最新更新日:2024/06/13 | |
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LIM 研修会
先生方のリーダー・イン・ミーの研修会を行いました。
今回は、ZOOMで東京と結んでの研修でした。 パワーアップした先生方による授業を楽しみにしていてください。 寒の入り(1月5日)寒の明け(2月3日)
大寒の前の半月は「小寒(しょうかん)」。1月5日〜19日ごろです。大寒と小寒を合わせて、「寒の内(かんのうち)」と呼びます。
寒の内は、1年でもっとも寒い時期。各地で最低気温を記録するのもこのころです。 寒の内は合計約30日間。小寒に入ることを「寒の入り(かんのいり)」、大寒が終わることを「寒の明け(かんのあけ)」と呼びます。 二十四節気において、「冬の最後を締めくくる約半月」が大寒です。毎年、だいたい1月20日〜2月3日ごろです。 「大寒」などを定義的に言うと、初日の1日のみを指すこともあれば、約15日の期間すべてを指す場合もあります。 冬至や春分などは、太陽の動きが特徴的であることから、初日を指すことが多いです。大寒や小寒は、「寒の内」など期間の話題から、期間全部を指すことが多いです。 現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経が300度になった瞬間が属する日」を大寒の日(初日)としています。 大寒が終わると、春の始まり「立春」を迎えます。まだまだ寒いながら、冬の極みは過ぎ去り、春への準備が進む季節です。 成人の日おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日。 雑煮雑煮は,年神様にお供えした餅のご利益を頂戴するために,年神様の魂が宿った餅を野菜や鶏肉,魚介などといっしょに煮込んで作る,お正月には欠かせない料理です。 地方色も豊かで,また,家庭ごとに我が家の味があるのも特徴です。 ■雑煮の特色 雑煮は地方によっても様々で,材料も作り方も違います。さらに地域や家でも違うので,ひとくくりにすることはできませんが,主として次のような特色があります。 ◇関西風 地域:京都中心 特徴:白みそ仕立て/丸餅を焼かないで煮る /まったりした甘い味わい 京都文化の影響の強いところは,白みそ仕立てに丸餅が基本。餅が丸いのは,鏡餅を模しているからです。日本海側や山間部が赤みそなのは土地の食文化が融合した例でしょう。 ◇関東風 地域:関東/中国/九州地方に多い 特徴:しょうゆ仕立てのすまし汁/角餅(切り餅,のし餅)を焼いて入れる/すっきりした味わい 江戸文化の影響の強いところは,すまし汁に焼いた角餅が基本。加えてその土地ならではの具材が入ります。みそを使わないのは,武家社会では「味噌をつける」がしくじるという意味で縁起が悪いから。角餅なのは,丸める手間がかからず合理的で,焼いて膨らみ角が丸くなると解釈します。 関西風・関東風は,関西地方・関東地方という単純なものではなく,その土地の礎を築いた人が京都文化・江戸文化どちらの影響を受けているかが反映されています。全国的にすまし汁が多いのは,参勤交代で地方に江戸文化が伝わったためです。 【御用始め】1873(明治6)年から,官公庁は12月29日から1月3日までを休暇とすることが法律で定められており,4日が仕事始めとなります。 「御用納め」「御用始め」の「御用」は,本来は宮中・幕府・政府などの執務・仕事を指すことばでしたが,放送では民間の会社などについても「御用納(始)め」という言い方が1960年代中ごろまで一般に使われていました。しかし,この言い方には,“いわゆる「お上の御用(仕事)」という古い感覚が感じられる”“かたい官庁用語をもっと分かりやすく親しみやすいものにしてほしい”などの意見や要望もあって,今では民間の会社などに限らず,官庁の場合にもなるべく「仕事納め・仕事始め」を使うようにしています。 「正月」と「三が日」と「松の内」正月の「正」には「初め・改まる」という意味があります。すなわち「年が改まった最初の月=1月」となります。現代では三が日を正月というのが一般的。しかし古文書などを調べると、かつては1月すべてを正月といっていたそうです。 また「松の内」とは、年神様がいる期間。住む地域によって変わりますが、一般的に1月7日まで(地方によっては10日、15日の場合も)、お正月飾りである松飾り(門松)を飾っておきます。 初夢初夢(はつゆめ)とは,新年のある夜に見る夢。この夢の内容で,1年の吉凶を占う風習があります。 字義どおりに新年最初に見る夢とされることは少なく,現代では元日(1月1日)から2日の夜,または,2日から3日の夜に見る夢とされることが多いようです。 ■日付 文献での初夢の初出は,鎌倉時代の『山家集』です。そこでは,暦上の新年とは無関係に,節分から立春の夜に見る夢を初夢としています。この時代は,初夢に限らず,立春を新年の始まりと考えることが多かったようです。 その後,暦上の元日を新年の始まりと考えるようになりましたが,単純に,大晦日から元日の夜に見る夢が必ずしも初夢とはならず,江戸時代には「大晦日から元日」「元日から2日」「2日から3日」の3つの説が現れました。「元日から2日」は,大晦日から元日にかけての夜は眠らない風習ができたことが理由とされます。「2日から3日」の由来ははっきりしませんが,書初めや初商いなど多くの新年の行事が2日に行われるようになったのに影響されたためとも言われています。 江戸時代後期には「2日から3日」が主流となりましたが,明治の改暦後は,「元日から2日」とする人が多くなったようです。 ■風習 ・宝船の絵 室町時代ごろから,良い夢を見るには,七福神の乗っている宝船の絵に「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな(長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな)」という回文の歌を書いたものを枕の下に入れて眠ると良いとされています。これでも悪い夢を見た時は,翌朝,宝船の絵を川に流して縁起直しをするとされています。 ・一富士二鷹三茄子 初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士二鷹三茄子(いちふじ にたか さんなすび)」があります。 江戸時代に最も古い富士講組織の一つがあった「駒込富士神社」の周辺に鷹匠屋敷(現在の駒込病院)があり,駒込茄子が名産であったため,当時の縁起物として「駒込は一富士二鷹三茄子」と川柳に詠まれました。 その他に,この3つの組み合わせは,『狂歌・家つと』,『続五元集』,『狂歌・巴人集』,『譬喩尽』,『黄表紙・盧生夢魂其前日』,『笈埃随筆』,『嬉遊笑覧』,『甲子夜話』,『俚言集覧』などの文献資料に記載されており,江戸時代初期にはすでにあり,それぞれの起源は次のような諸説があります。 ・徳川家縁の地である駿河国での高いものの順。富士山,愛鷹山,初物のなすの値段 ・富士山,鷹狩り,初物のなすを徳川家康が好んだことから ・富士は日本一の山,鷹は賢くて強い鳥,なすは事を「成す」 ・富士は「無事」,鷹は「高い」,なすは事を「成す」という掛け言葉 ・富士は曾我兄弟の仇討ち(富士山の裾野),鷹は忠臣蔵(主君浅野家の紋所が鷹の羽),茄子は鍵屋の辻の決闘(伊賀の名産品が茄子) ■四以降 四以降については地域・文献などからいくつか存在しており,それについても諸説あります。 四扇(しおうぎ,しせん,よんせん),五煙草(多波姑)(ごたばこ),六座頭(ろくざとう) 「俚言集覧」に記載があり,同内容を挙げた辞典類の多くはこれを出典としています。一説として,一富士二鷹三茄子と四扇五煙草六座頭はそれぞれ対応しており,富士と扇は末広がりで子孫や商売などの繁栄を,鷹と煙草の煙は上昇するので運気上昇を,茄子と座頭は毛がないので「怪我ない」と洒落て家内安全を願うといわれています。 ・四(または五)を「葬式・葬礼」としたもの 四そうろう(葬礼)に五せっちん(雪隠,便所) / 四葬式,五雪隠 / 四雪隠,五葬式 ・四葬礼,五糞 四に葬式,五に火事 / 四葬式,五火事 俗信により,逆夢としたり,予兆としたり,内容によって良悪が違うなど,いくつかの解釈があります。 元旦元旦は,元日の朝,元日のことです。 元旦の「旦」の字は,太陽が地平線から出るさまを表した漢字で,朝や夜明けを表すため,元旦は1月1日の朝のみを表すともいわれますが,1月1日(元日)も意味します。 しかし,元旦が元日の朝も意味することには変わりないため,1月1日の朝をいう場合は,「元旦の朝」とはいわず「元日の朝」というのが正しいことになります。 年賀状は,1月1日の朝に届くよう出すのが礼儀であるため,日付は「元日」ではなく,ふつうは「元旦」と書きます。 「〇〇年元旦」と年号を付けることは良いのですが,「一月元旦」と月を付けてしまうと,1月が重複するため間違いです。 正月は1月のことで,元日や元旦と異なり,1年の最初の月を表します。 ただし,元日から1月末日までの1カ月間を指して使われることは少なく,一般には正月を祝う期間を指します。 その期間は,大きく分けると三が日と松の内に分けられます。 三が日は,元日から3日間のことです。 国民の祝日は元日のみですが,官公庁や金融機関などは三が日を休日とし,一般企業もこれに準じていることが多くあります。 また,新年を迎えて世の中がお祭りムードになっている期間でもあるため,「正月休み」や「正月気分が抜けない」など,元日に近い意味での「正月」は,三が日のことをいいます。 松の内は,正月の松飾りのある内の意味で,風習・行事としていう場合の「正月」は,松の内を指していることが多いと考えられます。 昔は元日から15日までを「松の内」といっていましたが,現在は7日までをいうのが一般的です。 ただし,地域の風習によって違いがあり,関西地方では15日(小正月)までが多く,一部地域では20日(二十日正月)までというところもあります。 |
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