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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.8.15 東邦高校の勝利に思う

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「甲子園の魔物」という言葉があります。昨日の高校野球2回戦の「東邦×八戸学院光星(青森)」は、多くのニュースで、その言葉を使った記事を書いています。ご存じの通り、7点差を逆転された八戸学院光星は、「甲子園の魔物」の力で敗れた、というものです。

実際、試合をテレビで観ていると、7回裏の東邦高校の攻撃で、7点差あるにもかかわらず、球場の応援が盛り上がってきたことを感じていました。
すると、7回に2点を返します。8回裏にも1点を返し、最終回を残して4点差。
そんな中、9回裏の東邦高校の攻撃が始まると、スタンドの観客の多くが手拍子を叩き、白いタオルを振り回す映像が映りました。光星高校の応援団がいる3塁側のアルプススタンド以外は、東邦の応援になっているのが、テレビ画面を通して、伝わってきました。
それはもう「異様な」雰囲気で、まさに「魔物」が登場しそうでした。そして、あの逆転サヨナラです。

高校野球を題材にした、三田紀房さんが描いていた漫画「砂の栄冠」を思い出しました。
作品中に、熱烈な高校野球ファンが、主人公(所属する公立高校は初出場)にこう言うシーンがあります。「スタンドの応援を借りれないと初出場校みたいなところはひとたまりもない」「けどなスタンドの力を借りて甲子園に宇宙空間を作れば初出場校でも勝てる」と。東邦高校はもちろん初出場ではないですが、まさに、昨日の球場は、そんなセリフを思い出す「宇宙空間」となっていました。

「判官贔屓」という言葉が、「甲子園の魔物」とあわせて、高校野球ではよく使われます。ついつい劣勢なチームを応援したくなる甲子園独特の雰囲気です。それは分からなくもないですが、個人的には、昨日の東邦高校には、その他にも応援したくなる理由がいくつかあったと思います。

一体となってレベルの高い応援をし続ける吹奏楽部と応援団。常に仲間にポジティブな声をかけ続け、さわやかな笑顔を見せるメンバー。グランド整備を終えたスタッフにきちんと一礼をするメンバー。整えられた道具(写真・古北っ子の皆さん、東邦高校のメンバーもABCを大切にしていますよ)…。応援したくなる要素がいくつもあったと思うのです。高校野球ファンは、そんなところをよく見ていると思います(※「2016.3.30 東邦高校野球部」記事にも、そんな要素を掲載)。

そして、「野球は2アウトから」とは使い古された言葉ですが、9回2アウトから4点を取り、見事に勝った事実からは、どんなことでも「最後まであきらめない心」「仲間を信じる心」を持ち続けなければならないな、と改めて感じました。

様々なことを教えてくれたように思う東邦高校。3回戦以降の躍進を大いに期待したいところです。
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