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2017.6.20 藤井四段の学校での様子は…?そんな藤井聡太四段の中学校での様子が、業界紙である「教育新聞」の6月19日付号に掲載されていました。題して「“天才”のいる学級の経営 藤井四段の担任教諭に聞く」というもの。 すると、強さの秘密を垣間見るような学校での様子が記されていたので、ここに引用させていただきます。 (前略) 藤井君はこだわりが強く、自分が納得できないときには、納得いくまでこだわり抜く。 同教諭(※大羽徹教諭)は担任になったばかりの4月当初、藤井君から「なぜ宿題をやる必要があるのか」と問われた。そこで同教諭は、学年代表の教諭を交えて藤井君と3人で、宿題の意義について30分間話し合った。 「なぜ、やらなければならないのか」「宿題も授業のうちに入るのではないか」と聞く藤井君に、同教諭は「授業の中では理解が十分でないところもあるので、十分になるように宿題を出している」と説明。藤井君は「理解を助ける上で必要」と、宿題の意義を理解し、以降はしっかりと取り組むようになったという。 ◇ ◆ ◇ 自分が納得できるまで、とことん追及する姿勢。それが、将棋の強さに結びついているのかもしれない。 (後略) ということで、記事を読んでいると「物事にこだわり抜くこと」が、力を伸ばす秘訣の一つであるように感じました。 ちなみに「将棋以外に好きなことは」と問うと、出てきた答えはなんでしょうか。 また、「もう一度何かをやるとしたら、何をやりたいか」と問いたとき、出てきた答えはなんでしょうか。 答えはどちらも「将棋」だそうです。いかに「将棋」にこだわっているかが、そんなやりとりからも見えてきます。 きっと将棋が大好きなのでしょう。「好きこそ物の上手なれ」ということわざがありますが、まさに、好きでやることは、一生懸命になれ、技能向上をめざして日々の努力がしっかりできますね。 古北っ子の皆さん、「好きな物」があったら、とことんこだわり続けると、大きく世界が広がるかもしれませんよ! 交通事故0の日古北っ子の様子を見ていると、安全第一で、班長さん・副班長さんが下級生を誘導していました。また、押しボタン信号で、止まってくれた車にお礼をする班長さんもたくさんいました。 あとは、他にも立ってみえた街頭監視活動員の方々に、もう少し元気なあいさつができると満点かな。次回に、期待したいと思います^^ 2017.6.19 こども20年変化(※調査対象:首都40km圏 1997年:小4〜中2各300人ずつ計1500人 2007年:小5〜中3各160人ずつ計800人 2017年:小4〜中2各160人ずつ計800人) その結果が、6月8日に発表されました。なかなか興味深い結果です。 20年もあると、世の中の環境も随分と変わったせいか、随分と意識の変化が見られるものもありました。 サイトには、そのトピックがまとめられていますが、以下の通りです。 ・幸福度が過去最高 ・遊びより勉強重視 ・お父さんより尊敬されるお母さん ・どんどん近づく親子の距離 ・友だちの数は過去最高 ・お小遣いをもらっている子は減少 …などなど、時代の変化を感じる結果が並んでいます。 おそらく、今のお父さん、お母さんの時代が20年前の1997年前後だと思われるので、その世代と、今の子どもたちとの世代と照らし合わせると、その違いに思い当たるところもあるのでないでしょうか。 次回の調査は、2027年。加速度的な時代の変化を感じる昨今だけに、今から10年後が、どんな世の中になっているか、予測がつきませんが、子どもたちの変化はどのようになっているのでしょうか。興味深いところです。 (※参考サイトはこちら↓) ■博報堂生活総合研究所、「こども20年変化」調査結果を発表|ニュースリリース|NEWS|博報堂 HAKUHODO Inc. →調査レポートの詳細(PDFファイル) 2017.6.18 休日の行事についてちなみに、このファミリー学級ですが、2008年までは、6月の「日曜日開催」でした。しかし、2009年以降、2016年までの8年間は「土曜日開催」となっていました。 今年度、9年ぶりに「日曜日開催」となりました。と言うのも、「学校行事」「学校評価」の保護者の皆様のアンケートに、「休日開催の行事(ファミリー学級、運動会、学芸会)は全て土曜日開催で、土曜日勤務の保護者は一度も参加できない」というご意見があったのを受けて、改善をしたものです。 今日は、校内を回っていると、若干例年より多いように思いましたがいかがだったでしょうか。もし、日曜開催の効果があったとしたら、うれしく思います。 なお、このファミリー学級は、今後「隔年」で「土曜日開催」「日曜日開催」を交代しながら年間行事に位置づけていく予定です。今年度は「日曜日開催」でしたが、次年度は「土曜日開催」になります。ご承知おきください。 なお、2学期に行う「運動会」「学芸会」ですが、こちらは、申し訳ないですが、「隔年で」というわけにいかないのでご了承いただきたいと思います。 理由としては、市主催の「体育的行事」「文化的行事」が、秋には数多く計画されているため、それらの行事に重なり合うなどの影響が少なくなるよう、市内の小学校の運動会、中学校の体育大会、小学校の学芸会は、開催日を同一日とし、原則土曜日開催としているところがあります(「原則」というのは、今年度の運動会のように、9月23日(土)が祝日(秋分の日)であると、24日(日)の開催となるため)。 しかしここでもまた課題がありました。市内の学校及び江南市近隣の学校の行事開催日が同一日となると、子どもたちの代休日に、場合によっては職場を休みづらい、という問題です。季節柄、他校の代休日も重なるため、同じ代休日に休暇を申請すると、申請者が多く、休暇が取れないといった問題が発生したためです。 よって、本校は、その年の前後の休日を検討しながら、運動会か学芸会の代休日のどちらかを「翌金曜日」としています。昨年度は運動会の代休日を、今年度は学芸会の代休日を翌週の金曜日にしています。昨年は、「休暇を取りやすくなった」という声も聞かれました。 今年度は、学芸会の後、翌木曜日からその代休日を挟んで日曜日まで「4連休」となります。有意義に過ごしていただければ、と思います。 2017.6.17 鉛筆の持ち方小学校国語の学習指導要領には、「第1学年及び第2学年」にて、「姿勢や筆記の持ち方を正しくし」という文言があります。書写をはじめ、正しい姿勢と、正しい鉛筆の持ち方で字を書きましょう、というのです。 「鉛筆の持ち方」で検索すると、随分、多くのサイトや動画がヒットします。「画像」で検索すれば、その図を掲載しているサイトにもたどり着けます。 正しい持ち方をすれば、文字も正しくきれいに書きやすくなります。 また、大人になって、ビジネスの場面で、違和感のある持ち方をしていると、恥ずかしい思いをすることもあるでしょう。 高学年以上になると、なかなか矯正することも難しくなります。 正しい持ち方ができているか、今一度、ご家庭でも確認していただけると幸いです。 (※正しい鉛筆の持ち方解説のサイトはこちら↓) ■えんぴつの正しい持ち方|トンボ鉛筆 ■鉛筆の正しい持ち方|北星鉛筆 2017.6.16 2in1タブレットPC夏休みの工事日程などが示され、「いよいよ」といった感じです。昨日も、管理業者の方がみえて、校内環境の確認をされていきました。 さて、今回の大きなポイントは、「2017.2.23 全小学校でICT化」でもお伝えしたように、 ・コンピュータルームのコンピュータはタブレット型に ・教師(担任)に、タブレット端末を配付 ・既存の物とあわせて、全教室にプロジェクターを整備 というものです。 中でも、コンピュータルームのコンピュータは、これまでの「デスクトップ型」から「2 in 1ハイブリッド タブレットPC」(「セパレート型」の予定)となります。 これは、キーボード部分(キーボードドック)と液晶部分(タブレット)が分離する製品で、「タブレットPC」にも「ノートPC」にもなるものです。 コンピュータルームで学習するときは、キーボードドックにジョイントし、「ノートPC」として利用できます。学習形態によって、グループ学習をする場合は、キーボードドッグから外し、「タブレットPC」として、互いに持ち寄って、グループ学習をすることができます。 また、校舎内にWi-Fi環境が設置されるため、必要に応じて、コンピュータルームから「タブレット」部分を持ち出して学習することができます。 さらに、教師(担任)が持つタブレットPCと、課題の送受信をしたり、スクリーンに映したりすることもできる予定です。 右上写真のような学習スタイルが、これまでのタブレットPC「10台」(iPad)に「40台」(Widows)が加わると「計50台」となります。 一人一台になったり、複数の学級で同時に行ったりできるようになり、学び方の幅が広がりそうです。 有効活用しながら、児童の「分かった」「できた」という達成感を味わわせていきたいと思います。 今日の長放課しかし、これだけ雨が降らないと、やや埃っぽくなってきているように思います。時折吹く風に砂が舞い、「わぁー」という声も聞こえてきます。 手洗い、うがいをしっかりと、ね。 2017.6.15 さすが古北っ子!すると、今朝、正門に立ってあいさつをしていると、引率をしていただいているボランティアの方から、「この3日間、5年生以下の班長さんたちは、しっかりと務めを果たしてくれましたよ」と言っていただけました。 「よかったです。ありがとうございました」とやりとりをしていると、目の前で、横断歩道を停止していた車に「ありがとうございました」の一礼をする、横断歩道を渡り終えた4・5年生の班長さん・副班長さんの姿が…。 臨時の交代にあたって、「一礼しなさいよ」という指導はしていませんでした。きっと、日頃の班長さんの立ち居振る舞いを見て、ピンチヒッターの班長さん・副班長さんも同じように行動したのでしょう。 そんな姿を見て「さすが、古北っ子!」と思いました。 昨日までの修学旅行での6年生の「箸袋」の件といい、こうした班長さんの「一礼」といい、細かなことを言わなくても、「よいこと」が、後輩へどんどん伝播していくことをとてもうれしく思います。 引き続き、ABCを大切にし、質実剛健(飾りけがなくまじめで、たくましく、しっかりしているさま:大辞林)である古北っ子であってほしいと思います。 今朝は、うれしい言葉を聞き、うれしいワンシーンを見ることができました。 (※写真は6年生の班長さんたちです) ABCを大切にかかとが下駄箱の枠に沿って、きれいにそろっています。 さすが、6年生。下級生のお手本になってますね。 2017.6.14 箸袋の「ありがとう」'17実況中継でもお伝えしてきたように、様々な場面で「ABC」はバッチリでした。さすが古北っ子です。普段の姿が、こうしたところで自然に出るところがいいですね。 「働く人や友達の良さ」は、校長からのミッションシートに書かれていると思うので、後日、この場で紹介したいと思います。 そして、「感謝の気持ちを言葉で伝えましょう」は、バスの乗車時・降車時の「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶や、ホテルや食事場所での従業員さんなどへの「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」の挨拶など、至るところで見られました。 中でも、昨年、中日新聞「ほろほろ通信」に取り上げられた「箸袋の『ありがとう』」(参照:2016.12.4 箸袋の「ありがとう」)が、今年は、初日のお昼ご飯から、多くの子で取り組む姿が見られました。今回の修学旅行では、3箇所で4食をいただきましたが、どの従業員の方も「こんなこと初めてです。とてもうれしいです」とおっしゃっていただけ、メッセージの書かれた箸袋やペーパーナフキンなどを丁寧に回収してくれていました。どちらの食事場所でも「従業員一同で読ませていただきます」と言われ、こちらとしても、そんな古北っ子の行動を評価していただけ、とてもうれしく思いました。 詩人である宮澤章二さんの作品「行為の意味」の一節は、ACジャパンのCMで流れることが多かったので、記憶にしっかりと残っている方も多いと思いますが、まさに、あの一節の「『心』は誰にも見えないけれど」「『思い』はみえないけれど」「その気持ちをカタチに」を実践する12歳に脱帽です。 ぜひ、本校の修学旅行の伝統として、その温かな思いを伝え続けてくれると嬉しいですし、修学旅行以外でも、そんな行為を大切にしてくれる古北っ子であってくれれば、と思います。 6年生のみなさん、さわやかな風をありがとうね! 2017.6.13 お寺の多い都道府県は?明日も「東大寺」「法隆寺」と、やはり「お寺」を巡ります。 さて、それでは、最も寺院が多い都道府県はどこでしょうか。やはり京都や奈良は、寺院が多いのでしょうか…? 文化庁では、毎年「宗教統計調査」というものを行っており、国内の宗教の動向を把握しています。その政府統計の最新版である「平成27年12月31日」のデータによると、以下のようになっています(※数値は、「仏教の宗教団体数」。宗教団体=寺院数ではなく、やや多い数値になるため、おおよその寺院数としてとらえる)。 1 愛知県 4,596 2 大阪府 3,395 3 兵庫県 3,286 4 滋賀県 3,215 5 京都府 3,074 7 東京都 2,889 16 奈良県 1,818 47 沖縄県 85 となっています。 なんと、京都府ではなく、愛知県が第1位なのです。また、「人口10万人当たり」という形に換算すると、滋賀県が第1位となり、必ずしも、京都府や奈良県が多いというわけではないのです。人口が多い、東京都も決して多いわけではないことが分かります。 2〜5位に近畿地方の府県があるのは、多くの宗派の宗祖が、京都・滋賀にある比叡山延暦寺で学んだことから納得のできるランクです。しかし、なぜ、愛知県が1位なのか、これには、諸説ありますが、やはり、信長・秀吉・家康がいたということは大きいでしょう。 このデータには「へぇ〜」ですね。 (※関連サイトはこちら↓) ■宗教統計調査|文化庁 2017.6.12 地元を知るというのも、取り上げた場所は「名古屋」。 タモリさんと言えば、80年代に、名古屋をいじるネタが流行した経緯があり、「名古屋をどう思っているのだろう」という思いがありました。 しかし、番組は、リップサービスではないと思われる「名古屋愛」が伝わる言葉にあふれ、多くの「名古屋市民」や「愛知県民」を安心させるようなものでした。 ところで、番組は「尾張名古屋は家康でもつ?」というタイトルで、名古屋城や、その城下町の秘密を解き明かしていく構成でした。 築城した意味、場所を選んだ理由、城や石垣、お堀などの作り、城下町の作りなど、その一つ一つに、徳川家康がこだわった理由があったというのですから、興味をそそりました。 また、その内容が大変分かりやすく、改めて地元を知ることができました。そんな番組の構成には「目からうろこが落ちる」思いでした。 なお、見逃した方は、6月13日(火)深夜25:00(水・午前1:00)に再放送があるようなので、録画するといいかもしれませんね。 続きとなる次週の放送は「名古屋・熱田」です。また、地元の新たな発見ができそうで、楽しみです。 (※関連HPはこちら↓) ■ブラタモリNHK ■NHKドキュメンタリー-ブラタモリ「#75 名古屋」 太陽の周りに虹色の輪が出現!ちょうど、2年前にも、学校で見られたことから、本HPで取り上げたことがありましたが、個人的には、その日以来、久しぶりに見ることができました。 この現象は、「暈(かさ)」または、「ハロ」(またはハロー)というもの。 一般的には、天気が下り坂になるサインとも言われます。 古北っ子のみんなは、よく見つけましたね。しかし、直接見ることは目を痛める恐れがあり、危険です。気をつけてくださいね。 ABCを大切にさすが、2・4年生。いいね! 2017.6.11 備えること・自助・共助そして、学んだ方法を、次に体験に来た小学生や、地域の人に、伝えます。 しばらくすると、写真のようにコーナー周辺が多くの人であふれていました。 下の記事に、すでに書きましたが、同様に、すぐ隣に設けていた、あいち防災リーダー会こうなんによる「牛乳パックで作るホイッスル制作」「非常持出品ゲーム」などのコーナーも多くの人でにぎわっていました。 この訓練に参加して、今回で4回目となりましたが、今回のように、この辺りのコーナーがここまで人でにぎわっていたのは初めてでした。 澤田市長さんが、開会の場のご挨拶で、熊本市長との懇談で「備えることの大切さ」「自助・共助」の大切さを確認されたことをお話しになりました。 まさに、コーナーのにぎわいは、「備えることの大切さ」「自助」そして「共助」の意識の高揚につながるものであり、小中学生と地元の短大生、そして地域の人が一体感をもって取り組む様子は、この地域のめざす「コミュニティ・スクール」の姿でもあるように思いました。 こうした取組が、今後、さらに活性化されることを期待したいと思います。 今日は、この地域の明るい未来を見させてもらえたように思いました。 2017.6.10 時の記念日そんなにも昔から時間に対する意識があるからこそ、日本人は、時間に正確なのですね。 とは言え、もちろん世界中に、時間に関する名言を残している人が多くいます。「心に留めておきたい言葉」にも、時間に関する名言はいくつか掲載していますが、ここに、改めてそんな名言を紹介させていただきます。 ★時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから。 ベンジャミン・フランクリン ★お前がいつの日か出会う禍(わざわい)は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。 ナポレオン・ボナパルト ★落し物の広告。 昨日、日の出から日の入りの間のどこかで、それぞれ六十分のダイヤモンドをちりばめた貴重な時間を紛失。なお、拾い主には賞金なし。永遠に失われしゆえ。 ホーリス・マン ★明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。 マハトマ・ガンジー ★うまく使えば、時間はいつも十分にある。 ゲーテ ★僕たちは一年ごと、一月ごと、一日ごとに齢を取っていく。時々僕は自分が一時間ごとに齢を取っていくような気さえする。そして恐ろしいことに、それは事実なのだ。 村上春樹 ★時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。 本田宗一郎 ★人は、生まれ、ほんの一瞬生き、そして死ぬんだ。ずっとそうだ。 スティーブ・ジョブズ ★時間って命の一部なんですよ。 平尾誠二 ★時間の使い方は、そのままいのちの使い方になる。 渡辺和子 今一度、時間の大切さを考え、未来ある子どもたちにも説いていきたいですね。 2017.6.9 自分の命を守るためにしかし、ここ最近、立て続けに、そんなことを心配させる話を、地域の方から聴く機会がありました。 内容は、以下の通りです。 ●道路上で児童が遊んでいる。危険だからやめるよう、指導をしてほしい。 ●用水路を跳んで渡ったりするなど、危険な遊びをしているのを見かける。水位もあり、心配する。危険だからやめるよう、指導をしてほしい。 ●東勝佐の押しボタン付近で、低学年くらいの子が乗る自転車が、細い通りから左右を確認せずに、突然飛び出して道路を横切っていき驚いた。もう少しで事故になりそうだった。きちんと、止まったり、信号や横断歩道のあるところを渡るよう、指導をしてほしい。 どれも、何かあってからでは遅く、何かが起きてもおかしくないものばかりです。 学校では、学級で担任から指導をしたり、朝礼や下校時に全体で指導をしたりしていますが、家庭でも、ぜひ、ご指導をお願いしたいと思います。「何かあったら、一番悲しむのは誰だと思っているの!絶対、危険なことはしないで!」と…。 また、いけないことに対して同調せずに、「ダメだよ」と言える古北っ子になってほしいと思います。そんなところも、あわせて、家庭でもご指導をお願いいたします。 気温が高くなり、水に触れるのも楽しくなります。また、日没時間も遅くなり、外遊びの時間が長くなり、遊ぶ範囲も広くなります。何かの事故が起きやすくなるのは、この時期です。よろしくお願いいたします。 2017.6.8 過去30年間の梅雨のデータを見ると…(※ちなみに、梅雨入り・梅雨明けの日付は確定日ではなく、気象庁HPにも「○月○日ごろ」という書き方がされています。ここでは、「ごろ」ではありますが、仮に確定日として日付を表し、日数を計算しています) 気象庁HP内にある各種データ資料の「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海」を見ると、一口に梅雨と言っても、その年々によって、随分と様子が違うことが分かります。 上図は、1987年〜2016年の過去30年間のデータですが、梅雨入りから梅雨明けされた間の日数と、梅雨の時期(6〜7月)の2ヶ月間の降水量の平年比(%)を表したものです。 データを見ると、2009年のように、6月3日〜8月3日と、なんと62日間という長い梅雨もあれば、1994年のように、6月7日〜7月11日と、逆に35日間という短い梅雨もあります。1994年などは、降水量の平年比が51%というのですから、いかに短く少ない雨だったか、ということが分かります。 しかし、ずっと過去を紐解いてみると、1962年には「40日間で165%」、1974年には「40日間で170%」などという、毎日のように雨が降るような梅雨もあり、ドキッとさせられます。万物を潤わす雨に対して、ワガママを言って申し訳ないのですが、多すぎるのは辟易しますね。 というように、なかなか予想が立てにくい、梅雨の期間や降水量ですが、7月20日ごろまでは、雨と上手につきあっていきたいものです。 (※関係サイトはこちら↓) ■気象庁|昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東海 (※上図グラフは、サイトよりデータを引用し、私(校長)が作成したものです) 2017.6.7 「たてわり」の効果「たてわり」とは、教育業界で「異学年の児童の交流」のことです。 本校の「たてわり」の活動を挙げると、1・2年生合同の「春の遠足」や、通学班ごとに遊ぶ「和楽べあそび」、運動会の「応援合戦」、6年生が1年生と掃除を一緒にしたり、30分昼休みの「あおぞらタイム」で一緒に遊んだりするなど、様々な場面があります。 業界紙である「教育新聞」の6月1日付号に、この「たてわり」の活動の良さを分かりやすく説いている記事がありましたので、引用し、紹介させていただきます(「特活脳で深い学び」(八王子市立弐分方小学校長清水弘美先生)より)。 同級生の中では皆に付いていくばかりの子供でも、「たてわり班」では、自分の経験を基に、下の学年を指導する立場に就く。子供が子供を育てるのである。学級とは別に自分が活躍できる場があると、子供たちの安心感は高まる。さらに、各「たてわり班」で頑張っている学級の友達を見ると、同学年の中で同じ苦労を背負っている同志としての相互リスペクトも生まれるのである。 まさに、この通りです。 4月には、「新入生を迎える会」では、6年生が1年生をエスコートして、体育館に入場してきましたが、3月には、「卒業生を送る会」で、1年生が6年生をエスコートしてくるシーンを見ると、その関係性の良さが伝わってきて、ほのぼのとします。 人は、様々な関わりをもちながら成長をしていきます。そんな中、たてわりでは、「面倒を見てもらう側」も「見る側」も、どちらも成長をしていくのです。 小学校では比較的古くから存在するこの「たてわり」ですが、最近では、中学校でも取り入れる学校が増えてきています。 全国を見て見ると、保小中の「0歳〜15歳」という幅の広い年齢層が関わるという、一貫校もあるというのですから驚きです。 今後、小中、中高、保小中など、様々な形態の「たてわり」が増えていくかもしれません。 2017.6.6 学校訪問「学校訪問」は、年に一度あるものですが、愛知県教育委員会や江南市教育委員会などから多くの指導主事等の先生方、教育委員等のお客様がみえて、一日をかけて、本校の教育活動をつぶさに見ていただくものです。 「つぶさ」というのは、学校が作成・管理している様々な「書帳簿」や、「校内環境」、実際の「授業」等、本校の全職員の教育実践全般に渡るため、です。 この日の一日のスケジュールは以下のようになります。 まず、朝、学校に来ていただくと、諸帳簿の点検から始まります。 約40の帳簿を4人の指導主事の先生方らに、適切に作成・保管がされているか見ていただきます。 次に、その点検が終わると、2〜4時間目の3時間をかけて、21の授業を見ていただきます。教育課程通りに授業は行われているか、学習環境は整っているか、本校の指導の柱に則った指導がなされているか、指導・支援は適切か…、と様々な角度から授業を見ていただきます。 給食を挟んだ後、5時間目には、指導主事、教育長の先生方と共に、全職員が一つの授業を見るという「授業研究」があります。今年度は、6年2組の秦先生による「外国語活動」でした。 その後は、5時間目の授業について協議会をもち、他校からお越しいただいた、「教科指導員」という、該当教科を専門的な立場で指導に当たってみえる先生から指導・助言をいただきます。 そして、続いて2〜4時間目に行われた21の授業について、3つの分科会に分かれ、3人の指導主事から一つの授業毎に、指導・助言をいただきます。 最後に、全体会を行い、一日をかけて見ていただいた所感を、愛知県教育委員会の先生や、教育長よりお話しいただきます。 …と、しっかり学校の様子を見ていただく一日でした。 幸い、全体会や会の終了後には、「児童が落ち着いている」「児童の聴く力が高い」「教育環境が整っている」「ICT機器の先進的な活用が見られる」等の身に余ることばをいただき、さらによりよい教育実践が展開できるための、今後の方向性などについて、示唆をいただきました。 全ては、古北っ子の成長を願うための日頃の教育実践ですが、昨日は、日頃の本校の児童のがんばりや、先生方のがんばりをいい形で評価していただいたように思います。 今後も、引き続き、私たちの力量向上に謙虚に取り組み、子ども達に還元していきたいと思います。 |
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