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田中マルクス闘莉王 二度もグランパスにさよならを言った男

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田中マルクス闘莉王選手が故郷のブラジルに帰る時、現役続行の意思を明らかにしました。
二度もグランパスを支えてくれた闘莉王(トゥーリオ)が日本を去ります。今、どんな気持ちなのでしょう。その前に彼の足跡を探ってみました。

闘莉王選手は中学時代はバレーボールの選手でした。高校から本格的にサッカーにのめり込み1997年、人に勧められて受けたミラソウFCのセレクションに合格するのです。サッカー選手としては始めるのがかなり遅かったのです。

1998年1月、留学生を探しにミラソウFCを視察していた千葉県の渋谷幕張高校サッカー部監督の宗像マルコス望に才能を見出され、日本の高校への留学を誘われたのです。その年、16歳でカバン1つだけを持って来日です。

ここからがすごく、千葉県選抜チームのメンバーに選出されて国体に出場し、全国優勝を果たしたり、渋谷幕張高校サッカー部を初の全国大会出場へ導くという実績を残したのです。

そして、高校卒業後、サンフレッチェ広島に入団。2004年に広島からJ1の浦和レッズに移籍。2010年に名古屋グランパスに移籍となるのです。それからはみなさんが知ってる活躍、日の丸をつけて全日本での活躍も記憶にあることです。

2015年シーズンも主将を2年連続で務め、そこで退団です。退団後はブラジルに帰られていたのですが、みなさんがご存じの通り、今季、グランパスの低迷で急きょ、名古屋グランパスへ復帰です。

さらにJ2降格でここでまたまた退団。名古屋からアドバイザー就任を打診されていたようですが、話し合いをきっかけに「自分の中の火が炎に変わった」と口にされています。すでに複数のJクラブが興味を示しており、1年間で2度も戦力外とした名古屋のJ1昇格に立ちはだかる気持ちも明かにしているのです。





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