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2018.1.13 教師力アップセミナー今日の講師は、埼玉県草加市教育委員会、草加市内公立小中学校校長、京都府光華女子小学校校長を経て、現在、授業インストラクターとして全国各地の学校の授業改善をサポートしてみえる鏑木(かぶらぎ)良夫先生。70歳になられる鏑木先生ですが、教師の情熱は衰えることを知らないばかりか、むしろ増している印象さえ受ける先生です。 というのも、現在、全国各地で飛び込み授業をされている鏑木先生ですが、授業後の小学生に「(今日の授業は)脳みそが動いた」と言わせたり、進学校の授業で「塾よりわかる」と言わせたり、中には「人生が変わる」と言わせた先生です。実践の動画を拝見しましたが、大人が見てもワクワクするような授業でした。 講話は、「先行学習」のメリットや、細かな「指導テクニック」など、実践を交えながら、具体的なお話がいくつもありました。特に、経験の浅い先生方にとっては、学ぶところがとても多かったと思いますが、私自身も多くの気づきや学びが得られた120分でした。 講話の中には、刺激を受けた言葉もいくつかありました。その一部を紹介すると…(文責は私にあります)、 ・(医者を例にし)「使える知識をもっているかどうか。医者はもっていなければ務まらない。『気づきと練り上げ』では困る」 ・(先行授業の実践を紹介し)「予習をすることで、構えが変わる。気づきがシャープになる」「結末を知っていても驚きのある授業ができる」 ・(理科の実験を一例にして)「教科書をこえることを目標に」 ・(国語の実践を一例にして)「教材を疑ってかかる」 ・(汚い教室が許せないと話し)「努力すれば出ないゴミ、努力しても出るゴミ(砂埃、塵)がある。掃除の後、『今日は砂埃だけでした』と言える教室環境にしたい」 ・(教師と同じペースでノートに文字を書く「共書き」というテクニックを披露し)「板書の時間も暇にさせない」 ・(児童の動きを意味づけ、徹底させることを説き)「指示の後に見届けているか。指示を守らせ、教師の発言の重みを感じさせることが大切」 などなど…。「落ち着いた学級」であり、「指示が通る学級」で「対話的な学級」であれば学力がつく、と言われる鏑木先生の理論は、納得できるものばかりでした。 初めて、拝聴する鏑木先生のお話でしたが、もっと聴きたい、また聴きたい、と思わせる内容でした。 外は寒い日となりましたが、心と脳は温まったひとときでした。 (※今年度の講座一覧が記載された、関連サイトは以下をクリック↓) ■29年度教師力アップセミナー(NPO法人元気な学校を支援し創る会) 2018.1.12 一歩一歩ただただ「すごい!」と思ったのですが、その偉業がどれだけすごいか、そして、そこから学ぶべきことを、1月10日付の北海道新聞のコラム「卓上四季」が記載していたので、ここに引用・掲載させていただきます。 「千里の道も一歩から」と言うがその一歩がなかなか踏み出せないこともある。大きな目標を掲げようとしても、その困難さに腰が引け、失敗したらと不安が先立つ。そして「どうせ無理だ」と、はなから諦めてしまう▼けれど、この人は「難しいからこそ面白い」と言う。単独徒歩、無補給で南極点に到達した上川管内鷹栖町の冒険家荻田泰永さんだ。成功したのは日本人初、世界でも二十数人の快挙である▼現地は夏とはいえ極点付近の平均気温は氷点下20度台だ。おまけに標高約2800メートルと、大雪山系旭岳(2291メートル)より高い。極限の中を重さ約100キロのそりを引きながら、直線距離で札幌―京都間に相当する1126キロを歩き続けた▼気が遠くなりそうな壮大な挑戦だ。荻田さんは「諦めず、妥協せず、ただ一歩一歩、踏み出し続け」た末、南極点に到達した。「小さな一歩を重ねれば、どんな遠くにでも行ける」とも話していた▼「便利」や「素早く」「スマート」がもてはやされる時代だ。しかし、荻田さんの活躍を見ていると「一生懸命」や「努力」といった言葉が、何やら輝いて見えてくる▼新しい年を迎えて、誰もが自分なりの目標を抱いていることだろう。すでに三日坊主になってしまった人もいるかもしれない。不安でも、くじけそうなときでも、勇気を出して一歩を踏み出す。荻田さんがその大切さを教えてくれた。 「氷点下20度台」「標高約2800メートル」「直線距離で札幌―京都間に相当する1126キロ」を「重さ約100キロのそり」を引きずりながら…というのですから、想像を絶するチャレンジです。それをわずか50日間です。 私は、一昨年、陸地を約1500km走るだけでも、一年かかったのに…。 まさに「やればできる」ことを体現した冒険ですが、こうしたことを達成される人の話を聴くと、自分のあきらめの早さは恥ずかしいところです。 「諦めず、妥協せず、ただ一歩一歩、踏み出し続ける」ことの大切さを心の片隅に置き、なにかあったときには、奮い立たせようと思いました。 古北っ子にも、今後、成長すればするほど、大きな困難や壁が待ち構えていることと思います。そんなときには、「不安でも、くじけそうなときでも、勇気を出して一歩を踏み出す」ことを大切にしてほしいと思います。 (※引用元はこちら↓) ■一歩一歩:どうしん電子版(北海道新聞) ※写真は、そんな過酷な形状を表す南極大陸です。 2018.1.11 意識は動きを変える教室は、教室内の片付けが終わりさえすれば、十分にモジュールタイムに間に合います。しかし、配膳室は、そういうわけにはいきません。 これまで、配膳室では、全学年から集まってきたワゴンの最終片付けをしていた給食委員会の作業は、給食直後の掃除開始の時間に若干かかるのも「やむなし」としてきました(と言っても、数分です)。 しかし、日課変更に伴い、給食直後は、掃除の時間ではなく、授業時間であるモジュールタイムです。わずか数分でもかかるわけにはいきません。むしろ、モジュールタイムの準備時間を考えれば、授業開始より5分程度早く作業を終えねばならないほどです。大幅な時間短縮が求められます。 昨日は、給食委員の作業リミットの時間の段階で、配膳室では、半分しか作業が済んでいませんでした。これは課題です。すると、今日は、2日目ということで、各学年の時間の意識も高まり、同じ時間で、全体の3/4の作業を終えることができました。「ダムウェア」(ワゴンを上げ下げする業務用小型エレベーター)の規格を考えると、随分とスピードアップが図れました。 残りの1/4は、教職員で対応しましたが、これは、2学期まで、18分前後かかっていた作業が、わずか12分ほどで終えることができたのです。大幅な作業時間の短縮です。 話は変わりますが、2011年の箱根駅伝に出場した東洋大学が、200km以上のレースにもかかわらず、優勝した早稲田大学と、わずか「21秒差」で敗れたことがありました。一人1秒速く走れば追いついたタイム差です。そして、それ以降「その1秒を削り出せ」が合言葉となり、現在、腕にマジックで合言葉を書いて力走しているのは、多くの人が周知の通りです。 今日は、教室での片付け、各フロアのワゴンの動き、配膳室でのコンテナへの積み替え…、それぞれの箇所で片付け時間を数十秒ずつ削ることで、短縮が図れました。 「意識は動きを変える」。そんなことを実感した、子どもたちの動きでした。 3学期の合言葉通り、早速「磨き」がかかっているようで、うれしく思いました。 2018.1.10 日課の変更の試行スタートこれは、次年度から、英語の授業時数増加に伴う日課の変更を試行するものです(参照:2017.12.15 日課の変更←クリック)。 給食後に15分の授業時間を組み込み、週に3回行うことで「45分」になるため、1時間の授業時数に計上します。 早速、今日は、1時間目のスタートが5分早く始まりました。長放課も5分短くなっています。 1時間目の授業などは、時計に目をやり「まだ10分ある…いや、もう5分しかない!」となったもので、慣れるのに、しばらく時間がかかりそうです。 また、長放課を終えて、高学年の児童に「どう?短く感じる?」と尋ねると「うーん、あまり感じません」という反応と「短いです!」という力強い反応が…。 実は、時間を5分削ったものの、これまでより、教室に入ることを知らせる音楽をならすタイミングを2分遅くし、その3分前に流していた委員会からのメッセージをなくしたりすることで(これまで、音楽が流れる前のこのメッセージが流れると教室へ移動していた)、休み時間に変更がない「からくり」にしました。ということで、「うーん、あまり…」という児童には、「委員会のメッセージが無くなったでしょ」と伝えると「あ、そうか!」と。体内時計がしっかりしている児童です(笑)。「短いです」と感じる児童がいたので、安心して休み時間を楽しめるよう、また説明をきちんとしたいと思いました。 なお、低学年の学級によっては、大きく変更した給食前後の時間の流れを、写真のような「見える化」し、分かりやすくしています。何も言わなくても、担任がこうしたちょっとした工夫をしてくれることに、頭が下がります。 さてこの実践ですが、今年度は年度途中であるため、下校時間を変更していません。よって、1日の日課が、ややタイトなスケジュールになっています。この3学期、試行をしてみて、あまりにも日課が窮屈だと感じた場合は、4月から、下校時間を5分遅くすることも検討しています。家庭の動きや学童、KSVの方々にも少なからず影響があるかもしれませんので、変更が決まるようなことがあれば、なるべく早めにお伝えしたいと思います。 児童の動き、私たち教職員の動き、活動内容等、様々なことを検証し、4月からの正式な変更につなげたいと思います。よろしくお願いいたします。 ABCを大切にABCを大切にあらゆるところが、きちんと整えられ、私が手を出さなくても、素通りできるところばかりでした。 さすが、古北っ子。早速「磨き」がかかっているようです。 2018.1.9 3学期始業式式辞10分弱の式辞と、少し長めになりましたが、新年、3学期のスタートにふさわしく、しっかりとし態度で、臨んでくれました。2018年、3学期も期待できそうです。 そんな、今の古北っ子ですが、さらにワンランクアップしてもらうために、3学期の合言葉を「磨こう・磨きあおう」としました。 ぜひ、この3学期は、それぞれが磨きをかけて成長し、次の学校、学年に進んでいってほしいと思います。 以下をクリックしていただくと、式辞がご覧になれます。よろしければご覧ください。 2018.1.8 働き方改革そんなタイミングにも関わらず、学校現場は「新学習指導要領」が2020年から完全実施することになり、次年度からその移行期間ということで、またまた取り組まねばならないことが増えそうです。本当に、学校現場の働き方改革が進むのかどうか、不安になってきます。 …と言っていても、なんとかしなければなりません。心身共に健康な先生方がいて、心身共に健康な児童・生徒が育まれるはずだからです。 そこで、働き方改革につながるヒントを見つけるための二冊の本を読みました。 一冊は、定期購読しているPRESIDENTの最新号(2018.1.29号)のテーマが「24時間の使い方」だったため、いつもよりじっくり読むことに。毎年同じような「タイムマネジメント」をテーマにした号が発行されますが、今回は、読み方に少し力が入ります。 そして、もう一冊は、千葉大学教育学部附属小学校で勤務している松尾英明先生が書かれた「『捨てる』仕事術」です。ちなみに、松尾先生は、メールマガジン配信サービス「まぐまぐ!」で教育部門の大賞を2014〜2016年まで3年連続で獲得している30代の「できる先生」です。私もメルマガの読者ですが、勉強になることが多く書かれています。 読了すると、PRESIDENT内に書かれている会社勤めの1日のサイクルと、学校では少し事情が異なるので、取り入れられない部分はありましたが、先日紹介した本「凡事徹底」とあわせて「共通項」が見えてきました。それは「時間に制限を作る」というもの。 「何を今さら」と言われそうですが、学校は、恥ずかしながら仕事の時間に「何分間で」あるいは「何時まで」といった、「リミッター」や「デッドライン」が甘めな先生が少なくありません。 「あの先生は、あんなに早く帰っているのに、授業も生徒指導もすごい!どうしてだろう」と思う先生がどの学校にもいます。そうした先生は、やはり「リミッター」や「デッドライン」がしっかりしています。 そして、そんな先生は、プライベートの時間が増えるので、多趣味だったり、自己投資していたり…と来ます。すると、児童生徒も「色々な話が聞けて面白い」となります。まさに好循環です。 今後、古北っ子が、そうした元気な先生方に指導してもらえるよう、改善を図っていきたいと思います。 そのためには、家庭の協力も必要となってきます。その当たりは、また今後記載します。 2018.1.7 大人になったらなりたいもの男の子の1位が「学者・博士」になったというのは、個人的にうれしく思います。理科の授業の充実や、日本人のノーベル賞受賞が相次いだことをその理由として挙げていますが、世界の中で、日本の論文の引用数が減っているとのことで、世界で活躍できる「学者・博士」が増えてくれることを期待したいと思います。 ところが、マッカーサー財団デジタルメディア&ラーニング・コンペティション共同ディレクターのキャシー・N・ダビッドソン氏は、「今の子供たちの65%がまだ存在していない職業につくだろう」と予想しています。 最近の新しい職業と言えば、「ユーチューバー」などがすぐに思いつきますが、そうした、コンピュータを活用したり、管理したりする職業が増えることが考えられます。 特に、AIが発達し、「シンギュラリティ」(技術的特異点:AIの発達により、人間文明に大きな変化を起こすという仮説)に達すると、どうなるか、なかなか予測が困難になってきます。そのタイミングは「2030年〜2045年」と言われています。ちょうど、今の古北っ子が大人になるタイミングです。 現在、日本にある職業は、労働省によると、約28,000あるそうです。 アンケートの「大人になったらなりたいもの」は、イメージしやすい職業に限られています。世の中には、子どもたちが知らない職種がまだまだたくさんあります。そういう意味でも、様々な職業について、知っておく必要があると思います。 学校ではそうした学習をする「キャリア教育」という指導を行っていますが、ぜひ、家庭でも、お父さん・お母さんの仕事をはじめ、「働くこと」や「職業」について話題にしていただければ幸いです。 (※関連サイトはこちら↓) ■大人になったらなりたいもの|キャンペーン情報|第一生命保険株式会社 2018.1.6 凡事徹底そんな中、そのままの「凡事徹底」という言葉がタイトルとなっている本が出版されています。最近、新聞の下の広告欄に度々載っていたため、冬休み中に購入。すると、教師として、親として頷けるところが多く、一気に読めました。 そして、「奥付」(おくづけ:巻末の発行日、著者などが書いてあるページ)を見てみると、初版は「9月」とあるではないですか。リアル書店にもよく足を運んでいるにもかかわらず、なぜ、このタイトルが目に飛び込んでこなかったのか、大いに反省。もっと、早く読みたかった一冊です。 というのも、本は、Jリーガーで、日本代表でもあった巻誠一郎選手など、多くのJリーガーを輩出した、熊本県立大津高校サッカー部の名将平岡和徳先生(現・熊本県宇城市教育長)について語られた本だったからです。 「心・技・体はかけ算。技術があっても心がゼロなら、かけ算するとゼロ」など、平岡先生の多くの理論や、「大津高校サッカー部の目指すところ」というチームの「規則」「細則」などは、多くの教育者なら頷くところだと思います。 こうした指導者にならないといけないなぁ、と自省するところでした。 若い先生方は、読書の時間をなかなかもてないようですが、特に、そんな若い先生方にお勧めしたい一冊です。「ABCを大切に」を指導する古北小の先生なら、特に、ですね(笑)。 2018.1.5 三日坊主そんな中、ニュース番組で、初詣に来た人に取材をし「今年はどんな目標を?」と尋ね、答えてもらうというコーナーがありました。様々な回答がありましたが、ほとんどの人が、それぞれに抱いているものがあることがよく伝わってきました。 全国各紙の新聞のコラムでも、年始のタイミングということもあり、「夢」「目標」などにまつわる文章がいくつか見られました。中でも、福島県のローカル紙である福島民友新聞の1月4日付発行に掲載されていたコラム「編集日記」に以下のような記述があったので、引用・掲載させていただきます。 英会話、ジョギング、ダイエット…。新年に入り、今年1年の誓いを立てた人も多いはず。しかし「三日坊主」ということわざもあるように、目標を達成するのはなかなか難しい ▼三日坊主に陥りやすい人には共通点があるという。脳科学者の茂木健一郎さんは共通点として、ゴール設定、いまやるべきことの明確化、報酬の用意―の三つがなされていないことを挙げている(「やり抜く脳の鍛え方」学研プラス) ▼それでは目標をなし遂げるためにはどうすればいいか。例えばダイエットでは、減量後の体重を定めた上で、その行程を細分化し、運動の目標を決めると良いのだという。成功体験を積み重ねることで脳が日々の行動を習慣化するそうだ ▼その上で、ただ前に進めるだけでなく、多様性を探ることが「やり抜く脳の筋力」を活性化させると茂木さん。思考力や行動力、それを支える幅広い経験と知識を身に付ければ三日坊主を卒業できるという ▼きょうは官公庁や多くの企業で仕事始めとなり、いよいよ新しい年が本格的に稼働する。プライベートも仕事もしっかりと目標を定めて、ゴールまでの道筋と段取りをはっきりさせて実行に移し、花も実もある1年にしていきたい。 個人的には、脳科学者の茂木さんが言う設定すると良い3つの内の一つである「報酬」があると、がんばれそうな気がします(笑)。 前述のニュース番組内では、コメンテーターが、「具体的な目標を設定することが大切」という旨のコメントをしていました。例えば、「ダイエット」であるなら、「夜遅い時間は炭水化物をとらない」といった、具体的な目標を設けることで、達成しやすくなるのだそうです。茂木さんの理論と通じるところがあるようです。 しかし、やはり達成するには「やり抜く脳の筋力」を活性化させることが大切だということで、私も三日坊主に陥らないよう、「幅広い経験と知識」が身につけられるようにしながら、今年も頑張りたいと思いました。 ちなみに、本HP内のカテゴリ「心に留めておきたい言葉」は、この冬休み、「目標達成のため」に関する言葉が並んでいます。皆様には、そんな言葉も支えになれば、とも思います。 (参考サイトはこちら↓) ■【1月4日付編集日記】三日坊主:編集日記:福島民有新聞社 みんゆうNet 2018.1.4 昆虫すごいぜ!2016年10月に初めて放送されると、以後、単発でこれまで4回放送されていまが、毎回、その豊富な知識に驚きながら、香川さんの語りや行動などに、つい笑いながら楽しく見ることができる楽しい番組です。 ちょうど、この正月に、「特別編 カマキリ先生☆マレーシアへ行く」が放送。またまた楽しく見ることができました。「#昆虫すごいぜ」でtwitterでも多くつぶやかれるなど、ネット上でもザワザワしたようです。 ちょうど小学3・4年生の理科では「昆虫」について学習します。そんな4年以下の小学生には、ぜひ、見てほしい番組です。新しい発見から、昆虫熱が高まってくる子がいるような気がします。 ちなみにNHKでは、何度か再放送されていますが、現在、サイト「NHK for School」内にある「昆虫すごいぜ!」で、過去4回分の放送を、丸々動画で見ることができます(各30分 一部放送と異なる部分も有)。見たことがない古北っ子やそのお父さん、お母さんで、興味がある方はご覧になるといいと思います。 なお、そのサイト内にある「ものすごい図鑑」という360度縦横無尽に昆虫を見ることができるページもすごいです。 個人的に、次回がとても楽しみな番組ですが、どうしても、日本では温かい季節でないと昆虫も多くありません。今回の「マレーシアへ行く」は、そんな昆虫の少なくなる冬の時期に入るタイミングで、南国に行ってのロケとなっています。次回の放送は、来年の夏から秋にかけて、となるでしょうか。それまで楽しみに待ちたいと思います。 ちなみに、香川さんが、この度、「十二支」ならず「十二虫」を考案しているのですが(番組では放送されず、サイト内の動画で視聴する構成)、それによると、「戌年」ならず「セミ年」なのだそうですよ。理由を知りたい人は、サイトをご覧ください^^ (関係サイトはこちら↓) ■香川照之の昆虫すごいぜ! ■ものすごい図鑑 (※画像は、「香川照之の昆虫すごいぜ!」トップページを引用しています) 2018.1.3 正月に関するものの数え方さて、今日は、そんなお正月に関する四方山話を一つ。 「正月に関するものの数え方」について、知らないことが多かったので、調べてみました。みなさんは、どれほどご存じでしょうか…。 (※答は一例です。他にも数え方がある場合があり、これが全てではありません) ・しめ縄 ・門松 ・お守り ・着物 ・お年玉 ・神様 ・神社 ・鏡餅 ・切り分けた餅 ・焼き餅 ・丸餅 ・一回分でついた「餅つき」の餅 お正月のものは、特別なものであることが多く、私たちにとっては「複数」である必要がないものも多いため、初めて知るものもあり、「へぇ」と思いました。 また、餅は、形状によって、様々な数え方があります。「そうそう」と、改めてそう思いました。 さて、みなさん、どれだけご存じでしたか? (※参考サイトはこちら↓) ■数え方単位辞典 ■もののかぞえかた ■みんなの知識ちょっと便利帳 ものの数え方・助数詞 2018.1.2 AIの力そんな中、昨日は、新聞5紙を購入し、自宅に届く中日新聞とあわせて6紙を読み比べました(写真上)。すると、別紙で「AI」にまつわる特集を組んでいる新聞社が3紙あり(写真下:日経、毎日、読売)、時代のポイントを抑えている3紙を興味深く読みました。 古北っ子の約10年後、2030頃には、随分とAI化が進み、今後、「約半分が機会に奪われる」というオズボーン准教授の研究がどこまで当たるかどうかは分かりませんが、記事を読んでいると、確かに、無くなる可能性が高い職業が多いことを実感しました。 12月28日は、「三井住友海上の営業職が、事務の9割をAIが代替する」という衝撃的なニュースがありました。「全社ベースで見た業務量を2割減らす」とのことです。 こんなニュースを見ると、古北っ子の将来はどうなるか少し心配になってきます。果たして、きちんと職に就けるかと。 読売新聞は「2030年、ホワイトカラーの仕事の半分程度がAIに置き換わる可能性が高い」と記載した上で、気をつけたいこととして「中学校では計算や暗記中心の学習で、いずれもAIが強い能力となる。読解力や、常識・倫理観に基づいた判断といった、AIが不得手な分野を伸ばす教育も大切になる」と記載しています。 「予測困難な世の中」と言われる世界に入ろうとしています。単純な知識から判断して乗り切るのでなく、情報を総合的・複合的に判断したり、創造的な仕事をしたりすることが必要になってくるようです。 そのためには、様々な経験をしたり、多くの考えに触れたりすることが必要な世の中になりそうです。 古北っ子には、今後、ぜひ、受動的な行動ではなく、能動的に、積極的に自分が関わっていく行動をしてほしいと思います。「コンピュータにはできない仕事」ができるような力を身につけて欲しいと思います。2030年は、次の「戌年」です。すぐやってきそうですね…。 2018.1.1 あけましておめでとうございます昨年は、保護者・地域の皆様に、格別のご支援・ご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。 本年も、昨年に引き続き、職員一同、「児童が通いたい学校、保護者が通わせたい学校、地域が支えたい学校、職員が勤めたい学校」をめざし、学校づくりに努めていく所存です。 保護者・地域の皆様におかれましては、本年も、昨年同様、本校の教育活動に変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 さて、12月30日(土)に、19:00からNHKBS1で放送された「激白!田中将大2017戦いの真実」を見ました。 2017年シーズンと言えば、メジャーリーグ4年目の田中選手にとって、厳しくもあり、しかし存在感を発揮したシーズンでもあったと思います(13勝12敗 防御率4.74)。 ご存じの方もみえると思いますが、ヤンキースタジアムでは、田中選手の登場曲に、「ももいろクローバーZ」の曲「何時だって挑戦者」が流れます。 シーズンを振り返り、番組内の田中選手の言葉を聞いていると、まさに、この曲の歌詞そのもののように思いました。 「気持ち真っすぐに 何時だって挑戦者」 「もしも今が逆行でも逆風でも 頭だけじゃない 身体で読み取るんだ」 「最強の挑戦は マイナスやゼロから始められる」 「光が射すような 挑戦というボールを 投げ続ける」 調子が出なかった4月から、シーズン途中に軌道修正をし、ワールドシリーズあと一歩までチームを牽引した田中選手の対応力や、最後まで自分を信じて高みを目指す姿にただただ感心しながら、番組を観ていました。 番組を見終わると、田中選手のがんばっていた姿や、この「ももくろ」の歌詞から、「新年もがんばらねば」という気持ちになっていた自分がいました。 古北っ子のみなさんは、何か今年の目標を決めたでしょうか。 「漢字をたくさん覚えよう」「そろばん○級とろう」「毎日犬の散歩しよう」…など、身近なことでいいので、目標を達成することで、その後の自信につながり、さらに成長できると思います。 今年も、古北っ子にとって、それぞれの目標が達成でき、充実した一年になることを願っています。さあ、新年がスタートです^^ (※「何時だって挑戦者」の歌詞、番組関連サイトはこちら↓) ■何時だって挑戦者-ももいろクローバーZ-歌詞&動画視聴:歌ネット動画プラス ■激白!田中将大2017戦いの真実(1月5日(金)22:00よりNHKBS1にて再放送) 2017.12.31 よいお年をお迎えください皆様にとって、今年は、どんな一年だったでしょうか。 今年の古知野北小学校は、命を大切にする保健教育の実践を積み重ねたり、次年度からスタートする「コミュニティ・スクール」に向けての準備に取り組んだり、タブレットPCの導入に伴い、それらの機器の活用を促進したりしてきました。 また、日々の授業実践はもちろん、安全・安心して通えるような指導や、様々な場面において「ABCを大切に」するなどの人間力を高める指導にも継続して取り組んできました。 おかげをもちまして、479人の古北っ子が、命に関わるような事故や病気に遭うことなく、無事に新年を迎えられそうであり、とてもうれしく思います。 また、今年も、多くの皆様に、こうして本校ホームページをご覧いただき、ありがとうございました。今日の更新をもって、2017年も「365日」の記事作成を達成することができました。 保護者・地域の皆様におかれましては、本年も大変お世話になりました。 新年も変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。 それでは、皆様、よいお年をお迎えください。 2017.12.30 駅伝ガールズ「1+1+1+1+1=5」にならず、「6」になったり「7」になったりするところは、絆を大切にする日本人向きな競技ですね。 そんな中、最近、角川つばさ文庫から「駅伝ガールズ」という本が出版されました。 「角川つばさ文庫」と言えば、小学生から読めるライトノベルです。本屋でおじさんが手にするには勇気がいる装丁ですが、広島県立世羅高校女子陸上部が2015年に全国高校駅伝大会で優勝したときの実話とあっては、読まずにはいられません。そこで、ネットでポチッとしたところです。 物語は、優勝に至るまでのメンバー一人一人や部内のドラマがつづられていますが、なかなか読み応えがあります。実話はならではのリアリティがあります。 また、世羅高校陸上部監督の岩本先生の言葉は、ぜひ、子どもたちに聞かせたいものがいくつもありました。 「すべてのベースは日常生活にある」 「速い選手ではなく強い選手になれ」 「タイムが速くても、サボったり楽をしたりする子はのびません。強い子はしんどい練習から逃げんのです。言われたことだけやっている子も強くはなれん。人に言われてやっているうちは本物じゃないけぇね」 …などなど、教育者として大人として共感できる言葉がいくつもありました。 あっという間に読了しました。ぜひ、小中学生の子どもたちには読んでほしい一冊ですが、先生や保護者が読んでも全く大丈夫な一冊です。現在、Amazonでは、「角川つばさ文庫」内ランキングで、最も売れているようです。おすすめです^^ (※関連サイトはこちら↓) ■角川つばさ文庫/駅伝ガールズ 2017.12.29 ボードゲームで鍛えられる力特に、この年末年始の時季は、家族や親戚が集まると、みんなでこたつに入ってボードゲームかトランプで遊ぶ…というのは、昭和のワンシーンだったように思います。 昔は、こうしたアナログな「ボードゲーム」(将棋、オセロ、トランプなども含む)が室内遊びの定番でした。 そんな中、「プレジデントFamily2018冬号」には、「頭がよくなるボードゲーム18」として、特集が組まれています。 というのも、プレジデント社が取材する頭がいい子どもたちの家庭では、デジタルゲーム全盛の時代にあって、アナログなボードゲームにハマっていたということをよく聞くのだそうです。 記事中には、ボードゲームで鍛えられる、「3つの力」が紹介されていたので、ここに引用させていただきます。 論理力が育まれる 論理力とは、筋道を立てて考えること。ルール通りにプレイしたり、状況を整理し分析したり、目指すべきゴールから逆算したり、楽しみながらいつの間にか「論理」脳が育ちます。 協働力が育まれる ボードゲームの良さは、みんなでワイワイ遊べるところ。対戦するだけでなくアドバイスし合ったり、強い人に負けないためにプレイヤー同士が手を組むなど協力する場面も少なくありません。 EQが育まれる EQは心の知能指数。ボードゲームを楽しく遊ぶには、自分の感情をコントロールする力が求められます。大戦中はポーカーフェースしたり、積極的に嘘をついたり。心理戦も醍醐味です。 家族や人とふれあう機会が多い年末年始。現在は、テレビゲームも大勢で遊べるようになりましたが、あえての「アナログ」なボードゲームもいかがでしょうか。 (※関連サイトはこちら↓) ■最新号|雑誌『プレジデントファミリー』の公式サイト(プレジデント社) 2017.12.28 視力検査の星そんな中、12月25日(月)付の「宮崎日日新聞」のコラム「くろしお」に興味深い内容が書かれていたので、ここに引用・掲載させていただきます。 大昔のアラビアなどでは夜空の星が兵士の視力検査に用いられたという。良いか悪いかの目安になったのは北斗七星のひとつミザールにくっついたように見えるアルコルだ。 「微(かす)かなもの」を意味するアラビア語に星の名が由来するという(異説あり)。小学生のときから眼鏡のお世話になっている筆者の裸眼ではアルコルはおろか明るいミザールでさえそれと指し示すことは難しい。古代の視力検査では不合格になること確実である。 現代日本の子どもたちの視力が低下している。裸眼「1・0未満」の小、中学生の割合が過去最悪となったことが文部科学省の2017年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。小学校は3年連続、中学校では4年連続で低下した。 中年以上なら子どもの頃、テレビは離れて見なさいと口酸っぱく注意された経験があるだろう。昔テレビ、今スマホが視力悪化の原因と疑われている。文科省は結果を受け、「スマートフォン等の普及で画面を近くで見る機会が増えた影響も考えられる」と警告する。 大昔では兵士になれず、たぶん船乗りも近視では採用されなかっただろう。そんなに昔ではなくても月へ行ったアポロ計画の宇宙飛行士に近視の人はひとりもいなかったはずだが、このほど宇宙へ飛び立った金井宣茂さんは眼鏡の人だ。 眼鏡をかけていても宇宙に滞在できる時代になったことを実感する。近視は昔ほど職業選択の障壁にならなくなった。さりとてお金もかかり、うっとうしい眼鏡の類である。原因を突きとめ対策を立て、守ってやりたい子どもたちの目だ。 コラムの結びには、眼鏡をかけて宇宙に飛び立った金井さんを例にし、「近視は昔ほど職業選択の障壁にならなくなった」とありますが、かけっぱないではない私でも、眼鏡が必要な場面がある以上、やはり不便さを感じることがあります。 また、コストもかかります。格安でない一般的な眼鏡であれば、20年で20万円前後かかると言われ、コンタクトレンズであれば、20年で50万円前後かかると言われます。5人家族の我が家は、5人とも眼鏡を持っているという現状。これはトホホ…です。 そんなことを考えると、やはり眼鏡をかけないで済むのであれば、そうであった方がいいように思います。 おそらく、冬休みに入り、テレビ、ゲーム、PC、スマホ…とディスプレイに触れる時間が増えているのではないでしょうか。 目と被写体の距離が近すぎると、ピント調整をするために、どうしても余分な負荷が目にかかってしまい、視力が低下されると言われています。 古北っ子は大丈夫でしょうか…。 この冬休み、視力低下にならないような生活を心がけてくださいね。 (引用元のサイトはこちら↓) ■視力検査の星-Miyanichi e-press 2017.12.27 あー冬休み 2017ver.今年度の、主な地域の冬休みの期間について、確認してみましょう。 主な自治体を比べてみると…。 (※右端のカッコ内の日数は、2017年夏休みの日数) 北海道(札幌市)12月23日(土)〜1月17日(水) 26日間(26日間) 秋田県(秋田市)12月26日(火)〜1月14日(日) 20日間(34日間) 宮城県(仙台市)12月23日(土)〜1月 8日(月) 17日間(35日間) 新潟県(新潟市)12月23日(土)〜1月10日(水) 19日間(38日間) 山梨県(甲府市)12月27日(水)〜1月 8日(月) 13日間(39日間) 岐阜県(岐阜市)12月27日(水)〜1月 8日(月) 13日間(42日間) 愛知県(江南市)12月23日(土)〜1月 8日(月) 17日間(42日間) 三重県(伊勢市)12月23日(土)〜1月 8日(月) 17日間(42日間) 沖縄県(那覇市)12月26日(火)〜1月 4日(木) 10日間(38日間) ※県内・自治体内でも異なるところがあります 予想通り、さすが、北海道は全国で最も長いですね。そして、沖縄県は全国で最も短いという…。しかし、東北地方で、差があるのは興味深いところですね。雪が降りやすい日本海側とそうでない太平洋側で異なるのでしょう。新潟県も少し休みが長いのは、日本海側であるということを考えると、説明がつきますものね。 そして、お隣の、岐阜は、愛知より短い13日間でした。ようやく、今日から冬休みです。うーむ、近くの自治体にもかかわらず、短いのですね。 ところで、冬休みの日数と夏休みの日数を足してみると、北海道52日、愛知59日、沖縄48日と、その差が見えてきます。春休みは、全国的に大きな差がないことを考慮すると、意外にも、沖縄県が最も少なく、愛知県は最も多いのでした。 まとまった、休みの期間は、様々なことにチャレンジできる期間でもあります。古北っ子の皆さんには、有効に冬休みを過ごしてもらい、成長した姿で、3学期を迎えられるといいですね。それでは、よい冬休みを! |
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