最新更新日:2024/04/27 | |
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「お年玉」と「お年賀」日本では古くから新年になると歳神様が降りてくると信じられており門松などの正月飾りをつけ鏡餅を供えていました。 供えた餅は「御歳魂(おとしだま)」といって家族に分け与えたり年始の挨拶訪問をする際の手土産としていました。 家族へ分配していたものが現在では「お年玉」となり挨拶訪問の手土産にしていたものが「お年賀」になったのです。 お年玉は親から子祖父母から孫上司から部下雇い主から使用人というように目上の者が目下の者に渡す金品でポチ袋に入れた現金であることが多いようです。 お年賀はお年玉とは反対に目下の者が目上の者に対して渡す金品です。 家族の場合は現金のこともありますが日ごろお世話になっている方へ渡す場合は品物であることがおおいようです。 お年玉は目下の相手に渡すものなので特にマナーを意識する必要はありませんが,お年賀は目上の相手に渡すものなので注意が必要となります。 お年賀は品物を贈ることが本来の目的ではなく,年始の挨拶のついでに渡す手土産なので手渡しするのが原則です。 また,1月1日〜3日までの三が日に渡すのが基本ですが,三が日は都合が合わないことも多いため松の内(地域により異なるが普通は1月1日〜7日まで)に渡すとよいとされています。 松の内を過ぎてしまった場合は,熨斗に「お年賀」と書くのではなく「寒中御見舞」と書きます。 |
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