最新更新日:2024/06/03
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宮田中学校の様子をお知らせしています。宮中生のがんばっている姿をご覧ください。

明日、8月15日は終戦記念日です

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明日は8月15日です。終戦記念日が近付いています。悲惨な戦争、二度と起こしてはいけない戦争です。沖縄の方々にとってはそれが地獄の日々として語り尽くされているのです。沖縄は地上戦があり、多くの兵士でない民間の方も亡くなりました。

圧倒的な戦力で上陸したアメリカ軍は火器を用い、ガマと呼ばれる洞窟に逃げ込んだ人々に容赦ない攻撃を加えました。もちろんアメリカ兵は投降も呼びかけたのですが、当時の日本の教育は「捕虜は恥」「捕虜になるなら自決しろ」でしたので多くの方が自ら命を絶ったのです。

喜屋武岬(きゃんみさき)ではアメリカ兵に追い詰められた方々が自決以外にに残された道はなく、多くの人々がこの崖から飛び降りて自らの生命を絶ったといいます。

「ひめゆり部隊」をご存じですか。沖縄で動員された「看護補助要員」の通称であり、正確には「沖縄師範学校女子部」と「沖縄県立第一高等女学校」の生徒222名、教師18名から構成されました。

彼女たちは軍命によって看護要員として南風原陸軍病院の勤務についたのです。戦闘がはげしくなるにつれて、前線から運ばれる負傷兵の数は激増し病院の壕はたちまち超満員になり、夜昼となく力のかぎりをつくして傷病兵の看護をつづけたのです。そんな彼女たちも戦争に巻き込まれていくのです。

解散命令が出た後、転々バラバラと逃げた彼女達でしたが、追い詰められていくのです。米兵の急襲に遭ったり、手榴弾で自決を計ったりし、2/3が最期(さいご)を迎えるのでした。

この戦争により少なくとも沖縄戦では10万人を超える犠牲者があったことは間違いないとされています。中にはスパイ容疑で日本軍人に殺された方もいます。戦争が始まると誰を信じて良いのかさえわからなくなるものであることを証明しています。沖縄の方は身内の方が命を亡くされている割合が非常に高く、そのことを頭においてニュースを聞くのも大切と思います。
二度と戦争はやってはいけません。誰も幸せにはならないのです。終戦記念日、今年もやってきます。
※写真は上陸したアメリカ軍がガマを焼き尽くしていくところです。

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