最新更新日:2024/04/28 | |
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青桐 (あおぎり)校庭のアオギリが,葉を広げはじめました。夏,多くの児童がアオギリの木陰に入ります。 ■ 人間との関わり ・庭木・街路樹にし,材を建具・家具・楽器などとします。種子は古くは食用にされ,太平洋戦争中には炒ってコーヒーの代用品にしたそうです。 栽培は,主に春に発芽前の若枝を切って挿し木して育成されます。 種子は「梧桐子(ごどうし)」と呼ばれる生薬として用いられ,胃痛,下痢の薬効作用があるそうです。葉は,煎じたものを服用することにより,浮腫,高血圧に対し薬効作用があるとされます。 ■ 青桐(あおぎり)科 ・学名Firmiana simplex(Firmiana : アオギリ属 simplex : 単一の)とFirmiana(ファーミアナ)は,18世紀のオーストリアの「Firmian さん」の名前にちなみます。 ・開花時期は, 7/ 5 〜 7/15頃。 ・街路樹でよく見かけます。生長が早く,大きな葉が涼しい木陰をつくります。 ■ 名前の由来 ・樹皮が緑色で,葉が桐に似ているので”青桐”。 ■ 花 ・夏に,うす黄色の花が咲きます。(高いところにあるのでほとんど目立たない)花は咲いたらすぐ「落ちる」ようで,咲き終わりの時期は木の下に立っていると雨のように花が「降って」きます。壮観♪花が「降った」あとはまるで「じゅうたん」のようになります。 ■ 実 ・実は袋状で大きい。中に種子がある。袋状のところにぶら下がるようすは,痰切豆に似ています。 ■ 幹 ・材は家具用となる。「梧」とも書く。 ・韓国で昔,黄帝が即位した際,青桐の上に鳳(おおとり)が止まった,との伝説があります。 ・別名「梧桐(ごとう)」 |
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