最新更新日:2024/05/31 | |
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終了式 【3学期の思い出】1月20日 3年生の橋本君と話した。「正月が明けたならいきなり入試が目の前だった」という言葉が印象に残った。 1月21日 1年6組を覗いたなら、2人の男子生徒が後ろでみんなに本を読んで聞かせていた。床に多くの生徒が座り、小川先生もみんなの中で座ってみえた。まさしく国語の先生のクラスだなと感じた。 1月22日 ソフト部で山田さんが黙々頑張っていたので、「山田はいいお嫁さんになるよ。朝ご飯と味噌汁の感じが伝わってくる」と言うと、隣から尾関さんが「私は?」と聞いてきた。「尾関さんは朝食はトーストと牛乳だけだろ」と言ったなら「目玉焼きもつくよ」と言っていた。可愛いところもあるなと思った。 1月27日 1年の堀場愛淑さんが横断歩道のところで止まってくれた車に頭を下げ、お礼を言っているのを偶然見た。しっかりした生徒である。 2月17日 下校時に門でカメラを持っていたなら無口な陸上部の鈴木君が来た。写真を撮るよと言ったなら転校生に尾関君の肩にそーっと手をまわし二人で収まった。普段無口な鈴木君の優しさを写真に収めた気がした。 2月18日 陸上部のところに行ったなら石田君や今君が緊張感のない顔をしていたので「来年は東猴先生だ!」と話してあげたならびびっていた。でも隣で聞いていた絹笠竜太君が「東猴先生やさしいよ」と言ってきた。これではいかんと思い「訂正!鬼田郁三先生だった」と言い直した。「どんな先生ですか?」と聞かれ、スキンヘッドにサングラスで竹刀をもった先生と答えておいた。 3月2日 卒業生を送る会があった。各学年から心温まる出し物があった。1年生の絵文字、読み取りにくいのだが、それでもそれ以上に、みんなで作りあげた思いがよく伝わってきた。 3月5日 卒業式があった。蔵下さんが言った一言「宮中は変わりました」が心に残る。多くの来賓の方も後日、言ってみえた。生徒がそう感じていることがすごいと。蔵下さんからの大きなプレゼントだった。 3月9日 生徒会立会演説が行われた。選挙管理委員長になんと、無口な渡邊美紗さんがいた。彼女は人前に出るような子でないと思っていただけに嬉しかった。後で、どうして委員長になったのと聞いてみたなら「みんなが何かに頑張ろうとしているから、私もその人たちのために何かやってみようと思い手挙げました」と教えてくれた。 3月14日 野球部が練習試合を行った。相手は野球の名門、東山クラブである。そのチームに守屋多朗汰君が所属する。朝、彼と目があった時、にこっとしてくれた。彼は華やかなチームに所属し、全てが順風満帆なようにみえるが、レベルの高いチームでどれだけ悩み、苦しみ、今にいたっているかよくわかる。普段から言葉少ない彼であるが、人に言えない苦しみが喉まで出かけているのではないだろうか。ただ、チームのみんなから多朗汰、多朗汰と言ってもらえるが聞こえてきた。みんなに可愛がってもらっていることや、認められていることがわかり、それだけでも嬉しかった。 3月18日 高校の合格発表日だった。3年生が合格証をもらいに学校に集まってきた。サッカー部の菅原君と話した。彼との出会いは2年生になった時だった。すごく成長した彼の姿が目の前にあった。彼と握手した時、何とも言えない気持ちになった。 みなさん、いよいよ今学期が終わろうとしています。来年度は君たちにとってどんな年になるのでしょう。変わるなら今がチャンスです。学年上がるときがチャンスです。本年度を反省し、これではいけないと思った人、変わってください。成長してください。何がいけなかったか、どうあるべきか考え実行してください。頑張って来た人、さらに頑張ってください。君の力を学年に学校に貸してください。春休み、生まれ変わるための、より成長するための第一ステップです。期待しています。 |
江南市立宮田中学校
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