校長です。何年も前の話です。
校長です。その日はバスで出勤したのです。
校長です。女子高生２人が私の前に座りました。
校長です。どこにでもいそうな明るい女子高生です。
校長です。会話がまる聞こえでした。

校長です。「鏡、持っている？」と聞いています。
校長です。「うん」と言ってナップから出します。
校長です。『手鏡ぐらいもっているかな』と見てました。
校長です。驚きました。
校長です。３０センチ位のスタンド鏡でした。（おぃ）
校長です。『そんなでかい物もって、学校で何してんね？』

校長です。「お腹空いたね」と言っています。
校長です。「朝食べてこなかった」と言ってます。
校長です。二人でカレーパンを食べ始めました。
校長です。『なんでカレーパン・・・？』
校長です。車内にカレーパンの香りが立ちこめています。
校長です。『おいらも食いたくなるだろう！』

校長です。食べ終えて少し経ちました。
校長です。「おなかが痛くなった」と聞こえてきました。
校長です。「トイレにいきたい」と言ってます。
校長です。『え・・・？』
校長です。心配と言うより目が点状態です。
校長です。学校近くの停留所で降りていきました。
校長です。近いと言っても１２００ｍはあります。
校長です。『学校までもつか・・・』

校長です。車内で食べてはいけないのです。
校長です。カレーパンの粉など大心配です。
校長です。座席に落ちていないでしょうか。
校長です。女性が白いスカートで座ったなら大変です。
校長です。油で透けるようにテンテン・・・。。
校長です。その日、恥ずかしくてやっていけないとです。
校長です。『やっぱりカレーパンの天罰だったのでしょうか』

校長です・・・、校長です。