最新更新日:2024/04/28 | |
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2015.2.28 今どきの中高生のICT利用の実態・中1から高2の中で比較すると、学年が下がるにつれて、自分専用のiPadなどのタブレット端末をもつ割合が高くなっている(※中1…13.4。高2…3.9%) ・平日にインターネットやメールをする合計時間の平均は、中学生が1時間52分、高校生が2時間3分。 ・休日にメールやチャット(LINEなど)など、ネット上の「コミュニケーション」を利用する時間は、中3女子で28.1%。 ・動画サイト(YouTubeなど)を「ほぼ毎日」みる中学生は32.9%。 ・インターネット上で知り合った人や友だちがいる人のうち、会ったことのある割合は中学生23.6%、高校生34.7%。 などなど、大人には考えられないような実態が明るみになっています。 調査内では、成績との関係についても触れていますが、やはり成績が下位になるほど利用時間が長く、勉強しながら利用する率も高くなるとあります。 また、高校生の考えとして「ネットで調べられることでも、できるだけ覚えておいた方がよい」が約65%と、「覚えなくてもよい」の約30%を上回っていたり、「携帯やスマホはがコミュニケーション力を伸ばすと思わない」が約60%と、「伸ばすと思う」の約35%を上回っていたりします。このあたりは、聞いて安心するところです。 中には、学習時の活用率など、便利なツールとしての利用についても調査内容が掲載されていますが、大人が考えている以上に、ネットに依存している実態が分かります。 特にスマホなどのデバイスは、端から見ていると何をしているのか分からず、何に繋がり、誰と繋がっているのかも分かりません。「スマホを持った途端に、時間の使い方や成績に影響が出た」という保護者の声も聞きます。 今後、さらにデジタルにどっぷりな時代を生きていくことになると思われる子どもたち。改めて、スマホ等を使わせるのであれば、自分で使い方をコントロールする力を身につけさせることと、家庭内でのルール作ることは、必須であると感じました。 ■中高生のICT利用実態調査 2014 報告書(ベネッセ教育総合研究所) (※写真もベネッセのサイトから引用したものです) |
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