校長です。妻と買い物に出かけたのです。
校長です。レジの方、少し前に知り合った方です。
校長です。親しげにあいさつしてくれます。
校長です。冬休みの事まで聞いてみえるのです。
校長です。あきらかにおいらに好意ある仕草、言葉です。
校長です。さらに袋に品物入れまでやっていただけました。
校長です。妻が後ろにいることに気付いてないようです。
校長です。これで妻が焼きもちやくかなと思ったんです。
校長です。後から妻が言うのです。
校長です。「今のサービス業、老介護サービスも入っているんだ」と。

校長です。昔、独身時代に憧れたことあるのです。
校長です。彼女と二人で鍋を食べることです。
校長です。鍋をたべるということはかなり親しいことです。
校長です。お好み焼きよりもワンランク上ですっせ。
校長です。彼女が慣れない手つきで一生懸命作ってくれるのです。
校長です。それを見てるだけでも幸せだろうなと思っていたんです。
校長です。今夜、妻と鍋を食べてフトそのこと思い出しました。
校長です。思い出して食べていると妻が言うのです。
校長です。「早く全部さらえて！」
校長です。「また、かまぼこ残す！！」
校長です。こんなものに憧れていたんでしょうか？

校長です。正月は食後のコーヒーまで頼んでしまいました。
校長です。ランチメニューが無いばっかりにコーヒー別注文です。
校長です。「正月だからけちってはいかんよ」と妻が言うのです。
校長です。正月が終わり、妻が言うのです。
校長です。「ここからは贅沢できないな」と。
校長です。今夜のつまみも何もなかったです。
校長です。吉宗もビックリの緊縮財政が始まるのでしょうか。
校長です。それもおいらだけの・・・。（おぃ）
校長です。それでも今日も妻と二人だけの平凡な日々が続きます。
校長です。怒ってなかったなら良しとしなくてはいけません。

校長です・・・、校長です。