令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2017.12.23 誓い

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中日新聞夕刊に掲載されているコラム「紙つぶて」は、月曜日から土曜日まで6人の執筆者がいますが、木曜日の執筆者は岸田ひろ実さん。岸田さんは、大変な人生を歩まれてきた人ですが、そんな木村さんだからこそ、12月21日(木)付のコラムには、とても説得力のある文章が掲載されていたので、ここに引用・掲載させていただきます。

 亡き夫が教えてくれたこと、それは、時間は有限だということです。
 私は夫に「ありがとう」や「ごめんね」をよく伝えていた方だと思っていました。しかし夫を亡くして、本当にちゃんと伝えられていたのだろうかと振り返ることがしばしばあります。意地を張ったり、適当に流したり、素直な気持ちというのは意外と伝えられなかったように思います。
 後悔へと変わっても、夫はもういません。今から伝えることはできないのです。夫が病に倒れる直前、「パパなんか大嫌い、死んじゃえ」と本心とは違う言葉を投げつけてしまった娘は、今でも自分を責め続けています。
 人生にはどうしようもない後悔がつきもの。しかし、大切な人に大切な気持ちを伝えなかったという後悔は、自分の中でいくらでも減らすことができます。「ありがとう」の感謝の気持ち。「ごめんなさい」というおわびの気持ち。さりげないこの二つの言葉だけは、先延ばしにしたり、照れて隠したりすることなく、思い立ったその場ですぐに伝えようと私は誓いました。
 「いってらっしゃい」と見送った背中にもう会えないこともあるのです。あんな後悔は二度としたくありません。夫の教えを忘れずに、私は誓いを実行し、子どもたちに伝えていきたいと思います。

いつ大きな事故がおこるかわからないような特殊な仕事をされているお父さんなどをもつ家族は、たとえ家庭内でケンカをすることがあっても、必ず、翌日には仲直りをし、笑顔で「いってらっしゃい」と言う、ということを聞いたことがあります。
まさに、「『いってらっしゃい』と見送った背中にもう会えない」ことがあっては、ケンカしたままで死別しなければならないからです。

そんなことを考えると、「ありがとう」「ごめんなさい」は、どれだけ言っても言い過ぎることがないような言葉のように思います。
文中にあるように、「思い立ったその場ですぐに伝える」。心がけたい習慣だと思いました。
 
古北っ子のみなさんも、素直に「ありがとう」「ごめんなさい」が言える人であってほしいと思います。

(※岸田さんのプロフィールはこちら↓)
岸田ひろ実 プロフィール(株式会社ミライロ ホームページ内)
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