最新更新日:2024/06/10 | |
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2018.3.6 地域の力のありがたさ本校の通学班集会は、開催前に保護者へ「参観依頼」の案内を配布しているため、毎回、10名程度の保護者が来校してくれます。そのような学校はまだ多くないようです。登下校にまつわる課題を共有できることから、何かあったときの連携がすばやくとれます。 また、昨日の通学班集会では、4月に、それぞれの地区の新1年生を在校生の誰が迎えに行くか、ということを決める場面もありましたが、通学班によっては、既に子供会でその割り振りをしていただけていたところもありました。 どちらも、保護者が積極的に通学班の指導に関わっていただけ、学校としては、大変ありがたいところです。 というのも、本来、登下校は、学校職員が引率することはありません。その根拠は、登下校に関する指導は「保護者の責任」となっているためです。 2月8日に、中央教育審議会より出された「学校における働き方改革特別部会」においても、「基本的には学校以外が担うべき業務」の中に「登下校に関する対応」ということが、はっきりと記されています。 そのような業務の明確化がなされていますが、昨日の通学班集会を迎えるに当たって、「通学班」にまつわる業務を担当している職員が、新1年生の住所一覧から、どの通学班に所属するのか、また、家はどのあたりで、誰が迎えに行くといいのか、ということを洗い出していました。子供の安全を考えればこそ、できる作業ですが、膨大な時間がかかる作業です。 これが、子供の安全を考えればこそ、できる作業ですが、上述したような、あらかじめ地域で割り振っていただけるようであれば、連日の作業時間の負担はなくなり、その分、授業準備の時間に充てられるというものです。 4月からコミュニティ・スクールになるところでもあり、現在、段階的に上記のような「新1年生のお迎え担当の割り振りの決定」を地区にお願いすることを検討しています。 本校の地域力は、随分高いものであると認識しています。ぜひ、そのような方向性にあるということを理解していただき、引き続き、登下校の指導や安全面の確保に、積極的に関わっていただければ幸いです。 (※写真は、保護者が参加している昨日の通学班集会です) 北部中学校卒業式とても厳粛な雰囲気で、卒業証書授与の際の呼名の返事がしっかりしていたり、卒業生はもちろんのこと、在校生の歌声も美しかったりと、すばらしい卒業式でした。 特に、卒業生代表の答辞では、卒業生のみならず、保護者や来賓、在校生までもハンカチで涙をぬぐうような、すばらしい語りに、私も感動をしながら聞き入っていました。 そして、最後の卒業生の学年合唱の「河口」は、迫力と繊細さが伝わる、まさに大きくなった川と自分たちのフィナーレを重ねるような歌声に、またまた感動詞ながら聴くことができました。 3年前に古北小を送り出した、まだあどけなさも残っていたかわいらしい古北っ子が、立派な少年少女に成長している姿を見て、感慨深いものがあると同時に、とてもうれしく思いました。 このようなすばらしい卒業式が挙行できる北部中学校に入学する古北っ子は、きっと、充実した学校生活を送ることができると思いますよ。安心してくださいね。 2018.3.5 聞く・聴く学校では、どちらの「きく」がいいのか、ということを、次のような例えをしながら、話すことがあります。 「門」と「耳」の漢字からなる「聞く」は、「門の中から、聞こえてくる」という様子を表したものです。すなわち、「聞こうとしなくても聞こえてくる」ということも当てはまらないではありません。 それに対して「耳」に「心」の漢字が使われている「聴く」は、よく「『耳+(プラス)目と心』できく」という例えで用いられることがありますが、本来は異なります。漢字の旁(つくり)の部分は、「十」(「じゅう」や「プラス」)と「四」や「目」ではなく、「直」の漢字の形になる前の「𢛳」が用いられています。この漢字が、「まっすぐな」という意味をもっていることから、「まっすぐ耳を傾けて聴く」という様子を表したものです。 ということで、話をきくときは「聴く」という姿勢できくのがよく、写真のように、話し手の方をまっすぐに向いて「聴く」のです。この方が、集中力も吸収力も高まるでしょう。 写真は朝礼の様子ですが、古北っ子は、そんな姿勢がよく身についていることがわかります。うれしいことです。 これからも、そんな姿勢を大切にしてほしいと思います。 ※意図的の場合でも「聞き耳を立てる」と「聞く」を用いたり、意図的でなくても「音楽が聴こえる」と「聴く」を用いたりします。上記の話は、「字形の意味」を説き、「しっかりとした姿勢で話をききましょう」という講話で用いる例えです。文章の表記上は、前後の文脈にあわせた表記となります。 2018.3.4 これですっきり!片づけ術学校から持ち帰る物が多い3月は、子どもの机や部屋が普段よりも散らかっていることも…。4月からの新生活を気持ちよく迎えるために、片付けの習慣を身につける方法について、考える内容になっています。 特集には、「レッツ、片付けチェック!」として、現状を確認するものがありますが、古北っ子はいかがでしょうか。同じように、確認してみましょう…。 (※「%」は、小5の回答値) 1 家に帰ったあと、靴は? はい61%・いいえ39% 2 今日着ていた上着や学生服は? はい58%・いいえ42% 3 ランドセルやカバンは? はい81%・いいえ19% 4 勉強する机の上は? はい51%・いいえ49% 5 勉強する机の中は? はい49%・いいえ51% 6 本やゲームは? はい84%・いいえ16% 7 選択が終わった衣類は? はい45%・いいえ55% 「いいえ」が多い子は、身の回りを片付ける習慣がまだ身についていないのかもしれません。 しかし、ここには表記していませんが、中学生の方が、小学生よりも、全体的に片付けられているようで、まだ片付けられていない子も、今後、片付けられるようになるかと思います。 学校では、「ABCを大切に」を合言葉に、整理整頓などを習慣化するように、指導を重ねています。「家庭でもいい影響が出ている」という旨の言葉を保護者から聞くこともあり、うれしく思いますが、もし、できていなければ、進学・進級するこの機会に、見直してみるのもいいかもしれませんね。 次回は、親子の片付けに関する意識調査の結果を示したいと思います。 2018.3.3 クイズ好きの方はぜひ最近は、クイズ番組が増えているような印象をもちます。しかも、東大生を中心とした、大学生・大学院生が出場する番組です。 しかし、それらの番組の出演者を見ていると、単なる「知識」だけを答える力が備わっていればいいかというとそうではなく、「なぞなぞ」や「パズル」など、様々な角度で対応できる瞬発力をもった人が多いことに驚かされます。 ということで、今日、紹介するのは、「QuizKnock」というサイト。 現在のクイズ番組に引っ張りだこの一人でもある、東大農学部大学院1年・伊沢拓司さんが、発起人として立ち上げ、現役大学生が中心となって構成しているサイトです。 サイト内には、様々なジャンルの知識を問うクイズや、知的好奇心をくすぐるコラム、動画など、情報が盛りだくさん(!)。 時事ネタもたくさんあります。前日のニュースをクイズにした、時事的なことを問う「朝Knock」などは、ニュースのポイントの再確認ができるもの。また、「社会」「スポーツ」などのカテゴリーは、現在であれば、「オリンピック」や「入試」など、まさにこの次期に、社会で話題の中心となりそうな事柄を取り上げるものです。 さらに、「常識」のカテゴリーは、基本的な知識を問うクイズです。しかし、自分が説いたとき、時折「?」と思わされるのですから、自分の知識レベルも常識レベルでないことを知る結果に…(涙)。 また、本校にも「謎解き」大好きな職員がいますが、そんな対策に使えそうな、「謎解き」のカテゴリーの問題は、家族で楽しめそうです。 クイズ好きな人、ちょっとした雑学を手に入れたい人、謎解きが好きな人…は、一度、覗かれると楽しいかもしれませんよ。 (※関連サイトはこちら↓) ■quizknock|右脳も左脳もヨロコブ 2018.3.2 読書離れすると、タイミングを同じくして、3月1日付けの福島県のローカル紙である「福島民友」のコラム「編集日記」に、同様な記述があったので、引用し、掲載させていただきます。 「ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、一トンの塩をいっしょに舐(な)めなければだめなのよ」。イタリア文学者の須賀敦子さんは結婚間もないころ、イタリア人の義母に言われたという▼多くの時間をかけて苦楽を共にしなければ、理解し尽くせないとの意だが、人だけでなく本とのつきあいも似ていると、須賀さんは随筆に書いている。本は読み返すたびに隠れていたひだが少しずつ見え、読み手を成長させてくれるのだと▼人も本も出会いがなければ理解も成長もない。全国大学生協連の調査によると、1日の読書時間が「ゼロ」と答えた大学生が53%と全体の半数を超えた。半数を超えたのは調査に読書時間の項目が入った2004年以降初めてだ▼読書時間の減少と言えばスマホに費やす時間の多さを連想するが、分析結果はその影響は強くないと否定。むしろ高校までの読書習慣が全体的に下がっていることの影響の大きさを指摘する▼そう言えば県高校司書研修会のアンケートで県内高校生も本離れが指摘されて久しい。きょうは多くの高校で卒業式があり進学や就職それぞれの道へ踏み出すことになる。人生の師となる人や本にたくさん出会い、自分を磨いてほしい。 文中には、「読書時間の減少と言えばスマホに費やす時間の多さを連想するが、分析結果はその影響は強くないと否定。むしろ高校までの読書習慣が全体的に下がっていることの影響の大きさを指摘する」とあるではないですか。冒頭の「スマホがこれだけ…」という仮説は覆されたのです。 ということは、その前に遡って、中学校、小学校での読書習慣も少なからずとも影響があるのでは、とも思いましたが、いかがでしょうか…。 本校では、この3学期から「モジュールタイム」の設定後、毎日の業前の活動時間を原則「読書」にしました。現在、図書館の本を借りる古北っ子は、たくさんいますが、当然、全員ではありません。そういう状況でもあることから、普段、少し読書と距離がある児童も、いいきっかけになることを狙っているところもあります。朝の読書タイムの継続が、今後の読書量や、学力、想像力をはぐくむような好影響を及ぼしてくれることを期待したいと思います。 (※関連サイトはこちら↓) ■【3月1日付編集日記】読書離れ:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet 2018.3.1 ネットの使用時間は…これは、2017年度の青少年のインターネット利用環境に関する実態長の結果ですが、2016年度と比較して、「小中高」共に、利用率・利用時間が少しずつ増加した、というものです。 概要は、「調査結果(速報)」で知ることができますが、インターネット利用は、高校生に関しては、ほぼ100%で推移する頭打ちの中、小中学生が年々、値を増やしつつあります。 中でも、スマートフォンの所持が増えつつあり、「コミュニケーションツール」「動画視聴」「ゲーム」などの利用内容が年々増えつつあるということです。 便利なツールであり、使用そのものを否定するつもりは何らありません。今では、辞書の代わりや、「問題の解法」を動画で確認するような時代です(参照:2017.2.7 中高生の約9割が…←クリック)。 しかし、本HPで、度々話題にしているのは、「メリハリのある使用である」「依存症にならない」「人に迷惑をかけない」などのルールを守ってほしいということです。 その上で、有効に活用するのであれば、「知識の獲得」「時短術」「人とのつながり(ネットワーク)の拡大」につながるなど、様々なメリットがあります。 先日、本校でも、「LINEを送ったのに返信もないし、既読にならない。どうして!?」と友人に詰め寄ると言う事案がありました。送られた側のその家庭では、「21時以降は使用しない」というルールをきちんと守っているが故に返信はもちろん、既読にならないのです。友人は困っていたと言います。にも関わらず、そうした使い方をしている友人が責められるというのは、いかがなものかと、思うのでした。逆に送信していた側の家庭のルールはどうなっているのか…と、気になるところです。 古北っ子には、もし、使用する環境であるのであれば、人間関係を崩したり、生活のリズムに悪影響を及ぼさない使い方をしたりすることを願うところです。ぜひ、家庭でのルールについて、再確認をしていただければ幸いです。 (※関連サイトはこちら↓) ■平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)平成30年2月 内閣府(PDFファイル) (※画像は、2/28付中日新聞の記事です) |
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