令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.8.31 夏休みの終わりに寄せて

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45日間の夏休みが終わろうとしています。
幸いにも、本校の児童は、事故・ケガなど、大きな不幸なことがなく、この夏休みを終えられそうです。

しかし、全国的には、悲しい事件・事故がいくつかありました。
多くの人がそうではないかと思いますが、個人的に、もっとも記憶に残っているのは、大阪の中学1年生の男女が連れ去られた事件です。本当に残念なことです。二人の中学生のご冥福を祈るばかりです。
この他にも、新聞やテレビ・インターネットのニュースには、交通事故や、海・川での事故などで、小中学生が命を落とすという、悲しい事故がいくつか見られました。
つい先日は、「大分の小学生女子が行方不明」と報道があり、「夏休みの最後にまた…」驚きましたが、幸いにも発見されたことに、胸をなでおろしているところです。
こうした事件・事故は、何か起きる度に、保護者や友人、学校関係者が大変な思いをしているのが想像されます。

夏・冬・春の長期休業中は、こうした事件・事故の心配が尽きないところがあります。
全校の児童生徒が、そろって始業式を迎えられることは、「当たり前のこと」かもしれませんが、実は、大変うれしく思うことなのです。

この記事が掲載される頃は、まだ夏休みは終わっていないので、まだまだ油断はできませんが、無事に明日の始業式を迎えられることを願い、2学期も、そうしたことが起きないことを願うばかりです。

いよいよ2学期が始まります。
明日の始業式には、古北っ子の元気な姿が見られることを楽しみにしています。

2015.8.30 甲子園

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今日は、四方山話を一つ。
毎年、全国高校野球選手権大会が終わると、「夏休みもあとわずか…」という思いにかられますが、今年は、「U18野球ワールドカップ」が日本で開催されています。少し前まで全国を盛り上げた高校野球球児の活躍が、引き続き見られるとあって、もうしばらく今夏の高校野球熱は続きそうです。

ちなみに、この夏の「全国高校野球選手権大会」ですが、誰もが「甲子園」という言い方で、会話が通じます。高校野球全国大会の代名詞となって定着しています。そして、「甲子園=全国大会」という図式が成り立っていることから、現在では、「〇〇甲子園」という様々な全国大会が開催されています。
調べてみると、高校生が出場する「〇〇甲子園」だけで、70を超え(参照:甲子園の名がつく高校生大会一覧:Wikipedia)、大人が出場する「〇〇甲子園」をあわせるとなると、150を超えるのだとか。恐るべし「甲子園」です。

なお、この「甲子園」という名前は、兵庫県西宮市南東部の地域名です。所在地は「西宮市甲子園町1番」というのですからさすがです。そして、甲子園球場周辺には、「西宮市甲子園七番町…」などという地名が存在しています。

現在では、プロ野球阪神タイガースの本拠地であることは、当たり前の知識になっていますが、もともとは、全国中等学校優勝野球大会(全国高校野球選手権大会の前身大会)の開催を主目的として建設されたというのですから驚きです。
日本で最初に誕生した大規模多目的野球場であり、収容人数は当時の日本の野球場の中で最大のものでした。
完成した「1924年」が、十干十二支の最初の組み合わせに当たる「甲子年(きのえねのとし)」という60年に一度の縁起の良い年であったことから、「甲子園大運動場」という名前がつけられ、そして、その一帯の地名が「甲子園」と名づけられたのです。タイガースの本拠地となったのは、戦後「1948年」というのですから、だいぶ後のことだったのですね。

さあ、これから「U18」がどんな活躍を見せるのか、もう少し、「高校野球」に注目したいと思います。

(※写真は、Wikipediaより引用しました。高校野球ではなく、タイガースの試合ですが…)

2015.8.29 集中力アップのコツ

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今日は、近畿大学陸上競技部駅伝監督である、佐藤浩さんの講演を聴きました。
四日市大学で、全日本大学駅伝(名古屋〜伊勢)に9年連続出場を果たし、東海地区トップレベルのチーム作りをされた指導者である佐藤さん。その秘訣ともなる、「子どもが伸びる!集中力アップのコツ!」と題した講演でした。

80分の講演は、時間を感じさせない程、あっという間の講演で、「聴いてよかった」と思うものでした。
ここに、印象に残ったフレーズをいくつか紹介します(文責・校長)

●「心・技・体」のうち、最も大切なのは「体」。受検生でも、会社員でも、運転手でも、体のコンディションがしっかりしていないと、実力が発揮しきれないため、「体」が最も大切と考える。
●「実力=顕在能力÷(心の抵抗×身体の抵抗)」の公式は、関西のバスケットボール協会など、いくつかの団体で使っている。心や身体にストレスがない「1」の状態であれば、「100%」の実力が発揮できるが、仮に身体にストレスがあり「2」になると、50%の力になり、心も「2」になると、25%になってしまう。ストレスをなくすことが大切。
●「やる気のない人」に「がんばれ」と言っても、やる気はでない。本人が喜ぶ声かけや、具体的にやる気が出るきっかけとなる声かけをすることが大切。「うれしい」とやる気が出るし、「うれしくない」とやる気は出ない。「やり方が分かる」「うまくいく方法」など、脳が喜ぶことを伝えることが大切。
●本質的な能力は、「集中→直感(ひらめき)→想念(イメージ)→創造」という流れであるため、まず「集中」することが大切。不安があればアドレナリンが、怒りがあればノンアドレナリンが分泌される。集中力を高めればドーパミンが分泌され、実力通りの力が発揮される。
●「鼻から息を吸う(5秒)→息を止める(3秒)→口からゆっくり息を吐く(10秒)」これを3セット繰り返し、「手の一点(例えばほくろ)を見つめる(10秒)」ことを2セットするだけで、脳のパフォーマンスが上がる。
●錦織選手がサーブの前にボールをバウンドさせてボールを見る行為や、イチロー選手がバッターボックスでバットを立てるのは、スコアボードとバットのピントを順に合わせる行為で、どちらも「一点集中」することで、集中力を向上させている。
●テニスボールを2段詰みする作業や、ジャグリングでも集中力が増す。
●集中力を増すトレーニングをすることで、判断力や責任感も高まる。脳のシナプスが増えることにつながっているのかも。
●ネガティブなイメージができないよう、プラスの思考法をすることが大切。梅干しの酸っぱいイメージを打ち消すのに「酸っぱくない」と思っても消えない。そこは「チョコレート」を思い浮かべるのがプラスの思考。次につながる「楽しく、明るく、元気になる」声かけをするとよい。
●長所を伝えることで、人間関係がよくなり、力も伸びていく
●チームがまとまるのは、「同調する」ことが大切。同調するには、大きな声を合わせて言うなど、言葉かけや意識をあわせることで、行動や結果が変わる。

特に、「呼吸法と一点凝視法」の集中力を高めるトレーニングでは、やる前とやった後で、計算力が高まることを体感できました。また、「同調」では、声を出す前と出した後で、わずかな力で人を持ち上げることができるといった代表者による実演もあり、驚かされました。これらは、使えそうです。休日に、講演を聴いた甲斐がありました。

2015.8.28 江南市情報教育研究会

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本日は、市内の15小中学校の代表の先生方が集まって開催される「江南市教育研究会 情報教育研究部会」に、副部長という立場で参加しました。

会では、「校務の情報化」に伴う環境整備の問題について、情報モラル教育や児童生徒の実態について、各学校のICT機器の活用について、江南市の今後のICT機器の整備について等、多岐に渡って、議論や情報交換がなされました。

国は、2020年に、一人1台の情報端末(タブレットPC)を配置することを掲げていますが、各校の現状は、なかなか差があるように思います。
多くの税金をかけて導入した後、「活用されない」では、済まされません。
本日は、各校の現状を情報交換した後、それらを踏まえ、どういう環境が望ましいか、どういうステップで環境を整えていくとよいか、ということについても議論が交わされました。

そんな中、本校の佐橋先生が、「授業におけるwindowsタブレットの活用」を紹介してくれました。
「見せる」ということに重点を置き、「テンポ」を意識した例や、あえて「見せずに隠す」という例も紹介してもらうなど、普段の授業で活用していることの一端を紹介してもらいました。各校の先生方が興味深く聴いていただけたのは、言うまでもありません。

今日は、別の自治体が主催している、「タブレットPCの活用」の研修会にも、本校から二人の先生が参加をしています(※その模様については、またお伝えします)。
このように、本校は、研究指定を受けているわけではありませんが、「学び、実践し、その方法を共有し、さらに学び、実践する」というサイクルを繰り返しながら、教師のICT機器の活用力を高めていきたいと思います。そして、子ども達の学力向上につなげていきたいと考えています。

保護者のみなさまにおかれましては、ぜひ、引き続き、今後の本校の教育実践に着目していただければ、と思います。

2015.8.27 最高の日

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心が温まる記事が、8月24日(月)付の中日新聞夕刊にあるコラム「目耳録」に掲載されていたので、引用・掲載させていただきます。

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全国高校野球選手権で印象深い光景があった。終戦の日の8月15日第2試合。鶴岡東(山形)の竹本大輝捕手(3年)が、第1打席に立った時だった。一塁側のアルプス席から突然、「ハッピーバースデートゥーユー」と歌声が流れた。
 控えの野球部員が、誕生日を迎えた竹本捕手に送った粋なプレゼント。歌い終わると、甲子園が拍手に包まれた。4万5千人の観客からの思わぬ祝福。本人も「こんなに多くの人に祝ってもらえるなんて幸せです」と感激した。
 試合中、戦没者への黙とうの時間があった。竹本捕手は、目を閉じて考えていたという。戦争と、平和と、自分が生まれた意味を。
 「自分の誕生日が終戦の日で、暗いイメージがあった。いい日なのか悪い日なのか、今でもよく分からない」。だけど、と続けた。「今日は人生最高の日でした」
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我が家の娘は、学級の友達の誕生日に「サプライズ」をすることが決まっているらしく、その日が近づくと、友達同士で、慌ただしく準備をしています。微笑ましい光景です。上記のサプライズ同様、忘れられない一日になることでしょう。

また、自分が担任をしていたときには、誕生日の子がいると、給食の時間に、牛乳で「おめでとう!」と、乾杯をするというのがルールになっていた学級もありました。土日や長期休業日があると、その前に行うきまりでもありました。

記事の竹本捕手のように、「暗いイメージ」があったというのは、なんとも言えないところです。しかし、一年に一度の記念日が、こうして明るく迎えられ、4万5千人から祝福されるのは、とても嬉しかったことでしょう。

古北っ子の皆さんも、家族がお祝いしてくれることでしょう。
そんなときは、ぜひ「みんな、ありがとう」と伝えると同時に「お母さん、お父さん、ここまで育ててくれてありがとう」という思いが伝えられる誕生日でありたいものですね。

(※写真は、8月12日付山形新聞に掲載された1回戦の鶴岡東のアルプス席の様子です)

2015.8.26 おかげさま

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今年の夏は暑かったですね。きっと、そんな中、「早く夏が終わらないか…」と思ったことのある人もいるでしょう。
そして、天気が続くあまり「雨が降らないかしら…」と思い、ここのところの雨天が続くと、「少しは晴れてほしいのだけど…」と。
人間は、ワガママですね。 

そんな人間の気持ちに対して問う詩があるので、紹介します。
日頃から、こんな気持ちをもつ人が増えると、きっと、もっと住みやすい世の中になるのかもしれませんね。


おかげさま 上所重助

夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
 
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
 
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり
 
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
 
親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
 
「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい

2015.8.25 日本の技術力を誇りに思う

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国産の無人物資補給機「こうのとり」5号機が19日夜、打ち上げに成功しましたが、引き続いて、24日19時半頃、国際宇宙ステーションとドッキングを果たしました。

宇宙側の、国際宇宙ステーションで、「こうのとり」をキャッチするためのロボットアームを操作したのは、油井亀美也さん。そして、地上側のアメリカ航空宇宙局(NASA)の管制室で、交信担当のリーダーとして、油井さんとのやりとりを務めたのは若田光一さん。日本人宇宙飛行士の見事なタッグです。
さらに言うなら、実際に打ち上げられる機器などが軌道上でも問題なく運用できることを確認するための試験である「フライト・クルー・インターフェース・テスト(Flight Crew Interface Test: FCIT)」に参加していたのは、星出彰彦さん。宇宙での活動経験を持つ宇宙飛行士のみが行えるものです。
日本の技術が、こうして日本人の手によって、確実に成功に導くことができたことは、何ともうれしく、誇りに思える出来事です。

現在、国際宇宙ステーションへの物資輸送では、「日本」「アメリカ」「ロシア」の3カ国(計4機種)でしか運用されていません。しかし、民間に委ねるアメリカは昨年10月に「シグナス」、今年6月に「ドラゴン」が打ち上げに失敗し、ロシアの「プログレス」も4月に失敗しています。無傷なのは「こうのとり」だけであり、日本は高い技術力を世界に示すことができたのです。

ドッキングが成功したときの油井さんの「私も宇宙開発の中では、一つの小さな歯車ですが、自分の仕事をしっかりして、まあ一等星並みにちょっと輝けたかな、とこの瞬間だけは思います」という言葉は、とても印象的です。

JAXAこれからも、そのすばらしい技術力で、私たちに夢と希望を与えてくれる、宇宙開発にがんばってほしいと思います。
そして、古北っ子の中からもそんな人物が誕生したら…と夢見るのでした。

以下のサイトに、「こうのとり5号機(HTV5)」に関する記事や解説を見ることができます。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)

【物資補給機「こうのとり」】
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した国際宇宙ステーション(ISS)への無人物資輸送船。全長約10メートル、直径約4・4メートルの円筒形で、「大型バス」ほどの大きさ。輸送能力は最大6トン、打ち上げ時の最大重量は約16・5トン。H2Bロケットで打ち上げる。荷物室の一部は気圧と気温が保たれ、飛行士が普段着で入れる。水や食料、実験装置などを輸送後、不用品を積んでISSから切り離し、大気圏に再突入させて廃棄する。平成21年に初打ち上げ。開発費は約680億円。

※写真はJAXAサイトにある「壁紙」を引用しています

2015.8.24 愛される学校づくり研究会に参加

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昨日は、「愛される学校づくり研究会」に参加しました。
2月に東京でフォーラムを開催するのですが、その内容を検討し、さらに、そこで発表する発表者を簡単なプレゼンで決定するということが主なものでした。
プレゼン内容は、どの業界でもキーワードとなっている「若手を中心とした人材育成」についてです。

持ち時間「3分」という非常にコンパクトな発表の中に、聴衆の印象に残る発表であり、その内容であることが求められます。

私を含めて、全部で15の発表がありました。職員構成や、学校事情、地域事情など、それぞれの学校によって実情が異なりますが、若手を中心とした人材育成をするということは、どこの学校も力を入れているところであり、日頃から意識をして学校経営をしているということがよく分かりました。

また、ユニークな先生方の集まりである本研究会です。どの発表も印象に残るものばかりであり、大いに今後の学校経営のヒントになるものでした。

私の発表に対して、意見もいただきました。ありがたいことです。さらに、その方法について、色々と考えていきたいと思います。

2月のフォーラムでは、「授業を観る視点」「教師力の育成」「チーム学校とは」「ICT活用」などについて、議論をする予定です。今後、全国の先生方が「参加したいな」と思っていただけるようなものにしていくために、さらに議論を交わしていきます。

もちろん、ここで学んだことを、可能な限り、古北小の学校経営に生かしていきます。そのための学びです。
子ども達やその子ども達を支えていただいている保護者・地域の皆様に応えられるよう、今後も学び続けていきます。

2015.8.23 月と土星

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昨夜は、「2015.8.11 今月の注目天文現象」でお知らせしたとおり、南西の空に、月と土星が並んだ様子を見ることができました。

南西に輝く月の少し離れた左の真横に一つだけ輝く星がありました。それが土星です。
肉眼で、その輝きはとらえることができました。もちろん、輪は見えません。

そこで、天体望遠鏡をセッティングし、早速、観測。すると、クレーターのはっきりした月をとらえた状態から、左方向へレンズをスライドさせていくと、小さいものの、輪が見えました。
家族を呼び、望遠鏡を覗くと、その度に「おーっ」と歓声です(笑)。

その後、写真を撮ろうと思うも、なかなか上手く撮れません(汗)
ピント、明るさ、セッティングをしている間に、地球の自転のせいで、レンズから星の位置がズレています(汗)
また、チョコンと望遠鏡に触れようものなら、あっという間にレンズから外れてしまいます。0.1mm望遠鏡がズレれば、どれだけズレるやら…(汗)
いやー、難しいですね。1時間、格闘した結果、あきらめました(涙)

残念ながら、その様子をお伝えできないので、イメージをお伝えします。
天体望遠鏡のレンズからは、ちょうど、「ごま粒」程の大きさで、図のような輪のついた土星が見えました。
(※写真は、フリー写真素材集より)

とても遠くにあり、ロケットで向かっても、何年もかかると言われている星が、こうして近くに見えることに、なんとも言えない感動が湧きます。

古北っ子の皆さん、今後も機会があれば、ぜひ、様々な宇宙に浮かぶ星の姿を見てみませんか。感動しますよ!

2015.8.22 信州スカイパーク

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今日は、「東海陸上競技選手権大会」を見に、「信州スカイパーク」にある陸上競技場に行きました。

愛知・三重・岐阜・静岡・長野の各県から上位入賞を果たしたアスリートは、インターハイ入賞、インカレ入賞、全日本実業団大会入賞、など、トップアスリートも多く出場し、好記録が連発するなど、見応えのある大会です。

さて、会場の「信州スカイパーク」とは、長野県松本市にある「信州まつもと空港」の周辺を取り囲むように造られた、陸上競技場、サッカー場、テニス場、体育館、宿泊施設、公園に、サッカーJリーグ「松本山雅」のホームスタジアム「アルウィン」など、計19施設を指します。空港に隣接しているため、「スカイ=空」の名称が用いられています(写真下段)。

初めて、訪れた施設ですが、驚いたのは、「隣接」とはこのことで、陸上大会を見ていると、突然「ゴーッ!!」という音と共に、飛行機が離着陸を行います(写真上段)。

そして、さらに「なるほど!」と思ったのは、競技中のBGMが、「飛行機」に関係している曲が流れるというもの。短距離がスタートすると、トム・クルーズが主演の映画「トップガン」の軽快なBGMが流れ、入賞結果の紹介や、表彰式では、木村拓哉さんが主演をしていたテレビドラマ「GOOD LUCK」が流れるといった調子です。
「なかなか粋だな〜」と思いながら聴いていました。

また、オーロラビジョンには、レースの中継、結果のスロー再生などを映し出すのはもちろん、観客スタンドを映して「カメラにアピールしてくだいねー!」とアナウンスされたりするのは、プロ野球やJリーグのような雰囲気も。楽しく応援ができる工夫がなされていて、またまた感心。

気温も名古屋に比べやや低く、爽やかに競技を見ることができました。
信州スカイパーク、いいところでした!

2015.8.21 江南市教育研究会研修会

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今日は、午後から、市内の小中学校の全ての先生方が、江南市民文化会館に集まって実施する講演会の研修会に参加しました。

講師は、「コーチング」の理論で、各方面でご活躍されている小山英樹先生
演題は「21世紀型人材を育成する教育コーチング」と題し、関西出身らしく、ユーモアを交えながら、分かりやすく、アニメーション、動画、ケーススタディなどを随所にちりばめ、笑いあり、涙ありの2時間の充実した講演会でした。

日本子ども達は、幼い頃は、とびきりの笑顔を見せていた子ども達が、成長するにつれ、表情が暗くなり、自己肯定感が低くなり、未来に希望を持てなくなっている現状にあるといいます。そんな子ども達を、コーチングの理論を用いながら育み、「21世紀型人材を育んでいこう」という大きなねらいがあるように思いながら拝聴しました。

基本的に、「教授・指示・命令」を相手に一方的に行う「ティーチング」と異なり、「コーチング」は、「質問」→「話す(アウトプット)」→「傾聴」「承認」「認める」といったサイクルをくりかえし、気づきを「アウトプット(外化)」することで、コーチングを受けた人物が変わっていきます。

まず、「傾聴」。園児が「せんせーい!」と駆け寄ると、保育士は手を広げて「どうしたの?○○ちゃん」と全身で受け止めます。ところが、高校生が「先生」と声をかけると、先生は腕組みをして「なんだ」とし、腕組みされることで関係を閉ざした状態を作ります。ここに、差があるといいます。笑いながら聞いていましたが、まさに「先生の“あるある"」です。
まず、受け止める。決して、「審判」になってジャッジを瞬時に下すのでなく、「キャッチャー」になって、投げられたものを受け止めるところから、と言われ、納得です。

次に「質問」。大人が子どもに使いがちなフレーズが「なぜ〜ない」というもの。例えば「なぜ約束を守れないの」と。これを言われると、答えに詰まり、会話が成立しなくなります。「なぜ」「ない」を使わないことが、相手の考えを引き出すポイントだと言われました。
「今、どんな気持ち?」「約束を守れたらどんな気持ちになれる?」「何が邪魔して約束を守れないんだろう?」「約束を守るために工夫できることがあれば何?」と、「気持ち」「何」という言葉を使うといいとのことでした。

そして「承認」あるがままの存在を認めることで、言ったとおりに育つといいます。「わがまま」ではなく「自由さがある」「自己主張できる」「意志が強い」というポジティブな承認で随分と救われます。他には「気が短い」→「決断が早い」、「いい加減」→「よい加減」、「しつこい」→「粘り強い」などなど・・・。「リフレーミング」という手法ですが、自己肯定感を高めるのに、有効な手段です。

最後に「認める」「あなたは…」ではなく「私は…」のメッセージ(「YOUメッセージ」ではなく「Iメッセージ」)を発することが大切と言います。「宿題やったよ」→「がんばったね」(YOUメッセージ)ではなく、「宿題やったよ」→「うれしいわ」(Iメッセージ)とするのです。

ここに挙げたものは、ほんの一部の例です。小山さんが、プロ野球「日本ハムファイターズ」のアドバイザーも務めると、「3位」になり、翌年「優勝」したといいます。
学校でも、家庭でも使うと、笑顔あふれる子ども達になることは間違いなし。
明日から、江南市の子ども達は、笑顔があふれるかも(笑)。
今日は、楽しく、学びの深いひとときとなりました。

(※写真は、出身地である京都府綾部市HPに掲載されているものを引用させていただきました 綾部市/教育者・小山英樹

2015.8.20 秋を感じるこの頃ですが…

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まだ残暑が厳しい中ですが、つい先日「アキアカネ」を見かけました。「アキアカネ」といえば、通称「赤トンボ」です。まだ体の色は、赤く染まりきっていませんでしたが、一気に「秋」を感じさせられました。
もう少し気温が低くならないと、まだこの辺りでは見ることができないと思うのですが、ここ数日の、朝晩の気温が少しずつ下がっていることから、山から下りてきたのでしょうか。

そのアキアカネに関する記事が、8月18日付の中日新聞夕刊にあるコラム「夕歩道」に書かれていたので、引用・紹介させていただきます。

 アキアカネは極端に暑さが苦手らしい。三〇度を超えるような気温には耐えられないそうだ。だから、梅雨のころに里の水辺や田んぼで羽化すると、はるか高地や山岳地帯へ移動して夏を過ごす。

 こうして避暑地で成長し、本来なら、秋風とともに大挙して平地に戻ってくるはずのアキアカネだが、研究者からは、この二十年ほどで生息数が激減している、と気掛かりな警告が聞こえてくる。

 赤トンボ舞う里の秋は、いうなれば日本の原風景の一つ。激減の原因に近年普及した新たな農薬が疑われ、環境省も調査に乗り出したが、大丈夫か。秋の使者は迷わず帰ってきてくれるだろうか。

というもの。調べてみると、確かに1990年代後半から日本各地でアキアカネの個体数が激減しているそうです。長崎県などでは、「絶滅危惧II類(絶滅の危険が増大している種)」に指定されていたりします。

昭和の時代は、赤トンボの訪れと共に、秋を感じていたのですが、その季節感を感じさせる事象が徐々に減っていくのかもしれません。本格的なアキアカネの飛来は、もう少し先のようにも思いますが、その飛来を待ちたいと思います。
ぜひ、古北っ子の皆さんも、見つけてくださいね。

2015.8.19 北部中校区合同研修会

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今日は、年に1度、必ず実施する、北部中学校区(北部中・草井小・古北小)の3校の先生方が集まって、合同の「現職教育」(研修会)を行いました。

テーマは「小中連携」。講師に岐阜県瑞穂市立牛牧小学校主幹の福永秀雅先生をお招きしての研修会です。

福永先生は、北方町を中心に地域の教育活動をリードされている先生で、岐阜県の社会科や道徳などの研究を推進する役割を担うなど、学習指導や生徒指導の理論と実践を兼ね備えた先生です。

北部中学校区では、毎月10日のあいさつ運動、吹奏楽部と金管クラブの交流(古北小)、水泳指導の交流(草井小)など、活動的(ハード面)な連携もありますが、特に昨年度からは、中学校の先生方に小学校の授業を見ていただき、「学習規律」や「生活習慣の基礎基本(「ABC」の実践)」(ソフト面)などでも、連携を図ろうと実践を進めているところです。

これらの実践は、北部中学校区の子ども達を9年間(最近は、幼保の3年間も加えた12年間)で、様々な力を身につけ、よりよく生きられる人物になるよう、連携をとりながら育むことがねらいです。

今日は、学級経営のポイントと、小中連携を意識した学習指導について、具体的なお話をいただきました。
特に印象的だった「『やってよかった』という経験を積ませる 『やり方』を教え、経験をつませる」という言葉は、私たちが、ハード・ソフトの両面で意識しながら、様々な場面で取り組むことが必要のように思いました。また、家庭の子育てでも生きるようにも思いました。
今日の研修で、2学期から、北中地区の教育活動が向上する予感がしました。
 
今日は、福永先生より、貴重なお話をうかがうことができ、充実した時間となりました。

2015.8.18 夏休みは残り1/3を切りました

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時間の流れは早いものだと思いませんか? 
「“45日間”もある!」と思っていた夏休みも、残り1/3を切り、今日を入れても、あと「14日」になりました。

ここで、「時間の大切さ」についての詩を紹介します。
残された14日をどう過ごすか。この詩を読んで、少し考えられるといいですね。

一年の大切さを知るには ※作者不詳

一年の大切さを知るには、
落第した学生に
聞くとよいでしょう。

1ヶ月の大切さを知るには、
未熟児を生んだ母親に
聞くとよいでしょう。

1時間の大切さを知るには、
待ち合わせをしている恋人に
聞くとよいでしょう。

1分の大切さを知るには、
電車に乗り遅れた人に
聞くとよいでしょう。

1秒の大切さを知るには、
たった今、事故を避けることが出来た人に
聞くとよいでしょう。

10分の1秒の大切さを知るには。
オリンピックで銀メダルに終わった人に
聞くとよいでしょう。

だから、あなたの一瞬一瞬を大切にしましょう。
そして、あなたはその時を大切な誰かと
過しているのなら、十分に大事にしましょう。

その人は、あなたの時間を使うのに
十分にふさわしい人でしょうから。

そして、時間は誰も待ってくれないと
いうことを覚えましょう。

昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
明日は、まだ分からないものです。
今日は、与えられるものです。

だから、英語では 
今を「present」と呼びます。

2015.8.17 ドラマがあるから気になる高校野球

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中京大中京高校が3回戦で惜しくも敗れてしまいました。
昨日は、ジャズフェスティバルに行っていたため、生で見ることができず、合間にスマホで途中経過をテキスト速報でチェックしていました。

すると、毎回のように得点圏にランナーを出しながらも得点できない中京大中京。しかし、5回までノーヒットピッチングを続ける上野投手。「流れは悪いが、実力は中京大中京が上かな。なんとか得点できるはず」と思いながら応援していました。

9回表の中京の攻撃が0点で終わり、0×0を確認した後、何分かたって、再度テキスト速報を見てみると、まさかの「サヨナラホームラン」の文字が…。
関東第一高校のアルプススタンドが歓喜にあふれ、スタンドが揺れているのが想像できました。逆に、チャンスを作り続けた中京大中京側のスタンドは、「まさか…」と呆然としているのも想像できました。

中京大中京の「一球へのこだわり」を記事で紹介しました。その中京が、その一球に泣いたのです。その悔しさは、察するに余りあります。

また、今回の対戦は、中学の頃、同じチームメイトとして白球を追いかけた、中京大中京の上野投手と、関東第一の鈴木捕手との対戦というドラマもありました。互いに全力でぶつかる対戦は、上野投手に軍配が。「愛知」「東東京」と、甲子園出場を決めるだけでも大変なのに、全国で16校しか残っていない、甲子園での3回戦で対戦したのは、まさに「野球の神様」がセッティングしてくれたように思いました。

そして、後で映像を見たのですが、1回表の中京大中京の2死満塁で抜けたかと思った当たりを、話題の俊足プレーヤーであるオコエ外野手がスーパーキャッチをするというドラマもありました。

こういうドラマが高校野球にはあるため、目が離せません。

多くの感動を与えてくれる高校野球。日本国民が熱中するのも、分かる気がします。古北っ子の皆さんは、どれくらいの高校野球視聴者がいるのかな(笑)。
残りの試合も少なくなってきました・・・。勝ち残っている学校の健闘を祈ります!どの学校も頑張ってください!

(※写真は、スポニチアネックスより引用しました)

2015.8.16 江南サマージャズフェスティバル

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今日は、江南市民文化会館で行われた、「江南サマージャズフェスティバル2015」に行きました。

お昼前の11:00から会が始まると、終了は17:30に。30分の休憩時間もロビーで演奏するバンドがあるため、6時間ジャズ三昧です。
この間、ビッグバンド(大人数バンド)、コンボ(少人数バンド)、あわせて12のバンドがそれぞれ、3〜5曲を演奏します。
高校生から会社を定年で退職されたお父さんまで、幅の広い世代のプレイヤーが、華麗なソロあり、バンドを超えたジャムセッションあり、と様々な演奏を披露。
外は暑い日でしたが、爽やかなジャズの風がホールに吹いていました。

何組か、好みのバンドがあるのですが、中でもお目当ては、名古屋の中高生で構成されている「Free Hills Jazz Orchestra」の演奏。今日は、高校生メンバーによる編成でしたが、その編成は、昨年、神戸で行われた「ジャパン・スチューデント・ジャズ・フェスティバル」で2位になるなどの実力バンドです(中学生メンバーによる編成バンドは1位!)。

曲は、「On green dolphin street」「Bye bye blackbird」「Why we can’t have nice things」「Dancing men」の4曲。どれもテンポがよく、キレのある演奏は、会場をノリノリにさせていました。1曲の編成人数は多くないのですが、音量が素晴らしく、統一感もバッチリです。驚くのが各ソロパート。そのテクニックは、大人のバンドに入っても即戦力では、と思わせる程のテクニックです。演奏者の名前が紹介されるのですが、そこに「高校1年生、〇〇〇〇でした!」と学年が紹介され、またまたビックリ。「高校1年?つい半年前まで中学生だった子が、このテクニックとは!」と。

部活動に属さない高校生(中学生)が、「ジャズがやりたい」と、名古屋市内を中心に学校を超えて集まった集団です。志は高く、努力を惜しまない子たちばかりです。テクニックが高い理由が見えてきます。ラストの「Dancing men」が終わると、この日一番の大きな拍手が起きました。

「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、「好きだ!」という思いは、確実に技術を向上させるのがよく分かりました。
古北っこの皆さん、ぜひ「好きなもの」を見つけたら、徹底的に打ち込んでみるといいですね。

2015.8.15 ミクロネシア海外派遣

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江南市では、各中学校から生徒が2名ずつ(5校・原則男女1名ずつ)と、引率教員3名の計13名で、毎夏に、「ミクロネシア連邦」へ海外研修に出かけます。

ミクロネシア連邦とは、どこにある国かというと、オーストラリアやパプアニューギニアより北に位置する、太平洋の赤道付近にある島国です。島国と言っても、600を超える島々が、東西に3,200km、南北に1,200kmと、本州が入ってしまうような広さに分布する島国です。4つの州からなる連邦国家です。

「なぜ、そんな島国に」と思うかもしれません。それは、今からちょうど10年前に、国際博覧会「愛・地球博」が行われた際、江南市がミクロネシア連邦と「フレンドシップ交流」の関係ができ、それ以来、互いに訪問するなどしながら交流を続けているのです。

もともと、日本とは関係の深い国であり、1914年に勃発した第一次世界大戦では、日本がミクロネシアを管理下に置いていました(当時はドイツ領)。その後、1920年に、国連は、日本にミクロネシアの統治を委任したため、先住民40,000人に対し、80,000人を超える日本人居住者がおり、経済を活発化させました。
第二次世界大戦では、世界最大級の環礁(サンゴなどで作られた、海を囲むようにしてできた地形)があるため、太平洋の真ん中にあるにも関わらず、大きな波を寄せ付けず、重要な軍事拠点になっていました。
よって、今なお、戦争の爪痕が残ると共に、日系の人が住んでいるため、日本名や日本語をいくつも見ることができます。
日本が敗戦国となると、アメリカが統治し、1979年には、トシオ・ナカヤマ初代大統領が誕生し、1986年に独立した、国家としては歴史の浅い国です。

さて、そんなミクロネシアに、明日16日(日)から、22日(金)まで、江南市の中学生・先生が研修に出かけます。

実は、私も、今から8年前に訪問しています。その模様が、前任校である布袋中学校のHPにシリーズとして、掲載しているので、よければ、ご覧下さい。約30の記事を、シリーズとして掲載しているので、研修や国の様子がよく分かりますよ!

(※以下をクリック)
ミクロネシア連邦(日本外務省)
ミクロネシア連邦(Wikipedia)
布袋中学校HP(2008 ミクロネシア海外研修レポート)

「ちょっとひといき」の答え

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昨日の「校長室から」の記事で紹介した「なぞなぞ」の答えを掲載します。

答えを見ると「なるほど〜」ですね。
皆さんは、何問正解できたかな。

私は4問でした(汗・笑)。

ここに紹介した他にも、「なぞなぞ」の問題があります。
他の問題を見てみたい人は、ぜひ、職員室前廊下に掲示してある「育て!こどもたち」を見に来てくださいね!
こたえは、ここをクリックしてね

2015.8.14 ちょっとひといき

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学校に毎週届いている、産経広告社発行の「育て!子どもたち」。職員室前の廊下に並べられている写真広報誌と言えば、分かるかな。
様々な興味深い写真が掲載されているので、毎号、じっくり見てしまいます。

夏休みに入ってからの届いたものの一枚に「頭の体操」として、「なぞなぞ」が掲載されていました。大人になると、柔軟な発想が難しくなり、なかなか答えが見つかりません(汗)。答えを知れば「あ〜、なるほど〜」となるのですがね。

今日は、その一部を掲載します。古北っ子のみなさん、いくつ解けるのかな?

■1 乗っても歩かないといけない馬って、どんな馬?
■2 アメリカの橋って何色?
■3 かけたり、ひいたりしても全く数が変わらないものは?
■4 お日さまと、お月さまがいっしょに出るとどうなる?
■5 1日には2回あるのに、1年には1回しかないという、不思議なものがあるという。それはいったい?
■6 おじいちゃんとする球技は何?
■7 ある県に住んでいる人は、ハンガーを決して使わないという。その県とは?
■8 八百屋さんがトラックにピーマン、トマト、ナス、きゅうりを積んで高速道路を走行しています。急カーブであるものが落ちました。さて、それは何?
■9 透明人間は、履歴書の職業欄にいつも何と書くでしょう?
■10 晴れの日、雨の日、曇りの日、バッターの打率が一番低くなるのはどの天気の日?

答えは、明日のホームページで。お楽しみに〜!

2015.8.13 一球へのこだわり

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中京大中京高校が、昨日の全国高校野球選手権大会の2回戦対鹿児島実業戦に勝ちました。
試合を見ていると、「初球打ち」が目立つように思いました。きちんとしたデータはないので、なんとも言えませんが、8月5・6日付中日新聞の県内版に掲載されていた「8度目の制覇へ 甲子園に挑む中京大中京(上・下)」の記事が印象に残っていたからかもしれません。

記事には、高橋源一郎監督が、2009年にコーチとして臨んだ夏の甲子園の決勝で経験したときの言葉が紹介されていました。
2009年の夏の甲子園の決勝戦と言えば、甲子園球史に残る試合です。

堂林投手(現・広島カープ)擁する中京大中京は、決勝戦の新潟代表の日本文理高校に10×4でリードをして9回を迎えました。後攻の中京大中京は、先攻の日本文理の攻撃をツーアウトランナーなしとし、続く打者が3塁ファールフライを放った瞬間、多くの人が試合終了を予想しました。しかし、惜しくも落球すると、そこから7人連続出塁を許し、なおもランナーは1・3塁のピンチとなります。続く打者の痛烈な当たりは、3塁へのライナーとなり試合終了。終わってみれば、10×9での勝利でした。
まさに「野球はツーアウト」の言葉通りであり、一球の怖さを感じた試合でした。

そのときの高橋監督(当時コーチ)言葉が「たとえ一球でも何が起こるか分からない。それが高校野球であり、甲子園。勢いに流されないために必要なのが、一球一球への集中力だ」というもの。選手は、以来、一球一球に心を込めることを誓い、打席では第1ストライクを逃さず振り抜くようになったとのこと。愛知大会の決勝戦でも放たれたホームランは第1ストライクであり「集中すれば球はよく見え、結果がついてくる」と伊藤捕手は言っています。

そのこともあって、「初球打ち」が多いように感じたのです。
駆け引きの多いプロ野球と異なり、「好球必打」でテンポ良く進むのが高校野球であり、そこに面白さがあるようにも思います。これからも、そんな中京大中京の試合運びが見られるでしょう。

なお、記事には印象的なことが書かれていたので、以下に引用し、紹介します。

一球にこだわる姿勢は、生活態度にも表れている。部員たちは登校すると、目に入ったごみは何でも拾う。校外でもあいさつなどに気は抜かない。「誰でもしなければならないマナーを守っているだけ。当たり前のことです」。口をそろえるが、「日本一の野球部員らしい行動こそが、結果を生む」と信じているからこそ、普段の生活の一瞬一瞬にも気を配る。

中京大中京の3回戦は、韋駄天オコエ選手を擁する関東第一高校。そんな「一球へのこだわり」ができる中京大中京がどんな試合をするのか、今から楽しみです。

(※写真は、中日新聞HPから引用しました)
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