令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.3.10 あの日から5年… その1

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「サバ銀」こと、給食の人気メニューの一つである「サバの銀紙焼き」。
その「サバ銀」は、岩手県釜石市にある「津田商店」さんより、生産加工をしていただいています。3年前、工場が再開されたとのことを聞き、「よかったですね」と、個人的に、メールを送付したことがありました。すると、その津田商店さんから当時(2013年3月)の勤務校宛にお手紙が届きました。

津田商店さんは、震災で工場は壊滅状態となり、何もかもあの大きな津波に流されてしまったそうです。そこから、約1年後には工場を再開し、現在、こうして全国に商品を出荷できるようになったのは、並大抵のことではなかったと思います。ここに、その手紙の一部を掲載します。

(前略)
お陰様で、昨年(※)4月より新工場にて生産を再開いたしましてから順調に推移致し、現在は、震災前を上回る機能を有する工場に整うまでに至ってまいりました。

振り返ってみますと、大津波に見舞われ、本社と工場が共に全壊し、機械装置・備品・資材・商品・各種書類等や頭脳的役割を司るコンピューターまで流出してしまいました。しかしながら、今こうして再開できたのは、掛け替えのない二つの偉大な財産が関与されたからこそと確信しています。

それは、会社の失われたしまったハード面を従業員各自が積み重ねてきたソフト面やノウハウを結集し、再興までにこぎつけられ、更にこの機を利して機能アップも図ることができました。 

その上、なんと言っても弊社製品を、ご支援・ご声援をいただきました多くのユーザー様や児童・生徒の方々からの心強い大きなエールや励まし等の頼もしい後ろ盾が、活力の源になったからこそ現在があると感謝に耐えません。本当に感謝・感謝の至りです。
(後略)

(※昨年…2012年)

直接、被害を受けたり、身近な人に犠牲者がいなかったりする私たちは、5年目の今、ひょっとしたら、あんな大きな震災でさえ、忘れてしまいがちです。
しかし、きっと、津田商店さんは、あれから一日たりともあの日のことを忘れず、地道に仕事をされているのではないでしょうか。

何事にも不自由なく暮らすことができることに感謝をし、少々の困難に負けない、強い気持ちをもてるような古北っ子になってくれるとうれしく思います。

※写真は、震災前の釜石漁港(Wikipediaより引用)

※現在の工場周辺の様子↓
岩手県釜石市鵜住居町の航空写真(※Yahoo Japanより引用)
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