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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.10.9 教師力アップセミナー

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今日は、一日日程で大口中学校を会場に開催されている「教師力アップセミナー」に参加。年7回行われるセミナーで、今日は今年度の第4回目です。

本日の講師は、このセミナーのレギュラー講師(毎年必ず務めていただている)の、植草学園大学名誉教授・野口芳宏先生です。人気講師のセミナーとあり、会場は今日も大勢の会員でした。休日に、身銭を切って、集まる教師がたくさんいるのです(県外からも多数)。

野口先生は、小学校の教師・校長を務められ、退職してもなお、国語教育、家庭教育、道徳教育を研究され、年間100本以上の講演・講義を行っている先生です。御年「81歳」というのですから驚きです。今回も、そんな齢を全く感じさせないエネルギッシュな講義で、常に、脳に汗をかくような受講者に対するプレッシャーをかけつつも、常にユーモアやウィットにあふれ、笑いが絶えません。「野口節」とも言われる、時には歯に衣着せぬ、数々の分かりやすい端的なフレーズが炸裂すると、多くの参加者のペンが走ります。

野口先生の講義は、今回も3部構成。①低学年の国語文学教材の扱い方〜小学校1年生教材たぬきの糸車の模擬授業を通して〜、②玉置道徳を野口が斬る(※玉置…岐阜聖徳学園大学教授玉置崇先生)、③野口道徳の模擬授業〜幸福の条件〜、です。

今回の講義でも、毎回聴くフレーズ有り、貴重なフレーズ有り、と以下のような勉強になることばかりでした(文責・校長)。

「授業は『入手獲得』が大切。多ければ多いほど学力形成につながる」
「漢字を読む力の『読字力』を高めることが大切」
「手を挙げるは『曲げる』ではない。指先までまっすぐとすばやく」
「『常時善導』を心がけ、その場で指導をし、よくしていく」
「分からなくて挙手した子には『今日は分かるようになる。よかったね』と意欲に結びつける」
「○か×か。『判断・根拠・整合性』を大切にする」
「『分かりません』は許しません。分からないから考えてみる」
「教育は『恐怖・脅迫・強制』。しかし根底には愛がある」
「『教師の聞き耳アンテナ』を磨き、間違いを見逃さない」
「学力形成は『入手獲得』『訂正・修正』『深化・統合』『反復・定着』『応用・活用』の5段階」
「国語学力は『読字力、語彙力、文脈力』」
「『学力の落ちこぼれ』より、『道徳の落ちこぼれ』は不幸になる」
「『できること』より『変わること』が大切。心のコップは上向きで」
「『利己』より『利他』」
…などなど、毎回、刺激が強い言葉も並びますが、どれも納得できるものばかりです。しかも、家庭でも応用できそうなものがいくつもあります。

今回も本校からの参加職員がいました。きっと、古北っ子に還元されることでしょう。先生達も、古北っ子同様、こうして勉強しているのですよ。
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