して、そのような財源を確保しています。本校は、資源回収を実施していません。よって、バザーを実施し、財源の確保に努めています。一昨年度ですと、教育後援会の費用とあわせて、各学年で活用できる「国語辞典」を主な購入品に、昨年度ですと、衛生的な環境が整えられるよう、保健関係の備品などを購入しました。

Q2 「1点以上の提供品の協力を」とありますが、協力が難しいのですが。
A2 「出品物がなくて困る」という意見が毎年、聴かれます。PTA活動の一環であるため、「できる限りの協力を」というもので、強制するものではありません。協力できるものが全くなければ仕方がないことだと思います。しかし、その基準を緩くすると、回収品が減ることを懸念して、そのような記述をしています。できる限りで結構ですが、たくさん集めたいところは正直なところです。ぜひ、可能な範囲でご協力ください。
 ただし、名前の入った記念品や、明らかな粗悪品などは、ご遠慮いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

Q3 子どもの劇を見ていると購入することができないのですが。
A3 運営していただいているPTA役員・委員さんの負担をなるべく少なくするため、午前中で終了する日程としています。特に、開始1時間ほどで品薄な状態になることから、演目が初めの3年生以下の低学年は、観劇していると多くの品が売り切れるという事態になります。期待をしていた保護者の方には申し訳なく思います。しかし、4年生以上の高学年は余裕をもって、購入いただけます。きょうだいがみえるご家庭は、必ずしも当てはまることがないところもありますが、「6年間」というスパンで考えたとき、「徐々に購入しやすくなる」ということを踏まえておいていただけると幸いです。

Q4 どうして、このタイミングで実施をするのですか。
A4 週末に開催することで、多くの方に足を運んでいただけるということ。学芸会と同日にすることにより、学校に足を運ぶ回数が減り、お仕事をお休みいただくなどの負担が減るということがあり、学芸会との同日開催とさせていただいています。

以上のことをご確認いただき、今年度も、PTAバザーにご理解・ご協力いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

(※写真は、昨年の様子です)

2016.11.3 高い質を維持するために

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今日は、江南市民文化会館で行われた「吹奏楽祭」に行きました。
尾張地域の高校、中学校など30団体が、11月3日(祝)・5日(土)の2日間に分かれて行われるものです。会場は、本日は、江南市民文化会館、5日は、一宮市尾西市民会館になるので、今日のみになりますが、聴きに行きました。
楽しく聴かせる曲あり、じっくり聴かせる曲あり、と楽しく聴くことができました。

会の最後に、愛知県吹奏楽連盟監事の先生から講評がありましたが、いいお話を聴くことができました。

その内容は、「運動部は、これからの季節は体力作りにあてますが、吹奏楽部は、『音作り』『耳作り』の季節にしてください」というもの。

その「音作り」「耳作り」をする方法として、全国大会常連の千葉県柏市立柏高等学校の練習法を紹介していました(文責・校長)。

「吹奏楽部の質を上げるためには、学年間の音の質の差をなくすことがポイントです。柏高校は、その差をなくすために、先輩と後輩がペアを組み、先輩が出す音と同じ音を出すという練習をします。同じ音を出す『音作り』をするのです。そして、違う音や同じ音が分かる『耳作り』もします。そうして質を高めます。柏高校のすごいところは、高校生が市内の中学校へ行き、同じことをするのです。そうすることで、柏市全体の質が高まるのです」

と。考えてみれば、吹奏楽部に限らず、運動部でも、職場でも、同様なことはされているように思います。しかし、高いレベルにある質に迫らせ、追いつかせるまで徹底できるかどうかに差が生まれるように思いました。

例えば本校の「ABC」で考えてみるとします。ここ3年で「ABCを大切に」することがかなり定着してきました。例えば、そんなことも6年生が5年生に、5年生が4年生に…というようにして、その質を「きちんと」伝えれば、質を維持し、さらに成長・発展するように思うのです。そのためには、高学年には、もちろん学校の最年長として頑張ってもらわなければなりません。

質を高めたら、その高い質を維持するために、確実に伝承していく。古北小や北部中校区でそんなことをしていければ…と、ふと思いました。今日は、いい話を拝聴することができました。

2016.11.2 国語辞典

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様々なものが「電子化」され、それらが一般的なツールになりつつあります。国語辞典などは「電子辞書」として普及しているものの一つですが、すでに、1981年からあるというのですから驚きです(CASIO EX-word)。

特に「電子辞書」は、何百冊という辞書が手のひらサイズに収まり、携帯性に富むというメリットがあります。しかし、一覧性に劣るというデメリットもあります。

しかし、国語辞典は、この「一覧性に富む」という部分に着目したいと思います。ページを開き、検索したい語彙を見つけるも、その前後の言葉をついつい見てしまいます。この「ついつい」がポイントです。このことは、国語辞典でも、漢字辞典でも、英和辞典でも同じでしょう。これによって、獲得できる語彙数が増えるのはいうまでもありません。

また、この一覧性は、語彙の獲得のみならず、語彙のもつ「重要性」の軽重もその瞬間に獲得することができます。検索した言語に掲載された情報量が多い場合は、それだけ重要な語句であることが分かります。

さらに、今では電子辞書でも可能な機種が増えていますが、紙の辞典には、書き込みができたり、付箋が貼れたり、と自分用にカスタマイズができます。そうすることにより、語彙に対する記憶も残りやすくなります。

…とはいうものの、現在の電子辞書は小中高生をターゲットにした製品も多く出され、紙の辞書のメリットを取り込み、さらに、電子ならではの機能(映像、音声、問題などの付加価値)を加えたものが増えています。

個人的には、電子辞書を否定するものではありません。わが家でも、小学生の高学年頃から電子辞書「も」使用しています。しかし、小学校で辞書の引き方を学習するように(※写真は2年生)、発達段階を追って、小学校高学年までは、紙の辞書にしっかり触れてもらい、その後、併用したり、電子辞書にシフトしたりしてはどうか、と思います。

豊かな言語力を獲得するには、多くの本を読んだり、まめに辞書を引いたり、と地道な積み重ねが必要なように思います。すぐ手に取れる位置(リビングなど)にも辞書がある環境にするのもいいかもしれませんね。

2016.11.1 鉛筆

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中日新聞の月曜日の紙面に「学びeye」(まなびあい)という頁があります。教育関係の話題が掲載されているこの頁は、教師としては、毎週、読んでおきたい頁です。

すると、昨日(10/31)付の関係頁に、興味深い記事が掲載されていました。
この日は、メインの記事とは別に、下段に「鉛筆」と題した記事がありました。以下に、その記事を掲載させていただきます。

 学校で使う鉛筆といえばHBが主流だった世代には驚きの数字。文具メーカー「三菱鉛筆」によると、二十年前、生産量の半数を占めたHBが、2014年には2Bに逆転され、2割に減ったという。
 中日こどもウィークリーで、試しに小学生105人を対象にアンケートで尋ねた。85%が「2BかB」と答え、やはりHBは少数派。「きれいに書けるから」「書いた字が読みやすいから」など、こだわりを持って使っていることにも驚く。高学年や中学生になり、シャープペンシルを使う頻度が増えても、芯は2B。書き味重視というわけか。
 「最近の子共は筆圧が弱いから、硬いHBを使いこなせない」という指摘もある。メーカー側に尋ねたものの、真偽は分からなかった。むしろ鉛筆の濃さに関係なく、持ち方や力の加減を習得する方が大切だそうだ。六角形の鉛筆を握って指の腹を刺激する。それが脳の働きにもいいと聞いて、鉛筆を使う頻度がぐんと増えた。

この記事を見て、教室の児童の筆箱を見せてもらうと、確かにHBは少なく、Bが多くありました。低学年で、濃い鉛筆を推奨することもあり、それがスタンダードになっているのかもしれません。
しかし、よくよく考えて見ると、わが家の子ども達も、Bなどの濃いめの鉛筆や、シャープペンの芯を使用してきており、高校生になっても使っています。また、個人的には、昭和の時代からHBよりBを好んで使っていました。HBの「割合」は知りませんでしたが、今や、そんなことになっていたのですね。

大切なのは、最後のくだり。「持ち方や力の加減を習得する方が大切」というところ。小学生のときからきちんとした持ち方を身につけておきたいものです。いくらワープロが普及しても、字を書くことは「0」にはならないでしょう。

ちなみに、三菱鉛筆では、Hi-uniという商品で、22段階の濃さの種類があります(10B〜B、HB、F、H〜10H)。
気になる人は、関連サイト「えんぴつなんでもQ&A(三菱鉛筆株式会社)」をご覧ください。鉛筆にまつわる「へぇ」な情報が盛りだくさんですよ。

ABCを大切に

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クラブの時間の公民館組(ソフトバレーボール、卓球)の古北っ子の靴はご覧の通り。

毎回、きっちり、ばっちり、そろっています。

さすがですね。

ABCを大切に

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今朝は、雨がパラッとした瞬間もあり、傘をもってきた児童もチラホラ…。

しかし、少なくても、1年1組は、きれいに真っ直ぐ立てられていて感心。さすがです。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
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